Archive for: 11月 2024

子どもが読書にハマるオンライン習い事「ヨンデミー」が大垣書店と連携開始

 子どもが読書にハマるオンライン習い事「ヨンデミー」を運営する株式会社Yondemy(東京・中央区、笹沼 颯太 代表取締役)は、大垣書店との連携を開始したことを発表した。
 子どもの読書離れを解消し、書店業界の新たな収益化を促進することを目指す。また、本連携を記念し、京都・烏丸三条店にて、子どもたちの読書体験をより豊かにするため、絵本や児童書をプレゼントするキャンペーンを実施する。

 Yondemyは、「日本中の子どもたちへ、豊かな読書体験を届ける」をミッションに掲げ、子どもがハマる読書教育のオンライン習い事サービス「ヨンデミー」を提供している。
 深刻化している子どもの読書離れに対して、読書教育の(特に「読み聞かせ」以降の段階の子どもの読書支援)の認知向上やノウハウの普及を目指している。ヨンデミーを通じて、本を読まなかった子どもが本を購入したり、書店に訪れる回数が増えたりなど、新たな読書体験を通じて、子どもたちにとって一生の財産となる「学ぶ力」としての読書の楽しさを広げる活動を進めていく。
 現在、出版業界では絵本の売り上げが好調に推移する一方で、児童書の売上は伸び悩んでいる。特に、読み聞かせの普及により絵本の人気は高まっているが、その次のステップとなる児童書の利用が減少しており、子どもたちが自分で本を読む習慣を身につけられていないことが大きな課題となっている。
 こうした現状に対し、ヨンデミーは、読み聞かせ後の支援に注力し、子どもたちが自ら本を手に取るきっかけとなる新たな読書体験を提供している。

■連携内容
 地元のコミュニティが薄れつつある中で、書店を子どもたちと親子が自然に交流できる場所として活用し、より広がりのあるコミュニティづくりを目指す。書店が単なる本を販売する場所にとどまらず、学びや交流の場として地域の人々に親しまれ、愛される存在となることを目指す。
 書店に来店したお客様がヨンデミーに加入することで、売り上げがレベニューシェアによって増加する。ヨンデミー会員として継続的な読書習慣が育まれることにより、長期的には書店を利用する子どもたちが増え、さらに新たな収益の拡大が見込まれる。

京都市⽴⼋条中学校に「防災安全合わせガラス」310枚を寄贈 機能ガラス普及推進協議会

 機能ガラス普及推進協議会(東京、 島村琢哉 会長)は、全国指定避難場所の安全対策普及を⽬的として、⾃治体の避難所に指定されている学校などへ、地震や突⾵、台⾵等の⾃然災害発⽣時に効果のある「防災安全合わせガラス」の寄贈活動を⾏なっており、今年は京都市への寄贈が決定した。同市指定避難場所となっている京都市⽴⼋条中学校体育館の窓ガラス約310枚全てを、「防災安全合わせガラス」に取替えることにより、避難者の⼆次災害を防⽌し、避難所としての機能が⼀定期間維持可能となり、安全性が⾼まった。
 令和6年12⽉13⽇(⾦)10時40分より、京都市役所本庁舎内にて松井孝治京都市⻑列席のもと「防災安全合わせガラス」の寄贈式典を⾏う。また同⽇14時15分より京都市立⼋条中学校にて同校⽣徒にむけて「防災ガラスの出張授業」を開催する。

Space BD、JAXA宇宙戦略基金事業「低軌道汎用実験システム技術」の採択が決定

 宇宙産業における総合的なサービスを展開するSpace BD株式会社(東京・中央区、永崎将利 代表取締役社長)は、国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構(JAXA)が実施する令和6年度宇宙戦略基金事業において、「低軌道汎用実験システム技術」の開発実施機関として採択されましたことを発表した(研究代表者名:当社ISS船内プラットフォーム事業 事業ユニット長 山崎秀司)。この案件は、今年度の宇宙戦略基金におけるライフサイエンス系分野唯一の開発案件となる。

