Category: 塾ニュース|塾・企業

株式会社Gakken、新卒採用者の「初任給引き上げ」を実施

 株式会社 学研ホールディングス(東京・品川、宮原 博昭 代表取締役社長)のグループ会社、株式会社 Gakken(東京・品川、五郎 丸徹 代表取締役社長)は、2024年3月11日(月)に、2024年4月以降に入社する新卒社員を対象に、初任給の引き上げを実施することを発表した。

 同社は次代の出版業界・教育業界を担う優秀な人材の獲得がこれまで以上に重要だと考え、今回の初任給引き上げの実施を決定した。また、新卒初任給の引き上げに伴い、若年層社員についても同様の給与引き上げを実施する。これらの取り組みを通じて、社員のモチベーション向上を図り、出版業界全体の発展に貢献することを目指していく。

■初任給引き上げ内容

現行改定後引き上げ額
総合職240,000円300,000円60,000円

改定後の初任給の内訳は以下の通り。
基本給 260,000円
固定残業代 40,000円(充当する労働時間数:20時間)※固定残業代を超える労働を行った場合は追加支給。

■実施時期

2024年4月1日より実施

国大セミナー、浦和レッズとの2024オフィシャルパートナー契約締結

 株式会社 国大セミナー(小倉 拓也 代表取締役)は「教育事業を通じて、1人ひとりの子どもの成長に責任を持ち、次世代で活躍する子どもたちを育てる」というミッションを掲げ、1985年に浦和市領家(現さいたま市浦和区)で創業。1クラスの学習効果を最大値化するために生み出した「全員が最前列の1クラス6名限定グループ学習法」を用い、現在は埼玉県を中心に116校舎を展開している。浦和レッズが掲げる理念にある「サッカーをはじめとするスポーツの感動や喜びを伝え、スポーツが日常にある文化を育み、次世代に向けて豊かな地域・社会を創っていきます。」は、同社のミッションにある「地域社会への貢献」に強く通じ、契約締結に至った。同社は、今回のオフィシャルパートナー契約を機に、地域と国大セミナーがより強く結ばれることと確信している。

 国大セミナーは、浦和レッズの「ハートフルクラブ」に、ハートフルパートナーとして協賛する。「ハートフルクラブ」は、子供たちの「こころ」を育むことを目的とし、埼玉県内を中心にサッカーを通して「スポーツの楽しさ」・「思いやりの大切さ」・「何事も一生懸命やる大切さ」を伝えている。また被災地支援や、国連機関とも連携しアジア諸国において草の根交流を実施するなど、幅広く社会貢献活動を行っている。

ハイブリッド学習塾「コノ塾」が、関西エリア初出店

「個別指導塾 コノ塾」を運営するコノセル(東京・新宿区)は、京都・滋賀・愛知を中心に全国で学習塾を展開する京進(京都市)と、「個別指導塾 コノ塾」において大阪エリアでの新教室を3月19日にオープンすることを発表した。東京都内以外への「個別指導塾 コノ塾」の教室展開は初めての試み。

■コノ塾と新規開校教室について
「個別指導 コノ塾」は公立高校を目指す生徒に5科目の個別指導を月額26,400円の定額制で提供する個別指導塾。独自アプリなどのデジタル技術による高品質な授業と、生徒ひとりひとりの詳細な学習データを活用した教室長による手厚いコーチング型の指導の融合により、2020年の創業ながら数多くの公立高校への合格実績をあげている。 

「個別指導 コノ塾」教室概要

営業時間:火~金 10:00~18:00 土 13:00~18:30

定休日:日月は休校日

URL:https://conojuku.co/ 教室一覧ページ: https://conojuku.co/centers

個別指導コノ塾 平野東校

住所:〒547-0043 大阪府大阪市平野区平野東2-2-28 グランドリーペペ平野東 1F – B

アクセス:谷町線「平野駅」徒歩約12分

教室ページ:https://conojuku.co/centers/hiranohigashi

■ 関西エリアへの拡大背景

 コノセルと京進は、「個別指導 コノ塾」の首都圏外で展開するにあたり、2023年10月に業務提携を行った。関西圏における学習塾の事業運営ノウハウを持つ京進が、コノセルの持つ高品質で効率の良い学習コンテンツを活用し、より多くの生徒ひとりひとりに応じた豊富な学習を提供していく。今後も共同で学習サービスの運営を行い、関西エリアへの新規出店を進めていく予定だ。

