EN社、恒例の関西中学入試セミナーを開催

去る9月20日(木)、AP大阪駅前にて、(株)エデュケーショナルネットワーク(EN社)は、関西の教育関係者には恒例となった「2019年度中学入試情報セミナー」を開催した。今回のテーマは「2019年度関西地区中学入試の展望」。入試日程の変更状況、私学の新設コース・コース改編の状況などを中心に、EN社の藤川享氏による最新の関西の入試状況の分析を時間の許す限り解説していく。この時期に、ここまでまとまった関西の中学入試に関するセミナーを実施するのが稀であることもあり、関西地区の学校関係者、塾・教育関係者の多くが参加し、注目の高さが伺える。その様々な関西地区の入試分析の中でも、変更があった点として挙げられるトピックの一つが、「中学入試の選抜方法の多様化」についてだ。
 藤川氏によれば、入試教科で4教科必須の受験校は、2019年度には関西の私学わずかに4校のみで、ほとんどの私学が受験科目の選択制を取り、この傾向は続くとのこと。また、入試科目に英語を課す私学についても、ここ数年で右肩上がりに増加。特に英検等の資格優遇制度を活用する私学の数に関して言えば、2018年度の26校から2019年度は42校と急増。ここ数年で関西地区でも英語を入試に活用する素地が出来たようだ。

セミナーの様子

 また、首都圏を中心に広がりを見せていた「インターネット出願」。関西地区の私学でもここ数年で急激に広がりをみせているようだ。関西でも142校中84校もの導入が進んでいる。実際、三菱総研DCS(株)が開発・運用し、EN社がリリースしているインターネット出願システムの「miraicompass」は、首都圏だけではなく、近畿圏の導入校もここ数年で増えている。
 藤川氏は「英語教育にとどまらず、『スポーツ・クラブ活動』、『キャリア教育』、『ICT』、『21世紀型教育』などのキーワードで新しい教育を導入する学校が増えてきた。学習塾でも従来の中学受験進学対策だけではなく、『小学校向け英語コース』、『スポーツクラブ』、『パソコン教室』などの新しいカリキュラムを追加する学習塾も増えつつある。この一連の動きを進めることで、中学入試の市場の裾野が広がる可能性が高まり、最終的には中学入試市場の活性化につながるように、われわれもその橋渡しをしていきたい」と締めくくった。
 2020年まであとわずか。各地域の中学入試に関しても、より具体的な対応が求められる段階にきているようだ。

これからのアルバイトの在り方を再定義する「エデュバイトグランプリ」開催

成基コミュニティグループの代表の佐々木喜一氏が会長を務める一般社団法人日本エデュバイト協会が主催する「エデュバイトグランプリ(EBGP)2018」が、9月17日(月・祝)にみやこめっせ(京都府京都市)にて開催された。「エデュバイト」とは成基コミュニティグループが、2004年にアルバイトに教育的な要素を付加した「有給インターンシップ」として位置付けた仕組みで、「実社会で必要となるスキル習得に直結するアルバイト」のカタチや、「もっと志を持って取り組め、やりがいや達成を感じられるアルバイト」のカタチを具現化、提供したいという想いから、発案。実際に成基コミュニティグループに勤める「エデュバイト生」の中から最も優れた実践事例を決めるのが今回の「エデュバイトグランプリ」だ。今回も総勢1,000名にも及ぶエデュバイト生が一堂に集まり、その意識の高さが伺える。
 この「エデュバイトグランプリ」は学生の、学生による、学生のためのイベント。エデュバイトを推進するための一般社団法人日本エデュバイト協会の学生実行委員会が企画・運営し、社員はあくまでもサポート役に徹する。今回はフランクな環境で成果発表等をしていければという想いから、社員も含め、全員がカジュアルな装いで参加。より学生主体の運営を試みている。

