Archive for: 6月 2025

MIXI、渋谷区立中学校の「部活動改革」プロジェクトを2025年度も支援

 株式会社MIXI(東京・渋谷区、木村 弘毅 代表取締役社長 上級執行役員 CEO)は、渋谷区立中学校の部活動を渋谷区にゆかりのある地域企業・団体の協力を得て学校を横断して行う同区の取り組み「シブヤ『部活動改革』プロジェクト」において、昨年度に引き続きコンテンツ提供や講師派遣などの支援を行う。同社は今年度も「デジタルクリエイティブクラブ」の全ての講座を担当し、会話AIロボット「Romi」との会話プログラミングや、グラフィックデザイン、動画制作などクリエイティブスキルを学べるコンテンツを提供し、渋谷区の部活動改革に協力する。

■「シブヤ『部活動改革』プロジェクト」への支援について
 学校における「働き方改革」推進の必要性の高まりや少子化による生徒数の減少により、子どもたちの部活動を教育現場だけで担うことは難しくなってきている。文部科学省では、少子化でも児童生徒がスポーツ・文化芸術活動を継続できる環境を確保し、教員の負担軽減と質の高い指導を両立させることを目指して、部活動改革に着手。2023年度からの3年間を「改革推進期間」と位置づけ、主に休日の部活動を地域に広げる実証事業などに取り組んできた。また2025年5月には、国の有識者会議が2026年度からの6年間を「改革実行期間」とする、さらなる部活動の地域展開推進に向けた提言を行っており、休日の部活動は2031年度までに原則すべて地域クラブ活動へ移行、平日に関しても可能な自治体から順次地域展開していく方針だ。
 こうした状況に対し、渋谷区では他の自治体に先駆けて2021年11月に「シブヤ『部活動改革』プロジェクト」を立ち上げ、地域の企業・団体の協力を得て区立中学校全8校の生徒が参加できる合同部活動の試験実施を行い、2022年度からは本格的に活動を開始した。現時点で区立中学8校のうち6校で指導者を外部人材がまかなう体制を整えており、今年度も生徒が参加できるクラブ数を増やすなど、部活動の地域展開に積極的に取り組んでいる。
 同社は2021年の試験実施時から本プロジェクトに参画しており、昨年度は「デジタルクリエイティブ部」において、通年で全講座を担当した。参加者に対して実施したアンケートでは、満足度は90%以上となっており「去年もRomiの講座に参加していたが、今年はChatGPTを交えた内容が増えていて、新鮮に楽しむことができた」「デザインや配置、動かし方などを考えるのが楽しかった」「動画を作ったことも編集したことも全然なかったけれど、グループの人たちと楽しくできたからよかった」などの声があがった。また、昨年はグループで取り組む課題を多く設定したことから、「クラブ活動で一番好きな部分」について聞いたところ、「チームメイトとの交流」が1位となっており、「スキル向上」を上回る結果となった。
 今年度も生徒同士のコミュニケーションが活発になるよう、グループワークを積極的に取り入れるとともに、生徒が楽しく学べるコンテンツを提供する。


■今年度の具体的な支援内容
「デジタルクリエイティブクラブ」において、全日程を担当する。「AI」「グラフィックデザイン」「動画制作」の3つのカテゴリで、当社社員を講師とした部活動を12回にわたり実施する。

<実施概要(予定)>
【コンテンツ】
・デジタルクリエイティブを知ろう(全1回)
デジタルクリエイティブとは?この部活動で学ぶスキルが社会でどう活きるかを理解しよう!活動の舞台となるMIXIの社内見学も実施する。

・会話AIロボット「Romi」との会話をプログラミングしよう(全2回)
プログラミングツール「Romiシナリオエディター」を使って、MIXIが開発する会話AIロボット「Romi」との会話をプログラミングしてみよう。

・グラフィックデザイン(全2回)
デザインで自分の伝えたい事を相手に伝えてみよう!色、形、大きさ、文字等の要素をうまくつかって、自分のイメージやアイデアを表現してみよう。

・動画制作(全7回)
自分のアイデアを動画にしてみよう!動画制作を通して、どうやったら動画を見てくれる人に自分の伝えたいことが伝わるのかを体験してみよう。

【日程】
2025年7月〜2025年12月までの水曜16:00〜18:00
※夏季・冬季休業期間を除く
【会場】
MIXI本社(東京都渋谷区渋谷2-24-12 渋谷スクランブルスクエア 36F)
【参加生徒数】
最大30人