インフィニットマインドが子供の基礎学力、語彙力・読解力を伸ばす新しいテスト「聞き取り読解テスト」を公開

「耳」からの情報処理力を高めるオンラインテスト(小学生対象)を4月から隔月で実施

株式会社インフィニットマインド(福岡県、秦有樹代表取締役)は、小学生を対象とする基礎学力・読解力を伸ばす新しいテスト「聞き取り読解テスト」を公開した。「聞き取り読解テスト」は、読解力など言語学習の基盤となる「聞き取る力」を測るオンラインテストだ。子供たちが正確に情報を聞き取る力、処理する力を測定するという目的と併せて、継続的な受検により、聞き取る力の向上、語彙力・読解力の向上、あらゆる教科の基礎となる学力の向上を図ることを目的としている。受検者は自宅等のオンライン環境下でテストに参加できる。

「聞き取り読解テスト」公開の背景
 同社は、日々の生徒への指導や保護者とのコミュニケーション、開催するオンラインセミナーでの参加者アンケート等から、語彙力や読解力に課題を抱えている生徒のつまずきの要因が多様化していることを実感しているという。子供の学習は「目」から入る情報を中心に行われているが、「耳」から入る情報も同じ言語野で処理される。子供の語彙を増やし読解力を高める上で「耳」からの学習も取り入れるために、今回テストとトレーニングを兼ねた新しい学びの場としてオンラインテスト「聞き取り読解テスト」の公開に至った。

法人との連携
「聞き取り読解テスト」公開にあたり、株式会社学研エデュケーショナル(東京都品川区)、トワードアカデミー(千葉県白井市)の協力のもと2023年にトライアル実施を数回行い、今年4月より一般公開される。
法人での開催を希望する際は、同社にお問い合わせいただきたい。
(Email:contact@infinitemind.jp)

 また、同社が事務局を務める一般社団法人ワーキングメモリ教育推進協会(福岡県、湯澤正通代表理事)とも連携して、学校や塾などのスクール事業者のみならず、学童や療育支援スクールとの連携も深めていきたいとしている。

トレーニング教材「Audio Learning Center」
「聞き取り読解テスト」はテストを通したトレーニングですが、トレーニング専用の教材「Audio Learning Center」では、「国語・読解トレーニング」「英語トレーニング」の二つのトレーニングを提供している。
https://alc.infinitemind.jp/

<聞き取り読解テスト>
https://kikitori.infinitemind.jp/

<お問い合わせ>
株式会社インフィニットマインド
✉contact@infinitemind.jp

<関連サービス>
読む蔵プレレベル
https://www.infinitemind.jp/corporation/dokkai-lab-school/pre

「ながら脳トレ30(幻冬舎)」特設サイト
https://nagara30.brainpowergym.jp/

学習塾ステップ、3年連続となる教師給与の引き上げを実施

 株式会社ステップ(神奈川・藤沢市、遠藤 陽介 代表取締役社⻑)は、3月6日に正社員教師の給与等の増額を発表した。同社は人材力強化のため、2022年度より3年連続の給与⽔準の引き上げを計画し、実施してきたが、2024年度はその3年目に当たる。

 ステップは、生徒を前向きにリードし、生徒に信頼される魅力のある教師陣とそれを支えるスタッフが集い成長していくことが、発展の原動力になると考えている。競争力の源泉である人的資源への投資を積極的に行うことで、採用力・従業員満足度を高め、さらなる発展を遂げていくことを目指す。

■賃上げの概要

(1)対象者  : 全正社員

(2)実施内容 :教師職 ⽉額15,000円から20,000円の引き上げ(事務職等の給与引き上げも同時に実施)

(3)実施時期 : 2024年4⽉分給与より

■新卒社員(教師職)初任給の概要

対象者 :2024年度⼊社の新卒社員

初任給 :⼤卒 290,000円(諸⼿当込み)現⾏より15,000円の増額

POPER、ティエラコムから学習塾経営支援システムに関する事業を承継

 株式会社POPERは、2024年3月7日開催の取締役会において、株式会社ティエラコム(兵庫・神戸市)との間で学習塾領域における業務提携契約を締結すること、及び2024年5月1日(予定)を効力発生日として、ティエラコムの事業のうち、学習塾経営支援システムとして提供する「BIT CAMPUS」に関する事業を会社分割の方法により、承継することを決議した。