■低軌道汎用実験システム技術について
「低軌道汎用実験システム技術」は、宇宙戦略基金における技術開発テーマのひとつ。2030年以降の「ポストISS時代」において、国際宇宙ステーション(ISS)「きぼう」日本実験棟における微小重力環境を活用した実験で培ってきた技術ノウハウを元に、より効率的かつ経済的な宇宙実験の機会を提供するための新たな実験装置を開発する。
実験装置の主な特徴は下記となる。
・タンパク質結晶生成や細胞研究など、多様な実験に対応可能な汎用性の高いシステム
・実験プロセスの半自動化及び地上操作を可能とし、宇宙飛行士の作業時間を最小限に抑えることで、準備期間や実験コストの大幅な低減
・ユーザーフレンドリーな設計により、地上実験の延長線上で宇宙実験が実施可能
 この技術開発を通じて、より多くの研究機関や企業が利用しやすい実験環境を構築し、民間事業者の地球低軌道を活用したビジネスの創出を進める。

■Space BDの取り組みについて
 Space BDは、2021年にJAXAから唯一の民間パートナーとして選定された高品質タンパク質結晶生成実験事業の受託を皮切りに、2023年12月には「将来地球低軌道有人拠点事業におけるライフサイエンス実験軌道上システムの概念検討」を受託するなど、ライフサイエンス分野における宇宙実験サービスの実績を積み重ねてきた。特に微小重力環境下でのタンパク質結晶化実験サービスにおいては、アカデミアからの請負数約480サンプル、民間事業での取り扱い約40サンプルと、国内有数の実績を有している。これらの実績を通じて、Commercial Low Earth Orbit Destination (CLD) 事業者とのパートナーシップを構築してきた。さらに、ポストISS時代に向け、無人実験機会の確保および海外インプリメンテーションパートナーとの連携体制の構築を進めている。
 今回の採択を機に、同社は汎用実験システムの開発実施機関として、技術開発をリードしていく。これまで培ってきたサービス提供の知見を活かしながら、自社での機器開発を通じて、より包括的なライフサイエンスサービスの展開を目指す。

月刊私塾界2024年12月号(通巻524号)

巻頭言

過去最多倒産件数となる塾業界の今後 
 2024年、学習塾の倒産件数が過去最多水準で推移している。東京商工リサーチと帝国データバンクの両社が調査結果を発表した。それによると、今年1月から10月の倒産件数は前年同期比で28%増加し、通年では19年の過去最多水準に並ぶ可能性がある。少子化による生徒数の減少、保護者の教育費負担増、無料オンライン学習コンテンツの普及が競争を激化させている。特に中小規模塾が打撃を受け、大手も含む業界全体で淘汰が進行しているという。
 主な要因の一つは、生徒数の減少とそれに伴う授業料収入の減少である。6歳から18歳の人口はこの10年間で約9%減少しており、少子化の影響が顕著である。
 今年の出生数は70万人を割り込むとも見られており、あと10年足らずで性との対象年齢となる子供の数は現在より2割以上減少するのは確実だ。
 さらに、コロナ禍での支援策終了後に訪れる融資返済負担が中堅塾を圧迫している。これにより、負債を抱えた事業者は倒産や他社への事業譲渡を余儀なくされている。
 このような厳しい環境下で、生き残りをかけた業界再編が加速することは避けられない状況である。しかし、子供の学びに対するニーズが多様化していることも事実で、学習塾がいち早くその変化を的確に捉え、柔軟に対応することで、新たな成長機会を創出する可能性が広がることには期待したい。

(如乙 一)

目次

  • 6 CatchUp① 志學舎 生徒だけではなくスタッフの夢志を育む重要性
  • 8 CatchUp② 熊本ゼミナール 地域で根強い人気を獲得する理由とは
  • 10 CatchUp③ 英俊社 オンデマンド教材作成の現場を探る   
  • 18 HOT TOPICS 1 小学校高学年の英語教育 ICT活用の重要性
  • 20 HOT TOPICS 2 「塾の日シンポジウム2024大阪大会」が盛大に開催
  • 22 HOT TOPICS 3 ウイングネット秋セミナー2024
  • 24 HOT TOPICS 4 浜学園のDX推進とWebスクールの未来展望
  • 26 HOT TOPICS 5 ★塾・予備校経営者必読!教育ビジネスの新領域〈シリーズ第3回〉 AI特許エンジン「H100」による新次元の教育は「生き方の発明」にあり
  • 32 挑む私学 開星中学校・高等学校
  • 35 目次・巻頭言
  • 36 NEWS ARCHIVES
  • 64 千里の道も一歩から ~編集長備忘録~
  • 65 【特集①】 株式公開企業塾 2025年2・3月期 第2四半期(2Q)決算を読む
  • 76 【特集②】 塾の研修
  • 88 Special Report 全国模擬授業大会 in 名古屋 教育の力 2024
  • 92 TOP LEADER Interview この先、塾業界が生き抜くために 塾講師の社会的立場の向上を。
  • 株式会社 日能研関西
  • 102 現代学習塾経営概論(21)
  • 104 企業研究(140) 産経ヒューマンラーニング株式会社
  • 107 日本教育ペンクラブ・リレー寄稿(370)
  • 108 疾風の如く(184) 松下理数教室(大阪府) 代表 松下 周二 さん
  • 110 PAPER REVIEW(9)
  • 112 For Whom the 塾 Tolls(40)
  • 114 自ら動き出すチームにする方法(123) 中谷彰宏
  • 116 シン・ジュクジン(37)
  • 117 芸術見聞録(137)
  • 118 わが子、就学中(45)
  • 119 塾長の机
  • 120 為田裕行の「教育ICT行」(117)
  • 121 10¹⁵ PETA(45)
  • 122 Opinion from School(65)
  • 124 林明夫の「歩きながら考える」(232)
  • 126 塾ソムリエの講師研修指南 西村則康(名門指導会代表 塾ソムリエ)(58)
  • 128 私塾界インサイト(81)
  • 132 塾はどこから来たか、塾は何ものか、塾はどこへ行くのか―そして私(37)
  • 134 咲かせよ桜(117) 小林哲夫
  • 138 論点2024(12) どうなる? 公立学校教員の給与
  • 138 編集後記
  • 144 Book Review
  • 146 塾長のためのガジェット講座