戸田市内全中学校の校内サポートルームに「きゃんばすルームサポーター」を配置

 埼玉県戸田市では、市内全中学校の校内サポートルーム(きゃんばすルーム)に、フリースクールのノウハウをもつ民間企業による「きゃんばすルームサポーター」を配置した。なお、同内容の民間企業への業務委託については、県南地区の自治体では初の試みとなる。
「きゃんばすルームサポーター」は各校に1名ずつ配置しており、生徒たちの学習支援や受験指導、見守り、教員との連携などを担う。フリースクールのノウハウを持つサポーターであるため、生徒の実態に合わせた学習の支援や不安の緩和、「さわやか相談室」と連携した生徒支援が可能となる。

 きゃんばすルームとは、さまざまな理由により教室への行きづらさを感じている生徒などが学習や生活支援を受ける戸田型校内サポートルーム。誰一人取り残されない教育の実現に向けて推進している「戸田型オルタナティブ・プラン」の一環として、「多様な学びの場の選択肢の拡充」のため、令和6年度に戸田市内全中学校に設置している。

桐蔭横浜大学 ソフトバンク株式会社と連携協力の覚書を締結

 桐蔭横浜大学スポーツ科学部(神奈川・横浜市)は、ソフトバンク株式会社と「ICTを活用した学校スポーツDX改革」および「スポーツアナリティクス教育研究の推進」に向けた連携協力に関する覚書を2025年6月26日に締結した。

 桐蔭横浜大学は、ソフトバンク株式会社と「ICTを活用した学校スポーツDX改革」および「スポーツアナリティクス教育研究の推進」に関して連携協力することで、双方が有する知見や技術などを相互に活用し、スポーツにおける社会課題の解決と両者の持続的な発展を目指す。

■主な連携協力事項
(1) スポーツアナリティクス教育研究活動の推進に関すること
(2) スポーツDXを活用した学校スポーツ支援に関すること
(3) スポーツを通じた学校と地域の発展および活性化に関すること


 桐蔭横浜大学スポーツ科学部 佐藤 豊 学部長は「本学スポーツ科学部では、小学校・中学校・高等学校の教職課程を有するほか、地域部活動指導者資格やスポーツアナリティクス分野の学修証明制度など、全国的にも特色ある教育プログラムを展開しています。このたび、これらの分野において世界をリードするソフトバンク株式会社様との連携協力により、横浜市、神奈川県、さらには日本全体の学校教育およびスポーツの課題解決に向けた取り組みが一層加速することが期待されます。本連携を通じて、教育とスポーツのさらなる発展に貢献してまいります。」とコメントしている。


ソフトバンク株式会社サービス企画本部 原田 賢悟 本部長は「ソフトバンクでは自社が開発、提供を行なっている「AIスマートコーチ」を活用した、体育における探究型授業や遠隔指導、そして部活動の地域展開支援などの取り組みを全国の小学校、中学校、高等学校にて行ってきました。このたび、特色ある教育プログラムを展開されている桐蔭横浜大学様との連携により、教育現場と地域社会をつなぐ新たなモデルを創出し、スポーツ教育の発展に貢献していきたいと思います。」とコメントした。

学研×KiddiHub、ベトナムで幼児向けSTEAMイベント「STEAM ARENA 2025」を開催

 株式会社 学研ホールディングス(東京・品川、宮原 博昭 代表取締役社長)のグループ会社であり、学研グループのグローバル戦略を推進するアイ・シー・ネット株式会社(埼玉、百田顕児 代表取締役)は、ベトナム最大級の園・習い事口コミサイト、教育情報サイトを運営するKIDDIHUB EDUCATION TECHNOLOGY JOINT STOCK COMPANY(ベトナム・ハノイ、Vu Van Tung CEO)と連携し、2023年1月より幼児向けSTEAM教育プログラム「Gakken STEAM Program」を展開している。現在までに累計214園へ導入されており、ベトナムにおけるSTEAM教育の普及に貢献している。
 このGSPの成果を広く発信する場として、2025年5月24日に「STEAM ARENA 2025」を開催した。イベントには、KiddiHub社との協業に関心を持つ複数の日系企業が参加し、子供たちの創造力や探究心に触れることで、ベトナム市場での事業展開の可能性を実感する機会となった。

 KiddiHub社は園長・保育士・保護者と強固なコミュニティネットワークを築いており、2024年9月より、乳幼児関連事業を展開する日本企業のベトナム進出を支援すべく、調査およびオンライン・オフラインでのマーケティング活動を本格展開している。

