Archive for: 11月 2016

司法試験 問題作成は連続3年まで

明治大法科大学院の元教授による司法試験問題の漏洩事件を受け、司法試験委員会は2日、法科大学院の現役教員が問題作成担当の考査委員を兼務する場合、任期は連続3年に限ることを決めた。司法試験委に裁判官や検察官、弁護士、学識経験者でつくる「候補者選定部会」を設置し、考査委員候補者の適格性や法科大学院の指導体制をチェックする。

ロボット開発、会津大

昨年から産学連携でロボットの研究開発に取り組む会津大(会津若松市)の学園祭の一コマ、突起物にベルトを巻いた小型災害対応ロボット「スパイダー」がゆっくりと段差を上っていく。A(9)くんが、コントローラー(制御装置)でロボットを動かしていた。このコントローラーが、会津大のロボット開発の核になっている。県内外の企業7社と連携し、共通仕様のコントローラーで動かせる災害対応ロボットを開発中だ。

訪日客、初の年間2000万人突破

観光庁は10月31日、2016年の訪日外国人観光客が30日に2000万人を超えたと発表した。暦年ベースで2000万人の大台に乗せるのは初めて。中国、韓国、台湾などアジアからの訪日客が伸びをけん引し、地方を訪れる人も増えている。政府は20年に訪日客4000万人の目標を掲げる。宿泊施設の確保や、一時ほど振るわない消費の底上げなど課題はなお多い。訪日客は13年に初めて1000万人を超え、14年1341万人、15年1974万人と順調に拡大してきた。通年では2400万人程度に達する可能性がある。

月刊私塾界2016年11月号(通巻427号)

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巻頭言

次年度の準備は如何だろうか。
 今年は昨年にも増して教育ICTのニュースが多い。シンポジウム、展示会、そして数々の導入や実践事例。これから導入を予定しているところもあろうし、まだどうしたら良いか迷っている方々もおられると推測する。また、既に使い始め、ヴァージョン・アップを検討している学習塾もあろう。
 いずれにしてもこれだけ多くのツールが開発され、日進月歩で新たなシステムが次々出ると、何をどのようにしたら良いか迷う。ここで一度立ち止まり、何のためにICTを利用したいのか、考えてみる必要がありはしないだろうか。
 その第一は、自塾の教育理念や経営理念と照らし合わせることだ。最も基本となる事柄から導き出すことが必要である。そうしないと利用目的が明確化しない。
 また、教育工学の観点から教育ICTを考察することも有益である。起点が解り、どこでどのように分岐し、今後どのように進むかを理解できる。専門書に触れることを推奨する。
 ところで、公文教育研究会が認知症重症化予防サービスとして、「学習療法」を提供していることをご存知だろうか。現在約1600の介護施設などで1万2千人余が利用する。要介護度が上がらない実績が出ている。学習教材は公文お得意の紙と鉛筆、高齢者二人に一人のスタッフがつく。何ともローテクの世界なのである。しかし、ハイタッチの世界だ。
 皆さんも自塾のリソースを洗ってみてはどうか(頭の中も)。宝の山が眠っているやも。

(如己 一)

目次

  • 8 CatchUp01 イング
  •    子供たちの成長実感を創造すること・・・
       そのためにイングが力を入れていること

  • 10 CatchUp02 英俊社
  •    欲しい過去問をピンポイントで選択、
       オリジナル教材を作成

  • 12 CatchUp03 サテライトネット
  •    教育から地域貢献を

  • 14 HOT TOPICS01 教育改革先取り対応セミナー
  • 16 挑む私学 東京女子学園中学校・高等学校
  • 19 目次・巻頭言
  • 20 NEWS ARCHIVES
  • 50 千里の道も一歩から ~編集長備忘録~
  • 51【特集】 教育ICT考 2016・秋(後編)
  • 60 HOT TOPICS02 さらなる教育力の向上を目指す「興学社大学」
  • 62 短期集中連載「自立学習」を超えて!(9) 山田徹雄
  • 64【TOP LEADER Company】
  •    夢を追い求め、果敢に挑戦する
       学校法人 創志学園

  • 76 教育サービス業界 企業研究(49) 大阪進研
  • 79 日本教育ペンクラブ・リレー寄稿(275)
  • 80 疾風の如く(88)
  •   学習支援塾ビーンズ(東京都)
      代表 塚﨑 康弘さん

  • 82 好機到来(19) マツハシゼミナール 代表 橋山 智洋さん
  • 84 新米塾長のための「学習塾経営基礎講座」(42)
  • 86 白書界隈徘徊話(20) 西村克之
  • 88 自ら動き出すチームにする方法(26) 中谷彰宏
  • 90 新米塾長のための「部下とサシで行きたいごはん屋さん」(40)
  • 91 芸術見聞録(40)
  • 92 高校生からの子育てハイウェイ(19)
  • 93 クロスワードパズル「塾長の机」
  • 94 為田裕行の「教育ICT行」(20)
  • 96 新・授業改革を目指して(93) 石川幸夫
  • 98 林明夫の「歩きながら考える」(135)
  • 100 咲かせよ桜(24) 小林哲夫
  • 104 未之知也(いまだこれ知らざるなり)(43)
  • 106 論点2016(11) 学校耐震化。そして、老朽化対策
  • 110 編集後記
  • 112 Book Review
  • 114 塾長のためのガジェット講座

ベネッセ 高校講座は紙の教材中心のコースに

ベネッセホールディングス(HD)は今年度から始めた通信教育講座「進研ゼミ+(プラス)」の高校講座は、紙の教材中心のコースとタブレット(多機能携帯端末)を組み合わせるコースを用意していた。紙中心の教材を選ぶ利用者が多いため見直すことにした。「進研ゼミ+(プラス)」の高校生のコースを紙の教材中心に絞り込む。2017年度から始まる高校1年生の講座ではスマートフォン(スマホ)などを使う動画による指導は補完的な役割に位置づける。複雑だった講座の体系を分かりやすくして入会を促す。

75歳以上、子ども上回る 15年 国勢調査確定値

総務省は10月26日、2015年国勢調査の確定値を公表した。外国人を含む総人口は15年10月1日時点で1億2709万4745人となり10年の前回調査から約96万人減少。国勢調査としては1920年の調査開始以来、初めて減少に転じた。75歳以上の人口は1612万人と総人口の「8人に1人」を占め、初めて14歳以下の子ども(1588万人)を上回った。

 前回10年調査で初の減少に転じた日本人に限った人口は1億2428万人と107万人減少した。出生数が死亡数を下回る自然減が原因だ。一方、外国人労働者の増加などで日本に在住する外国人は10万人増の175万人と過去最高を更新した。総人口のうち男性は6184万1738人、女性は6525万3007人だった。

 総人口の世界順位は10位で5年前と変わらなかったが、11位のメキシコとほぼ並んだ。10年から15年までに人口が減ったのは上位20カ国で日本だけだった。