小3から英語授業 文科省検討 2020年度までの実施を目指す

文部科学省は10月23日、正式な教科ではない「外国語活動」として実施している小学校英語の開始時期を現在の5年生から3年生に前倒し、5年生からは教科に格上げする検討を始めた。来年度以降、中央教育審議会で協議したうえで、学習指導要領の改訂作業に着手。2020年度までの実施を目指す。文科省によると、3、4年生で週1~2回、5、6年生で週3回の実施を想定。5年生からは検定教科書を使用し、成績評価も導入する。基本的な読み書きなど中学校の学習内容を一部取り入れる。全ての教員が英語の指導力を備えられるよう、教員養成のカリキュラムも見直す。

小学校での英語教育を巡っては11年度から5、6年で週1回の外国語活動として必修化されたが、歌やゲームなどを通じて英語に親しむ内容で、読み書きはほとんど指導していない。

ただ、教科化の実現には授業時間の確保や指導体制の整備などの課題もあり、教育関係者には「日本語教育を優先すべきだ」との意見もある。制度設計には曲折もありそうだ。

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