Archive for: 6月 2025

「tetoru」に自動翻訳機能を追加し、多文化共生社会における学校と家庭のコミュニケーションを支援

 SchoolTech事業を展開するClassi株式会社(東京・新宿区、竹岡 章 代表取締役社長)は、小中学校向け保護者連絡サービス「tetoru(テトル)」において、保護者が指定した言語で連絡配信を自動翻訳する有償オプション機能の提供を2025年9月より開始することを発表した。学校の負担を軽減しながら多様な文化背景を持つ家庭とのコミュニケーションを促進し、多文化共生社会への貢献を目指す。

 近年、日本の学校に在籍する外国籍の児童生徒数は増加傾向にあり、学校現場からは多言語対応のニーズが高まっている。Classiが定期的にユーザーを対象にして実施している満足度調査では、教職員の40%が連絡配信の自動翻訳機能を希望しており、保護者からも強い要望が寄せられている。このような背景を受け、Classiはtetoruに自動翻訳機能を追加することで、多言語環境下での情報格差を解消し、すべての家庭が教育に積極的に参加できる環境づくりを目指す。


 今回追加される自動翻訳機能は、「tetoru」を通じて送信される学校や自治体からの連絡に対し、保護者が選択した言語に自動的に翻訳される仕組み。
対応言語:英語、中国語(簡体字・繁体字)、ポルトガル語、スペイン語、タガログ語、インドネシア語、タイ語、ヒンディー語、フランス語、ベトナム語、韓国語、アラビア語、ウルドゥー語を含む13言語(約80%の外国籍児童・生徒をカバー)。*OSによって一部翻訳できる言語が異なります。
翻訳対象:連絡配信内の連絡の件名、本文、日付などの主要情報。
 保護者は、アプリ上で簡単に翻訳言語を設定・変更することが可能。また、翻訳された内容はいつでも原文に切り替えられる。

育伸社、47都道府県対応の『公立高校過去問題集[+10]』を販売開始

──英俊社の全面協力のもと、10段階難易度で過去問を販売

 教育教材の開発・提供を手がける株式会社育伸社は、全国47都道府県の公立高校入試に対応した新刊『公立高校過去問題集[+10]』を今夏リリースする。全国の過去5年分の入試問題を収録し、それぞれの問題を10段階の難易度で分類する独自の方式が最大の特長だ。

育伸社、47都道府県対応の『公立高校過去問題集[+10]』を販売開始

 同書は、育伸社が10年前にリリースした『スパート[+10]』に端を発する「プラス10®シリーズ」の最新ラインナップ。これまでの指導現場の知見と、模試正答率に基づく難易度分析を融合させた設計で、「どこから頑張ればよいのか」を視覚的にわかりやすく示す仕組みとなっている。今回の発刊には、全国の高校入試問題を長年にわたり収集・編集・販売をしてきた株式会社英俊社が全面協力。

 生徒は、自身の志望校合格に必要な難易度帯の問題に集中して取り組むことができ、講師にとっても指導の優先順位が明確になるため、効率的な学習支援が可能になる。また、難易度を数値化することで、生徒が「取り組むべき問題」と、「現段階では取り組まなくてもよい問題」との切り分けができ、学習指導の最適化が図れる。

 教材は全国47地域別に1冊ずつ編纂され、計47種類での展開となる。初年度は地域ごとに平均1,000冊、合計で約5万冊の限定生産で、完全予約販売となる。需要状況に応じて印刷部数は調整される予定だが、一部の地域では品薄となる可能性もある。

 この難易度10段階表示付き問題集・プラス10®︎シリーズは生徒や講師が能動的に取り組める「正しく不完全な教材」。だからこそ、生徒と講師によって〝完全〟に近づけてほしいという想いが込められている。同シリーズは、受験勉強に向き合う生徒と、それを支える教育現場にとって、戦略的学習を支援する強力なツールとなりそうだ。

