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「プラスα」で働く人は伸びる
塾をわたりあるいているような講師はいりません。与えたことしかやらないような人はそれまででしょうね。プラスαで働く人が必ず伸びます。そういう人が大好きです。というのは某塾長の採用基準の弁。

女性の先生大歓迎
という塾も多い。それらの塾の言い分は、女性の先生の方が、まじめで、やるべきことはキチンとやるというルールを守ってくれる点。その上教え方がていねいだと認めている。女性の家族主義に期待しているのである。

塾は腰掛け企業なのか
塾は簡単にヤメられる職だと思っている講師も残念ながら少なくはない。人材を確保するには、受け入れ側にもそれなりの覚悟が必要である。

チームワークを大切にする人
塾の教師は、学校の教師と違って多教科を担当する(殊に小学生の場合)わけではないので、塾生一人に当たる各教科とのつながり、つまりチームワークのとれる人でなければならない。

講師育成は地域への還元
21世紀を担う子どもたちを指導しているんだという自負と、任せておけという情熱を持った講師が、塾舎で頑張り、この子どもたちがその地域のために活躍すれば、すなわち地域社会の発展となり、地域への還元が果たされることになるのである。

本誌では、講師採用のポイントの参考に'81年10月15日発行の『学習塾経営速報VOL.5付録資料』から「学習塾賃金一覧」(本部所在地・教職員総数・大卒初任給・賞与・30才男子の平均年収)を公開している。7月号(特集第2回)に再録されていて、大いに参考になる。

不恥下問(ふちかもん)
ということばがある。出典は『論語』で「下問ヲ恥ジズ」と読ませる。

「下問」とは、後輩や部下に教えを請うことである。それを恥としないということは社会人として大きな長所である。とくに「下問」のメリットが大きいのは組織のリーダーの場合である。どんどん部下の意見を求めて組織の活性化を促すべきである。共に組織を大きくしようと目論む講師をも巻きこんで不恥下問の実を挙げるべきである。

この年('82年)4月に500円硬貨が発行されて、1コインは100円から500円になった。翌年('83年)4月15日に、千葉県浦安市に「東京ディズニーランド」が開業して活況を呈した。「軽くて、薄くて、短くて、小さい」高付加価値商品の代表としてソニーの「ウォークマン」が爆発的に流布したのもこの年である。

次章では、塾がそれぞれの家庭生活に定着していく様子を検証したいのである。

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