勤務環境、保護者、生徒、上司、大学生講師…。週休2日・福利厚生の充実が当たり前の世の中で、まだまだ決して労働環境が整っているとは言いがたい教育業界。
たしかに愚痴はたくさんあるけれど、でもやっぱりやめられない。
結局、子供が好きで、教えることが好きで、この仕事が好きだから。
愚痴の12
「僕、自分の名前がキライやねん」
全国の学習塾で日々格闘している先生のみなさん、お元気ですか?「最年長のがきんちょ」こと、ぱぴぃです。
さて、今回はできごとというより、サイトを見ていてあまりにも未来が不安になったことを書きたいと思います。
僕ら塾講師は、たくさんの子供と接します。
ある日、生徒が「僕、自分の名前がキライやねん」と言いました。軽い会話ですが、本当によく聞きます。そこで、「でも、ご両親がその名前をつけるのにいろいろ由来や理由があったんちゃうの?それは知ってる?」と質問します。すると、「うん。『○○○○だから』って言ってた。」「じゃあ、自分の名前に誇りを持たないとアカンよ」といってなだめます。
しかし、世の中には本当に珍しい名前が存在します。苗字はいろいろ歴史的背景もあるでしょうが、名前は基本的に親がつけます。そのため時としてトンデモナイ名前に出くわします。きちんとした由来があるものもあるかもしれません。が、しかし、どう考えても子供が自分の名前に誇りをもてないようなものもあります。とにかくそのトンデモナイ名前を集めたサイトにあったトンデモナイ名前を以下に紹介します。

「しいたけ」ちゃん、「煮物」(にもの)ちゃん、
「沙羅汰」(さらだ)ちゃん、…(゜□゜!)
何を考えているんでしょう?こんな名前つけられて小学校に上がったら、絶対周りから「おれしいたけキライやねん!」っていじめられること必至でしょう。
「光宙」(ぴかちゅう)君、ハム太郎(はむたろう)君、「黄熊」(ぷう)君
…(゜□゜!!)
「光」で「ぴか」と読むのもどうかと思うが…。しかもピカチュウとかハム太郎って親の趣味ですかね?
宇宙(アース)君、太陽(てぃあら)ちゃん、心中(ここな)ちゃん、
…(゜□゜!!!)
「宇宙」って書いて「アース」も意味が合わないし。「ここなちゃん」の響きは可愛いけど「心中」ではあまりにも可哀想。
他にも、爆走蛇亜(ばくそうじゃあ)君、永久恋愛(エクレア)ちゃん、無(む)君、双子の右大臣君と左大臣君、……周りに訂正する人はおらんかったのかね… (ToT)
「本当に実名?単なるネタでは?」と疑ってしまうような名前ばかり。いや、実際、ネタであって欲しい……。とにかくたくさんありますが、これ以上は載せませんので、興味のある方は御自分でお探しください。「DQNネーム 子供の名前@」で検索すると見つかると思います。
このサイトを見て、初めは大笑いしていたのですが、だんだん「自分の名前がマトモでよかった~」と当たり前ながら親に感謝するようになりました。
ちなみに、僕の名前は「徹也」です。「物事なんでも徹底しなさい」という意味から「徹」という字を使うようにしたそうです。「也」は名前の響きのリズムあわせと画数だとか…。きっと本当はしっかりした理由があるかもしれませんが、「リズムあわせ」という理由には傷つきました。
生徒との話の中で、「うちの親に名前の由来を聞いたら、『忘れた』とか『面倒だったから○○と名づけた』といわれた」と聞くことがあります。両親にしてみたら、やや照れくさい部分もあるかもしれませんが、本人は非常に傷つきます。

一昔前、「悪魔」君と名づける親がいて、非常に話題になりました。確かにどんな名前をつけるかは親の自由かもしれませんが、親の当たり前の責任として子供が成長していく上でマイナス要因となり得ることは極力排除すべきだと思います。そういった意味では、たとえどんなに親の中でまっとうな理由があったにせよ、子供に変な名前をつけることは、どうかと思います。だいたい子供には何の罪もありません。
『子供の教育』をとりまく環境(親、学校、塾の三者)の中で、やはり親からの教育(躾)が一番大きいと思います。しかし中には本当に疑ってしまうような親を見ることがあり、そのたびに子供の成長が不安になります。
次回は子供に接する親へのお願いを書きたいと思います。


- 本名:中平徹也(なかひらてつや)。
現、個別指導予備校10Ps(テンピース)代表兼大学・予備校講師。
京大農学部からバーテンダーを経て、教育業界に。
常に複数の団体に所属しているため、大学、予備校、小・中学集団授業、個別指導、衛星授業管理など、さまざまな指導形態を経験。指導教科は物理・数学・地学など。
趣味はダーツ、海外旅行。
特技はマジックと4ヶ国語話せること。
座右の銘は「人生愉しく」