月刊私塾界2025年7月号(通巻531号)

巻頭言

「不確実で変化の激しい時代を生き抜くには、企業や組織だけでなく、『個』の成長や進化も必要になると思います。一人ひとりの働き手にとって、どのようなマインドセットやスキルが重要になってくると考えていますか。
 個々人が意識すべきことは数多くありますが、最も重要なのは、適応力を備え、生涯にわたって学習し続けることです。常に学び続けようとする成長意識が何より必要です。私はよく、学んだことを手放し、再び学ぶという『能力』が今の時代に最も重宝するスキルであるという話をしています。そして、学ぶという行為は他人に代わってもらうことはできません。好奇心と順応性を持ち、『生涯学習者』であるというマインドセットを持つことは、イノベーターになるために不可欠です。テクノロジーを歓迎し、日常生活においても活用を考えてほしいと思います。恐れや拒否反応を示さず、自分の能力を最大限に生かすために取り入れていくべきです」(日経ビジネス電子版25年6月10日号「不透明な時代と向き合う変革、生き残りの鍵に」参照)。
「再び学ぶという『能力』」は、生涯学習が言われてかなり長い年月を経ているため、多くの方々が実践できているものと思われる。
 しかし、「学んだことを手放」すことが、果たしてどの程度取り入れられているだろうか。頭で理解していても、実際に実施することはかなり難しい。
 是非これらスキルを活かし、新しい学習塾を切り拓いて行っていただきたい。 

(如己 一)

目次

  • 6 Special Report 第22回 私塾ネット 全国塾長職員研修大会2025
  • 8 Special Talk 「人が育つ現場が、成果をつくる」 ─研修と現場改革が生んだ入会率向上の軌跡
  • 12 Round‐Table Educational Talk 主体的に学ぶ子を育てる ─自立学習探究ラボの実践報告
  • 16 挑む私学 神戸山手グローバル中学校・高等学校
  • 19 目次・巻頭言
  • 20 NEWS ARCHIVES
  • 50 千里の道も一歩から ~編集長備忘録~
  • 51 【特集】  私塾界リーダーズフォーラム2025S/S
  • 68 TOP LEADER Interview「楽しく生きている!」と本気で言える未来に。必要な人が誰でも通える一大教育グループに。 株式会社 こうゆう
  • 80 追憶 福島清三先生
  • 84 企業研究(147) 株式会社公募ガイド社
  • 87 日本教育ペンクラブ・リレー寄稿(377)
  • 88 疾風の如く(191)  化学専門予備校 花塾(東京都)  塾長 山本 咲希 さん
  • 90 現代学習塾経営概論(28)
  • 92 For Whom the 塾 Tolls(47)
  • 94 自ら動き出すチームにする方法(130) 中谷彰宏
  • 96 One Target(7) 的場一成
  • 98 PAPER REVIEW(16) 浅見貴則
  • 100 シン・ジュクジン(44)
  • 101 芸術見聞録(144)
  • 102 わが子、就学中(52)
  • 103 塾長の机
  • 104 為田裕行の「教育ICT行」(124)
  • 105 10¹⁵ PETA(51)
  • 106 キクチカラ(7) 菊地香江
  • 107 Opinion from School(72)
  • 108 林明夫の「歩きながら考える」(239)
  • 110 新・授業改革を目指して(145) 石川幸夫
  • 112 私塾界インサイト(88)
  • 116 塾はどこから来たか、塾は何ものか、塾はどこへ行くのか―そして私(44)
  • 118 咲かせよ桜(124) 小林哲夫
  • 122 論点2025(7) 給特法改正が成立
  • 126 編集後記
  • 128 Book Review
  • 130 塾長のためのガジェット講座