 POPERは、教育事業者等向けSaaS型業務管理プラットフォーム事業を行う。
 ティエラコムは、受験学習指導、合宿教育、語学教育、留学、国際交流、環境教育、研修企画、教育旅行、塾経営支援システム提供などの総合教育サービス事業を行う。「BIT CAMPUS」は、学習塾における教室、講師、生徒・保護者の情報やスケジュール管理、請求管理などのあらゆる情報を一元化し、煩雑で非効率な事務作業を支援するクラウドサービスとして、10年以上多くの学習塾の運営を支援している。

 POPERは、この業務提携を通じて、ティエラコムの学習塾経営のノウハウを「Comiru」の導入教育機関に提供し、さらに、同社がティエラコムの「BIT CAMPUS」を承継することで、顧客基盤の拡大及びシェア向上を図り、ひいては同社として、より競争力のある強固なビジネスへと進化させていくことが可能であると考えている。また、両社がそれぞれの強みを活かし、学習塾の運営及びシステムサポートの両面から、業界全体の発展に貢献し、両社の事業拡大に資するものと考えている。

 両社は、ティエラコムが有する学習塾経営に関する知見、当社が有するシステム構築・運用ノウハウを基に、両社の経営資源やノウハウを相互活用し、相乗的な事業拡大に向けて共同して行う取り組みを協議・検討していく。

ライフイズテック、神山まるごと高専のプログラミングを学ぶ中学生の奨学金制度と連携

 ライフイズテック株式会社(東京・港区、水野 雄介 代表取締役CEO)は、私立高等専門学校「神山まるごと高専」(徳島県神山町)と連携し、5名の中学生を受け入れ、神山まるごと高専から奨学金の支援を受けながら「ライフイズテック スクール」でAI・プログラミングを学ぶ機会を提供する。

 神山まるごと高専は、徳島県神山町に2023年4月に開校した、5年制の私立高等専門学校。「テクノロジー x デザイン x 起業家精神」を教育の土台としながら、神山という地に根ざし、社会を動かす人材「モノをつくる力で、コトを起こす人」の育成を目指している。ライフイズテックは、「神山まるごと高専」が掲げる想いに共感し、テクノロジーを利活用できるイノベーション人材の育成に寄与するため連携に至った。

奨学金プログラム概要
募集期間:2024年3月7日(木)13時00分〜2024年3月26日(火)17時00分
結果通知:2024年3月29日(金)
応募方法:フォームにて、生徒の情報と選考課題を送信
選考課題:
あなたが過去に作ったモノを、その特徴や工夫した点、それを見た周りの反応や変化の様子とともに、400字以上800字以内で教えてください。
選考方法:神山まるごと高専の奨学生選考委員により実施
選考基準:
神山まるごと高専のアドミッションポリシーから、「モノづくりに興味や関心がある人」と「正解のない問いに対して、独自の解を出せる人」におけるマッチ度を重視し選考(参照 https://kamiyama.ac.jp/admission/ 
応募資格:2024年度中学1年生〜中学3年生
定員:5名
費用:無償(年間331,100円をサポート)
対象コース:
iPhoneアプリプログラミングコース、Androidアプリプログラミングコース、Unity®ゲームプログラミングコース(2D・3D)、Webデザインコース(HTML/CSS)、Webサービスプログラミングコース(Ruby)、AIクリエイティブコース
※出願時に志望コースを指定いただきます。
対象期間:2024年4月~2025年3月
スクール詳細:https://life-is-tech.com/school/
応募フォーム:https://lstep.app/BUYNM7X

学研塾ホールディングス社長に勝野哲也氏が就任、創造学園社長には中島竜也氏

 学研グループの教室・塾事業を統括する株式会社学研塾ホールディングス(HD、東京・品川区)は3月1日、勝野哲也氏が代表取締役社長に就任したと発表した。

学研塾HDの勝野哲也社長

 勝野氏は、2015年から学研塾HDのグループ会社である株式会社創造学園(神戸市中央区)の代表取締役社長を務めており、18年には学研塾HDの取締役に就任。創造学園の社長としては、海外教育事業の展開、ICT教育とライブ授業との融合型教育の実現、教職員のメンタリングスキル向上をめざす測定システムの開発、創造学園独自のアクティブ・ラーニング手法の構築という四つの主要ミッションを掲げ、事業改革を牽引してきた。学研塾HDと創造学園はこれまで通り連携を維持しつつ業務を進めていくとしている。なお、創造学園の代表取締役社長には、同社の常務取締役を務めていた中島竜也が就任した。

