理研、AI研究に新拠点

政府が国家戦略の一環で6月にも理化学研究所に新設する人工知能(AI)研究センターの全容が4月9日、明らかになった。東京駅周辺のビルに拠点を設け、センター長には東京大学の杉山将教授(41)を充てる。新センターは約100人で研究を始める。他の大学や研究機関に在籍したまま雇用契約を結ぶ制度などを使い、若手研究者が多く参加できるようにする。研究の指導役にはロボット技術で著名な米カーネギーメロン大学の金出武雄教授を招く。人工知能は自動運転やロボットなどへの応用が期待される。

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