第一学院高等学校、異文化交流と国際問題の理解を目的とした「フィリピンオンライン留学」を2025年7月28日 (月)~30日(水)に開催

 株式会社ウィザス(大阪市、生駒 富男 代表)が運営する、第一学院高等学校(茨城・高萩市、兵庫・養父市、全国63キャンパス)において、2025年7月28日(月)~30日(水)に「フィリピンオンライン留学」を開催する。
「フィリピンオンライン留学」は、フィリピン・マニラのグループ会社である語学学校「PJLink」の全面協力のもと、全国の第一学院グループ生を対象にオンラインで実施される。レッスンでは、生徒が興味を持てるような第一学院オリジナル教材を使用。「現地高校生の一日」や「食文化」についてなど、都度異なるテーマで学びを深める。また、フィリピンのNPO法人「ユニカセ」との提携により、単なる英会話学習にとどまらない、異文化交流や国際問題・国際協力への理解を目的としている。

【開催概要】

・日時    :2025年7月28日(月)~30日(水)9時30分~14時50分
        ※HRなども含む
・授業配信場所:第一学院高等学校 東京本部事務局
        (東京都港区芝1-5-9 住友不動産芝ビル2号館5F)
【スケジュール概要】 (全=全体プログラム、G=クラス別_ブレイクアウト)

 第1回日比文化比較講座で、日本とフィリピンの基本的な文化の違いを学び、その後の英会話レッスンでは、日常生活をテーマに文化の違いを学ぶ。
 さまざまな相違を理解した上で、フィリピン人講師や他キャンパスとの交流を通じて国際や他者理解を深め、各々のレベルに合った英語での発信を目指す。
 最後にユニカセ講座を受講し、より深くフィリピンの状況について理解し、総じて英語力だけでなくグローバルな視点を身につけるカリキュラムとなっている。 
 第一学院では、生徒の視野と知見を広げ、将来の選択肢を増やすため、毎年オンラインでの異文化交流プログラムを開催している。このプログラムは、普段の生活とは異なる考え方、習慣、文化を体験することを目的としている。
 現地訪問が難しい生徒や、体調面で長時間の活動が困難な生徒も、オンライン形式なので気軽に参加できると好評だ。英語の習得レベルに応じたクラス分けを行うため、初めてでも安心して参加できる。明るいフィリピン人講師が積極的に発言の機会を作ってくれるので、自分から発言するのが苦手な生徒も安心して取り組める。
 過去の参加者からは、「フィリピンが好きになり、『英語力を上げて、いろいろな国に留学に行きたい』という目標ができた」「フィリピンと日本の文化の共通点に親近感がわいた。言葉が通じなくても、相手を理解しようと努力することの大切さを学んだ」といった声が寄せられている。

株式会社BOXがデジタルハリウッド大学による産学連携プログラムで「企業ゼミ」で授業を実施

 人材紹介事業・採用コンサルティング事業を行う株式会社BOX(東京・渋谷区、角田 光史 代表取締役 )は、文部科学省認可の株式会社立の大学として、デジタルコンテンツと企画・コミュニケーションを学ぶデジタルコミュニケーション学部(4年制大学)と、理論と実務を架橋し新たなビジネスを生み出すデジタルコンテンツ研究科(専門職大学院)を設置するデジタルハリウッド大学(DHU、所在地:東京・御茶ノ水、学長:杉山知之)の産学連携プログラム「企業ゼミ」で授業を実施した。

 企業ゼミは、デジタルハリウッド大学独自の就業体験プログラム。通称「学内インターンシップ」と呼ばれ、各企業の講座をオムニバス形式で受講(全8回)することで単位取得も可能。

<企業ゼミの特色>

①企業の課題解決を通じて実践力を身につける
 継続的な利益を上げるゲーム企画と運用方法、スマホアプリのためのUI/UXデザイン、SNSを活用したWebマーケティング、価値を上げるブランドデザインなど、インプットだけでなく企業が抱える課題を解決するためのアウトプットに至るまで、実践的な力を身につけることができる。

