高専の教育課程をアジアに輸出

 日本の高等専門学校の教育課程を2015年から韓国、中国や東南アジアの12カ国の大学に輸出する。アジアではものづくりを中心に日本の教育システムのニーズが高い。高専は機械工学やプログラミングなど技術者を育てる専門学校で、教育課程は5年間。工場設備の操作方法を学ぶなど、実習を通じて技能を身につけられる。日本には国公私立合わせて57校あり、在籍生徒数は約5万8700人(12年度)。就職率は100%近く、戦後の高度経済成長を支えた製造業に必要な人材を多く輩出したとして、産業界からの信頼も厚い。

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