Category: Feature

月刊私塾界2021年6月号(通巻482号)

巻頭言

 新型コロナウイルス禍により多くの業界で需要が蒸発した。宿泊業界では緊急事態宣言下、売上が対前年度比9割も減少した。そして、宣言解除後も元には戻らない。

 そこで売上を立てるため新たな商品開発に取り組んだ。結婚式や宴会をリモートで行うなどしている。客は自宅に届いた料理を食べながら、リモートで会話を楽しむ。

 これ以外にも様々な業種で新たな商品やサービスを開発し、提供方法にも工夫を加えたりした。そうしてウィズ・コロナ、アフター・コロナに対応しようとしている。

 翻って学習塾業界はどうか。結論から言うと、需要の蒸発はなかった。確かに、学校が長期休業した期間、1カ月、2カ月間休講し、授業料を返金したところはある。しかし、多くの学習塾では急遽ICT対応し、生徒たちの学習機会を確保した。

 学校で対面授業が再開すると、学習塾も元の状態に戻った。リモートの受講も可能としたが、殆どの生徒、保護者は対面での授業を選択した。

 生徒募集時期の3月、4月は募集がままならず、生徒数は前年度割れを起こしたが、それも徐々に解消に向かった。早いところは夏期講習には前年実績を回復した。

 これは大変恵まれた結果だが、残念なことに危機感が小さかったため、新たな商品開発には繋がらなかった。これが後々影響しないかを危惧する。

 コロナ禍により、意識も生活様式も変わった。ウォンツは満たしているが、果たしてニーズに応えているだろか。

(如己 一)

目次

  • 6 CatchUp1 株式会社やる気スイッチグループ+ReBBON株式会社  練り上げたシステムでフランチャイジーを成功に導く
  • 8 CatchUp2 個個塾 オンライン英会話「OLECO」で楽しさと成果の両立を
  • 10 CatchUp3 株式会社アップ 科学教室のパイオニアが目指す新たなフェーズ
  • 16 挑む私学 清風中学校・高等学校  世界を視野に国語力を磨く
  • 19 目次・巻頭言
  • 20 NEWS ARCHIVES
  • 46 千里の道も一歩から ~編集長備忘録~
  • 47 【特集①】 塾長の決断
  • 60 【特集②】 株式公開企業塾2021年 2・3月期決算を読む
  • 68 HOT TOPICS① 私塾ネットが「第18回全国塾長・職員研修大会」開催 作家 高嶋哲夫氏が記念講演
  • 70 HOT TOPICS② 小中高の英語力育成への関わり方とは NEAが会員塾関係者向けに英語学習会を開催
  • 72 HOT TOPICS③ ウイングネットがオンライン学習会を開催 変化が激しい高校入試、大学入試を紐解く
  • 76 TOP LEADER Interview 河合塾グループ 理事長 河合 英樹 氏 教育は楽しく夢のある仕事。 本来の楽しさを感じながら働ける教育グループに。
  • 86 Special Report 私塾界リーダーズフォーラムONLINE 2021S/S
  • 104 教育サービス業界 企業研究(103) 株式会社ゴンドラ
  • 107 日本教育ペンクラブ・リレー寄稿(328)
  • 108 疾風の如く(143) 塾ReQ(大阪府) 塾長 原田 亮 さん
  • 110 For Whom the 塾 Tolls(新連載)
  • 112 新米塾長のための「学習塾経営基礎講座」(97)
  • 114 白書界隈徘徊話(75) 西村克之
  • 116 自ら動き出すチームにする方法(81) 中谷彰宏
  • 118 塾の家計簿(49)
  • 120 新米塾長のための「部下とサシで行きたいごはん屋さん」(95)
  • 121 芸術見聞録(95)
  • 122 わが子、就学中(3)
  • 123 塾長の机
  • 124 為田裕行の「教育ICT行」(75)
  • 125 10¹⁵ PETA(3)
  • 126 1981(27)
  • 127 Opinion from School(24)
  • 128 林明夫の「歩きながら考える」(190)
  • 130 塾ソムリエの講師研修指南 西村則康(名門指導会代表 塾ソムリエ)(37)
  • 132 私塾界インサイト(39)
  • 136 未之知也(96)
  • 138 咲かせよ桜(76) 小林哲夫
  • 142 論点2021(6) GIGAスクール構想の行方
  • 146 編集後記
  • 148 Book Review
  • 150 塾長のためのガジェット講座

月刊私塾界2021年5月号(通巻481号)

巻頭言

「残余のリスク」という概念をご存知だろうか。一定の被害想定に基づいて様々な安全措置や防護措置を講じても、完全にはなくすことができないリスクを指す。例えば、東日本大震災における東京電力福島第一原子力発電所(イチエフ)過酷事故だ。想定された震度を上回る地震が起き、想定されていない被害が発生するリスクなどである。

原子力のリスクをゼロにすることはできない。イチエフ事故は、想定外の事故という残余リスクを許容することの危険性を示した。万一事故が起きたときの損害は、事前に計算できないほどの規模になる危険がある。

