子どもが読書にハマるオンライン習い事「ヨンデミー」を運営する株式会社Yondemy(東京・中央区、笹沼 颯太 代表取締役)は、大垣書店との連携を開始したことを発表した。
子どもの読書離れを解消し、書店業界の新たな収益化を促進することを目指す。また、本連携を記念し、京都・烏丸三条店にて、子どもたちの読書体験をより豊かにするため、絵本や児童書をプレゼントするキャンペーンを実施する。
Yondemyは、「日本中の子どもたちへ、豊かな読書体験を届ける」をミッションに掲げ、子どもがハマる読書教育のオンライン習い事サービス「ヨンデミー」を提供している。
深刻化している子どもの読書離れに対して、読書教育の(特に「読み聞かせ」以降の段階の子どもの読書支援)の認知向上やノウハウの普及を目指している。ヨンデミーを通じて、本を読まなかった子どもが本を購入したり、書店に訪れる回数が増えたりなど、新たな読書体験を通じて、子どもたちにとって一生の財産となる「学ぶ力」としての読書の楽しさを広げる活動を進めていく。
現在、出版業界では絵本の売り上げが好調に推移する一方で、児童書の売上は伸び悩んでいる。特に、読み聞かせの普及により絵本の人気は高まっているが、その次のステップとなる児童書の利用が減少しており、子どもたちが自分で本を読む習慣を身につけられていないことが大きな課題となっている。
こうした現状に対し、ヨンデミーは、読み聞かせ後の支援に注力し、子どもたちが自ら本を手に取るきっかけとなる新たな読書体験を提供している。
■連携内容
地元のコミュニティが薄れつつある中で、書店を子どもたちと親子が自然に交流できる場所として活用し、より広がりのあるコミュニティづくりを目指す。書店が単なる本を販売する場所にとどまらず、学びや交流の場として地域の人々に親しまれ、愛される存在となることを目指す。
書店に来店したお客様がヨンデミーに加入することで、売り上げがレベニューシェアによって増加する。ヨンデミー会員として継続的な読書習慣が育まれることにより、長期的には書店を利用する子どもたちが増え、さらに新たな収益の拡大が見込まれる。