駿台予備学校 新課程入試 『 情報Ⅰ 』特別講義 全国16校舎で開催

 駿台予備学校は、2025年度からの新課程新出題科目 『情報Ⅰ』に特化した特別講義を全国16校舎で開催する。講義では、受験に必要な知識とやるべきことを駿台予備学校教育DX本部長・樋田 稔が説明をする。この講義は、2025年度大学入学共通テストに向け、どのように学習を進めていけばいいのか、抑えるポイントはどこなのか、などを明らかにすることができ、スタートができます。本人のみ、保護者の方のみのご参加も可能。

特別講義 : なぜいま、新出題科目の「情報Ⅰ」を学習すべきなのか?
◆講義テーマ 
・なぜ、高卒生は旧課程ではなく新課程の「情報Ⅰ」で共通テストを受験すべきなのか?
・共通テスト新科目「情報Ⅰ」はどのような山でどのような登り方をすればよいのか?
(出題方法、プログラミングレクチャー、DNCL、出題ポイント、今後の学習の対策他)
◆実施会場
札幌校、仙台校、お茶の水校2号館、池袋校、町田校、大宮校、横浜校2号館、千葉校、津田沼校、名古屋校、

丸の内校、京都校、大阪校、神戸校、広島校、福岡校
◆対象
高校生、高卒生、保護者
◆参加無料・事前申込制
お申し込みはこちら www2.sundai.ac.jp/yobi/sv/sundai/event/event_D/1539885213474.html

リソー教育オンラインストアを開設 記憶定着特化プラットフォーム「Monoxer(モノグサ)」提供開始

 株式会社リソー教育(東京・豊島区、天坊 真彦 代表取締役社長)は3月1日(金)にリソー教育オンラインストアを開設した。その第一弾として記憶定着特化プラットフォーム「Monoxer(モノグサ)」のサービス提供を開始する。全国各地、TOMAS会員以外の方も利用ができる。

 リソー教育では「2〜3ランク上の夢の志望校をめざすすべての受験生へ」をコンセプトにオンラインストアを開設した。オンラインストアではこれまでの知見を活かした取り組みを予定しており、第一弾としてMonoxer(モノグサ)と連携した学習サービスの提供を開始する。
 これまで記憶定着は紙のプリントによる学習がメインでしたが、Monoxer(モノグサ)の「あらゆる知識を確実かつ最小限の負荷で身につけることができる」という点に魅力を感じ、昨年より活用を開始。今後はリソー教育グループに所属する生徒はもちろん、全国各地の幅広い学習者に向けて、Monoxer(モノグサ)を活用した質の高い教育を提供する。

Monoxer(モノグサ)を活⽤したTOMAS⽣徒の今年度合格実績(2月28日時点の実績から一部抜粋)
・中学受験 合格実績 
開成中・桜蔭中・聖光学院中・栄光学園中・渋谷教育渋谷中・駒場東邦中・慶應義塾普通部・慶應義塾湘南藤沢中・早稲田中・浅野中・東邦大付東邦中・海城中・鷗友学園女子中・浦和明の星女子中・西大和学園中・ラ・サール中・桐朋中・洗足学園中
・高校受験 合格実績 
慶應義塾高・慶應義塾志木高・早稲田実業高等部・桐朋高
・大学受験 合格実績 
防衛医科大(医)・順天堂大(医)・北里大(医)・東京医科大(医)・昭和大(医)・国際医療福祉大(医)・早稲田大(文化構想、基幹理工、国際教養、人間科学)・慶應義塾大(文、理工、経済、総合政策)

リソー教育オンラインストア第一弾 記憶定着特化プラットフォーム「Monoxer(モノグサ)」概要
■名称:Monoxer(モノグサ)
■対象学年:小学生・中学生・高校生
■料金:プラットフォーム提供料月額770円および教材費
■申込:リソー教育オンラインストア(URL: https://shop.riso-kyoikugroup.com/

 TOMASでは少しでも生徒の暗記にまつわる負担を軽減すべく、AIを活用した学習プラットフォームを導入している。このプラットフォームは「Monoxer(モノグサ)」と言い、問題を繰り返し解いて覚えるという特徴がある。近年の脳科学の研究により、最も暗記に適している方法は、音読でも書き写しでもなく、「たくさん思い出すこと」であることが明らかになっているからだ。このプラットフォームはすべての知識事項を問題として出題してくれるため、解いているうちに自然とたくさん思い出して記憶が進むという仕組みになっている。