学研HD、ベトナムの公立小学校に科学実験教室の講座を展開

学研ホールディングス(HD)は実験を通して科学を学ぶ子ども向けの「科学実験教室」を、2014年にもベトナムで始めるという。ベトナム政府系団体の科学学習プログラムとして、公立小学校向けに講座を開く。学研HDは、これまでインドとタイの私立学校を中心に同様の教室を展開していたが、人口増が続く東南アジアでの教育事業をさらに推し進める。

同グループの学研エデュケーショナル(東京都品川区、福住一彦社長)は、8月末にハノイの公立小学校でデモ授業を実施し、100人を超える小学生が参加した。日本の文部科学省に当たる政府系団体に授業内容を報告し、同教室の特徴をアピールした。

2013年中にさらに10校で日本人講師によるデモ授業を実施しながら、ベトナム政府に事業許可を申請するといい。順調にいけば来年にもベトナム人講師の運営による授業を開始する。ベトナムに約1万5000ある公立小学校のうち、数年で100校以上の教室運営を目指す。

政府への働きかけとともに現地企業との提携も進めている。科学実験教室の運営ノウハウを提携先企業に提供し、ロイヤリティーと教材販売を行いビジネスモデルを構築していく。科学実験教室で使用する教材は独自に開発し、参加型で子どもを飽きさせない授業を行う。

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