Category: 月刊私塾界最新号

月刊私塾界2014年8月号(通巻400号)

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巻頭言

「俺のイタリアン」や「俺のフレンチ」が話題になって久しい。現在も店舗網を拡大し、新たな業態を開発し続ける。毎日店舗前は行列ができ、行き交う人々が好奇の眼差しを投げる。
これら業態は、レストラン業界での標準化と独自性のトレード・オフである。これまであったものを否定し、食べる側、使う側である消費者目線からの、あるべき機能や品質における新たな創造である。価格、料理、店舗の立地、内装などの競争要素に関し、考え抜き、革新し続ける。高級食材を安価に提供するという、相反することを追求する。食材の原価率は非常に高いが、立食にし、客の回転率を上げる。低価格でも売り上げを伸ばし、利益が出るよう緻密に計算し尽くす。コスト対高級化、コスト対差別化のトレード・オフである。低価格と高級化を同時に追求している。相矛盾することを同時に追求する場合、往々にして中途半端な業態となってしまう。しかし、競争要素の適切な組み合わせにより、それを回避する。だから全くの空白地帯に参入し、成功を収めているのである。
学習塾業界でこれを実施しようとするとどうなるのであろうか。勿論組み合わせる競争要素は、異なるだろう。何をどのようにトレード・オフするか。ICTを取り入れることも、一案かも知れない。導入できる技術や企業のケイパビリティが、トレード・オフの方法に変化をもたらすことは、どの業界でも同じだ。
挑戦者は出て来ないものであろうか。

(如己 一)

目次

<<特集>>
    • 『月刊私塾界』通巻400号記念寄稿メッセージ
    • これまでの道 これからの希望
<<TOP LEADER COMPANY>>

日能研関東グループ 小嶋 隆 社長

<<緊急提言>>

永瀬 昭幸 氏
株式会社ナガセ 代表取締役社長
『人口2億人社会の実現へ』
夢と希望に満ちた、
活気あふれる日本へ。

<<新しい塾のカタチ>>

松田 悠介 氏 Teach For Japan 代表理事

<<連載>>
    • 22 キーパーソンに聞く 日本の教育の鍵 特別対談

松井 彰彦氏・東京大学大学院 経済学研究科教授
×中室 牧子氏・慶應義塾大学 総合政策学部准教授
公平性を保つところが「公」の強みであり限界でもある
「私」が関わることで公の弱点を補強できる

    • 28 NEWS ARCHIVES
    • 64 HOT TOPICS 第41回・青木経営フォーラムIN 富山 開催
      業界屈指のパイオニア 片山浄見氏の成功哲学に学べ!
    • 74 学習塾の空間づくり 32 かいせい こどもスクール(大阪府高石市)
    • 80 挑む私学 星野学園中学校

118年の歴史を誇る星野学園は「国際人教育」「習熟度別学習指導」「情操教育」が柱に

    • 86 挑む私学【特別対談】 駒込学園中学校・高等学校

河合 孝允 校長×青木 淳 多摩美術大学准教授
先生と生徒が対等に話せる環境が成長のための大きな糧となる

  • 92 近況を聞く 株式会社Believe(AJ安藤塾)安藤 大作 代表取締役社長
  • 96 疾風の如く 61 KJゼミナール(兵庫県) 塾長 金城 貴保さん
  • 134 【誌上セミナー】私塾界リーダーズフォーラム 東京大会
  • 140 【誌上セミナー】私塾界リーダーズフォーラム 大阪大会
      好評連載
  • 27 目次・巻頭言
  • 48 千里の道も一歩から ~編集長備忘録~
  • 84 学習塾フランチャイズ研究所 56
  • 91 日本教育ペンクラブ・リレー寄稿 247
  • 94 教育サービス業界 企業研究 22 どりむ社
  • 98 challenge~進化形jukuのカタチ23 はやぶさ進学教室
  • 100 新米塾長のための部下とサシで行きたいごはん屋さん 13
  • 102 芸術見聞録 13
  • 104 会社を建て直すためのリーダー養成塾(最終回)
  • 106 新米塾長のための 学習塾経営基礎講座 14
  • 108 中学生からの子育てスクランブル 29
  • 110 井上郁夫の因数分解 5
  • 112 林明夫の「21世紀の地球社会」 108
  • 114 高嶋哲夫の「塾への応援歌」 147
  • 116 未之知也(いまだこれ知らざるなり)16
  • 119 論点20148 知ってますか?通級指導
  • 122 編集後記
  • 124 Book Review
  • 128 塾長のためのガジェット講座

 

月刊私塾界2014年4月号(通巻396号)

