仙台に発達障害の子どものための学習教室が開校

学習能力開発財団(畠山明理事長)は8月、宮城県仙台市に発達障害や不登校の子どもたちに個別指導をする「学習教室」が開校した。読み書きや計算などのほか、進路相談にも応じる。同財団が設立された契機となったのは、個別指導塾と家庭教師派遣事業を運営する株式会社アップルの家庭教師が、5年ほど前から障害のある子にも教えるようになり、専門的な知識やケアの必要性を痛感したことから、財団を設立しスタッフたちが情報を集め方法を学んだ。

発達障害の子どもには、授業中をじっと座って聞くことが苦手だったり、読み書きや計算など特定の学習が極端に苦手なことが多いため、一人ひとりの特徴に合わせて細かく学習プログラムを組んでいく。文字を書くのが苦手な子どものためにiPadを使って視覚的に学んでもらったり、多動の傾向があれば1回の授業時間を短くする。現在は放課後に約20名の生徒が通い、特別支援教育士の資格を持つ講師が1対1でサポートしている。

文部科学省の昨年の調査によると、公立小中学校の通常学級のなかで約6・5%の子どもがに発達障害の可能性があるという。保護者は進路選びに悩むことが多い。仙台市の教育委員会は毎年、小学校入学前の保護者を対象に相談会を開いているが、この学習教室でも、学習塾のノウハウを生かして進路相談に応じるという。

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