 Gakken STEAM Program (GSP)とは3~6歳向けに「サイエンス」「プログラミング」「かず」をそれぞれ週1回提供するプログラム。指導はKiddiHub社のコーチ、もしくは、KiddiHub社による研修を修了した園の教員。GSPを通して、論理的思考力、問題解決力、集中力、社会性、協調性など、これからの時代を生き抜く必須スキルを習得する。

GSPを導入する幼保園を対象に、成果発表の場として企画・開催
 ベトナム・ハノイ市のGenesis統合学校にて、2025年5月24日(土)、幼児向けSTEAM教育イベント「STEAM ARENA 2025」が開催された。イベントは、教育テクノロジー企業であるKiddiHub社が、学研ホールディングスと連携して展開するGSPを導入する幼保園を対象に、成果発表の場として企画された。ハノイ市を中心に33園142名の園児が参加、200名を超える保護者が観覧した。
「STEAM ARENA 2025」では、GSPで1年間学んだ内容に関するクイズによって、園児たちの思考力・発想力が試され、観客席では保護者からの温かい拍手や歓声が響きました。日ごろ、幼保園で学んでいる様子を見ることができない保護者にとって、子どもたちが楽しみながら課題を乗り越える姿を確認してもらう機会となった。

 さらにイベントには、GSPの教育理念に共感したヤマハ・ミュージック・ベトナム、さくらスポーツアカデミー、ALSOKベトナムセキュリティサービスがスポンサーとして参加。各社がブース出展や体験型アクティビティを通じて、園児・保護者と直接交流した。音楽・スポーツ・安全といった異なるテーマでの体験を提供することで、企業ブランドの認知向上のみならず、ベトナム現地の教育・子育て世代に対する社会的貢献としても注目された。参加企業からは、「教育を軸としたオフラインイベントは、企業と子育て世代が信頼関係を築ける貴重な接点である」「今後も継続的に関与していきたい」といった声があがり、教育を通じた共創型の地域連携モデルとしての広がりも期待されている。


■学研グループのベトナムの幼児教育市場での取り組み
 学研グループがKiddiHub社と連携して進める主な事業内容は以下のとおり。
・幼保園向けSTEAMプログラムの開発、販売 
・保育士や保護者向け教育、保育情報のコンテンツ開発、発信
・学研コンテンツの付加による教育プラットフォームサイトの拡充、情報発信
・日系企業のベトナム進出サポート業務

ライフイズテック、Googleの生成AI「Gemini」を活用した大学生向け生成AIの教育プログラム「AI Career Journey」をスタート

 ライフイズテック株式会社(東京・港区、水野 雄介 代表取締役)は、大学生を対象としたオンラインキャリア教育プログラムを新たに開始する。
 その第一弾として、生成AI アシスタント「Gemini」など Googleが提供する 生成 AI のサービスを活用した就活講座「AI Career Journey」を2025年7月7日より開始する。
「Career Journey」は、学生が自身の強みや価値観を深く掘り下げ、企業や社会との接点を多面的に捉えることで、本質的かつ納得感のあるキャリア選択を支援することを目的とした、ライフイズテック独自のキャリア教育プログラム。
「AI Career Journey 」では、Googleが提供する生成AI「Gemini」を活用し、自己分析・企業研究・エントリーシート作成といった一連の就活プロセスを、一気通貫で体験する。
 生成AIの革新的な活用法を紹介しながら学生が自らの進路を設計していく視点を育む内容となっており、初めて生成AIに触れる学生から、一定の活用経験を持つ学生まで、幅広く参加できる構成となっている。

詳細・お申込み:https://project.life-is-tech.com/dtp/ai-cr


■「AI Career Journey 」概要

日時:
2025年7月7日(月) 18:30〜22:00
2025年7月16日(水) 18:30〜22:00
2025年7月22日(火) 18:30〜22:00
※各回3.5時間
形式:オンライン開催(Zoom)
対象:全国の大学生、大学院、短大、高専、専門学校等に在学中の学生(文理不問・AI未経験OK/活用経験者も歓迎
参加費:無料
お申込み・詳細:https://project.life-is-tech.com/dtp/ai-cr

大阪経済大学と大阪電気通信大学が大学間連携協定を締結

 2025年6月9日、大阪経済大学と大阪電気通信大学は、大学間連携に関する包括協定を締結した。式典は大阪電気通信大学寝屋川キャンパスのOECUイノベーションスクエアで開催され、両大学の学長をはじめとする関係者が出席した。
 この協定は、大阪経済大学が培ってきた経済・経営領域の「実践知」と、大阪電気通信大学の工学・情報・医療・ゲーム領域の「実践知」を融合し、学問領域の垣根を越えた新たな知の共創を目指すもの。今後は、授業科目の共同開発、相互履修・単位互換、共同研究、学生交流プログラムなど、学びの連携を多角的に展開していく。
 また、「知と知をつなぐ」をキーワードに、文理の枠を超えた越境型教育プログラムの構築も視野に入れ、デジタル時代に求められる、幅広い視野と課題解決力を備えた人材の育成に取り組む。

