Archive for: 11月 2016

横山大観旧宅、史跡に 文化審答申

文化審議会は11月18日、山岳信仰遺跡「英彦山」(福岡県添田町)など11件を史跡に、「勝山恐竜化石群および産地」(福井県勝山市)など2件を天然記念物に指定するよう、松野博一文部科学相に答申した。近く答申通り告示される。「横山大観旧宅および庭園」(東京・台東)は史跡と名勝の両方に指定される。このほか、四国山間部の「奥内の棚田および農山村景観」(愛媛県松野町)を重要文化的景観に選定し、大正初期に造成された「松田屋ホテル庭園」(山口市)など2件を登録記念物にするよう答申した。

小 中 高 教諭 保護者の英語教育要望高まっていると感じる79%

NPO法人「日本国際交流振興会」の調査で「英語教育に対する保護者からの要望が『高まっている』と感じる教諭が79%に上ること」が分かった。児童生徒からの要望が「高まっている」と回答した教諭は68.9%と、保護者からの要望を約10ポイント下回り、保護者の期待度が高い結果となった。6月に全国の小中高校2409校に聞き219校の教諭が回答した。

貿易黒字2カ月連続 10月

 財務省が11月21日発表した10月の貿易統計速報(通関ベース)によると、輸出額から輸入額を差し引いた貿易収支は4962億円の黒字だった。貿易黒字は2カ月連続。輸出額はドル建ての貿易が多い自動車や鉄鋼が円高・ドル安の影響で円換算で目減りし、5兆8699億円と前年同月比で10.3%減った。原油安などで輸入額も大きく減り、全体で黒字となった。

札幌開成中等教育学校(公立中高一貫校)の教育事情

札幌市に昨年開校した市立札幌開成中等教育学校。2年(中学2年)の理科の授業で、生徒たちは1台ずつ貸与されているiPadを使って調べる。同校は1クラス26~27人の少人数制で、授業は1コマ100分間。定期考査はなく、各自が調べたことを論文やポスターの形にした「成果物」などで評価される。全国の公立中高一貫校で初めて、海外の大学入学資格が得られる「国際バカロレア(IB)」の候補校にもなり、IBのプログラムに沿って1~4年(中1~高1)の4年間、課題探求的な学習を重ねる。中高一貫の連続性を生かした取り組みだ。

 千葉県立東葛飾中学高校は週末や夏休みを中心に、大学や博物館と連携して、教科の枠組みを超えて学ぶ「東葛リベラルアーツ講座」を開く。今年度は「広告ってなんだ?」「流星群の力学」「イスラームを感じる」「首都直下地震について考える」など、60を超える講座を予定。座学や街に出てのフィールドワークなど様々な内容で、中高生が一緒に学ぶ。探究心や広い視野を育むのが狙いだ。

大卒女性初任給、初の20万円台 今年、厚労省調査

厚生労働省が17日に発表した2016年の賃金構造基本統計調査によると、大学卒業者の初任給は20万3400円で、前年と比べて0.7%増えた。増加は3年連続。大卒女性は0.6%増の20万円で、1976年の調査開始以来初めて20万円台に到達した。大卒男性は03年に20万円台に乗っており、13年遅れての到達となった。

独身「休日は1人」8割 シチズン時計調査

シチズン時計(東京)が20~60代の400人を対象に実施した調査で、働く独身男女の8割は休日を1人で過ごすことが多いことがわかった。休日の過ごし方を4つのパターンで尋ねた結果、「1人で過ごすことが多く、家にいることが多い」と答えた人は58.3%、「1人で過ごすことが多く、外出が多い」としたのは21.8%で、合わせると8割に上った。一方、「人と会うことが多く、外出が多い」としたのは16.0%、「人と会うことが多く、家にいることが多い」は4.0%だった。

ワーク・ライフ・バランスの取り組みを評価 京進が奨励賞を受賞

「学習塾京進」や「個別指導スクール・ワン」などを展開する教育サービス大手の株式会社京進(京都市下京区、白川寛治代表)は17日、産業界労使・学識経験者からなる「~生涯活躍と働き方改革を実現する運動~ワーク・ライフ・バランス推進会議」(事務局:公益財団法人 日本生産性本部)が主催する「第9回 ワーク・ライフ・バランス大賞」において「奨励賞」を受賞した。

同社は、多様な人材が活躍できる企業をめざし、2002年より定時退社キャンペーンを展開し、従業員の意識改革により早く退社できる風土・体制づくりを実施してきた。また、グローバル視点を養う風土づくりとして、海外での異文化体験を図るよう、勤続10年ごとに連続10日間の連続休暇と旅行券支給などで推進を強化。社員満足度(ワークライフバランス項目)が継続して改善したという。

同大賞は、ワーク・ライフ・バランスの推進にあたり優れた成果をあげている、または地域・社会に大きな貢献を果たしている企業・団体を表彰する制度だ。「ワークライフバランス推進会議」は、組織を中心としたワーク・ライフ・バランスの推進から個人起点でのワーク・ライフ・バランス実現を目指した新たな活動を進めている。07年から始まった同制度は、今年から特に中長期視点でのキャリア形成や働き方改革をはじめ、個人の様々な活動によるワーク・ライフ・バランスの実現を支援している企業や組織について、実効性ある先進的な取り組みを表彰している。

京進は「今後もワーク・ライフ・バランスの実現に向けた取組みを推進し、従業員一人ひとりがいきいきと働ける企業をめざす」としている。

今年の英単語「POST-TRUTH」 英オックスフォード大

英オックスフォード大出版局は11月16日、今年注目を集めた英単語として「客観的な事実や真実が重視されない時代」を意味する形容詞「POST-TRUTH」を選んだ。英国の欧州連合(EU)離脱を巡る国民投票や、トランプ氏が勝利した米大統領選の選挙運動の過程で使用頻度が急増した。真実や事実よりも個人の感情や信念が重視される米英の政治文化や風潮を表現していると評価された。オックスフォード英語辞典などを出している同出版局はネット上で調査し、その年を代表する言葉を発表している。

Pepperが受験生に個別相談 東京家政大学附属中高の文化祭で

東京家政大学附属中学校・高等学校(東京・板橋区、高木くみ子校長)では、人型ロボットのPepper(ペッパー)が受験生の個別相談をするユニークな取り組みをはじめた。10月22日、23日の2日間にわたって開催された同校の文化祭(緑苑祭)では、来年以降に中学校を受験する小学生と、高校を受験する中学生に向けて、ペッパーが各教科の学習方法などの個別相談に対応した。

ペッパーは同校の制服を着用して、生徒たちと会話したり握手をしながら交流した。個別相談では、ペッパーが話す学習方法を子供たちがメモを取り受験に備えた。ペッパーが話す内容は、生徒たち自身がプログラミングしており、「チーム家政」の一員として多くの来校者をおおいに楽しませた。

Pepperが個別相談

いじめ防止へ教材集 文科省

文部科学省は、道徳の授業でのいじめ防止教育を充実させるため、各地で実際に発生した事例や授業での実践例などをまとめた教材集を作成する。子供が書き込んで議論できる教材も作り、今年度中に同省ホームページ上に設置する「アーカイブセンター」から教員が自由に活用できるようにする。松野博一文科相が11月16日の衆院文部科学委員会で「なぜいじめが起こるのか、なぜいけないと分かっていても止められないのかなどについて、自分のこととして考えることが大切だ」と話し、近く教員向けにメッセージを発表する。