最年長のガキンチョぱぴぃが贈る、痛快愚痴ネタ集! 先生なんて好きじゃなきゃ、やってられへん

勤務環境、保護者、生徒、上司、大学生講師…。週休2日・福利厚生の充実が当たり前の世の中で、まだまだ決して労働環境が整っているとは言いがたい教育業界。
たしかに愚痴はたくさんあるけれど、でもやっぱりやめられない。
結局、子供が好きで、教えることが好きで、この仕事が好きだから。

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愚痴の23

「汚いプリントをもらっても、生徒はやる気起きひんよ」

『プリントのおかげで点数よかったよ~』

期講習の真っ只中、生徒と暑さに格闘している全国学習塾のみなさん、ぱぴぃです。

講師を長いことやっていると、ある特殊能力が身に付きます。それは…プリント作成の技!

コピーや輪転機の使い方、パソコン入力、ソフトの使用などがとても上手になってしまいます。
街中でてきぱきコピーしている人を見ると、「あっ、塾講師経験者かも?」と思ってしまいます。

サラリーマン時代、
汚いプリントをもらっても、生徒はやる気起きひんよ。だから切り貼りでもキレイにつくらなあかん
と上司に言われました。

ちなみにこの上司、本当に細かくて、今でこそ感謝していますが、当時はうっとうしくて仕方なかったんです。例えばコピーのとり方でも、こんな感じです。

コピーはきれいにとるため、
1段濃度を下げる!、枠消しを使う!!、薄いページが左!!!

最後の「薄いページが左」ってわかりますか?コピー機の光は左→右に進むため、左に薄いページを持ってくると、真ん中に影ができにくくなります。

今のうちのコピー機は「枠消し機能」がありません。枠消しできないと、周りが黒くなって汚くなるだけでなく、経費が莫大にかかります(うちのコピーはトナー買取タイプなんで…)。だからアルバイトの講師がテキトーにコピーすると、いろんな意味でキレそうになります。(笑)

ちなみに枠消しがないことの解決方法としては、「103%拡大」でコピーすれば大丈夫です。

近はパソコンの上達もあり、ほとんどをパソコンで作っています。エクセルでつくると簡単なチェックテストなら問題を並び替えたバージョンをいくつも作成できます。また、データベースも駆使しています。データ保存できるし、部分的に改訂したり、いろんなデータから抜粋して新しいプリントをつくることもできます。

しかし、理科や社会など、図が必要な教科はそうはいきません。著作権も考えつつ、やっぱりコピーです。しかも見やすくするためにキレイにコピーする必要があります。

だいたい、市販の教材があれば、コピーなんかしなくても、まるまる1冊渡しておけばいいんですがね…。現実は、売れ行きのこともあってと思うんですが、英語・数学は多い割に、理科や社会って少なくないですか?むしろ理科や社会の問題集(特に高校。地学と理科総合A!!!)がほしいのに…。教材開発業者のみなさん、お願いしま~す。なんなら作成しますから(笑)

にかくこうやって作ったプリントを生徒に渡します。いざテストで「プリントのおかげで点数よかったよ~」といわれると、「作ってよかった~」と思います。

逆に、「先生~、プリントなくした~
なんていわれると、ショック!です(プリント作成は多少自己満足もあるからでしょうね)。

えば大学や予備校の講義のように毎年あまり変化がない場合、予め授業の板書を「穴埋め式プリント」としてデータ保存しています。
「1回作っておけば来年楽になるし~」と思って保存しているのですが、やっているうちに「来年、ここを変えよう」なんて毎年思い、結果、毎年作り直します。

これはまだ部分的なのでいいんですが、大変なのは「教科書改訂」。場合によってはかなり大きな変更になるので大変です。

でもまぁ、これも全て「よりよい授業をしよう!」という思いからだし、これがなくなれば講師じゃなくなるんで、これでいいんですけどね。

 
本名:中平徹也(なかひらてつや)。
現、個別指導予備校10Ps(テンピース)代表兼大学・予備校講師。
京大農学部からバーテンダーを経て、教育業界に。
常に複数の団体に所属しているため、大学、予備校、小・中学集団授業、個別指導、衛星授業管理など、さまざまな指導形態を経験。指導教科は物理・数学・地学など。
趣味はダーツ、海外旅行。
特技はマジックと4ヶ国語話せること。
座右の銘は「人生愉しく」

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