 新型コロナウイルス感染症に対しては細心の注意を払っていることと思う。しかし、現在、新型コロナウイルスの変異株の感染が広がっている。4月6日時点の変異株の年代別の感染者は、40代がもっとも高く15%。10歳未満は10%。従来株では10歳未満は3%と低い(朝日新聞デジタル4月7日版参照)。年少者の割合が増加している。この割合の増加は学習塾にとり厳しい数値だ。おそらく本号が届く頃、大阪や東京では殆どが変異株に置き換わっているであろう。そして、緊急事態宣言が再発令されているかも知れない。

 ウイルス対策が自己都合になってはいないだろうか。建物の構造上、換気扇の設置が難しい。費用の兼ね合いで、空気清浄機の台数が不十分だ。そもそも生徒の密を完全には防げない、などなど。

 更に、残余のリスクが存在する。

(如己 一)

目次

  • 6 CatchUp1 成基学園 TAMランド 成基コミュニティグループの0歳から5歳まで 一貫して預かるTAMランドが栗東駅前に開園 同グループが手がける保育園は3年で6園に
  • 8 CatchUp2 セイコーエプソン株式会社 遠隔印刷・解答スキャンでオンライン指導を手厚く
  • 10 CatchUp3 AIC国際学院広島 初等部
  • 16 挑む私学 西武学園文理小学校 国際社会をリードする人材を育むために
  • 19 目次・巻頭言
  • 20 NEWS ARCHIVES
  • 46 千里の道も一歩から ~編集長備忘録~
  • 47 【特集】 教育ICT考2021 S/S
  • 76 TOP LEADER Interview SAPIX YOZEMI GROUP 共同代表 髙宮 敏郎 氏 教育を変えるには、 カルチャーを変えることから。
  • 88 教育サービス業界 企業研究(102) 株式会社河合塾One
  • 91 日本教育ペンクラブ・リレー寄稿(327)
  • 92 疾風の如く(142) 建文塾(京都府) 塾長 関 国暘 さん
  • 94 好機到来(73) テラコヤイッキュー(千葉県船橋市) 代表 渡邉 靖子 さん
  • 96 新米塾長のための「学習塾経営基礎講座」(96)
  • 98 白書界隈徘徊話(74) 西村克之
  • 100 自ら動き出すチームにする方法(80) 中谷彰宏
  • 102 塾の家計簿(48)
  • 104 新米塾長のための「部下とサシで行きたいごはん屋さん」(94)
  • 105 芸術見聞録(94)
  • 106 わが子、就学中(2)
  • 107 塾長の机
  • 108 為田裕行の「教育ICT行」(74)
  • 109 10¹⁵ PETA(2)
  • 110 1981(26)
  • 111 Opinion from School(23)
  • 112 林明夫の「歩きながら考える」(189)
  • 114 新・授業改革を目指して(120) 石川幸夫
  • 116 私塾界インサイト(38)
  • 120 未之知也(95)
  • 122 咲かせよ桜(75) 小林哲夫
  • 126 論点2021(5) 「令和の日本型学校教育」の何故
  • 130 編集後記
  • 132 Book Review
  • 134 塾長のためのガジェット講座

私塾界リーダーズフォーラム2021 ONLINE

私塾界リーダーズフォーラム2021 ONLINEのお知らせ

2021年6月1日
アーカイブ公開のお知らせ
私塾界リーダーズフォーラム2021 ONLINEへご参加いただいた皆様、誠にありがとうございました。
ご参加いただいた皆様へは、5月17日配信終了後にお知らせをいたしましたが、当フォーラムのアーカイブを2021年6月1日より限定公開にて配信させていただきます。
月刊私塾界2021年6月号に記載しているURL、もしくは、ページ下部のフォームへご入力いただけましたら、限定公開のURLをお送りさせていただきます。

2021年4月27日
来る2021年5月10日(月)午前11時より開催の私塾界リーダーズフォーラム2021 ONLINEですが、事前に5つのプログラムを収録させていただきました。当初は配信当日の午前11時から15時までの配信を予定しておりましたが、どのプログラムも白熱し、編集作業に非常に悩まされました。弊社内外での議論の結果、私塾界の会員の皆様により良い情報とサービスを提供するという社是のために、複数日での配信を決意いたしました。
配信日程として、5月10日(月)午前11時より午後14時、5月17日(月)午前11時より午後14時の二日間と決定いたしました。
配信予定、参加方法の発表が遅れましたこと、お詫び申し上げます。
しかしながら、両日とも私ども私塾界が自信を持って皆様にお送りできる内容となっております。
つきましては、ページ下部の参加予約フォームにご記載いただき、当日ご参加いただけますようお願い申し上げます。

■配信日・定員など
<配信第1日> 2021年5月10日(月)午前11時より午後14時頃(終了しました)
<配信第2日> 2021年5月17日(月)午前11時より午後14時頃(終了しました)
定員:各日500人(先着順)
事前登録締め切り:2021年5月16日(日)

■参加方法(下部フォームへの登録とZoomへの登録の2回の登録が必要です。ご注意ください。)

ページ下部の参加予約フォームに必要事項をご記載下さい。
フォーム送信後、私塾界よりZoomのURLが記載されたメールをお送りさせていただきます。

■プログラム
<配信第1日> 2021年5月10日(月)午前11時より午後14時(終了しました)