②企業ゼミからインターンシップへ
 参加企業の多くは自社でのインターンシップを実施しており、企業ゼミをきっかけにインターンシップに参加する学生も増えている。企業ゼミは1年次から参加可能なので、早期から企業との接点を作ることができる。

<過去の企業ゼミ実施例>

株式会社博報堂プロダクツ広告DXが一気に進む今知っておくべきデジタルプロモーションが集結
デジタルプロモーション MARUTTO-7
ソニー株式会社スタートアップソニー・スタートアップ・ゼミナール
インテル株式会社メーカー素敵なことをはじめよう (Do Something Wonderful!)
株式会社フジパシフィックミュージック音楽・ビジネス音楽市場におけるデジタルマーケティング
東映ツークン研究所CG・映像コンテンツの未来をデザインする
〜最先端の映像技術を体験しよう〜
株式会社キノトロープWebどの業界・会社でも通用する、受注できる企画提案書作成のノウハウ
株式会社MyDearestゲーム・VRゲームが産まれる瞬間から世の中で知られるまで、私たちの”頭の中”
有限会社キコリ映画宣伝映画宣伝ワークショップ
〜変わりゆく時代に挑む!映画ヒット最先端論! 〜

 株式会社BOXは、人材紹介、転職エージェント、HRイネーブルメント(採用コンサルティング/RPO)の4事業を展開している。このうちHRイネーブルメント事業においては、クライアント企業の採用広報を支援し、プロライターによるコンテンツ制作代行も手がけている。
 今回のプログラムは、クリエイティブ職を志望する学生に対し、記事制作の基礎を伝えるとともに、キャリア教育の一環として「働くこと」の具体的なイメージを持つ機会を提供することを目的に実施した。
 同社はこれまでに、多数の中途転職支援を行ってきた実績を持ち、事業運営を通じてファーストキャリアの選択がその後のキャリア形成に大きく影響すると実感している。今回の取り組みが、学生一人ひとりにとって「働く」ことへの理解や意識を深める契機となることを願い、産学連携を実現した。

サンスター財団と世界歯科衛生士連盟 世界歯科衛生士賞の募集を開始

 一般財団法人サンスター財団(大阪・高槻市、西川伸一 会長、桂木 康弘 代表理事、高澤 邦人 代表理事)と世界歯科衛生士連盟(The International Federation of Dental Hygienists)は、第7回世界歯科衛生士賞の表彰を実施する。日本国内からの応募締め切りは2026年1月16日(金)AM8時。
 世界歯科衛生士賞は、歯科衛生学や患者、地域社会、一般社会に優れた貢献をした歯科衛生士を称える目的で2004年に創設し、サンスターとは独立した専門家から成る選考委員会の厳正な審査により選出された歯科衛生士を表彰してきた。今回で7回目を迎える本賞は、世界中の歯科衛生士の中から、一般社会および歯科業界に貢献された方々を対象に、公衆衛生部門や臨床部門など全6部門で募集している。各部門の受賞者は、2026年7月にイタリア・ミラノで開催される「International Symposium on Dental Hygiene(ISDH)」の授賞式に招待される。

【授賞対象】公式な歯科衛生士の資格を有し、以下の対象の者
1)公衆衛生部門:計画的なコミュニティプログラムを通じて歯科疾患を予防、管理し、歯科保健を増進している者
2)臨床部門:週32時間以上の臨床業務に携わるフルタイムの職位で、一般歯科診療、歯周病診療、高齢者歯科診療、障害者歯科診療、有病者歯科診療、訪問歯科診療などを行う者
3)アカデミア部門:歯科衛生士教育に携わるフルタイム職位の者
4)アントレプレナー部門:歯科専門家または歯科の患者に利益をもたらす事業を行う個人事業主である者
5)新人歯科衛生士部門:2020年以降卒業の歯科衛生士で、コミュニティや患者に変化をもたらすこと、または従来とは異なる事業の起業に注力している者
6)リサーチ部門:3年以内に出版された査読論文の筆頭著者である者