 今年のEGBPのテーマは「成長・進化」。プログラムにもワークショップを取り入れるなど主体的に参加でき、学びのあるイベントを目指す。
 大きく「コーチング部門」と「エデュバイトプロジェクト部門」の2つによって構成され、それぞれの選抜された優秀者、または優秀グループが時間の許す限り参加者全員の前で自教室の取り組みを発表。アンケート集計器を使用し、採点基準に照らし合わせて参加者全員が投票。その場で「コーチング部門」、「エデュバイト部門」のグランプリを決める。
 「コーチング部門」は4つに分かれた地区大会でそれぞれ勝ち上がってきた4名の代表によるプレゼンテーション、「エデュバイト部門」では選抜された8教室からの成果発表があり、グランプリが発表された。
 「コーチング部門」のグランプリは、京都南・奈良地区代表のゴールフリー伏見教室の中西太郎さん。「エデュバイト部門」では、ゴールフリー上牧教室が受賞した。またゴールフリー伏見教室も0.1ポイントという僅差で惜しくも第2位となり、健闘を讃え合った。
 2020年をターゲットイヤーとした教育改革、働き方改革等の様々な新しい風が吹いている教育業界。今回のイベントはその中でも「大学生のキャリア教育」という分野で非常に示唆に富んだものとなった。

画面付きスピーカー12月発売へ アマゾン

米インターネット通販大手アマゾン・コムは9月20日、音声を使った人工知能(AI)サービス「アレクサ」に対応したスピーカー「エコー」の新製品を発表した。10.1インチの画面を搭載した「エコーショー」などを日本でも発売する。年末商戦に向けて品ぞろえを充実させ、米グーグルに対抗する。 「エコーショー」は2万7980円で、21日から予約を受け付け、12月12日に発売。音楽再生や動画視聴のほか、ネット閲覧もできる。

 価格を抑えた「エコードット」が5980円、上位機種「エコープラス」は1万7980円。音質を高めた。低音専用スピーカーのサブウーファー「エコーサブ」は1万5980円。いずれも9月21日から予約を受け付け、10月30日に発売する。

『デジハリ・オンラインスクール』全面リニューアル|10月1日までリニューアルキャンペーン実施中

デジタルハリウッドが運営をする、動画教材とライブ授業専門の「デジハリ・オンラインスクール」では、2018年10月生よりサービスの全面リニューアルをする。
3DCGソフト「Maya2018」へのカリキュラムアップデートの他、通信教育では不足しがちなコミュニケーション面の強化を行い、個々の習熟度に合わせたアダプティブな学びを提供する。
今回のデジハリ・オンラインスクールのWebサイト、および、サービスのリニューアルを記念してキャンペーンを実施中。詳細は公式サイト内のキャンペーンサイトを御覧ください。10月1日(月) まで受け付けている。
 IT関連及びデジタルコンテンツの人材育成スクール[デジタルハリウッド] が運営をする、動画教材とライブ授業専門の「デジハリ・オンラインスクール」では、2018年10月生よりサービスの全面リニューアルをする。最新3DCGソフトMaya2018へのカリキュラムアップデートの他、通信教育では不足しがちなコミュニケーション面の強化を行い、個々の習熟度に合わせたアダプティブな学びを提供できるようになる。

“ギネス世界記録認定のカブトムシ登場” “みんなで世界一を目指そう!” 1日限定『哀川翔の世界一カブトムシ飼育教室』

長崎・ハウステンボスでは、「昆虫アニキ」で知られる俳優・哀川翔さんを招き、1日限定“哀川翔の世界一カブトムシ飼育教室”を10月6日(土)に開催する。会場では、カブトムシを知り尽くしている哀川翔さん自ら、世界一大きいカブトムシの育て方を紹介。さらに、外国産の珍しい成虫見学や、天然の約100匹のクワガタに直接触れることができる。またイベント終了後には哀川さんと全員で記念撮影。カブトムシ好きな子供はもちろん、かつてカブトムシ好きだった大人たちも大興奮間違いなし!“命の大切さ”を一緒に学び、絆が深まる「親子で学び楽しむ機会」として、家族で思い出に残るイベントへとなっている。

【イベント概要】
■開催日:2018年10月6日(土)
■時間:①13:00~14:00、②15:00~16:00、③17:00~18:00
※開場は開始30分前からとなります。
※各回500名限定となります。
※開始30分前より、お子様に直接、哀川翔さんへの質問を書き込んでいただきますので、お早めにご入場ください。
■会場:ハウステンボス内 タワーシティプラザ
■参加費:無料 ※ハウステンボスの入場券をお持ちの方はどなたでも参加いただけます。
■事前申し込み:こちら ⇒ https://www.huistenbosch.co.jp/forms/beetle/
※事前予約は、お席が必要な小さなお子様もご予約ください。
また、会場でのお席の確保は行いますが、席は自由席となります。
※事前予約を優先とし、当日空きがある場合は、参加いただけます。