配信第1日1部【シンポジウム】 エンゲージメントを獲得する生徒募集

 配信第1日1部のテーマは「エンゲージメントを獲得する生徒募集」です。 さくら個別指導学院の國立 拓治 代表と、CyberOwlの田中 啓太 社長、株式会社ユナイトプロジェクトの古岡 秀士 代表取締役にクルイトの大濱 裕貴 代表、そして、日米文化学院の柳田 浩靖 代表によるシンポジウムをお届けします。

さくら個別指導学院代表國立 拓治 氏
CyberOwl社長田中 啓太 氏
株式会社ユナイトプロジェクト代表取締役古岡 秀士 氏
クルイト代表大濱 裕貴 氏
日米文化学院代表柳田 浩靖 氏

配信第1日2部【トークセッション】 コロナ禍を乗り切るマネジメント

 配信第1日2部のテーマは「コロナ禍を乗り切るマネジメント」です。 SPRIXの常石 博之 代表、全国学習塾協会の安藤 大作 会長と、スタディラボの地福 武史 代表、によるトークセッションをお届けします。

SPRIX代表常石 博之 氏
全国学習塾協会会長安藤 大作 氏
スタディラボ代表地福 武史 氏

■プログラム
<配信第2日> 2021年5月17日(月)午前11時より午後14時
(終了しました)

配信2日目第1部【トークセッション1】 ビジネスを伸ばすためのDX戦略(終了しました)

 配信2日目第1部のテーマは「ビジネスを伸ばすためのDX戦略」です。 Poperの栗原 慎吾 代表と、エジュテックジャパンの瀧川 敬司 CEO、FCEエデュケーションの尾上 幸裕 代表によるトークセッションをお届けします。

Poper代表栗原 慎吾 氏
エジュテックジャパンCEO瀧川 敬司 氏
FCEエデュケーション代表尾上 幸裕 氏

配信2日目第2部【トークセッション】 2030年の教育サービスをデザインする(終了しました)

 配信2日目第2部のテーマは「2030年の教育サービスをデザインする」です。 C.Schoolの風間 亮 代表、メイツの遠藤 尚範 代表と、PARARIAの浅見 貴則 代表、によるトークセッションをお届けします。

C.School代表風間 亮 氏
PARARIA代表浅見 貴則 氏
メイツ代表遠藤 尚範 氏

配信2日目第3部【シンポジウム】 Education2030で変わる入試システム(終了しました)

 配信2日目第3部のテーマは「Education2030で変わる入試システム」です。 私塾界 山田 未知之と、文部科学省の教育制度改革室長 白井 俊 氏、SAPIX YOZEMI GROUPの髙宮 敏郎 共同代表に日本アクティブラーニング協会の青木 唯有 理事によるシンポジウムをお届けします。

文部科学省教育制度改革室長白井 俊 氏
SAPIX YOZEMI GROUP共同代表髙宮 敏郎 氏
日本アクティブラーニング協会理事青木 唯有 氏
私塾界編集長山田 未知之

    私塾界リーダーズフォーラムONLINE 2021 アーカイブ視聴お申し込みフォーム

    2021年5月10日、17日に開催した模様をYoutube配信にて視聴できます。

    注:アーカイブの視聴には下記フォームにご登録ください。

      下記フォームにご登録いただきますと、YoutubeのURLを記載したメールをお送りさせていただきます。

    セミナー開催日時

    2021年5月10日(月)11:00〜14:00 (終了)

    2021年5月17日(月)11:00〜14:00 (終了)

    こちらからお申し込みいただき、メールに記載されているURLをクリックください。

    貴社名(必須)

    例:株式会社私塾界

    貴塾(校・園)名

    例:私塾界塾

    役職名

    例:編集長

    お申込み者名 (必須)

    例:私塾界太郎

    お申込メールアドレス(必須)

    例:info@shijyukukai.co.jp(半角)

    会員区分(必須)

    正会員準会員一般その他

    アーカイブ視聴料金:無料

    通信欄

    月刊私塾界2021年4月号(通巻480号)

    巻頭言

     エシカル消費という言葉をよく耳にするようになった。エシカル消費とは、消費者それぞれが各自にとっての社会的課題の解決を考慮したり、そうした課題に取り組む事業者を応援しながら消費活動を行うことだ。

     持続可能な開発目標(SDGs)の12番目は「つくる責任 つかう責任」である。2015年9月の国連総会で決められた国際的な17の目標のなかに、貧困や飢餓、エネルギー、気候変動、平和的社会などと併せて、「持続可能な生産・消費形態の確保」が掲げられている。

     SDGsやエシカル消費は学習塾にはあまり馴染みがない。しかし、学習塾は必要悪だ、と言われていた40年前とは時代が異なる。3カ月に及ぶ長期学校休業により、子供たちの学びを保証する社会的インフラとしての認知がより高まった今、それらを意識しないわけにはいかない。子供達にその内容を教えるだけでなく、自らが率先して取り組まなければならない。学習塾としてそのようなことがらと無縁ではいられない。

