勤務環境、保護者、生徒、上司、大学生講師…。週休2日・福利厚生の充実が当たり前の世の中で、まだまだ決して労働環境が整っているとは言いがたい教育業界。
たしかに愚痴はたくさんあるけれど、でもやっぱりやめられない。
結局、子供が好きで、教えることが好きで、この仕事が好きだから。
愚痴の六
「仕事なめてる?」
『私冷え症なんで、ブーツで出勤していいですか?』
全国の学習塾で毎日生徒と格闘しているみなさん、こんにちは、ぱぴぃです。
さて今回から3回にわたり、講師について「愚痴り」ます。
ただ、あらかじめお話しておきますと、僕の塾の講師は最高レベルです。他塾にはない人材を誇っています。その根拠は…
1.社会人講師が多い。このため、大学行事に左右されない、指導経験が豊富、社会的作法を知っています。
2.元生徒からの引き上げや紹介がほとんど。このためいちいち塾のルールを説明する必要がありません。
3.とにかく辞めません。だから新たに採用して研修する必要もありません。ちなみに今の塾を立ち上げてからは一度も講師募集していません(生徒募集は最近初めてしました)。また前に作った塾でも卒業を除くと途中で辞める講師は年間3%程度でした。
羨ましいですか?でしょ。でも初めからこうだったわけではありません。いろんな経験を経てこのようになりました。
ポイントはどこにあるんでしょう?やはり初めの面接にあります。
人間はとかく慣れてから厳しくすると不満を持ちます。初めの段階でどれだけ厳しく(細かく設定)するかで継続率が変わります。
とはいえ、そこは「イマドキの学生。。。」トンデモナイ講師も来ます。今回はそんなトンデモナイ講師による面接時のお話。
その1.格好がトンデモナイ
爪は派手なマニキュア、髪の毛は茶髪を通り越して金髪、耳には大きなピアス、そして服装はあきらかにデート用…
何を考えているのでしょう?この人たちは就職活動も同じようにするのでしょうか?きっとそうではないハズ…。つまりバイトとしてなめているわけです。
さらには面接時にこんなことを言われたことも…
『私冷え症なんで、ブーツで出勤していいですか?』
『キャミソールで勤務したらダメなんですか?』
なんなんでしょうね…

態度などはよくて格好だけが…という人たちには、直したら雇いますと伝えます。
例えば茶髪の場合、『黒髪にすれば採用します。どうしますか?』
染め直すかどうかは50%です。
しかし中には『ポリシーなんで!』と開き直る方もいました…
その2.面接に臨む態度がトンデモナイ
遅刻や無断欠席などは論外です。絶対に採用しません。
さらにびっくりしたのは友達に付き添ってもらった学生。
『道がわからなかったんで付き添ってもらいました』
遊びに来ているわけではありません。面接もせず、すぐに帰ってもらいました。
あと、結構よくあり最も困るのが契約したあとの破棄。いわゆるドタキャンです。他の志望者を断ってまでその人を採用したのにこれではたまりません。
何回かイタイ目を見たので、僕の場合は「もしキャンセルするなら3日以内にお返事下さい」とあらかじめ伝えています。
その他、敬語が使えない、やたらお金を気にする、指導をなめているなど、まだまだあります。特に指導に関しては「勉強ができたら(何の努力もなく)教えられる」と思われています。このあたりの内容はまた次回にお話します。
ところで、1年か2年経って、本当に優秀な先生を考えてみると、実は面接でA評価かC´評価(最低評価)だったりします。A評価はまぁ当然として、最低評価の講師は、こちらがいつ辞められてもいいと思っているから厳しく言います。結果、成長するのかもしれません。
ちなみに今の塾のバイト講師のトップや前の塾の本部校の教室責任者も始めは最低評価だったような…。人間ってオモシロイですね。


- 本名:中平徹也(なかひらてつや)。
現、個別指導予備校10Ps(テンピース)代表兼大学・予備校講師。
京大農学部からバーテンダーを経て、教育業界に。
常に複数の団体に所属しているため、大学、予備校、小・中学集団授業、個別指導、衛星授業管理など、さまざまな指導形態を経験。指導教科は物理・数学・地学など。
趣味はダーツ、海外旅行。
特技はマジックと4ヶ国語話せること。
座右の銘は「人生愉しく」








