最年長のガキンチョぱぴぃが贈る、痛快愚痴ネタ集! 先生なんて好きじゃなきゃ、やってられへん

勤務環境、保護者、生徒、上司、大学生講師…。週休2日・福利厚生の充実が当たり前の世の中で、まだまだ決して労働環境が整っているとは言いがたい教育業界。
たしかに愚痴はたくさんあるけれど、でもやっぱりやめられない。
結局、子供が好きで、教えることが好きで、この仕事が好きだから。

バックナンバー

愚痴の21

『日本の数学は世界一』っていつの時代の話やねん!

 めじめした梅雨から、本格的な夏に入り、夏期講習の準備にてんやわんやになっている全国の学習塾の先生のみなさん、お元気ですか?「最年長のがきんちょ」こと、ぱぴぃです。

 日、新婚旅行で台湾に行って参りました。
(げげっ、またノロケかよ…(-_-;))と思った方、ご安心を。今回は「台湾の教育風景について」です。

 存知の方も多いかもしれませんが、戦争の関係で台湾や韓国は日本の教育制度を受け継いでいます。歴史や国語はさておき、理系の教科書は日本の教科書を翻訳したものも多いようです。

「じゃあ、日本より遅れているんちゃうん?」………トンデモナイ!!!!!!!

台湾や韓国はアジア、いや世界を代表する学力の高い国です。確かに東大や京大は世界の大学トップ30に入るそうですが、国民の平均的な学力ランキングは以下の通りとなり、日本は台湾や韓国にかなり差をつけられています。
ちなみに数学が強いイメージのある中国やインドがランクインしないのは、平均値を取っているからと思われます。

だいたいからして教育に対する意識が全然違います。台湾や韓国に比べると、日本ははっきりいってお話になりません。

 んなわけで、台湾をいろいろ調べたわけではありませんが、目だった光景がいくつかあったので紹介します。

台北駅近くのデパートの下に、中学生・高校生がたまっていました。「何だろう?」と思ってみてみると、「数学の○○先生来る!特別講義開催!!」とあります。
有名な先生の授業が、街中のデパートのホールでイベントとして行われていて、しかも結構集まっているのです(しかも保護者に連れられてではなく、自主的に!です)。
夏休み前だからかもしれませんが、そんな会場がいくつもありました。

本屋に行って教材を見てみました。仕事柄、物理の参考書を探してみました。すると…なんと約300ページの参考書があり、6冊に分かれています。つまり1800ページ!
もちろんこの本が特別かもしれません。

また、街中には博物館や資料館はたくさんあり、無料か有料でも100円以下で入場できます。そのため、子供達が気軽に入場できるようになっています。きっと国の政策でしょう。

は変わり、以前韓国の留学生を教えていたときのこと。
ある学生が急に立ち上がりました。
「どうした?」と聞くと、「眠いから(寝ないようにするため)立ちました」と。
韓国では眠くなると自主的に立ち上がり、寝ないようにするらしいです。気合と根性に感服です。

「日本人は勤勉だ」「かつて数学世界一だった」なんて、もう昔の話です。90年代の個性重視教育、ゆとり教育のためもあり、今や完全にいろいろな国に負けています。

われわれ指導者も、もっと頑張らないとだめですよね。

本名:中平徹也(なかひらてつや)。
現、個別指導予備校10Ps(テンピース)代表兼大学・予備校講師。
京大農学部からバーテンダーを経て、教育業界に。
常に複数の団体に所属しているため、大学、予備校、小・中学集団授業、個別指導、衛星授業管理など、さまざまな指導形態を経験。指導教科は物理・数学・地学など。
趣味はダーツ、海外旅行。
特技はマジックと4ヶ国語話せること。
座右の銘は「人生愉しく」

▲ページのトップにもどる