巻頭言

2014_04_hyoshiインドと中国が新たな人材供給源になるという。両国の人口の多さが一因だが、更に重要な要因がある。「インドと中国の学生がなにを学んでいるかという点だ。欧米の学生が学ぶジャンルが人文系の学問や芸術なども含めてきわめて多岐にわたるのに対し、(中略)中国やインドの学生は理工系の学問を勉強するケースが非常に多い。2008年、インドと中国はそれぞれ、エンジニアリングとコンピュータ科学の分野で大学院修了レベルの学生をアメリカの二倍生み出した。同じ年、アメリカでエンジニアリング分野の修士号を取得した学生の40%、博士号を取得した学生の60%が外国人で、そのほとんどがインド人と中国人だった。」(リンダ・グラットン著「ワーク・シフト」)
韓国でIT関連産業が発展したのは、大学等で理系分野を学ぶ学生に対し、懲役義務を大幅に緩和したためだと云われている。
国家の方針として、何等かのインセンティヴを設けている。
我が国はどうだろうか。先ごろ文部科学省が大学設置認可後の「設置計画履行状況調査」を実施し、惨状を報告した。曰く、半数の大学で教員数が設置基準に満たない、英語の授業でbe動詞の基本的英文法を教えていた等々。 彼我の差があまりにも大きい。
お上に任せておいて良いのだろうか。個々の学習塾が、または業界全体として、大きな志を抱き、未来の絵を描き、それを担う人材を輩出することに努めなければならないのではないか。幕末の「時」のように。

(如己 一)

目次

<<特集>>
    • 今こそ集団授業
    • 2014年度 首都圏中学入試を分析する
    • 下村博文 文科大臣緊急インタビュー

教育改革の推進状況と、これからの展望について

  • 株式公開企業塾 2014年度 第3四半期決算を読む
<<TOP LEADER>>

株式会社成学社 開成教育グループ 代表 太田 明弘 氏

<<シリーズ・著名人に聞く>>

思想家、神戸女学院大学 名誉教授 代表取締役 内田 樹 氏

<<石田 淳のケイゾクはチカラなり>>

ゲスト 小針 一浩 氏 株式会社スターブランド 取締役

<<連載>>
  • NEWS ARCHIVES
  • 学習塾の空間づくり  個別指導学院ヒーローズ府中校(東京都府中市)
  • 疾風の如く〜個別専門学習塾Wi☆Go個別(岐阜県)塾長 高橋 実太郎さん
  • 新米塾長のための部下とサシで行きたいごはん屋さん
  • 会社を建て直すためのリーダー養成塾
  • 挑む私学 大阪偕星学園高等学校
  • 新米塾長のための 学習塾経営基礎講座
  • 論点2014 複雑化する承認欲求
  • 千里の道も一歩から ~編集長備忘録~
  • 日本教育ペンクラブ・リレー寄稿
  • challenge~進化形jukuのカタチ〜市川塾
  • 芸術見聞録
  • 中学生からの子育てスクランブル
  • 井上郁夫の教室指南
  • 林明夫の「21世紀の地球社会」
  • 高嶋哲夫の「塾への応援歌」
  • 未之知也(いまだこれ知らざるなり)
  • 編集後記
  • Book Review
  • 塾長のためのガジェット講座

月刊私塾界2014年3月号(通巻395号)

巻頭言03_001_hyoushi

昨年、ヒッグス粒子の発見がノーベル物理学賞を受賞した。これにより素粒子の基本理論である「標準模型」が完成する。

ところが、それでも宇宙の構成物質の4.9%が解明されたに過ぎない。残りは未解明である。内訳は、ダークマター(暗黒物質)26.8%、暗黒エネルギー68.3%。このダークマターを発見するために、各国が競っている。

日本でも、岐阜県神岡町にある鉱山跡地地下1千メートルに、検出装置を造り、発見への挑戦が始まっている。「XMASS実験」だ。村山斉東大カブリ数物連携宇宙研究機構長は、2020年までにダークマターの正体が解明でき、最初の発見者になる可能性があると語る。世界の最先端を行く。

地方教育行政の最終的な権限を、教育委員会から首長に代えようとしている。昨年12月、中教審が答申を出した。文科省は今通常国会に改正案を提出する方針だ。

教育委員会制度の三原則(政治的中立性、継続性・安定性、民意反映)が精緻に論議されぬまま、政治的妥協案として出された結論である。首長の権限が大きくなることにより、政治的中立性や継続性が保てないことは、公立高校入試制度の変遷をみれば、わかる。首長が直接指示できる事項をある程度制限したことで、政治決着させた。何と情緒的なことだ。

翻ってヒッグス粒子の発見は、1秒に10億回発生する陽子の衝突データを、何年にも渡り集積、解析した実験結果である。それでも精度は、99.98%。この相違に呆れる。

(如己 一)

