- 09年広告費、初めてネットが新聞抜く
- 2010年3月6日 掲載
──総額は過去最大の減少
電通が22日発表した2009年の総広告費は前年比11.5%減の5兆9,222億円となり、2年連続で前年を下回った。下げ幅は過去最大。世界同時不況 による年前半の大幅な落ち込みが響いた。媒体別では新聞が18.6%減の6,739億円と落ち込む一方で、インターネットは1.2%増の7,069億円で、初 めてネットが新聞を上回った。
広告費総額は、政権交代が焦点となった衆院選やエコカー減税、エコポイント関連の広告出稿で年後半に回復したが、前半の落ち込みをカバーできなかった。 媒体別では、新聞以外にも、テレビが10.2%減の1兆7,139億円で、いずれも5年連続のマイナス。雑誌が25.6%減の3,034億円、ラジオが 11.6%減の1,370億円で、マスコミ4媒体はそろって2けたのマイナスを記録。4媒体合計では、14.3%減の2兆8,282億円に低迷した。4媒体の 出稿元別では、自動車、金融・保険など21業種中20業種でマイナスとなり、プラスは公官庁・団体だけだった。
4媒体以外では、インターネット広告のほか、衛星メディア関連が4.9%増の709億円とプラスを確保。ネット広告では、携帯電話などモバイル向けが12.9%増と好調だったが、ネット全体の伸びは、08年の16.3%増から1.2%増に大きく鈍化した。
2010年2月22日 産経新聞







