Category: 塾ニュース|塾・企業

スタディプラス株式会社、経済産業省「IT導入補助金2021」導入支援事業者として認定

 学習管理プラットフォーム「Studyplus for School」を提供するスタディプラス株式会社(東京・千代田区、廣瀬 高志 代表取締役)は、経済産業省が実施する「IT導入補助金2021」における導入支援事業者として認定された。それに伴い、学習塾を対象としたオンライン説明会を実施する。ただし「IT導入補助金2021」は、過去取引実績がない塾が対象となる。

 教育事業者向け生徒管理プラットフォーム「Studyplus for School」は、学習管理アプリ「Studyplus」によって生徒の学習進捗を可視化し、先生のオフライン及びオンラインのコミュニケーションを支援するサービス。現在、全国の学習塾・予備校約500校以上に導入され、少子化・採用難・地域格差という社会課題が広がる中で、教育機関の新しいあり方・先生の新しい働き方をテクノロジーで実現する、いわゆる「デジタルトランスフォーメーション(DX)」を目指している。

■IT導入補助金2021 概要
 IT導入補助金とは、中小企業・小規模事業者などがITツール(ソフトウエア、サービス等)を導入する経費の一部を補助することで、業務効率化・売上アップをサポートする経済産業省の取り組み。今回、「Studyplus for School」が認定されたのは、IT導入補助金 通常枠A類型です。
 補助対象は中小企業、小規模事業者で、30万円~150万円以内のソフトウエア費の通常1/2までが補助される。
(IT導入補助金について:https://www.it-hojo.jp/

■IT導入補助金についてのオンライン説明会 概要(予定)
<説明会内容>
・「Studyplus for School」製品・機能案内、導入事例の紹介
・IT導入補助金を活用する場合の、申請の流れや必要な手続き等についての説明

<開催日時>
第1回:8/3(火) 12:00〜13:00
第2回:8/4(水) 12:00〜13:00
第3回:8/5(木) 12:00〜13:00
第4回:8/17(火) 12:00〜13:00
第5回:8/24(火) 12:00〜13:00
※全て同一の内容となる

<会場>
Zoomオンライン配信(要事前申し込み)

※イベントの詳細は下記のリンク先へ
https://story.studyplus.co.jp/n/n6b6957945bdb

凸版印刷、Libryと学習システム事業で資本業務提携

 凸版印刷株式会社(東京・文京区、麿 秀晴 代表取締役社長)は、株式会社Libry(東京・千代田区、後藤 匠 代表取締役CEO)と2021年6月18日に資本業務提携を締結した。この締結に基づき、凸版印刷の小中学校向けデジタル教材「navima」の開発のノウハウおよび小中学校とのネットワークと、リブリーのデジタル教材プラットフォーム「Libry(リブリー)」のデジタルドリルの構築ノウハウを融合し、学習履歴のデータ連携、両社の教育分野における新たな連携を推進していく。

具体的な連携内容
・コンテンツの充実
現在リブリーが提供している学力上位層向けデジタル教材による学習コンテンツの拡充

・対象校のネットワーク
凸版印刷の小中学校やリブリーの中学校と高校など既存のネットワークを相互補完した営業体制の構築

・新たな協業も視野に入れた学習履歴データの連携
学習履歴データを連携することで、より効果的な学習体験の創出、および学校現場への分析レポートの提示

今後の展開
 今後両社は、本提携を機にそれぞれサービスの対象校種を拡大させ、学力別のコンテンツや学習データの収集、分析など多岐にわたるテーマで連携。教育現場の円滑なICT化と学習効果の向上に貢献していく。

サインウェーブ ELST(R)に英検(R)準1級対策単語コンテンツを提供開始

 英語4技能対策アプリ「ELST®︎」や小学生向け「ELST®︎Elementary」、ペン型スキャナー辞書「NazoritAI Pro」、「NazoritAI for School」を提供する株式会社サインウェーブ(東京・千代田区、赤池 雅光 代表取締役)は、ELST®︎の英検®︎対策に準1級の単語コンテンツの提供を開始した。これで英検5級から準1級まで、1次試験対策・2次試験対策がフルラインナップとなった。なお今回のコンテンツ追加後も、学校と塾向けの提供価格は据え置き、さらなる価値向上狙う。

