最年長のガキンチョぱぴぃが贈る、痛快愚痴ネタ集! 先生なんて好きじゃなきゃ、やってられへん

勤務環境、保護者、生徒、上司、大学生講師…。週休2日・福利厚生の充実が当たり前の世の中で、まだまだ決して労働環境が整っているとは言いがたい教育業界。
たしかに愚痴はたくさんあるけれど、でもやっぱりやめられない。
結局、子供が好きで、教えることが好きで、この仕事が好きだから。

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『ちゃんと』の6

学習計画の立て方

Method(理論)
 勉強に限らず、私たちは何事も計画を立てます。旅行など「楽しみ」の計画はよいのですが、「勉強」、「資格取得」、「スポーツの訓練」など、負荷をかける計画は得てして「計画倒れ」になりがちで、時にはやる気そのものを失ってしまいます。これでは全く意味がありません。

 計画を立てるときは大抵、「やる気がある時」です。そうすると本人の考える最高状態をベースにして考えるため、かなりハードで細かい計画になりがちです。ところが人間そこまで完璧にはこなせません。すると、達成できなくなり、とはいえ挽回する時間もありませんから、苦しいだけになり、意欲も半減します。そして最後には、「自分で決めたことすら達成できないなんて!」と自己嫌悪に陥ってしまいます。

要するに、計画を立てるにも、「成果を出すためのコツ」があるということです。そのコツとは、

1.何でもかんでも手を出そうとするのではなく、本当に必要なことを絞り込む
2.週毎に時間的な余白をつくり、少し遅れても取り戻せる状態にしておく
3.計画通りにノルマをこなせたら、必ず自分を褒める。次の意欲につながります。

以下では夏休みの学習計画を例にとって説明します。

How to(方法)

 その1.この夏にやりたいこと(やらなければならないこと)を書き出す。(A表)

 いきなり計画を立てるのではなく、まず「やりたいこと(やらなければならないこと)」を全部書き出しましょう。そのときに、その分量・全てをするのにかかる時間数・重要度(A:絶対やること B:絶対やるが、量を減らしてもよいこと C:余裕があればやること)を記入します。

その2.カレンダーに予定を書いた上で、有効利用できる時間を計算する。(B表)
 1日ごとのカレンダーをつくり、イベントを記入します。現在決まっている分だけで構いません。そしてそのイベントにかかる時間を考え、「勉強にまわせる時間数」を記入します。

 また、日曜日は4時間程度あけてください。これは計画が上手く進まなかったときのフォロー時間です。下の表では、全9時間のうち5時間を学習確保時間とし、残り4時間を空けています。

 ※ 人間は計画が遅れ出すとやる気を失うものです。ですから1週間に1回、計画の遅れを取り戻す時間をつくり、リセットするチャンスを作っておくのです。なお、日曜日が忙しい場合は何曜日でもかまいません。

この時点でほとんどの場合、「A表(やりたいこと)の時間数」の方が多くなりがちです。よく計画倒れになりやすいといわれますが、計画倒れになる一つの原因が、上のように「時間のわりにやりたいことが多すぎる」ことなのです。

その3.時間数を合わせる。

A表の重要度B.C.を変更し、時間を削減していきます。また、B表の中で時間を増やせそうなところがあれば増やします。こうして合計時間が一致するようにします。

その4.1日ごとにやることを決める

時間が一致したら、1日ごとにやることを決めていきます。内容を書いていくのは面倒なのでA表の「No.」と時間数を記入するだけでよいです。また、順序は決めなくてよいですが、1日の間になるべくいろんな教科に触れるようにしましょう。1教科だけを延々とするのは集中がもたないからです。

 下の表では、
7/21はNo.1(単語)を0.5時間、No.2(数学)を1時間、No.3(英語)を1時間、No.5(社会)を0.5時間
7/22はNo.1(単語)を0.5時間、No.2(数学)を1時間、No.4(読書)を0.5時間   となります。

その5.実際にやったかどうかをチェックする

さて、計画ができたら後は実行あるのみです。
集中してできたら◎、普通なら○、集中していなかったら△、実行しなかったら×をつけましょう。
そして×なら日曜日のフォロー時間に実行し、遅れないようにしましょう。
また、◎が並んだときは自分を褒めることを忘れずに。

本名:中平徹也(なかひらてつや)。
現、個別指導予備校10Ps(テンピース)代表兼大学・予備校講師。
京大農学部からバーテンダーを経て、教育業界に。
常に複数の団体に所属しているため、大学、予備校、小・中学集団授業、個別指導、衛星授業管理など、さまざまな指導形態を経験。指導教科は物理・数学・地学など。
趣味はダーツ、海外旅行。
特技はマジックと4ヶ国語話せること。
座右の銘は「人生愉しく」

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