若手社員の業界交流座談会

教育業界に身をおく期待の若手社員4名が、一堂に集結。会社は違えど、根底にある高い“志”と目指す“道”は同じ者同士。ライバルでありながら、悩みも熱い想いも共感し合える彼らが語る言葉から、塾の現場が浮き彫りになった。

教育業界を目指した理由は?

さなる 佐鳴予備校集団指導部(小中学部)
高垣宏規(たかがき・ひろのり)さん
勤続2年目
2008年より佐鳴予備校名古屋本部にて、小・中学生集団指導を担当。現在は同社の新規事業である高校生を対象とした映像教材にも出演している。
「愛情をもって叱ること、規律を守らせることは、子どもとの信頼関係を築く上で大切」

江口氏(以下、敬称略):学生時代に非常勤講師として勤めたことがきっかけです。子どもたちの人生に大きく関わる仕事に喜びを感じ、社員と学生アルバイトが一丸となってイキイキと働く職場環境に憧れて入社しました。

高垣:私も家庭教師や個別指導講師のアルバイト経験を通して、教えることに興味を持ちました。会社説明会では心の琴線に触れる先輩社員の熱のこもった模擬授業を体感し、心揺さぶられ、生徒の成績向上、ひいては子どもの一生に関わっていけることに魅力を感じました。

三浦:私も就職活動の中でわが社に出会い、会社全体で発信する“学習する空間づくり”の演出に感銘を受けて、圧倒的なパワーに惹きつけられました。自分の進む道はここだ、と。

植田:私にとって教育実習は、大人の言動を見て子どもは自らを変えていくということを実感する貴重な体験でした。より多くの子どもたちに影響を与えたいと教育業界を目指し、自分自身を成長させるためにも、民間教育で父母や生徒に選ばれる“塾”を志望しました。

入社してわかった御社の魅力は?

早稲田アカデミー 町田校校長
三浦祐輝(みうら・ゆうき)さん
勤続4年目
2006年、小中学生の授業と小学部運営・集客に携わる。07年から、日曜志望校別コースも担当。08年より教務主任を経て、早稲田アカデミー史上、最年少で校長に就任。
「勉強ができるようになる喜びを、子どもたちにもっと知ってもらいたい」

江口:愚直なまでに「生徒の成績を上げる」という会社の理念が、私自身の信念と合致しています。時にはハードワークもありますが、チーム一丸となって働ける環境が魅力ですね。

高垣:生徒想いであるのと同時に後輩想いの先輩・上司がたくさんいること。先輩上司は、自分の甘さや未熟な点を厳しく指摘してくれます。でも、頑張って成果を出した時はきちんと認めてもらえます。そんな、ともに成長していける「さなるの人」が一番の魅力だと感じます。

植田:私は生徒にも社員に対しても、「成長と自立」を目指す会社の理念に魅力を感じます。それと、子どもたちはこんなに勉強が好きになれるんだという発見もありました。

三浦:社員一人ひとりが何事にも真剣に取り組み、一つひとつの仕事の達成感が大きく、その先には必ず大きな感動が待っています。子どもたち“学びたい”という気持ちに火をつけることで感動的なサクセスストーリーが起こり、大逆転劇も生まれます。先輩たちの最後まで諦めずに仕事をやりきる姿勢、やるならよりよいものを追求する姿勢を見習いたいと思います。常に労を惜しまず、「俺の背中を見ろ」という姿にいつも触発されています。

いま乗り越えたい目の前の課題は?

湘南ゼミナール 総合進学部
植田絵梨子(うえだ・えりこ)さん
勤続4年目
2006年、小中学部集団指導を担当。07年より、人事部リクルーター業務や会社説明会の運営にも携わる。
「思いやりや精神的な強さを子どもたちが学びとる場所、それが塾」

江口:先にも話した通り、勉強が得意ではない生徒に、本気で取り組めばできるんだと実感してもらうこと。校長として学生講師の成長を促すことも心がけています。

三浦:私は、保護者会や説明会におけるスピーチ力やトークスキルの向上ですね。

高垣:入社2年目の私にとって、先輩社員と同じように授業にどれだけ生徒を引き込めるかが大きな課題です。

植田:4年間同じ教室で居心地のよい環境なので、他校舎で実力を試してみたいです。生徒に高い目標を持つようにと話しているので、私自身も高みを目指していかなくては、と思います。

江口:いかに生徒に影響を与え、やる気にさせられるかが教師の資質の問われるところですが、皆さんはどのように生徒のやる気に火をつけますか。

三浦:社内研修では「講師たるもの五者たれ」と教わりました。講師は「学者・役者・医者・易者・芸者」として生徒を惹きつけ、魅了するような人であれ、ということです。

高垣:教師の質を向上させるための研修はもちろん必要ですが、わが社で開発した映像型授業ツール(See -be)は生徒の納得度が高く、集中力も高まるので、学ぶ喜びを実感してもらい、学習意欲を向上させるのにはとても有効だと思います。

植田:仕事に対する姿勢や子どもたちへのアプローチはいろいろあると思いますが、教師同士がお互いに刺激し合い、よいところを盗みながら生徒と向き合っています。些細なことでも相手の成長を認め、言葉にして伝えることが大切だと先輩から教わりました。自分を見守ってくれる人がいる安心感や褒められる喜びから、次も頑張ろうという活力に突き動かされて前進できるのだと思います。

「だからこの仕事は面白い!」と思うのはどんな時?

スプリックス 森塾 新潟小針十字路校 校長
江口英治(えぐち・えいじ)さん
勤続4年目
2006年、非常勤講師より正社員に登用され、08年より校長(マネージャー)を務める。
「目の前の生徒の成績を上げたい。そして、より多くの生徒の人生に貢献したい」

江口:チームプレイで生徒の人生に貢献していくところですね。自信のない生徒の成績が上がると、「先生やったよ!」と目の色が変わって笑顔を見せてくれますし、合格発表時にはうれし涙を一緒に流す貴重な体験を、チームみんなで共有できます。

三浦:私も生徒の喜んだ顔を見た時や、保護者から「先生のおかげです」と感謝の言葉をいただいた時が一番嬉しいです。

高垣:私も同じです。テストの点数が上がったと報告してくれる時に見せる笑顔は、何物にも代えがたいですね。問題を解く時にキリリと顔つきが締まったり、解けた瞬間に最高の笑顔を見せたりする子どもたち。子どもたちとともに一喜一憂できるところにやりがいを感じます。

植田:本当にそうですね。生徒の笑顔を思い浮かべれば、寝不足でも頑張れます(笑)。子どもたちはまさに自分を映す鏡です。自分に甘ければ子どもにも甘えが出るし、真剣に子どもにぶつかっていけばしっかりそれに応えてくれますから。

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