     では具体的にはどうすることか。生徒にSDGsを教える方法や教材などについては多くの例示がある。しかし、エシカル消費における学習塾のあり方については、まだ知見が見当たらない。とはいえ放置していて良い課題ではない。各自知恵を絞って欲しい。筆者は授業料などもそれに含まれると考えるが、如何だろうか。 時代の流れに流されるのではなく、積極的に掴みに行ってもらいたい。

    (如己 一)

    目次

    • 6 CatchUp  TEP 中学から高校への接続もスムーズな東進コンテンツ
    • 10 Special Report のびのび学習教室の食育の取り組み 塾だからこそ食育を!
    • 12 HOT TOPICS① 3つの分野を網羅した定期テスト対策アプリ
    • 14 HOT TOPICS② 進化し続けるTGG VRを活用した『バーチャル・グローバル・ゲートウェイ』の提供を開始
    • 16 挑む私学 武庫川女子大学附属中学校・高等学校 未来を生きる子供たちへ ~文理を超えた学びを~
    • 19 目次・巻頭言
    • 20 NEWS ARCHIVES
    • 48 千里の道も一歩から ~編集長備忘録~
    • 49 【特集①】連載陣に聞く2021
    • 56 【特集②】 緊急座談会 第3弾 ウィズコロナの塾経営
    • 62 HOT TOPICS③ NEAが「学習塾英語指導シンポジウム」をオンラインで開催 これからの英語教育に必要なものを考える
    • 64 HOT TOPICS④ 民間教育推進のための自民党国会議員連盟 第6回総会
    • 68 TOP LEADER Interview 株式会社市進ホールディングス  代表取締役社長 福住 一彦 氏  デジタル+ヒューマンタッチで「めんどうみ合格主義」の進化と深化を。
    • 80 教育サービス業界 企業研究(101) 株式会社教育法人親学社グループ 都麦出版
    • 83 日本教育ペンクラブ・リレー寄稿(326)
    • 84 疾風の如く(141) after school ミライブラリ(京都府) 代表  村上 弘さん
    • 86 好機到来(72) 合同会社CROP(千葉県習志野市) 共同代表 畑中章宏さん、伊川夢起さん
    • 88 新米塾長のための「学習塾経営基礎講座」(95)
    • 90 白書界隈徘徊話(73) 西村克之
    • 92 自ら動き出すチームにする方法(79) 中谷彰宏
    • 94 塾の家計簿(47)
    • 96 新米塾長のための「部下とサシで行きたいごはん屋さん」(93)
    • 97 芸術見聞録(93)
    • 98 わが子、就学中(新連載)
    • 99 塾長の机
    • 100 為田裕行の「教育ICT行」(73)
    • 101 10¹⁵ PETA(新連載)
    • 102 1981(25)
    • 103 Opinion from School(22)
    • 104 林明夫の「歩きながら考える」(188)
    • 106 塾ソムリエの講師研修指南 西村則康(名門指導会代表 塾ソムリエ)(36)
    • 108 私塾界インサイト(37)
    • 112 未之知也(94)
    • 114 咲かせよ桜(74) 小林哲夫
    • 118 論点2021(4) 35人学級推進の何故
    • 122 編集後記
    • 124 Book Review
    • 126 塾長のためのガジェット講座

    月刊私塾界2021年3月号(通巻479号)

    巻頭言

     マーケティング理論に「プロダクト・アウト」というものがある。製造元・発売元の都合と発想で作りたいもの、作りやすいものを作って市場に送り出す方式のことだ。「こんなに面白いのに、こんなに素晴らしいのに、何で売れないんだろう?」などというボヤキを耳にすることもある。

     これに対し「マーケット・イン」がある。市場のニーズを汲み取って、物とかサービスを開発・提供するものである。理論上は理想型のようだが、実際は、そのような市場はすぐにレッドオーシャン化する厳しい世界だ。

     数十年も前から製造業でも小売・流通業などでも、プロダクト・アウトからマーケット・インに発想転換してきた。

     これら二つの理論とは異なる考え方がある。マーケティング用語ではないが、「ユーザー・イン」だ。顧客の欲しいものを市場に投入するという、言われてみれば極めて当たり前のような発想である。新型コロナウィルス禍の中でも、これを実践することで、大きく業績を伸ばしている企業がある。

     この三つの理論・考え方を学習塾に当てはめるとどうなろうか。フォーマット(業態類型)、商品(シラバス、教材、カリキュラム、教え方など)はどうか。そして、読者諸氏のところは如何であろうか。自塾を分析していただきたい。

     合格の歓喜に満ちた日々をお過ごしのことと推察する。どうぞ大きな成果を関係者全員で分かち合って下さい。

    (如己 一)