【募集要項概要】
応募資格:公式な歯科衛生士資格を保有している者
     自薦だけでなく他薦も応募可能(ただし、対象者が歯科衛生士の資格保有者であること)
受賞人数:各部門受賞者 1名 合計6名
募集期間:日本時間 2026年1月16日(金)AM8時まで
受賞賞金:各分野の最も優秀な1名に、1500ドル+2026年7月にイタリア・ミラノで開催されるISDHの参加費、参加旅費を支給
応募方法:サンスター財団のホームページから応募 
URL:https://www.sunstar-foundation.org/en/awards/world-hygienist
書面および、動画での選考。
応募は一人1部門のみです。
詳しくはHow to Apply を参照ください。
【過去の受賞者について】
第1~5回目の受賞者:https://www.sunstar-foundation.org/en/awards/world-hygienist/past-winners
第6回(前回)の受賞者:https://www.sunstar-foundation.org/en/awards/world-hygienist/winners

日本の製造業の技術が”走る” 大阪・関西万博で製造業対抗ミニ四駆大会を開催

 製造業の技術者たちが本気で挑む「製造業対抗ミニ四駆大会 ワールドカップ in 大阪関西万博」が、2025年7月26・27日、大阪・関西万博のギャラリーEASTにて開催される。
 大会は、ミニ四駆を通じて製造業の魅力と技術を伝える体験型イベントで、出場する職人やエンジニアたちが、自社の高度な加工技術・設計力を活かしたオリジナルマシンを開発。子どもから大人までがワクワクしながら”技術”を体感できる、新しい形の技術発信となる。
 この取り組みは、大阪・関西万博のテーマである「いのち輝く未来社会のデザイン」に対する私たちの挑戦でもあり、未来の技術者育成や技術継承の在り方を“遊び”の中に見出し、社会全体で支えるものづくりの未来を描く。

 発表後の公式投稿は、SNS上で 2万件超のいいね、1万件超のリツイート、240万回以上の再生を記録。多くの「楽しみ!」「これは見たい!」といった期待の声が寄せられており、今年の万博注目イベントの一つとして急浮上している。
 この反響を受け、ドワンゴ(ニコニコ動画)による大会のライブ配信が決定した。当日は特設コースで繰り広げられるレースの模様を、全国どこからでも視聴可能。
Xアカウント:https://x.com/machicoco72

 参加者は、切削、板金、塗装、3D設計、電子制御など、各企業の得意技術を活かしたミニ四駆を製作。普段は製品に隠れて見えない製造技術が、子どもも理解できる”見える形”として表現される。
 この大会では、競技性と展示性の両立により、「技術を見せる」から「技術が伝わる」へと進化した発信を目指している。
 現在、企業や学校あわせて61チームの参加が決定しており、かつてない規模での熱戦が期待される。

 コース設計には株式会社豊里金属工業と大阪工業大学のロボティクス&デザイン工学研究科学生が参加。町工場の職人とともに試作・検証を重ね、技術的ギミックを含む立体コースを実現した。

コース内に登場予定のギミック
OVER THE LIMIT(ジャンプセクション)
時計じかけのジャンクション(自動制御)
ワインディングロード超(旋回安定性)
梅田ゲート(赤外線センサー)
梅田エレベーター(タイマー制御)
 製造現場と教育の架け橋となるこの取り組みは、技術継承や若手不足といった製造業の課題に対する、新たなアプローチとなる。