GSXが提供するEC-Council「CEH:認定ホワイトハッカー」講座が東京電機大学国際化サイバーセキュリティ学CySecの来期開講専攻プログラムに採用

 グローバルセキュリティエキスパート株式会社(東京・港区、青柳史郎 代表取締役社長 CEO)は、学校法人東京電機大学(東京千住キャンパス:東京・足立区、射場本忠彦 学長)が2025年開講予定の国際化サイバーセキュリティ学特別コース「CySec Expertサイバーオフェンスコース」に、ホワイトハッカーを育成する教育講座EC-Council「CEH:認定ホワイトハッカー」を提供する。EC-Council講座が、日本で初めて大学の履修証明プログラムとして開講されることになった。
 CySec Expertは、CEHをベースに、GSX独自講座を加えた、攻撃者視点にたったセキュリティが学べる東京電機大学オリジナルの講座となっている。GSXは同講座内で独自講座の作成・監修するなど、開講を全面的に支援し、産学連携を通じたセキュリティ人材の育成、EC-Council 講座に対する価値の認知拡大を推進していく。

奈良市 公設フリースクール内で奈良市子育てスポットを定期開催

 不登校児童生徒が通う公設フリースクールHOPあやめ池では、施設設置時より、奈良市の子育てスポット(担当課:子ども育成課)の1つである「いちご組」に、活動スペースを提供している。
 令和6年度からは、月2回のいちご組の活動日に、HOPあやめ池に在籍する児童生徒のうち希望者が、子育て親子といっしょに遊ぶことで交流している。
 この活動の効果は、すでに双方が感じており、在籍する児童生徒同士の交流も増え、これまで学校へ全く登校できていなかった児童生徒が学校の体育大会に参加できるようになるなどの変化も起こっている。

 令和5年3月に公表された、文部科学省「子どもの居場所づくりに関する調査研究報告書」では、異世代交流が子どもの健全な育成に必要である等の意見が複数あった。
 令和元年10月に同省より発表された「不登校児童生徒への支援のあり方について」では、教育委員会は積極的に、教育支援センター等が関係機関や民間施設等と連携し、不登校児童生徒やその保護者を支援するネットワークを整備することが必要である、とされている。この取り組みにより、不登校児童生徒は、子育て親子との交流を通して、自己有用感が養われている。

▼奈良市の子育てスポットについて
https://www.city.nara.lg.jp/site/kosodate/10753.html

文教大学が「英語Power Upセミナー」を実施

 文教大学教育学部の福田スティーブ利久教授の授業「教科教育法「英語」2」を受講する学生が、11月14日(木)に第1回、11月21日に第2回(木)の「英語Power Upセミナー」を実施した。

「英語Power Upセミナー」は中学生の英語学習のサポートを目的とした企画で、埼玉県草加市の中学生を対象として全6回の授業を行う。英語の基礎力向上を意識して、大学生がプログラム構成から授業の実施までを考えた。2024年度の各回のテーマは次の通り。
第 1 回(11 月 14 日 (木) )My ルールを見つけよう! (助動詞でルールを楽しく作ろう!)
第 2 回(11 月 21 日 (木) )Let’s become shopping masters ! (英語で比較して楽しく学ぼう!)
第 3 回(11 月 28 日 (木) )ベストな日本文化を伝えよう! (受動態で説明力をアップ!)
第 4 回(12 月 05 日 (木) )好きなことを共有しよう! (動名詞を使って話を広げよう!)
第 5 回(12 月 12 日 (木) )近くの小さな幸せを見つけよう! (There 構文で説明しよう!)
第 6 回(12 月 19 日 (木) )素敵な予定を話そう! (不定詞を使って予定を伝えよう!)