    目次

    • 6 CatchUp  高瀬塾 教育の地域間格差をなくす最高の学習環境を
    • 10 HOT TOPICS① 未来を見据えて学習塾の事業継続のために
    • 12 HOT TOPICS② 教科書が変わる 学びが変わる SRJが中学生の親子を対象にオンラインセミナーを実施
    • 16 挑む私学 京都女子中学校高等学校 創立110周年を迎え、新境地へ
    • 19 目次・巻頭言
    • 20 NEWS ARCHIVES
    • 46 千里の道も一歩から ~編集長備忘録~
    • 47 【特集①】  経営者による緊急座談会 新常態で何が変わるか?
    • 60 【特集②】  株式公開企業塾2021年2・3月期 第3四半期決算を読む
    • 72 TOP LEADER Interview  NOVAホールディングス株式会社  代表取締役 稲吉 正樹 氏  教育の総合カンパニーとして、 使命感を持って子供たちの育成に貢献。
    • 84 教育サービス業界 企業研究(100) 株式会社好学出版
    • 87 日本教育ペンクラブ・リレー寄稿(325)
    • 88 疾風の如く(140) アイプラス自立学習塾(愛知県) ディレクター 松田 勇一さん
    • 90 好機到来(71) 個太郎塾 谷津教室(千葉県習志野市) 教室長 鴨志田 浩二氏さん
    • 92 新米塾長のための「学習塾経営基礎講座」(94)
    • 94 白書界隈徘徊話(72) 西村克之
    • 96 自ら動き出すチームにする方法(78) 中谷彰宏
    • 98 塾の家計簿(46)
    • 100 新米塾長のための「部下とサシで行きたいごはん屋さん」(92)
    • 101 芸術見聞録(92)
    • 102 ぼくの幼児教育考(33)
    • 103 塾長の机
    • 104 為田裕行の「教育ICT行」(72)
    • 105 1981(24)
    • 107 Opinion from School(21)
    • 108 林明夫の「歩きながら考える」(187)
    • 110 新・授業改革を目指して(119) 石川幸夫
    • 112 私塾界インサイト(36)
    • 116 未之知也(93)
    • 118 咲かせよ桜(73) 小林哲夫
    • 122 論点2021(3) Education 2030とは
    • 126 編集後記
    • 128 Book Review
    • 130 塾長のためのガジェット講座

    月刊私塾界2021年2月号(通巻478号)

    巻頭言

    昨年の出生数が大幅に減少しそうだ。

     16年に初めて100万人を割った出生数が、19年には約86・5万人になった。昨年の1~10月の妊娠届け出数は72万7219件(前年同期比マイナス5・1%)。厚生労働省は20年の人口動態統計の年間推計をやめているため、朝日新聞社が例年の計算式に基づいて推計した結果、前年比マイナス2%の84・8万人程度になるという。新型コロナウィルス禍の影響で、出生数の減少に拍車がかかっている。

     そして、この影響は今年一層拡大しそうだという。「出生数が70万人台になる恐れもある」と、政府関係者が危機感を募らせている。

     この報に触れ、66年の「丙午」を思い起こした。迷信のため65年の出生数約182万人から約136万人へと急減したのだ。

     この丙午の現象は1年限りのことだったが、令和の出生数減は複数年に渡る。コロナ禍で出産、育児に対する健康不安ばかりでなく、経済的影響も大きく、少子化問題を複雑に、そして難しくしている。

     現在起きている少子化問題は、学習塾の経営に直ぐには影響しない。しかし、10年後には大きな課題となるであろう。丙午現象同様に。今から対策を検討しなければならないが、そう簡単ではない。

     出生数が100万人を割ることは何年も前からわかっていた。しかし、学習塾は何も対策を講じてこなかった。やろうと思い立っても、できなかったのかも知れない。 業界として考えなければならない事柄である。

    (如己 一)

    目次

    8 挑む私学 立命館小学校 世界基準の小学校教育を実践

    11 目次・巻頭言

    12 NEWS ARCHIVES

    36 千里の道も一歩から ~編集長備忘録~

    37 【特集】『学習塾白書2020』を読む

    50 HOT TOPICS① 新しい高大接続と入試の在り方を考える 立命館とatama plusが「共同研究会」を設立

    52 HOT TOPICS② 日本の大学教育が抱える課題と問題点に切り込む

    56 TOP LEADER Interview 成基コミュニティグループ 代表 佐々木 喜一 氏  塾は、人づくり。企業は、イノベーションの創出。

    68 教育サービス業界 企業研究(99) 教育開発出版株式会社

    71 日本教育ペンクラブ・リレー寄稿(324)

    72 疾風の如く(139)学習塾のBRIDGE(京都府)代表 谷川 純一 さん

    74 好機到来(70) 株式会社オブリガードス(長野県長野市)代表取締役 林部 一成 さん

    76 新米塾長のための「学習塾経営基礎講座」(93)

    78 白書界隈徘徊話(71) 西村克之

    80 自ら動き出すチームにする方法(77) 中谷彰宏

    82 塾の家計簿(45)

    84 新米塾長のための「部下とサシで行きたいごはん屋さん」(91)

    85 芸術見聞録(91)

    86 ぼくの幼児教育考(32)

    87 塾長の机

    88 為田裕行の「教育ICT行」(71)

    89 1981(23)

    91 Opinion from School(20)

    92 林明夫の「歩きながら考える」(186)

    94 新・授業改革を目指して(120) 石川幸夫

    96 私塾界インサイト(35)

    100 未之知也(92)

