上場塾別株価指数

最新の“株価動向”を読む>>

上場塾の“株価動向”9月を読む

「子ども手当」の期待感も一段落か?

上場塾 平均株価 09年9月度

9月の学習塾上場企業の株価の動きは、政権交代がひと段落した影響からほぼ横ばいとなった。日経平均株価は10,133円(前月比▲359円)、学習塾平均株価は4,816円(前月比▲90円)だった。9月の学習塾平均出来高は、61万株であり、前月の158万株を大きく下回った。

反落の要因としては、民主党政権の目玉である「子ども手当」の期待から上昇してした株価も、一段落した節がある。世論は「子ども手当」が実現可能かにシフトし、現実を見据えた値動きとなった。また、出来高も活発な買い売りはひと段落した。

個別銘柄では、秀英予備校、リソー教育、早稲田アカデミー以外はすべて軒並み横ばいか下落である。しかし、8月の選挙戦に伴って株価を上げた企業に引き続き、秀英予備校、クリップコーポ、早稲田アカデミー、栄光の4社は、9月に入って年初来高値をマークするなど、未だに教育産業への期待値は高い。一方、株価を上げたリソー教育は、9月28日の業績予想の上方修正により6連騰し、2007年8月にマークした高値5,770円に急接近した。夏期講習の受講者増と単価の向上、かつコスト削減が寄与して利益を押し上げたことが起因である。

またしても、「子ども手当」に陽動された9月であった。

経営教育研究所
今野 篤

▲ページのトップにもどる