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車の信頼度、トップ5に日本勢4ブランド 米誌調査

米有力消費者情報誌「コンシューマー・リポート」が10月20日発表した自動車ブランドの信頼度調査で、トヨタ自動車の高級車ブランド「レクサス」が3年連続で首位になった。2位「トヨタ」、4位「マツダ」、5位に富士重工業の「スバル」となり、日本勢が上位を占めた。昨年4位だった「ホンダ」は8位。
独フォルクスワーゲン(VW)は、傘下の「アウディ」が3位、「VW」は13位(調査は不正発覚前)。米国勢では最大手ゼネラル・モーターズの「ビュイック」が唯一、7位でトップ10に入った。

東京は連続4位、 世界都市力調査

森記念財団都市戦略研究所が10月14日に発表した「世界の都市総合力ランキング」(2015年版)で、東京は8年連続の4位だった。世界の主要40都市を対象とした調査で首位はロンドン、2位はニューヨーク、3位はパリと上位10都市の顔ぶれは昨年と同じだった。東京は円安や景気回復で「海外からの訪問者数」や「留学生数」が増え、「文化・交流」の分野で昨年の6位から5位に浮上した。一方、国際線の直行便就航都市数(25位)や国際線旅客数(12位)の評価が低かった。

交通事故死者数、最多は中国の26万人…WHO

世界保健機関(WHO)は10月19日、世界の道路安全に関する報告書で、2013年に交通事故で死亡した人が世界全体で125万人に上ったとの推計を公表した。国別で、死者数が最も多かったのは中国の26万1367人。2番目インドの20万7551人、3番目がブラジルの4万6935人だった。この新興3か国で世界全体の交通事故の割4以上を占め、急速な経済発展に交通安全対策が追いついていない実情が浮き彫りになった。インドネシア(3万8279人)、ナイジェリア(3万5641人)、米国(3万4064人)が死者3万人を超えた。

就学援助の書類、配布不十分

文部科学省の調査で、経済的理由で就学が困難な小中学生に学用品費などを支給する就学援助制度について、全国の自治体の3分の1が、入学時や新年度に制度を知らせる書類を学校で配っていないことが分かった。2014年度の調査に回答した1760市町村のうち、毎年度の進級時に書類を配ると答えたのは67.5%。入学時に学校で書類を配るとしたのは66.6%だった。同省によると、13年度に全国で就学援助を受けたのは約151万人。ここ数年の援助率(支給対象者の割合)は15%前後で推移している。

授業以外でするスポーツ、小中学生は水泳1位

バンダイ(東京)が小中学生を対象に実施した意識調査で、体育の授業以外でやっているスポーツで最も多かったのは水泳の16.5%。2位はサッカー(9.2%)で、テニス(6.3%)、野球(3.8%)と続いた。始めた理由は、水泳とテニスは「体力づくりをしたいから」がともに45.3%でトップ。サッカーは「友だち・兄弟がやっているから」の51.9%、野球では「親が好きだから」の37.5%が最多。好きな選手は1位がフィギュアスケートの浅田真央選手(13.1%)、2位がテニスの錦織圭選手(12.7%)、3位がフィギュアの羽生結弦選手(7.6%)だった。

言葉遣い「ゲーム影響」47%

文化庁の2014年度「国語に関する世論調査」で、「子供の言葉遣いに与える影響が大きい人やもの」を複数回答で聞いたところ「ゲーム機」との答えが約半数の47.5%に上った。同じ質問をした2000年度調査では34.1%、07年度調査では45.2%で、「インターネット」(14年度39.2%)とともに増加傾向にある。最多だった「テレビ」(81.4%)や「母親」(72.3%)、「父親」(67.8%)はいずれも07年度調査から減った。調査は今年1、2月に全国の16歳以上の男女1942人に聞いた。

「住んでみたい街」首都圏1位は恵比寿

住友不動産など大手デベロッパー7社は、マンション購入希望者が首都圏で住んでみたい街に関する調査結果をまとめた。2015年度の首位は恵比寿駅となり、2位は吉祥寺駅、3位は麻布十番駅、4位は表参道駅、5位は自由が丘駅、6位は鎌倉駅、7位は二子玉川駅、8位は青山一丁目駅、9位はみなとみらい駅、10位は横浜駅だった。調査は15年6~7月、首都圏に住む20歳以上の男女約5200人からインターネットで回答を得た。駅名を街の選択肢として提示。3位まで選んでもらい、得点を集計してランキングした。

日本は競争力6位 世界経済フォーラム

世界経済フォーラムが9月30日発表した2015年版の「世界競争力報告」によると、日本の総合順位は前年と同じ6位だった。日本は多くの個別項目で小幅な上昇・低下があり、全体で横ばい。総じてインフラや教育、健康などの評価が高い一方で、財政赤字と公的債務の大きさが最下位かそれに近い順位で全体を押し下げる構図は変わらない。「インフレ率」の評価は、前年の62位から一気に1位になった。同フォーラムが適正とする水準に近くなったためだ。世界1~3位はスイス、シンガポール、米国の順で前年と同じだった。

教師「英語で文法説明」に壁

イーオン(東京・新宿)が8月、中学・高校の英語教師283人に「授業でサポートが必要、困難と感じていること」を尋ねたところ「文法を英語で説明する」が58%で最多だった。多い順に「スピーキング指導」(49%)、「ライティング指導」(41%)と続いた。「文法指導」(23%)や「リスニング指導」(20%)という回答は比較的少なかった。「教科書にもっと盛り込んで欲しいスキル」は高校教師では「プレゼンテーション」、中学教師では基礎的な発音の学習法「フォニックス」をそれぞれ約半数が挙げ最多。

電子書籍利用、高校生15~16% 

文部科学省の委託で浜銀総合研究所がまとめた調査結果によると、電子書籍で読書をする高校生の割合は学校のある日で15.8%、休みの日で16.8%であることが分かった。ただ、電子書籍を読み始めた生徒の約3割が「読書量が増えた」と回答した。昨年11月に調査し、高校生約4700人が回答した。高校生が感じる電子書籍の良い面は「いつでもどこでも読める」(43.3%)、「持ち運びが楽で便利」(42.8%)、「すぐに本が手に入る」(37.7%)など。悪い面は「目が疲れる」(38.4%)、「読みづらい」(27.4%)などだった。