    102 咲かせよ桜(72) 小林哲夫

    106 論点2021(2) 増えないコミュニティ・スクール

    110 編集後記

    112 Book Review

    114 塾長のためのガジェット講座

    月刊私塾界2021年1月号(通巻477号)

    巻頭言

    謹賀新年

     昨年は新型コロナウィルス禍に翻弄された一年だった。ワクチンが開発され、暗闇に一筋の光明が見えてきた。しかし、その有効性、副反応、抗体の持続期間等々不明な部分が多い。また、ウイルスが消滅したわけでもない。したがって、今年はコロナ前の状態に戻ることはない。Withコロナを前提に生徒指導、塾運営を考えていかなければならない。

     この一年近くの経験から、それなりの対応力は身に付いたかもしれない。おそらく新年度生募集の準備も整ったことと思う。

     しかし、先月号本欄にも記述した通り、家庭の収入は減少している。そして、簡単には回復しそうにない。教育費が削られるのは最後の方になるだろうが、全く影響を受けないことはない。

     一方で、決算期が近付いている。着地点は見えているであろうか。

     生徒数が回復したところも多いようだが、失った売上や利益を補うことはできているだろうか。

     各塾により様々な課題があり、対応を一概に論ずることはできない。それぞれが自ら考え、対応しなければならない。

     難しい一年になることは間違いないが、勇気を持って新たな道を切り開いて行って欲しい。 コロナの影響で仕事の仕方、日常の授業方法など多くの物事を検討したことと思う。これを機に大きな変化をもたらしたところもあろう。是非それを一層磨いてください。そして互いに情報を開示して、切磋琢磨して欲しい。業界全体の発展を願う。

    (如己 一)

    目次

    • 16 CatchUp 株式会社真板学園 志望校突破を後押しする東進の演習ツール
    • 20 HOT TOPICS withコロナ時代の英語学習はどうあるべきか?
    • 24 挑む私学 足立学園中学校・高等学校 生きる力を育む教育が保護者の共感を呼ぶ
    • 27 目次・巻頭言
    • 28 NEWS ARCHIVES
    • 54 千里の道も一歩から ~編集長備忘録~
    • 55 【特集】
    • 編集部が選んだ 2020年重大ニュース 注目のキーワード2021
    • 64 TOP LEADER Interview  株式会社 ナガセ  代表取締役社長 永瀬 昭幸 氏
    •    生徒たちの夢・志を実現するために  指導力を徹底的に高める
    • 76 教育サービス業界 企業研究(98) 株式会社I’mbesideyou
    • 79 日本教育ペンクラブ・リレー寄稿(323)
    • 80 疾風の如く(138) パラリア春日部(埼玉県) 代表 浅見 貴則 さん
    • 82 好機到来(69) サンアシスト(香川県)  塾長 久次 奈保 さん
    • 84 新米塾長のための「学習塾経営基礎講座」(92)
    • 86 白書界隈徘徊話(70) 西村克之
    • 88 自ら動き出すチームにする方法(76) 中谷彰宏
    • 90 塾の家計簿(44)
    • 92 新米塾長のための「部下とサシで行きたいごはん屋さん」(90)
    • 93 芸術見聞録(90)
    • 94 ぼくの幼児教育考(32)
    • 95 塾長の机
    • 96 為田裕行の「教育ICT行」(70)
    • 97 1981(22)
    • 99 Opinion from School(19)
    • 100 林明夫の「歩きながら考える」(185)
    • 102 新・授業改革を目指して(119) 石川幸夫
    • 104 私塾界インサイト(34)
    • 108 未之知也(91)
    • 110 咲かせよ桜(71) 小林哲夫
    • 114 論点2021(1) 学校給食の無償化
    • 118 編集後記
    • 120 Book Review
    • 122 塾長のためのガジェット講座

    月刊私塾界2020年12月号(通巻476号)

    巻頭言

     早や師走。

    一年は早いものだ。特に今年は新型コロナウィルス禍に見舞われ、より一層早かったように感じる。

    コロナ禍を奇貨として、SDGsやエシカルなる概念を自塾の運営や経営に導入しては如何だろうか。それらが組織内に定着し始めたら、地域にそれを発信していく。地域を巻き込むとともに、自塾のアピールにもなるはずだ。コロナ禍でそのように社会が変容しているからだ。

    新型コロナウィルスに対するワクチンが開発されつつあるが、世の中への普及はまだまだ先だ。来春は、今年ほどの混乱はないであろうが、感染症は現在より悪化しているかも知れない。最悪を想定し、新年度生募集の準備をしていただきたい。

    その募集で筆者が気にしていることがある。それは収入が減少している家庭が多いことだ。正規雇用であっても残業代や賞与が減っている。非正規に至っては、仕事そのものが消滅している場合もある。そしてコロナ禍が長期化しそうなため、なかなか減収の改善が見通せない。このことも募集に当たっては、前提条件としなければならない。難しい状況に拍車がかかる。

     いよいよ受験本番に突入。忙しい中、生徒指導に熱が入る。がっちりコロナ対策を施し、冬期行事に向かっていただきたい。

     今年は長い学校休校の影響から、冬期講習も変則を余儀なくされている。一人ひとりの生徒の学力向上に万全を期して欲しい。         

    (如己 一)