 草加市内の12校から39名の参加申込があり、第1回は「My ルールを見つけよう! 」をテーマに助動詞に注目した授業を行い21名の中学生が、第2回では「Let’s become shopping masters」をテーマに様々な比較級表現を学ぶ授業を行い14名の中学生が参加した。授業後は、参加者の学習状況にあわせて大学生が個別にアドバイスをした。

都政現場と協働プロジェクトを実施するスタートアップを採択 キングサーモンプロジェクト

 東京都は、都との協働をきっかけとしてスタートアップの成長を支援する「キングサーモンプロジェクト」を実施している。スタートアップのプロダクトやサービスの都政現場等での実証から海外市場へ向けた事業展開のサポートまで、一気通貫の支援を行うことで、グローバル市場を席捲し、今後のロールモデルとなるような課題解決型のスタートアップ企業を輩出することを目指している。
 これまで4期にわたって計13件のプロジェクトを行ってきたが、第5期先行導入プロジェクトの第2弾となるスタートアップを採択し、発表した。

プロジェクト概要

スタートアップ本プロジェクトを通じて目指す姿
AWL株式会社自律分散型の「エッジAI」による映像解析技術を用いて、空間や人の動き等をリアルタイムで可視化し、防犯分野やリテール業界等でのグローバル展開を目指す
都内行政現場協働プロジェクト
墨田区概要すみだスケートボードパークでのエッジAIによるヘルメット未着用者の検知・予防を実施期待する効果AIモデルを搭載したカメラによるリアルタイムでの違反行為の防止(協働促進サポーター:株式会社ボーンレックス(外部サイトへリンク)

会社概要
AWLは最先端エッジAI(人工知能)映像解析技術でリテール業界を中心にIoT活用・導入で数々の実績をもつ北海道大学発認定スタートアップ企業。独自開発したAI技術が「人の目」を補い、あらゆる現場で「人とリアル空間をリアルタイムに可視化」を目指す。

スタートアップ本プロジェクトを通じて目指す姿
株式会社ビースポークスマートグラス等の活用により熟練技能者の技能を見える化し、世界各地での技能継承の課題解決に貢献
都内行政現場協働プロジェクト
公益財団法人東京都公園協会概要熟練技能者の視点で庭園における伝統技能などの作業内容を学ぶ研修教材を作成し、職員がいつでも・何度でも学習できる環境を整えることで、「技能継承」を支援期待する効果作業におけるコツ、ポイントの理解促進(協働促進サポーター:株式会社ボーンレックス(外部サイトへリンク)​​​​​​)

会社概要
 株式会社ビースポークは、「必要な情報を誰もが自分の言葉で得られる世界」を目指し、
AI × 多言語を活用した革新的なソリューションを提供しています。国内外の企業・団体の業務効率化や国際化を支援し、多様性を尊重した社会の実現に貢献する。


事業の流れ・スケジュール(予定)

  • 令和6年 協働プロジェクト
    • 公募・採択
      ​​​​​​​協働促進サポーターによる書類審査を通過した企業と都内行政現場とのマッチング、ピッチ審査によりプロジェクトを採択
    • プロジェクト実施 サポーターによる支援
      海外展開を見据えた成長の第一歩として、都がファーストカスタマーの役割を担い、プロダクト・サービスの有効性を検証
  • 令和7年~ 海外展開等支援
    • 海外進出への支援
      海外展開に向けた戦略策定や、海外展示会への参加・出展等をサポート
    • 公共調達促進
      都内行政現場の本格導入・活用
    • 成功事例の発信
      今後のスタートアップのロールモデルとして、事業拡大の好事例を発信

大阪府教育庁との公民連携の取り組みとしてダスキンが支援学校で「おそうじの出前授業」を実施

 株式会社ダスキン(大阪府・吹田市、大久保 裕行 社長)は、大阪府との包括連携協定の一環として、2024年11月15日(金)に大阪府立東淀川支援学校で「おそうじの出前授業」を実施した。大阪府教育庁との公民連携の取り組みとして、支援学校への出前授業を行ったのは株式会社ダスキンとして初となる。

