電子書籍の普及、シニア層に広がる

 普及期に入った電子書籍、利用者はインターネットに慣れ親しんだ世代が中心だが、シニアの間でも電子書籍を楽しむ動きが広がっている。書店に出かけずにネット上で読んでみたい本を自由に選び、文字を大きく表示できるから読みやすい。有料または無料の電子書籍の利用率は男女とも10代が30%前後で最多。60代以上は10%前後だ。一方で電子書籍の購入金額は50~60代が高くなるという。高齢者が使いやすいサービスは、世代に関係なく使いやすい「ユニバーサルデザイン」。シニアが電子書籍ビジネスのけん引役になる。

追手門学院大、教授会を学長諮問機関に

 追手門学院大学は8月5日、これまで大学運営で意思決定に関わっていた教授会を学長の諮問機関に位置付け、学長の権限を強化したと発表した。学校教育法は教授会について「重要な事項を審議する」と定めており、多くの大学で意思決定に関わっているのが現状。追手門学院大は2012年から機構改革に本格的に着手。昨年4月には選挙による学部長の選考を廃止し、学校法人の理事会が候補者を選考・任命するようにした。教授会については、6月に文科省に届け出る学則を改正、7月に学内の規定を改め、学長の諮問機関に位置付けた。

官房長官、最低賃金14円上げ

 菅義偉官房長官は8月6日午前の記者会見で、厚生労働相の諮問機関、中央最低賃金審議会の小委員会が2013年度の最低賃金引き上げ幅の目安を全国平均14円と決めたことを受け「引き続き企業収益を向上させ、それが賃金上昇や雇用拡大をもたらすよう、好循環を生み出すことができるよう全力で取り組んでいきたい。中小企業、特に地方に景気回復効果が十分及んでいないという声もあるので、しっかり支援していきたい」との考えを示した。厚労省によると12年度の全国平均の最低賃金は時給で749円で、今回の引き上げで13年度は763円になる。

『じぇじぇじぇ』あまちゃん挿入歌、オリコン2位 初週7万8千枚

 NHK朝の連続テレビ小説「あまちゃん」の挿入歌で、出演者の小泉今日子が役名で歌う「潮騒のメモリー」が、発売初週で7万8千枚を売り上げ、オリコンの週間シングルチャートで初登場2位となった。作詞はドラマの脚本を手がける宮藤官九郎、作曲はオープニング曲も担当した大友良英とSachiko・M。1986年公開のアイドル映画の主題歌という設定で、劇中でもさまざまな出演者が歌っている。小泉のシングルのトップ3入りは、93年の「優しい雨」以来、約20年ぶりとなる。まさに『じぇじぇじぇ』

ネット依存、中高生51万人 厚労省研究班推計

 8月1日、厚生労働省研究班(代表・大井田隆日大教授)の調査で、携帯電話やパソコンに没頭する「インターネット依存」の中高校生が全国で推計51万8千人に上ることが分かった。依存が強いほど睡眠時間が短くなることも判明。ネット依存とされるのは、ネットの使いすぎで健康や暮らしに影響が出る状態。悪化すると食事を取らなくなり、栄養失調になることもある。ただ、現在は病気とは定まっていない。

工学院大、留学に教員も同行

 工学院大学は、「ハイブリッド留学プログラム」と銘打ち、学生と一緒に教員も留学先の英国に派遣する新しい海外留学プログラムを始める。学生は現地の提携校で英語を学びながら、専門科目は日本語で受講する。従来の留学は英語で専門科目を受講しなければならず、単位取得が難しかったという。学費は大学側が負担し、語学力や費用を不安に感じていた学生の海外留学を後押しする。

iPSで血液難病を再現、京大が成功

 京都大iPS細胞研究所の江藤浩之教授らは、血小板が生まれつき少ない難病患者の皮膚細胞からiPS細胞を作り、病気の様子を再現する実験に成功した。iPS細胞を血液のもとになる細胞に成長させたところ、患者の細胞からは血小板や赤血球はほとんどできなかった。発症メカニズムの解明や治療薬の開発に役立つとみる.。難病は「先天性無巨核球性血小板減少症」。生まれたときから血液中の血小板が少なく、赤血球も減っていく。骨髄移植をしないと数年で亡くなることが多い。

発明の楽しさを伝える授業「発明楽」

 鳥取大学医学部付属病院の植木賢・特命准教授が、発明の楽しさを児童生徒に伝える授業「発明楽」を実施している。電動車イスなど開発の進む医療用ロボットも登場するユニークな授業だ。7月中旬にあった米子市立伯仙小学校での植木さんの出前授業には、4~6年生の児童計約200人が参加。児童らは介護者の手を借りずにお年寄りや障害者が一人で乗り降りできる電動車イスの「ロデム」に試乗したり、医療現場で使われている内視鏡を使って箱の中身を当てたりするクイズに挑戦したりした。

淡路看護専門学校売却へ 兵庫県 事業継続者募る

 兵庫県は、県立淡路看護専門学校(南あわじ市)を2015年3月末で廃止し、土地と建物を民間事業者に売却し、事業を引き継いでもらう方針を決めた。売却価格は1億2300万円とし、8月12日から募集を始める。選定委員会を設置し、10月には事業者を決める。同学校は、県立病院に勤務する看護師を養成する目的で1975年に開設。3年制で約1100人の卒業生を送り出した。県病院局経営課は「看護師の需要はあるので、民間事業者に養成の役割を担ってもらいたい」としている。問い合わせは同課(078・362・3301)。

大分 佐伯の統合校名 「佐伯豊南高」に

 大分県教育委員会(岩崎哲朗委員長)は7月30日、佐伯市の佐伯豊南高と佐伯鶴岡高を統合して来春開校する新設高校の校名を「佐伯豊南高」にすることを決めた。県議会9月定例会で関連条例案が可決されれば正式に決定する。5月に校名案を募集。市民や地元の高校生、中学生らから応募があった3330件(828案)から、佐伯豊南高や佐伯鶴豊高など4案に絞っていたが、佐伯豊南高の応募数は723件で最多だった。