高額薬の薬価特例下げ、患者数は変化少なく  売上高は激減

診療データ解析のメディカル・データ・ビジョン(MDV)は8月31日、厚生労働省が4月に導入した薬価を特例的に引き下げる制度に基づき、薬価を引き下げられた4薬剤についての処方実態を発表した。16年4月に抗血小板剤「プラビックス」を処方した患者数は前月比4%減にとどまった一方で、売上高は3割以上減った。抗血小板剤「プラビックス」については、患者数が3%、売上高が22%それぞれ減った。高額薬の取り扱いを巡る厳しい調整は今後も続きそうだ。

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