プログラミング教室イトグチジュニア、千葉県市川市の日出学園小学校への特別授業の開催決定

株式会社イトグチ(大濱 裕貴 代表取締役)の運営するロボット・プログラミング教室イトグチジュニアは2018年11月29日に千葉県市川市の私立日出学園小学校にて、小学生向けプログラミング出張特別授業を行うことが決定した。同社はこれまでに公立小学校の保育学童教室などでも出張授業を開催している。

学校法人日出学園、日出学園小学校(住所:〒272-0824 千葉県市川市 菅野3丁目23−1、以下同校)は昭和9年に創立された私立小学校であり、幼稚園・小学校・中学校・高等学校を同一敷地内に擁して一貫した教育方針に基づいた教育を行なっている。

イトグチジュニアでは、レゴ社の教材Wedo2.0・MIndstormEV3を使用したプログラミング教育をメインに、Scratch(スクラッチ)、3Dプリンタなどを用いた今後発展する最先端技術を取り入れた教育を行なっている。
地域へのプログラミング教育の普及活動の一貫として、同社は今後も教育機関・民間企業での出張特別授業の開催プランの募集を行なっている。

タブレット型AI教材『atama+』新機能をリリース

atama plus株式会社(東京都・中央区 稲田 大輔 代表取締役、以下「atama plus」)は、タブレット型AI教材『atama+』において、宿題アプリ『atama+at home』正式版および新たに「物理」「化学」の提供を開始した。
 atama plusは、2017年4月の創業以来、「教育を通じて、自分の力で夢を実現できる人が溢れる未来を創る」というミッションのもと、一人ひとりに最適な「自分専用レッスン」を作成するタブレット型AI教材『atama+』を提供してきた。塾の生徒向け『atama+for student』は現在、株式会社Z会エデュースや駿台教育センター株式会社をはじめとする学習塾を通じて、全国の中学生・高校生に利用されています。また、塾の講師向けに、生徒のつまずき箇所の把握や宿題を出すことができる『atama+for coach』を提供している。

■新機能概要
1. 宿題アプリ『atama+at home』正式版
『atama+at home』は、塾でタブレット型AI教材『atama+for student』を利用する生徒を対象に、生徒一人ひとりのスマートフォンに最適な宿題を提供するアプリ。『atama+ for student』と『atama+ at home』は相互連携しているため、各生徒の塾内での学習状況に応じた宿題が自動配信され、さらに塾外での学習状況に応じて塾内での教材も最適化される。また、講師向けの『atama+for coach』とも連携し、講師は各生徒の宿題量のコントロールやリアルタイムでの進捗の把握が可能になる。塾内外を連携させた学習により、さらなる学習の効率化が可能になる。

2. 高校生向け「物理」「化学」AI教材
これまで提供してきた「数学」や「英文法・語法」に加え、高校生向けに「物理」「化学*」教材をリリース。「物理」では、生徒がつまずいた箇所によって「数学」の講義を出すなど、教科間をまたがった学習が可能になる。

東京都区市町村「いい地盤ランキング」発表

地盤ネット株式会社(東京都・中央区 代表取締役 山本 強 以下地盤ネット)は、北海道胆振東部地震により地盤液状化に対する関心が高まっている状況から、地盤ネットが保有するビッグデータをもとに算出した「地盤安心スコア」集計により、東京都区市町村の「いい地盤」ランキングを公表した。
■東京都「いい地盤」ランキング発表の経緯
地盤ネット総研では2016年11月28日(いい地盤の日・日本記念日協会認定)』に47都道府県の「いい地盤ランキング」を発表した。参考サイト北海道胆振東部地震により地盤液状化に対する関心が高まっており、地盤ネット総研では、東京都の生活者の方に各地域の災害リスクを把握し、自主防災に役立てるため、このランキング集計及び発表に至った。

■東京都区市町村のランキング結果 上位3位と解説
<東京都区市町村> ※島しょ部を除く

1位 国分寺市 86.68点
市域の大部分を占める高台上の平坦地である武蔵野台地と、国分寺崖線を境に一段低い立川台地など、大部分が平坦で安定した地域であることから東京都1位となりました。

2位 西多摩郡瑞穂町 86.33点
町の大半が武蔵野台地の北西端に位置しており、一部の人工造成地を除き、洪積層の良好地盤が多いことから上位のスコアとなりました。

3位 小平市 86.05点
地形が平坦(たいら)だったことから市名が名付けられたことからもわかる通り、武蔵野台地の平坦な土地が大部分であることから上位のスコアとなりました。