    目次

    • 6 CatchUp ドルトン東京学園 自主性を育む教育「ドルトンプラン」とは
    • 10 教育サービス業界 企業研究(97) 株式会社ギブ・スパイラル・ジャパン
    • 12 HOT TOPICS 私大の雄が唱えるこれからの大学入試
    • 16 挑む私学 東大寺学園中・高等学校 生徒の個性や自主性、しなやかな感性を育む懐の深さ
    • 19 目次・巻頭言
    • 20 NEWS ARCHIVES
    • 47 千里の道も一歩から ~編集長備忘録~
    • 48 【特集①】マネージメントに効くICT
    • 54 【特集①】株式公開企業塾 2021年2・3月期   第2四半期(2Q)決算を読む
    • 62 TOP LEADER Interview
    •    株式会社 京進  代表取締役会長 立木 貞昭 氏 〝一歩先〟を見通すことで世の中に貢献する
    • 75 日本教育ペンクラブ・リレー寄稿(322)
    • 76 疾風の如く(137)進学塾 湊─みなと─(京都府)代表 白数 大介 さん
    • 78 好機到来(68)八木塾(長野県) 代表 八木 俊貴 さん
    • 80 新米塾長のための「学習塾経営基礎講座」(91)
    • 82 白書界隈徘徊話(69) 西村克之
    • 84 自ら動き出すチームにする方法(75) 中谷彰宏
    • 86 塾の家計簿(43)
    • 88 新米塾長のための「部下とサシで行きたいごはん屋さん」(89)
    • 89 芸術見聞録(89)
    • 90 ぼくの幼児教育考(31)
    • 91 塾長の机
    • 92 為田裕行の「教育ICT行」(69)
    • 93 1981(21)
    • 95 Opinion from School(18)
    • 96 林明夫の「歩きながら考える」(184)
    • 98 塾ソムリエの講師研修指南 西村則康(名門指導会代表 塾ソムリエ)(33)
    • 100 私塾界インサイト(33)
    • 104 未之知也(90)
    • 106 咲かせよ桜(70) 小林哲夫
    • 110 論点2020(12) 「チームとしての学校」とは
    • 114 編集後記
    • 116 Book Review
    • 118 塾長のためのガジェット講座

    月刊私塾界2020年11月号(通巻475号)

    巻頭言

     人間の仕事の多くがAIやロボットに置き換わる、と言われるようになって久しい。しかし、少なくとも表面的にはあまり変化は見られない。それが新型コロナウィルス禍を契機に大きく進むかもしれない。

    「働」の漢字の意味が変わる。人が「動く」のではなく、「考える」や「感じる」にというように。

     働くことの意味が変われば、組織の在り方も根本的に変わらざるを得ない。個人が組織に合わせるのではなく、組織が個人に合わせる時代になっていく。

     個人が組織の呪縛から解放されれば、「社員」という所属を意味する言葉はなくなり、複数の会社に参画する個人が増えていく。上司・部下の関係は希薄になり、あるプロジェクト達成のために個人が集うことが会社の定義となって、多くの会社が生まれては消えていくようになる(日経ビジネスオンライン松井道夫・松井証券顧問「規模を追う組織は古い」参照)。

     学習塾業界でも次のような動きがある。隣の塾は競合相手ではなく、互いに協力し合う仲間だ、と。そして、生徒一人ひとりの目標達成に向け、スクラムを組む。

     何とも素晴らしい進化ではないか。

     ここに挙げた二つの変化・進化に、読者諸氏の組織では対応できているであろうか。新年度の企画、事業計画はできていると思われるが、一度立ち止まって考えてみて欲しい。 組織にとり大切なものは、そこで働く人々であり、その先に存在する顧客だからだ。 

    (如己 一)

    目次

    • 6 CatchUp 山王学院+スタディラボ 濃密な指導を実現する学習管理ツール「ミルクラス」
    • 8 CatchUp 東進衛星予備校桜山校 模試を軸にした3カ月計画で成績が飛躍的に向上
    • 10 CatchUp 学研グループ 学研が提示する新しいアダプティブラーニングの形
    • 12 HOT TOPICS NEAが高校入試研究会を主催 教育改革+新型コロナ禍の入試を考える
    • 16 挑む私学 京都学園中学高等学校 創立時から脈々と受け継がれるグローバル人材への想い
    • 19 目次・巻頭言
    • 20 NEWS ARCHIVES
    • 44 千里の道も一歩から ~編集長備忘録~
    • 45 【特集】新教材考 2020 秋
    • 58 Special Report 私塾界リーダーズフォーラムONLINE
    • 68 TOP LEADER Interview NSGグループ 代表 池田 祥護 氏 地方創生を掲げ、DXによる企業変革を加速。
    • 80 教育サービス業界 企業研究(96) 株式会社マチマチ
    • 83 日本教育ペンクラブ・リレー寄稿(321)
    • 84 疾風の如く(137) みよし塾(大阪府) 代表 三好 知信 さん
    • 86 好機到来(67) ESOH個伸塾(千葉県花見川区) 代表 原田 健司 さん
    • 88 新米塾長のための「学習塾経営基礎講座」(90)
    • 90 白書界隈徘徊話(68) 西村克之
    • 92 自ら動き出すチームにする方法(74) 中谷彰宏
    • 94 塾の家計簿(42)
    • 96 新米塾長のための「部下とサシで行きたいごはん屋さん」(88)
    • 97 芸術見聞録(88)
    • 98 ぼくの幼児教育考(29)
    • 99 塾長の机
    • 100 為田裕行の「教育ICT行」(68)
    • 101 1981(20)
    • 103 Opinion from School(17)
    • 104 林明夫の「歩きながら考える」(183)
    • 106 新・授業改革を目指して(118) 石川幸夫
    • 108 私塾界インサイト(31)
    • 112 未之知也(89)
    • 114 咲かせよ桜(67) 小林哲夫
    • 118 論点2020(11) 子ども食堂急増の裏で
    • 122 編集後記
    • 124 Book Review
    • 126 塾長のためのガジェット講座

