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- VOL.14
- 1988年1月-6月
- 『PTAのご意見』
1988年も前年に引き続いてバブル景気の真っただ中にあり、全国のリゾートマンションの供給量が1万戸を超えるなど土地・住宅買い占めブームはリゾート地にまで及んだ。
この年は1月に東京の地下鉄で全面禁煙が実施され、3月に青函トンネル開業、同じ月の3月17日には、日本初の屋根付き人工芝球場の「東京ドーム」が完成した。4月には税制改革による「マル優」の廃止があった。マル優とは「少額貯蓄非課税制度」のことで、元本300万円までの預貯金や国債などの利子所得が非課税になっていた。しかし、複数の口座をつくって限度額以上を非課税にする手口が多発し、平均貯蓄額が大きくなった時代にはそぐわないとマル優は廃止された。
同じ4月中に道路・鉄道併用の瀬戸大橋が開通。10月になると、天皇の容体悪化で行事・興業・広告・宣伝などの自粛が相次いだ。
この年、総理大臣は竹下登氏で、プロ野球日本一は前年に続いて西武ライオンズが制し、「パラダイス銀河」(光GENJI)がレコード大賞を受け、「乾杯」(長渕剛)がヒットした。TVでは「はぐれ刑事純情派」が視聴率をかせぎ、「ドラクエⅢ」が発売当日に100万本を完売した。
文部省に生涯学習局ができ、通産省認可でありながら、塾業界悲願の社団法人「全国学習塾協会」(初代会長=落合清晃氏)が発足。学習塾を行政(通産省)の中に位置づけて事実上の認可となったのである。
さて、今回は、87年12月号にスタートして翌88年1、2、3、4、5、6月号まで7回にわたった日本PTAの「学習塾に関する調査」より、データに表れた数字から大きなものを拾い上げて示しておく。
●12月号―
「塾通いさせていない層に80%の潜在需要」
●1月号―
「『勉強に興味や関心を持ち始めた』は小6で31%」
●2月号―
「塾通いは健全な精神の発達をさまたげるか?」
●3月号―
「学校教育では期待少ない受験指導」
●4月号―
「『友達に負けまいとがんばる気になる』が高得点」
●5月号―
「『自分で努力して勉強すれば十分』が60%強」
●6月号―
「塾とは無縁が35%」
(小6の意見で、中3で以前も現在も塾に通っていない生徒の高得点順位は、・テレビ・読書の時間がなくなる・体が疲れる・月謝で親に負担をかけたくない・塾が遠すぎる・塾へ行くことを親が望んでいない・塾の勉強は難しいと聞くから・親しい友だちが塾に行っていない)









