塾の時代

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VOL.38
2000年1月-6月
『切磋琢磨しよう』

 2000年になった。この年は、キリストの生誕2000年を記念する「ミレニアム」(千年紀)が話題の中心になった。

 2000年は、前年、NTTドコモがサービスを開始した「iモード」が大ヒットし、数少ない成長分野である携帯電話産業が一層の活況を呈した。J─PHONEがデジカメ付き携帯電話を発売、ソニーのロボット犬「AIBO」の販売も好調で、ITバブルが絶頂期を迎えたのである。その反面、消費がIT関連ばかりに向かうので、IT業界以外からは「IT不況」という声が出始めていた。

 この年、3月に、ソニー「プレイステーション2」が発売、4月には、介護保険制度が発足、6月に、雪印乳業大阪工場生産の乳製品で集団食中毒が発生、7月にそごうが事実上の倒産。同じ7月には、二千円札が発行された。9月、みずほホールディングス設立(国内初の金融持株会社)。翌10月には、千代田生命、共栄生命が自立再建を断念(更正特例法適用を申請)。

 この年、4月5日、現職の総理大臣、小渕恵三氏が死亡し、即日、森喜朗氏が総理大臣に就任した。

 プロ野球日本一は巨人・ジャイアンツが制し、レコード大賞には「TSUNAMI」(サザンオールスターズ)が決まり、「あなたのキスを教えましょう」(小柳ゆき)と「孫」(大泉逸郎)がヒット曲になった。

 シドニー・オリンピックで女性陣が大活躍(田村亮子が八年越しの金、高橋尚子が日本陸上女子初の金)。白川英樹・筑波大名誉教授がノーベル化学賞に輝いた。

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