ベネッセ、上場後初の純損益赤字

ベネッセホールディングス(HD)が10月31日発表した今年9月中間決算は、個人情報流出問題への対策費がかさみ、純損益が20億円の赤字(前年同期は125億円の黒字)、1995年の上場以来初めて中間期で赤字となった。2015年3月期も10億~90億円の純損失になる見通しだ。9月中間期の売上高は前年同期比1.3%増の2331億円。「進研ゼミ」「こどもちゃれんじ」などの通信講座の10月時点の国内の会員数は1年前より7.1%少ない325万人まで減少し、情報流出が発覚した7月から9月までの新規会員は前年同期に比べて6割減った。

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