    月刊私塾界2020年10月号(通巻474号)

    巻頭言

     インダストリアルエンジニアリングなる概念をご存知だろうか。一言で表すのは難しいが、企業などが人・物・金・情報といった経営資源をより効率的に運用できるよう、作業手順・工程、配置・用具、組織・制度、管理方法を分析・評価して改善策を総合的なシステムに再編成し、現場に適用する体系的技術のことだ。

     工場などに導入される技術と思っている方も多いと思うが、そうではない。全ての生産現場で使われている。勿論学習塾でも利用可能だ。いや、使わなければならない。

     授業の際、長年の経験と勘に頼ってはいないだろうか。教務研修しかりである。この時代、マニュアルに拒否反応を示す方は少ないと思うが、エンジニアリングはどうも、とお考えだろうか。

     是非正確に学習して、インダストリアルエンジニアリングを導入して欲しい。どの先生も全ての生徒の成績を上げるために。先生により学習効果に差が出てはならない。同じ授業料をいただいている以上、必ず結果を出さなければ、とてもプロとは言えない。

     勿論学習効果は生徒により違いがある。しかし、それを生徒のせいにしては教師として一人前ではない。自らに問題があると認識しなければ駄目だ。これにより自らが向上していく。その際この概念が大きく活きる。 更に教育工学という学問分野がある。この分野についても研究していただきたい。是非自塾の運営を科学的根拠に基づいて改善して欲しい。 

    (如己 一)

    目次

    • 6 CatchUp 白沢プランニング 中学受験から留学までも視野に入れる異色の塾
    • 8 CatchUp 英俊社 赤本データを元に自由にプリント教材作成あの「KAWASEMI Lite」が画期的進化!
    • 10 CatchUp クルイト 生徒主体のアウトプット型の学習塾 キミノスクール
    • 12 CatchUp 忍者ナイン(やる気スイッチグループ)科学に裏打ちされたメソッドで、運動嫌いの子にも自信を与える
    • 16 挑む私学 光英VERITAS中学校・高等学校 共学化を機にグローバルリーダーの育成を目指す
    • 19 目次・巻頭言
    • 20 NEWS ARCHIVES
    • 44 千里の道も一歩から ~編集長備忘録~
    • 45 【特集】教材出版・EdTech各社が見据える 2021年度に向けた備え
    • 56 TOP LEADER Interview
    •    株式会社 秀英予備校  代表取締役社長 渡辺 武 氏 地域に密着した指導と、生徒と向き合う時間を大切に。
    • 64 【特別企画】開校記念スペシャル対談
    •   AIの先進企業とやる気スイッチグループがコラボした 新しいコンセプトのプログラミング教育 HALLO by playgram × やる気スイッチ
    • 72 教育サービス業界 企業研究(95) Manabie International Ltd.
    • 75 日本教育ペンクラブ・リレー寄稿(320)
    • 76 疾風の如く(136) Education Salon OSAKA(大阪府) 代表 藤井 すぐる さん
    • 78 好機到来(66) 寺西共育塾(香川県・宇多津町) 代表 寺西 さゆり さん
    • 80 新米塾長のための「学習塾経営基礎講座」(89)
    • 82 白書界隈徘徊話(67) 西村克之
    • 84 自ら動き出すチームにする方法(73) 中谷彰宏
    • 86 塾の家計簿(41)
    • 88 新米塾長のための「部下とサシで行きたいごはん屋さん」(87)
    • 89 芸術見聞録(87)
    • 90 ぼくの幼児教育考(28)
    • 91 塾長の机
    • 92 為田裕行の「教育ICT行」(67)
    • 93 1981(19)
    • 95 Opinion from School(16)
    • 96 林明夫の「歩きながら考える」(182)
    • 98 塾ソムリエの講師研修指南 西村則康(名門指導会代表 塾ソムリエ)(32)
    • 100 私塾界インサイト(30)
    • 104 未之知也(88)
    • 106 咲かせよ桜(66) 小林哲夫
    • 110 論点2020(10) 不足する特別支援教育
    • 114 編集後記
    • 116 Book Review
    • 118 塾長のためのガジェット講座