目次

<<特集>>
  • 塾の地域貢献
<<TOP LEADER>>

中萬学院グループ 代表取締役社長 中萬 隆信氏

<<シリーズ・著名人に聞く>>

株式会社ユーグレナ 代表取締役 出雲 充 氏

<<石田 淳のケイゾクはチカラなり>>

ゲスト 前田 出氏 株式会社未来デザイン研究所

<<連載>>
  • NEWS ARCHIVES
  • 学習塾の空間づくり  (27) 勉強カフェ(東京都渋谷区)
  • 疾風の如く56〜さくら個別指導学院(愛知県)塾長 國立 拓治さん
  • ステキ★塾女発見!  塾女4人、Around30の本音!
  • 新米塾長のための部下とサシで行きたいごはん屋さん
  • 会社を建て直すためのリーダー養成塾
  • 京都市立 堀川高等学校 学校改革の軌跡
  • 新米塾長のための 学習塾経営基礎講座
  • ホントにあった 個人塾経営再建物語
  • 論点2014 求められる「21世紀型能力」
  • 千里の道も一歩から ~編集長備忘録~
  • 日本教育ペンクラブ・リレー寄稿
  • challenge~進化形jukuのカタチ〜個別指導 宮野塾
  • 芸術見聞録
  • 中学生からの子育てスクランブル
  • 学習塾フランチャイズ研究所
  • 井上郁夫の教室指南
  • さなる@will顧問・清水洋明の今からはじめる大学受験指導(終)
  • 林明夫の「21世紀の地球社会」
  • 高嶋哲夫の「塾への応援歌」
  • 未之知也(いまだこれ知らざるなり)
  • 編集後記
  • Book Review
  • 塾長のためのガジェット講座

月刊私塾界2014年1月号(通巻393号)

巻頭言

hyoushi新しい年が明けました。

昨年は、1月に「教育再生実行会議」が設置され様々な提言がなされた。それら提言を受けて、「中央教育審議会」や「道徳教育の充実に関する懇談会」等で討議され、「第2期教育振興基本計画」として答申があったり、道徳教育に関する提言が纏められた。第7期中教審委員が新たに任命され、教育委員会制度の見直しについて文部科学大臣から諮問があった。今年も政治を注視していきたい。

具体的な改革が、様々な新たな動きが、いよいよ始まりそうだ。公務員試験でのTOEFL導入、大学入試センター試験を廃止し、高校在学中に複数回受けられる「到達度テスト」の導入、中学校における英語での4技能評価テスト、小学校3年生から英語授業の開始と成績評価の導入。ICT関連では、佐賀県武雄市が小中児童生徒全員にタブレット型端末を配布すると発表した。公教育でも反転事業が始まった。また、日本オープンオンライン教育推進協議会が設立された。

大きな変化―改革―が始まろうとしている。

全国の学習塾は、変化はチャンスと捉え、新たな取り組みにチャレンジして欲しい。変化を恐れる必要はない。正確に情報を収集し、緻密な分析を実施する。更に、周到な対策を立て、適切な商品を開発すれば、大きなチャンスを物にできる。個々の改革を見ると、どれも学習塾経営にプラスになるように見える。

是非、果敢に挑戦して欲しい。

(如己 一)

目次

<<特集>>
  • 編集部が選んだ10大ニュース2013
  • 注目のキーワード2014
<<TOP LEADER>>

練成会グループ 奥山 英明 氏

<<シリーズ・著名人に聞く>>

能楽師 安田 登 氏

<<石田 淳のケイゾクはチカラなり>>

ゲスト本間 正人 氏 京都造形芸術大学 教授

<<連載>>
  • NEWS ARCHIVES
  • HOT TOPICS
  • 近況を聞く 株式会社NSGアカデミー 山根 憲介代表
  • 学習塾の空間づくり  (25) 札幌練成会(北海道札幌市)
  • 挑む私学 近畿大学附属高等学校
  • 疾風の如く
  • ステキ★塾女発見!  友人の遺志を継いで
  • 新米塾長のための部下とサシで行きたいごはん屋さん
  • 会社を建て直すためのリーダー養成塾
  • 【図解!】事業承継対策
  • 京都市立 堀川高等学校 学校改革の軌跡
  • 新米塾長のための 学習塾経営基礎講座
  • さなる@will顧問・清水洋明の今からはじめる大学受験指導
  • ホントにあった 個人塾経営再建物語
  • 論点2014 どこへ行く? 道徳の教科化
  • 千里の道も一歩から ~編集長備忘録~
  • 【第3回 全国模擬授業大会 in 名古屋】
  • 日本教育ペンクラブ・リレー寄稿
  • challenge~進化形jukuのカタチ
  • 芸術見聞録
  • 中学生からの子育てスクランブル
  • 新・授業改革を目指して
  • 学習塾フランチャイズ研究所
  • 井上郁夫の教室指南
  • 林明夫の「21世紀の地球社会」
  • 高嶋哲夫の「塾への応援歌」
  • 未之知也(いまだこれ知らざるなり)
  • 編集後記
  • Book Review
  • 塾長のためのガジェット講座