千葉大生が幼稚園で約50名の園児を対象に環境教室を開催

千葉大学環境ISO学生委員会が2月22日に同大教育学部附属幼稚園で環境教育プログラムを実施した。
千葉大学は環境マネジメントシステムの国際規格ISO14001を取得しており、教育学部附属小中学校・幼稚園における環境教育プログラムの実施を毎年行うことを目標のひとつに掲げている。附属幼稚園における環境教育プログラムの実施は「クリーンデー」と名付け、毎年、「環境ISO学生委員会」に所属する大学生が行っている。

2018年2月22日(木)に、環境ISO学生委員会の学生9名が附属幼稚園を訪問し、約50名の園児たちに「環境のために自分ができることを知ってもらうこと」を目的に、ごみの分別やリサイクルなど園児に身近なテーマの環境紙芝居とクイズ大会、牛乳パックを使った工作を行った。
園児たちは、まず、環境紙芝居で牛乳パックとペットボトルがリサイクルされると何に変わるかを学び、その内容に関するクイズを解いて知識の定着をはかった。
その後、身近に再利用して遊べるものとして牛乳パックを利用したバッジづくりを体験した。
今年度の「クリーンデー」のリーダーを担当した石川彩乃さん(教育学部1年生)は、「とても元気な園児との活動は楽しかったです。この活動を通じて園児たちがごみの分別やリサイクルにより関心を持ってもらえればいいなと思います」と話す。

千葉大学環境ISO学生委員会について
千葉大学において学生主体で環境活動を行っている学生団体。千葉大学がISO14001の取得に動き出した2003年に発足し、それ以後、大学の環境マネジメントの運営組織の一部としてEMSの運営を担ってきた。現在は1~3年生まで約180名が所属。エネルギー班、紙班、ごみ班、堆肥化班、学内緑化班、構内美化班、学外教育班、環境報告書班など、活動の内容に応じて20ほどの班や担当があり、環境負荷削減の意識啓発活動や、小中学校幼稚園への環境教育活動、緑化や堆肥化といった活動、エコグッズの作成など、幅広い活動を行っている。

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