製造業ミニ四駆大会の開催実績と今後のスケジュール

【2023年】
7月30日:第1回大会(MACHICOCO)
11月3・4日:第2回大会(HANAZONO EXPO)
【2024年】
4月20日:第3回大会(FACTAS/大阪府東大阪市)
10月12日:第4回大会(FACTAS/大阪府東大阪市)
11月21日:あまがさき産業フェアカップ(兵庫県尼崎市)
【2025年】
2月9日:関東大会・入間カップ(安川電機 埼玉営業所)
3月22日:第5回大会(クリエイションコア/大阪府東大阪市)
4月26日:オイルドクターカップ(三輪鉱油/三重県菰野町)
5月24日:大阪工業大学カップ(大阪工業大学/梅田キャンパス)
7月26・27日:ワールドカップ(大阪・関西万博/夢洲)
11月20日:あまがさき産業フェアカップ(兵庫県尼崎市)
累計参加チーム数:約200チーム
学生参加校数:工業高校・高専・大学など5校以上
延べ来場者数:1,200名以上
後援・連携団体:東大阪市、大阪工業大学、尼崎商工会議所

《協賛企業》
日進工具株式会社/金型及び部品加工向け切削工具の製造・販売
オーティス株式会社/機能性フィルム・粘着テープの精密加工を得意とする専門メーカー
株式会社サカノシタ/自動化関連機器・省力化搬送機器・機械工具・電子機器の卸販売(国内外に拠点を展開する専門商社)
日本微細加工工業会/微細加工(0.001mm~1mm)領域に特化し、素材から加工・検査までを担う中小製造業による産業創出団体
株式会社阪村エンジニアリング/フォーマー(横型多段式プレス)・ナット・金型の製造
株式会社豊里金属工業/精密試作板金加工・切削機械加工・絞り加工ほか各種加工
株式会社MACHICOCO/製造業におけるプロジェクトマネジメント・技術者育成事業など

【イベント概要】
イベント名:製造業対抗ミニ四駆大会ワールドカップ in 大阪関西万博
開催日:2025年7月26日・27日
会場:大阪・関西万博 ギャラリーEAST
主催:東大阪市/ザ・クラフターズ
後援:株式会社MACHICOCO 
配信:ニコニコ動画(株式会社ドワンゴ)によるライブ中継あり

情報収集は「高校のホームページ」と「塾」から、経験者8割 高校のイベントやフェアへの参加は中学3年生が最多

 株式会社増進会ホールディングスのグループ会社、株式会社栄光(東京・千代田区、下田 勝昭 代表取締役社長)が運営する進学塾・栄光ゼミナールは、2025年5月10日(土)~5月20日(火)に、「受験の情報収集に関する実態調査」を実施し、小学1年生~高校3年生の子どもを持つ保護者2468人の有効回答を得た。また「中学受験の情報収集に関する実態調査」も実施している。

【高校受験経験者】高校受験における受験の情報収集 n=363

・子どもが何年生の頃から、メディアやウェブサイトから高校受験に関する情報収集を行っていましたか。
n=363回答方式
・どのようなメディアやウェブサイトを情報収集に活用していましたか。
n=338、複数回答方式(あてはまるものすべて)
・メディアやウェブサイトからの情報収集を始めた時期について、どう感じていますか。
n=338、単一回答方式
 子どもが高校受験を経験した高校1年生~3年生の保護者に対し、高校受験時の情報収集について聞いた。まず、【メディアやウェブサイトからの情報収集】に関して、高校受験経験者の93.1%がメディアやウェブサイトから情報収集を行っており、中学入学後から情報収集を始めた人が84.6%にのぼった。活用しているメディアやウェブサイトは、「高校のホームページ」が79.6%、「受験情報サイト・教育情報サイト」が71.0%だった。メディアやウェブサイトから情報収集を始めた時期については、70.3%が「適切だった」と回答した一方、26.2%が「もう少し早い時期に始めてもよかった」と感じていることが分かった。

・子どもが何年生の頃から、中学校や塾、知人からの高校受験に関する情報収集を行っていましたか。
n=363、単一回答方式
・どのような情報を活用していましたか。
n=343、複数回答方式(あてはまるものすべて)
・中学校や塾、知人からの情報収集を始めた時期について、どう感じていますか。
n=343、単一回答方式
 次に、【通っていた中学校や塾、知人からの情報収集】に関して、高校受験経験者の94.5%が中学校や塾、知人から情報収集を行っており、中学入学後から情報収集を始めた人が76.9%にのぼった。活用した情報は、「塾からの情報」が79.0%、「高校受験者など、知人からの情報」が55.7%と多かった。また、「通っていた中学校からの情報」も多くの人が活用していた。中学校や塾、知人から情報収集を始めた時期については、72.9%が「適切だった」と回答した。

