法科大学院の募集停止 北海学園大、平成30年度から

北海学園大(札幌市)が平成30年度から法科大学院の入学生募集を停止することが5月26日、分かった。学生数が減り、定員割れが続いていることが理由。現在の在籍生10人と、29年度の入学生が修了した時点で廃止する。文部科学省によると、廃止を含む法科大学院の募集停止は全国35例目。北海学園大は17年4月に法科大学院を設置した。社会人向けに夜間講義を設けて特色を打ち出し、これまで32人が司法試験に合格したが、21年ごろから入学者が減少。28年度の入学者は定員18人に対して1人だった。

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