 同社は2000年より、‶掃除を通して子どもたちの力を伸ばす”をテーマに、主に小学校で掃除の大切さや掃除用具の正しい使い方についての出前授業を行っている。今回実施した東淀川支援学校の出前授業では、中学部2年生の生徒29人が参加し、生徒たちが普段使っているほうきやぞうきんを使用し、正しい掃除用具の使い方についてダスキンお掃除教育研究所の担当者から学んだ。生徒たちは実際に掃除用具を使いながら、掃除の基本を楽しく学ぶことができた。出前授業の最後には、掃除をする意義と掃除用具の使い方が掲載されている『クリーンちょうさ隊 メンバー手ちょう』を手渡され、生徒たちからは喜びの声が上がった。

■「大阪府包括連携協定」について
締結日:2021年7月16日
内容:大阪府とダスキンが展開する衛生・清掃関連サービスを中心とする訪販グループ、ミスタードーナツを中心とするフードグループの各事業において、7つの分野での連携・協働を促進し、地域の活性化及び地域に密着した住みやすい街づくりのための取り組みをしている。

①健康・・・感染症の予防・啓発事業への協力
②子ども・福祉・・・大阪版支援学校技能検定への協力、体験機会創出支援
③地域活性化・・・大阪産(もん)の普及促進への協力、2025大阪・関西万博開催に向けた協力
④ダイバーシティ・雇用促進・・・女性・シニアの就業支援に向けた連携
⑤安全・安心・・・災害時支援協力、特殊詐欺被害拡大防止に向けた取り組み
⑥環境・・・食品ロス削減の取り組み、「おおさかプラスチックごみゼロ宣言」への賛同
⑦府政のPR・・・府政のPRに関する協力

学校法人行吉学園 次期学長に現副学長の洪愛子看護学部教授を選任

 学校法人行吉学園は、2024年11月21日に開催した理事会で、次期学長に現副学長の洪愛子看護学部教授を選任した。この度の選出は現学長の栗原伸公教授の任期満了に伴うもので、任期は4年となる。
 また、次期学長は神戸女子大学と神戸女子短期大学の学長を兼任する。同学では、1950年の神戸女子短期大学開学時および1966年の神戸女子大学開学時に学園創設者の行吉哉女が初代学長に就任以来、2人目の女性学長となる。

学校法人行吉学園略歴(2024年11月21日現在)
洪(こう) 愛子(あいこ)
(1957年1月25日生・67歳)
専門分野
感染管理/医療管理

           
学歴  
1980年 3月  東京都立公衆衛生看護専門学校  卒業
1995年 3月  大阪市立大学経済学部      卒業
2000年 3月  東京医科歯科大学大学院医学系研究科保健衛生学専攻修士課程  修了
2004年 3月  東京医科歯科大学大学院医歯学総合研究科環境社会医歯学系専攻博士課程 修了
        博士(医学)
職歴
1980年 4月  大阪大学医学部附属病院文部技官(看護師)(1996年1月まで)
1996年 2月  ジョンソンエンドジョンソン株式会社学術教育マネージャー(2000年3月まで)
2000年 4月  社団法人日本看護協会看護研修学校 主任教員(2004年3月まで)
2004年 4月  (同)               部長代行(2005年3月まで)
2005年 4月  社団法人日本看護協会 認定部 部長(2009年5月まで)
2009年 6月  公益社団法人日本看護協会 常任理事(2017年6月まで)
2011年 6月  公益社団法人日本看護協会看護研修学校校長(2011年9月まで)
2017年 7月  神戸女子大学健康福祉学部教授(2018年3月まで)
2018年 4月  神戸女子大学看護学部教授(現在に至る)
2019年 4月  神戸女子大学看護学部長(2023年3月まで)
2019年 4月  神戸女子大学大学院看護学研究科教授(現在に至る)
2023年 4月  神戸女子大学・神戸女子短期大学副学長(現在に至る)
2024年 4月  学校法人行吉学園 評議員(現在に至る)
所属学会 
日本看護研究学会、日本看護科学学会、日本看護管理学会、
日本感染管理ネットワーク学会、日本環境感染学会、日本看護協会日本看護学会
賞罰
1995年 3月  大阪市立大学 学長表彰
2018年 6月  公益社団法人日本看護協会 会長表彰
2021年 11月  一般社団法人日本病院会 会長表彰
2022年 7月  行吉学園 理事長表彰