・子どもが何年生の頃から、高校のイベントや進学フェア等に参加していましたか。
n=363、単一回答方式
・高校のイベントや進学フェア等からの情報収集を始めた時期について、どう感じていますか。
n=333、単一回答方式
 次に、【高校の説明会や文化祭などのイベントや、複数の学校が集まる進学フェアからの情報収集】に関して、高校受験経験者の91.7%が高校のイベントや進学フェア等に参加しており、中学3年生の頃から参加した家庭が51.0%で最多だった。高校のイベントや進学フェア等からの情報収集を始めた時期については、67.0%が「適切だった」と回答した一方、「もう少し早い時期に始めてもよかった」と回答した人は30.6%だった。

【高校受験予定者】高校受験における受験の情報収集 n=893(うち小学生保護者123、中学生保護者770)

・現在、メディアやウェブサイトからの高校受験に関する情報収集を行っていますか。
n=893、単一回答方式
・どのようなメディアやウェブサイトを情報収集に活用していますか。
n=540、複数回答方式(あてはまるものすべて)
 これから高校受験を予定している小学1年生~3年生の保護者に、現在の情報収集について聞いた。まず、【メディアやウェブサイトからの情報収集】に関して、小学生保護者・中学生保護者の60.5%がメディアやウェブサイトから情報収集を「行っている」と回答した。活用しているメディアやウェブサイトで割合が高かったものは、「高校のホームページ」が81.3%、「受験情報サイト・教育情報サイト」63.7%だった。

・現在、小・中学校や塾、知人からの高校受験に関する情報収集を行っていますか。
n=893、単一回答方式
・どのような情報を活用していますか。
n=584、複数回答方式(あてはまるものすべて)
 次に、【通っている小・中学校や塾、知人からの情報収集】に関して、小学生保護者・中学生保護者の65.4%が、小・中学校や塾、知人から情報収集を「行っている」と回答した。活用している情報は、「塾からの情報」が76.9%、「高校受験経験者など、知人からの情報」が65.9%だった。

・現在、高校のイベントや進学フェアから高校受験に関する情報収集を行っていますか。
n=893、単一回答方式
 次に、【高校の説明会や文化祭などのイベントや、複数の学校が集まる進学フェアからの情報収集】に関して、小学生保護者・中学生保護者の37.5%が高校のイベントや進学フェアから情報収集を「行っている」と回答した。「行っている」と回答した保護者の割合は、中学3年生に絞ると6割超だった。

◆調査概要
調査対象:栄光の教室に通う小学1年生~高校3年生の子どもを持つ保護者
調査方法:インターネット調査
調査期間:2025年5月10日(土)~5月20日(火)
回答者数:2468人

サクシード 甲斐市子どもの学習支援事業業務を受託

 株式会社サクシード(東京・新宿区、高木 毅 代表取締役社長)は、甲斐市子どもの学習支援事業業務を山梨県甲斐市より受託した。
 子供の将来が生まれ育った環境により左右されること無く、また貧困が世代を超えて連鎖しないよう、生活保護受給世帯を含む生活困窮世帯の子供を対象に学習支援を行い、学習意欲及び学力の向上を図るとともに、併せて居場所の提供や食糧支援を実施し、子どもの将来の自立に向けた包括的な支援を目的としている。
 学校での学習の復習等、学習意欲向上の支援及び高校受験対策等の学習指導を、対象生徒の学習意欲及び学習到達度等のレベルに応じた個別指導方式で学習支援を実施する。また、日常生活及び学校生活上の悩みや将来の進路など、各種相談にも対応し、子どもが安心して通える居場所を開放する。