<23区のみ>
1位 練馬区 80.59点(東京都16位)
30~40m程度の起伏の少ない武蔵野台地上にあり、川沿いの人工造成地を除いてはほぼ安全な場所が多く、23区での1位となりました。

2位 杉並区 77.32点(東京都23位)
武蔵野台地中央部に位置しており、区の大半は台地面で占められているものの、台地を削る小さい河川(妙正寺川・善福寺川・神田川)の谷底低地では注意を要する場合があります。

3位 豊島区 74.90点(東京都28位)
豊島区は、北を荒川、南を多摩川にはさまれた武蔵野台地の東部に位置しています。海抜8mから36m程度との台地と谷による変化に富んだ地形です。
※いずれも、地図情報や地形情報マップだけでなく、個別調査によって地盤のことを知る必要があります。

<東京都区市町村ランキング>
緑:80点以上(安全) 黄:55点以上(普通) 赤:55点未満(注意)

<集計方法>
・調査対象は、島しょ部を除く東京都全土。
・国土交通省 国土数値情報1/10細分メッシュ区画(約100mメッシュ)のメッシュの中心地における「地盤安心スコア」を抽出、さらに住宅密集地のスコアを集計するため、国土交通省 国土数値情報「土地利用細分メッシュデータ」、「土地利用種別(平成21年度、26年度)」より、「建物用地」として区分されているメッシュのスコアを集計。
・上記スコアを区市町村に集計し、平均スコアを集計した。
・サンプル数:376,547地点(建物用地にて絞りこみ後)
・東京都平均71.8点(参考:全国平均70.3点)

群馬県で初めてのタミヤロボットスクール 前橋教室が10月3日から開校

ネットビジョンシステムズ株式会社(東京都・中野区 中塚敏明 代表取締役)が提供する子ども向け「タミヤロボットスクール」は、フランチャイズチェーンとして群馬県で初めてのロボットスクールである前橋教室を2018年10月3日より開校する。

タミヤロボットスクールでは、プログラミングコースとメカニックコースがある。
◇プログラミングコース:こどもパソコン「IchigoJam」でBASIC言語によるプログラムを学び、ロボットを思いのままに制御するための基礎をしっかり学ぶ。言語を用いて機械と“対話”するという本格的なロボットプログラミングだ。
◇メカニックコース:ロボットの組み立てを通して、機械の仕組み、構造を理解していきます。競技や共同作業を行うことで、仲間とのコミュニケーションを通じ、自分やロボットに新たな発見や課題を見つけていく。

11月4日、5日 EdTechの国際カンファレンス 「Edvation×Summit 2018」を開催

昨年の「Edvation×Summit 2018」の様子

国内外のエドテックプレイヤーが多数集結する国際カンファレンス「Edvation×Summit 2018」(主催:一般社団法人教育イノベーション協議会)が、11月4日(日)〜5日(月)の2日間、千代田区立麹町中学校・紀尾井カンファレンスにて開催される。

同カンファレンスは、テクノロジーを活用した教育イノベーション「EdTech(エドテック)」の推進をめざし、日本の産業界や教育関係者らが一同に集結できる場として、昨年からスタートした。一般的に日本国内で開催される教育系のイベントは、“学校向け”の展示や研修会が多いが、同カンファレンスは「新しい教育の選択肢を提供すること」と「既成概念にとらわれない教育イノベーターを生み出すこと」という2つの目的を掲げ、国内外の先進事例やベンチャーを筆頭とした多様化な教育ソリューションを体感できる場を提供している。具体的には、会場を6つのゾーン「基調講演」「展示会・体験デモブース」「ピッチコンテスト」「メンタリング」「ワークショップ」「ネットワーキング/ビジネスマッチング」に分け、来場者が自由に行き来しながら楽しめる。昨年は、教育関係者、保護者、生徒のほか、企業の人材育成担当者、ベンチャー/スタートアップ関係者など、のべ1300名もの来場者が詰めかけた。

今年も海外からのゲストスピーカーが来日するとともに、日本の教育分野においても第一線で活躍するプレイヤーが多数登壇する。教育の最新動向、新しい教育ソリューションを体験したい方は、ぜひこの機会に。

参加申し込み、イベントの詳細は同イベントのオフィシャルサイトより。
https://www.edvationxsummit.jp/