木造3階建て校舎増やそう 文科省

文部科学省が、木造3階建て校舎の整備を自治体に奨励している。建築基準法の改正により、一定の耐火基準を満たせば建築が認められるようになった。きちんと維持管理すれば築80年超でも利用可能といい、地域のシンボルとして注目を集めることも期待される。木造校舎には適度な保温性と吸湿性があり、教室内の温度・湿度を快適に保てる。子どもが転んだ際に衝撃を和らげる効果もある。文科省は「地元産の木材を使うことで故郷の自然を理解し環境を守る大事さを学べる。地域経済の活性化にもつながる」という。

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