多文化共生×SDGs「第9回高校生東南アジア小論文コンテスト」応募受付開始

 神田外語大学(千葉市美浜区、宮内孝久 学長)は、「第9回高校生東南アジア小論文コンテスト」の応募受付を7月7日(月)より開始する。コンテストは、多文化共生社会の実現を目指す日本において、文化・経済・教育などさまざまな分野でつながりを深める東南アジア諸国について、高校生が理解を深めることを目的に実施している。

第9回高校生東南アジア小論文コンテスト 概要

主催神田外語大学
後援文部科学省、外務省、駐日インドネシア共和国大使館、駐日ベトナム社会主義共和国大使館、在東京タイ王国大使館、国際機関日本アセアンセンター、一般社団法人共同通信社
協賛株式会社千葉銀行、イオン株式会社
募集内容3部門(ベトナム/インドネシア/タイ)において、SDGsをテーマにしたレポートを読み、1,000~1,200字の小論文を作成 ※詳しくはHP参照
対象者全国の高等学校に在学中の生徒(締切日時点)(高等専門学校/中等教育学校/海外の学校などについては、日本の高等学校に相当する学年に在学する生徒)
賞品●最優秀賞…1名: 賞状、奨学金10万円(各部門トップの中から1点を選出)●優秀賞… 2名: 賞状、奨学金5万円(各部門トップのうち、最優秀賞以外)●入選…42名: 賞状、図書カード(1万円)●学校奨励賞…10名以上の団体応募をいただいた学校に賞状、図書カード(1万円)
応募方法<Web応募> と <郵送応募> ※詳しくはHP参照
応募期間2025年7月7日(月)~9月5日(金)
応募締切2025年9月5日(金)※郵送応募は当日消印有効、HPからの応募は同日14時00分締切
入賞発表2025年10月22日(水)を目途にHPで発表予定

課題記事

■ ベトナム部門

「みんなが学べる社会をめざして -ベトナムの教育とジェンダー平等-」
 ベトナムでは経済成長とともに教育の機会が広がってきましたが、地域や民族、性別による格差も残されている。特に農村部や少数民族の居住地域では、男子に比べ女子の就学率が低く、中途退学率が高いことが課題だ。教育は、ジェンダー平等や貧困の解決にもつながる大切なテーマ。

参考キーワード: 教育格差/ジェンダー平等/農村と都市/民族/貧困/SDGs目標4(質の高い教育)・5(ジェンダー平等)

■ インドネシア部門

「豊かな自然と共に生きる -インドネシアの環境と私たちの未来-」
 インドネシアは、世界有数の熱帯雨林や多様な生態系を持つ自然豊かな国だ。一方で、森林伐採やプラスチックごみの問題、地球温暖化による海面上昇による影響など、地球規模の環境課題にも直面している。これらの課題は、私たち人類全体の生活にも大きく関係している。

参考キーワード: 森林破壊/生物多様性/プラスチックごみ/再利用・リサイクル/SDGs目標13(気候変動)・15(陸の豊かさ)

■ タイ部門

「観光って良いことばかりなの? -タイの観光と地域の持続可能性-」
 タイは世界中から多くの観光客が訪れる人気の観光国。観光は経済を支える大切な産業である一方で、環境破壊やオーバーツーリズム、地元住民間の対立といった問題も生じている。持続可能な観光のあり方は、タイだけでなく世界共通の課題だ。

参考キーワード: 観光公害/地域経済/エコツーリズム/SDGs目標8(働きがいと経済成長)・11(住み続けられるまちづくり)・12(つくる責任つかう責任)

参考

【神田外語大学HP】

https://www.kandagaigo.ac.jp/kuis

【「第9回高校生東南アジア小論文コンテスト」HP】

https://www.kandagaigo.ac.jp/essaycontest