乾電池電車、22キロ パナソニックがギネス記録 秋田由利高原鉄道で

パナソニック(本社・大阪府)は11月3日、秋田県由利本荘市の由利高原鉄道で、乾電池を動力に車両を20キロ鉄道走行させるギネス世界記録に挑戦した。単1電池600本を使用。車両は、埼玉県立川越工業高校電気科「電車班」の3年生13人が設計、製作した。乾電池車両の線路走行の世界記録はなく、ギネスはこの日、20キロ以上走らせれば認定するという条件をつけていた。電車に同乗したギネス認定員のグリナズ・ウカソヴァさんが前郷駅で、走行距離の結果を22・615キロと告げると、大きな歓声が湧き起こった。

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