 サインウェーブ では7月19日に、試験対策コース内に英検®単語学習に準1級コンテンツを追加した。英検®︎1次対策としてシャドーイングやディクテーション機能付きで単語学習ができる。
 また、英検®2次面接対策機能においては、画面に面接官が登場し、本番さながらの試験を体験することができる。さらに自分が発話した英語は点数化され、実力が確認できる。サインウェーブは、英検®対策コンテンツを提供することで、子供たちの英語学習の一助となることを目指している。

atama plus、シリーズBラウンドで約51億円の資金調達 創業4年で累積調達額は約82億円に

 atama plus株式会社(東京・品川区、稲田 大輔 代表取締役CEO)は、シリーズBラウンドで約51億円の資金調達を実施したことを発表した。本ラウンドでは、既存投資家であるDCMベンチャーズ、ジャフコ グループに加え、新たにシンガポールのテマセク・ホールディングス傘下のPavilion Capital、米運用会社大手のT. Rowe Priceなどを引受先としている。今回の増資により、2017年4月の創業以降、金融機関からの融資を含む累積調達額は約82億円となった。

 atama plusは、「基礎学力」習得にかかる時間を短くし、「社会でいきる力」を養う時間を増やすことを目指し、AIで学習を個別最適化する「atama+(アタマプラス)」を全国の塾・予備校に提供している。駿台グループやZ会グループなどで導入され、2017年7月の提供開始から4年で導入教室数は2500以上となった。

 コロナ禍においては、自宅でも使えるatama+ Web版を開発し、生徒の学びの継続を支援してきた。加えて、2020年7月に受験後すぐに復習につなげられるオンライン模試の提供を開始、12月には立命館とともにatama+の学習データを活用した入試企画を検討する共同研究会を立ち上げた。 今回の資金調達により、プロダクト開発の速度をあげるとともに、顧客支援体制を強化することで、より多くの生徒によい学習体験を届けていく。また、マーケティング活動への投資により、生徒・保護者の方々へのatama+の認知・利用拡大を目指す。

サクシード 大阪府摂津市より学童保育に関する人材支援事業を受託

 株式会社サクシード(東京・新宿区、高木 毅 代表取締役社長)は、大阪府摂津市より、学童保育に関する人材支援事業を受託したことを発表した。

 学童保育の現状は共働き家庭の増加に伴い学童保育の需要が高まっている一方で、現場の人材不足が顕在化している。2015年の制度改革により、それまで小学三年生までだった学童保育の対象年齢が引き上げられ、「放課後児童支援員」の資格が新たに設けられ、各施設に1名以上の放課後指導支援員の配置が義務付けられた。結果として、預かり対象の児童の増加に対応するために、有資格者を含めた人材を確保することが、それ以前よりも難しくなったと言える。 サクシードは学童保育室への人材支援を通じて、未来を担う子どもたちの放課後健全育成に貢献していく考えだ。

株式会社エデュケーショナルネットワーク、スタディプラス株式会社と協働へ 学習支援システム「オプティマスタディ」と「Studyplus for School」を連携へ

 株式会社増進会ホールディングス(藤井 孝昭 代表取締役社長)のグループ会社である株式会社エデュケーショナルネットワークは、提供する学習支援システム「オプティマスタディ」と、スタディプラス株式会社(東京・千代田区、廣瀬 高志 代表取締役)の生徒の学習記録データを集約する「Studyplus for School」との連携を決定した。
 今回の新たな取り組みは2019年にZ会グループとスタディプラスが締結した業務提携に基づくもので、エデュケーショナルネットワークとスタディプラスは初の協働となる。
 今回の協働を通して、生徒の「オプティマスタディ」での学習履歴が自動で「Studyplus for school」に記録されるようになる。

 全国の学習塾に教材、学習システムを提供するエデュケーショナルネットワークの学習支援システム「オプティマスタディ」は、タブレットなどの端末で、中学生が学習を計画的に進められるトータル学習支援システム。中学生の学習サイクルに合わせて、日々の学習はもちろん定期テスト対策から高校入試対策まで、様々な目的に応じた学習カリキュラムが作成できる。あらゆる指導スタイルや指導内容に合わせて、最適な学習サポートが可能となる。

 一方で、現在学習塾では映像授業を含め複数のデジタル教材・紙教材を併用することが多く、先生による生徒の学習進捗管理は煩雑になってしまうという一面もある。今回の「オプティマスタディ」と「Studyplus for School」の連携により、「オプティマスタディ」の学習履歴が自動で「Studyplus for School」に入ってくるだけでなく、デジタル教材・紙教材に限らず複数の教材の学習進捗の管理が「Studyplus for School」で可能になる。

