皆さまとともに、おかげさまで400号

1978年に前身となる『塾たいむ』が創刊され、その後、父・山田雄司が一念発起して1981年5月に産声を上げた『私塾界』。毎月1号ずつ、33年4ヶ月にわたって、1号も欠かすことなく発行を続け、おかげさまで400号を迎えることができました。これもひとえに、この業界を創り、それぞれの企業の成長とともに塾業界の発展を支えてこられた先生方のご尽力があってこそと確信しております。先生方が培われてきた叡智を、私どもに情報としてお寄せくださり、本誌を通して全国の塾を経営されている先生方に発信させていただくとともに、時に遠隔地の先生同士をお引き合わせすることで、それぞれの企業が持つ文化や理念を共有なさる機会を橋渡しさせていただくお役目を頂戴できたのだと実感しております。

また、これまで本誌の製作にあたって多くの皆さまの力をお借りすることができたからこそ、これまで1号も途切れることなく月刊誌を発行して来ることができました。今回は一つの節目を迎える号でもありますので、本誌に携わって下さったお一人お一人に改めて「ありがとうございます」と感謝の気持ちをお伝えしたいと存じます。

そして、今号には皆さまから本当にありがたいメッセージを沢山頂戴いたしました。また、文章だけではなく取材先やお電話でも多くのお祝いの言葉もかけていただきました。本当に感謝の気持ちでいっぱいです。この思いを先に繋ぎ、500号、1000号に至るまで、皆さまからの声に真摯に耳を傾け、民間教育にとって良質な情報を、より早く正確に、逐一お届けしてまいります。

そのために私たちは常に中立な立場で、それぞれ異なる意見をお持ちでも、互いが足を引っ張ったり、相手を卑下するのではなく、協力できることは力を合わせ、切磋琢磨しながら高め合いながら、さらなる成長と発展を遂げられる業界を築いていきたいと願っています。

それこそが、教育という仕事に携わっていらっしゃる皆さまが、これからの日本を担う子どもたちにより良い教育を提供され、20年後、30年後に、大人になる多くの日本人が世界の第一線で活躍する人財に育つことと信じています。

だから私たちは、これからも誇りを持ってこの『月刊私塾界』を発行し続け、これまでお世話になってきた皆さまからの御恩に感謝しながら、日本の民間教育のさらなる発展と成長に、微力ながら寄与してまいる所存です。

しかしながら、私自身まだまだ若輩者でございます。本誌ともどもこれからもご指導の程よろしくお願い申し上げます。

『月刊私塾界』9月号

みんなが私塾界!