待機児童 都内2年ぶり増

東京都が7月19日発表した4月1日時点の都内の待機児童数は前年比8%増の8466人と2年ぶりに増加に転じた。定員を1万4192人分増やしたが、保育ニーズがそれを上回っている。湾岸部など住宅開発の活発な地域で待機児童の増加が目立つほか、府中や調布など多摩地区でも高止まりしており、待機児童問題は都内全域で深刻化している。4月1日時点の待機児童が最も増えたのは中央区で、144人増の263人だった。タワーマンションへの転入が多い勝どきや晴海などの臨海部を中心に、待機児童数が膨らんだ。

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