■「オプティマスタディ」と「Studyplus for School SYNC」の連携概要
 今回の「Studyplus for School」との連携によって、「オプティマスタディ」での学習履歴が自動で「Studyplus for School」に記録されるようになる。また、生徒が学習管理SNS「Studyplus」を用いて自宅学習を含め学習進捗を記録することにより、先生は生徒の学習状況を容易に把握することができる。生徒の学習計画の達成状況の管理や、計画へのアドバイス・修正なども、オンラインで可能となった。これにより、「オプティマスタディ」導入教室の先生の学習管理業務の負担が軽減されるとともに、先生が生徒の学習の定着をより効果的に実現できるようになる。

 今回発表した協働に基づく、「オプティマスタディ」と「Studyplus for School SYNC」のデータ連携の開始は、2021年9月を予定している。

◆学習支援システム「オプティマスタディ」 概要
 タブレットなどの端末で、中学生の学習サイクルに合わせて学習カリキュラムが作成できるシステム教材。約200の教材群から最適な問題17.5万題を抜粋、また解説ショートムービー約1200本を搭載しており、日々の学習はもちろん、定期テスト対策から高校入試対策まで、様々な目的に応じたカリキュラムを自動作成できる。
生徒一人ひとりのカリキュラムで、学習を計画的に進めることが可能。
 HP:https://www.edu-files.com/cts/os/

◆「Studyplus for School SYNC」概要
「Studyplus for School SYNC(シンク)」は、デジタル教材と「Studyplus for School」のデータ連携を可能にするため、事業者向けに提供されるAPI。デジタル教材の利用・進捗状況といった学習データを「Studyplus for School」に集約することにより、先生の管理業務を軽減するとともに、紙・デジタルといった教材の種類にとらわれず生徒の学習データを容易に収集・分析することが可能になる。

◆Studyplus for School 概要
 教育事業者向け学習管理プラットフォーム「Studyplus for School」は、学習管理アプリ「Studyplus」によって生徒の学習進捗を可視化し、先生のオフライン及びオンラインのコミュニケーションを支援するサービス。現在、全国の学習塾・予備校約500校以上に導入され、少子化・採用難・地域格差という社会課題が広がる中で、教育機関の新しいあり方・先生の新しい働き方をテクノロジーで実現する、いわゆる「デジタルトランスフォーメーション(DX)」を目指している。
HP:https://for-school.studyplus.co.jp/

スタディプラス株式会社、ボイスメディア「Voicy」で新チャンネル「受験生ほっとけないラジオ」をスタート

 スタディプラス株式会社(東京・千代田区、廣瀬 高志 代表取締役)は、ボイスメディアVoicyで新チャンネル「受験生ほっとけないラジオ」を開設したことを発表した。

「ほっとけないラジオ」は以下のURLから視聴ができる。
https://voicy.jp/channel/1867


「受験生ほっとけないラジオ」は、実際にスタディプラスで働いている“親切でおせっかいな中の人”ふたりがお送りする番組。勉強や将来に関する真面目な話題はもちろん、大学入学、そしてキャンパスライフがもっと楽しみになるようなポジティブなお話など、これから大学を目指す人のために役立つ情報を届ける。
 勉強中のながら聴きや勉強の合間の休憩中などに聴いていただくことで、受験生を中心とした10代のみなさんを応援し、ともに伴走する支援者としての放送を目指す。

スプリックス、港区教育委員会と連携 CBTの導入を推進

 株式会社スプリックス(東京・豊島区、常石 博之 代表取締役社長)は、GIGAスクール構想により配備された、1人1台端末の積極活用を進める港区教育委員会と連携し、CBT(Computer Based Testing)の公教育への導入を推進する。

■CBT導入の背景と展望
 スプリックスと港区教育委員会は、2019年7月に、民間教育における最先端の技術や革新的な教育技法を公教育へ活用すべく、包括的な連携を発表した。以降、個別最適化学習プログラムを活用した授業や、タブレットを使用した基礎学習の実施等、様々な試行を繰り返してきた。
 GIGAスクール構想による1人1台端末をいち早く実現させた港区教育委員会は、各種学力調査が紙からタブレット等に置換される将来像を念頭に、CBTの実現可能性の検討を他の自治体に先行するかたちで進めている。
 複数領域においてCBTプロダクトを開発しているスプリックスは、港区の教育現場に対してスプリックスが有するプロダクトを導入することを港区教育委員会と合意した。教員や児童・生徒にプロダクトを活用しフィードバックを吸収することで、CBTをベースとした新しいテストシステムをともに創りあげていく。

