最年長のガキンチョぱぴぃが贈る、痛快愚痴ネタ集! 先生なんて好きじゃなきゃ、やってられへん

勤務環境、保護者、生徒、上司、大学生講師…。週休2日・福利厚生の充実が当たり前の世の中で、まだまだ決して労働環境が整っているとは言いがたい教育業界。
たしかに愚痴はたくさんあるけれど、でもやっぱりやめられない。
結局、子供が好きで、教えることが好きで、この仕事が好きだから。

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愚痴の14

「ちゃんとしなさい!!」

「ちゃんとしなさい!!!」
でも『ちゃんと』って何でしょう?

国の学習塾で日々格闘している先生のみなさん、お元気ですか?「最年長のがきんちょ」こと、ぱぴぃです。

回お話したとおり、今回のテーマは「叱り方」です。この「保護者シリーズ」、タイトルの趣旨と違ってきたかもしれませんが、そのうち本筋にもどるので、ご了承下さい。

さて、よく「ちゃんとしなさい!!!」と叱る光景を目にします。でも『ちゃんと』って何でしょう?

僕の場合、字が汚くて父親に「『ちゃんと』書け!」と叱られました。自分では丁寧に書いているつもりです。でも父親から見ると「汚い」わけです。

まり『ちゃんと』とは、言い手(この場合では「父親」)のイメージに近い形の結果を残すようにしなさい。という意味です。これでは絶対に直りません。だって肝心の『方法』がわからないのですから。

よその家に行ったときの「『ちゃんと』しなさい」
→お母さんに恥をかかせないよう、行儀よく(ハキハキとした挨拶などを)しなさい。

おかたづけや掃除のときの「『ちゃんと』きれいにしなさい」
→お母さんからみて「きれい」と思えるように、目につく汚れがないようにしなさい。

具体的に説明すればいいのですが、なかなか説明できません。基本的に面倒だし、一言でわかってもらいたいと思うからです。

なみに業を煮やした父親はある日、きれいに見える字の書き方を教えてくれました。これでようやく『ちゃんと』書く方法がわかり、少しはマシな字が書けるようになりました。具体的には…

1.行の中央に書くのではなく、やや下に寄せて、罫線にあわせる。

2.1文字空けの場合を除き、行の初め(左端)を揃える。

3.文字の高さは行いっぱいにするのではなく、80%の高さぐらいにとどめる。
※ノートの行間が大きいもの(A罫)を使うと書きやすくなる。

4.ひらがな・カタカナ・数字は、やや小さめに書くようにする。

5.p , g , f , j などは、英語の4線ノートの時のように少し下にはみ出す。

6.書き順を守る。

はこの経験が今の僕の指導に活きています。計画の立て方、単語の覚え方、目標の立て方、自宅学習の方法、勉強に使う道具など、僕たち先生が生徒に「ちゃんとやっておいで」と言ってしまいがちな内容について細かく説明してあります。これらは当塾のニュースレターにも掲載していますし、「『ちゃんと』する方法」という冊子もつくっています。

この「『ちゃんと』する方法」の冊子に興味のある方は僕の塾「テンピース」までご一報下さい。

た、こんな光景をみたことがありました。

電車の中でお母さんが子供に何かモノを渡そうとしたところ、子供がたまたま不機嫌だったのか、それともちょっとじゃれた感覚だったのか、横柄な口ぶりで、「そんなんいらん!」と言い、手をはたきました。そのお母さんは怒鳴らず、しかし強い目で静かにこういいました。「○○(名前)、もし逆にアナタが何かを誰かに渡そうとしたときに、こうゆう風に言われたら、どんな気持ち?」。子供は少し考えていいました。「嫌な気持ちになる。。。。お母さん、ごめんなさい」

いわゆるコーチングですね。もちろんこの背景には、きっとこのお母さんが日頃からしっかり諭すように叱り、時には厳しく叱っているのでしょう。

頃から子供を叱ることが仕事の講師である僕は、僕自身ついつい「『ちゃんと』しろ!」と言ってしまいます。でもこれってなんの解決にもなってなく、ただ恐怖心を与えて従わせているだけなんですよね。もちろん、ナメられないようする必要もあり、多少の演技は必要かもしれません。しかし、これは初めの段階にのみ必要で、その後はしっかり相手に諭さないとダメなんですよね~。頭ではわかっているんですが…。

上手に叱ること。。。。。大事ですよね。

本名:中平徹也(なかひらてつや)。
現、個別指導予備校10Ps(テンピース)代表兼大学・予備校講師。
京大農学部からバーテンダーを経て、教育業界に。
常に複数の団体に所属しているため、大学、予備校、小・中学集団授業、個別指導、衛星授業管理など、さまざまな指導形態を経験。指導教科は物理・数学・地学など。
趣味はダーツ、海外旅行。
特技はマジックと4ヶ国語話せること。
座右の銘は「人生愉しく」

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