 今後もスプリックスは、港区教育委員会を含む様々な公教育機関と連携し、従来の紙に替わる新たな手段となりうるタブレット・パソコンによるテストシステムを先進的に展開することで、学校教育における新しい学習のかたちを創造・提案していく。

■具体的な取り組み内容
 この度の港区教育委員会との連携では、3つのCBTプロダクトをセットとした「CBTパッケージ」の導入を推進する。それぞれのプロダクトの概要は次の通り。

(1) TOFAS(Test of Fundamental Academic Skills)
 計算、英単語、漢字・語いなど、基礎に特化した学力を評価するテストシステム。Webベースのテストシステムのため、教員による採点は不要となり、より速いフィードバックが可能となる。また、一人ひとりのテストの分析結果を可視化することで、子どもの基礎学力レベルの顕在化と改善に貢献することができる。さらにTOFASは、Webベースのテストシステムであるメリットを最大限に活かし、日本だけでなく世界複数国で実施しており、グローバルレベルでの基礎学力の比較も可能。
 2021年3月に実施した第1回検定では、港区教育委員会における12の小中学校で実施し、学校長や保護者から前向きな評価を得ています。

(2) プログラミング能力検定
 プログラミングの基礎となる知識を測るための試験。順次処理、条件分岐、繰り返し、変数など、プログラミングの概念の理解度を体系的に分析・評価することで、受検者のプログラミング能力を詳細に測り、それまでの学習成果を証明するとともに、その後の効果的な学習につなげることができる。
 2021年5月には、港区立御田小学校の5年生・6年生を対象に実施しており、プログラミング教育の成果を示す場を創出する。

(3) 単元別CBT
 小学校から中学校の主要教科に対応し、それぞれの単元ごとにテストを用意している。学習塾向け教材フォレスタの制作で培った教材開発ノウハウと、TOFASで構築したテストシステムのプラットフォームを融合させることで、5教科に準じた新たなCBTシステムを構築した。
 2021年度2学期に、港区立赤坂中学校にて試行する予定。

京進 高校生対象のブランド「京進TOP∑」において、学習プラットフォーム「Monoxer(モノグサ)」を全体導入

 モノグサ株式会社(東京・文京区、竹内孝太朗 代表取締役、畔柳圭佑 代表取締役)の提供する学習プラットフォーム「Monoxer」が、 株式会社京進(京都・京都市、福澤一彦 代表取締役社長)が運営する、高校生対象のブランド「京進TOP∑」で全体導入されることになった。

  • 京進におけるMonoxerの活用について

 まずは英語からMonoxerを活用する。特に、英単語とリスニング対策に注力をされる方針。英単語は、生徒様の学習進度よりも前倒しで確実に記憶定着させることを目指す。リスニング対策は、ディクテーション機能を活用して「音の記憶」をサポートすることにより、配点が増えた大学入学共通テストでのリスニング対策を主眼とした実践的な力を身につけることを目指す。

クラスジャパン学園 三重県の学習塾「安藤塾」と連携

 株式会社クラスジャパン学園(東京・渋谷区、中島 武 代表取締役)は、株式会社安藤塾(三重・伊勢市、安藤 大作 代表取締役社長)と連携し、不登校などを理由にオンライン学習をしている生徒を対象としたサポートキャンパスを開始する。

 株式会社クラスジャパン学園が運営するクラスジャパン小中学園は、不登校などを理由に自宅で学ぶ生徒が、オンライン学習によって小中学校の出席取得を目指せる「オンライン小中学校」。安藤塾と提携することで、オンラインサポートにとどまらず、リアルの塾の場をキャンパスと見立て、「オンライン学習で学ぶ生徒がより出席や成績取得を目指せる環境」を整えるべく、提携した。

 安藤塾の教室で、クラスジャパン学園が提供するオンライン教材を活用し学習を行う。出席・成績取得の要件となる「学習レポート」については、クラスジャパン学園と安藤塾が連携して作成し、生徒の保護者が学校としっかり連携できるまでサポートする。

対象
小学校1年生から中学3年生
料金
月額:33,000円(内税)
校舎
安藤塾全校舎
※伊勢神久校、東進衛星予備校伊勢西校は除く
時間
毎週:月曜から金曜 14時から16時
申込先(問い合わせ先)
※下記URLへ
http://www.andojuku.com/event/classjapan/index.html