特定非営利活動法人 大分県海外教育支援機構が「令和6年度外務大臣表彰」を受賞

 ジェイリース株式会社(大分市・東京・新宿区)の代表取締役会長 中島 拓が名誉理事長を務める特定非営利活動法人 大分県海外教育支援機構(理事長:三宮 康司、所在地:大分県大分市)は、「令和6年度外務大臣表彰」を受賞した。

 この表彰は、同機構によるこれまでの日本語教育の支援活動や、国際交流促進、日韓友好親善への顕著な功績が認められたもの。
 2025年6月16日(月)、ソウル・ロッテホテルで開催された「日韓国交正常化60周年記念レセプション」にて、外務省より表彰状が授与された。

東京書籍、文部科学省「令和6年度 小・中・高等学校を通じた英語教育強化事業(AIの活用による英語教育強化事業)」を受託

 東京書籍株式会社(東京・北区、渡辺能理夫 代表取締役社長)は、文部科学省が実施する「令和6年度 小・中・高等学校を通じた英語教育強化事業(AIの活用による英語教育強化事業)」において、実証実施団体として採択された。

 実証では、生成AIを活用した当社の対話型学習サービス「教科書AIワカル」を用い、英語学習における可能性と有効性について、学校現場に即した形で検証していく。

 事業は、急速な進化を遂げる生成AIの活用により、生徒の「話すこと」や「書くこと」の活動を質・量ともに充実させて、学ぶ意欲を高めることで、英語教育の抜本的な強化を図ることを目的としている。英語を使う機会の少なさや学習の動機づけの弱さといった長年の課題に対し、AI活用による新たな教育モデルを構築し、その実践を通じて知見を蓄積し、さらなる普及を目指す。この事業は、2025年5月から2026年1月末までの期間で実施される予定だ。

 東京書籍は、この事業において、「教科書AIワカル」を全国10校のモデル校に提供し、授業や家庭学習での活用方法や教育効果の実証研究を進めていく。

「教科書AIワカル」は、令和7年度版中学校英語教科書『NEW HORIZON』に完全準拠しており、生徒はAIとの自然な対話や英語会話シミュレーションを通じて、発話力・表現力を主体的に高めることが可能だ。チャット形式のインターフェースや音声読み上げ機能、実生活を想定した会話演習機能などを備え、生徒一人ひとりのペースに合わせた学習を支援を行う。

 東京書籍はこの事業を通じて、教科書という共通の学習基盤に基づいた生成AI活用モデルを構築し、全国10校での実践事例やデータをもとに、導入支援のあり方や授業モデルの確立を目指す。さらに、立命館大学やインパクトラボとの連携のもと、学校現場に根ざした変革を推進し、全国規模での英語教育の質的向上に貢献していく。

学校法人国際総合学園 FSGカレッジリーグ AI教育推進に関する連携協定を締結

 NSGグループの福島県郡山市で専門学校5校と高等課程1つを運営する学校法人国際総合学園 FSGカレッジリーグ(福島県郡山市)は、AI教育プログラム「AI STUDIO」を展開する株式会社dott(東京都台東区)と2025年5月29日(木)に「AI教育推進に関する連携協定」を締結した。

 この協定は、文部科学省の生成AI利用に関するガイドラインの改定など、教育分野におけるAIの必要性が急速に高まる背景を受け、現代社会で必須スキルとなるAIリテラシー(AIを理解し活用する能力)を早期に習得・向上することで、あらゆる分野で活躍できる人材の育成を目的とし、締結を執り行った。

 また、専門学校としては「東北で初となるAI教育推進の連携協定」となり、地域活性化と学術の振興に大きく貢献できるものと考え、AI活用教育での地域発による全国的なAI教育モデルの構築を目指す。

【主な連携内容】

(1)FSGカレッジリーグ5校(対象学生:900名以上)※1で「AI STUDIO」※2の導入による、実践的なAIスキル知識の習得

(2)株式会社dottでのインターシップを通した、さらなる実践的な職業教育の場を提供

(3)FSGカレッジリーグ教職員に対するAI活用研修を通した、授業や業務改革支援の促進

(4) AI教育の効果を測定し、その結果をもとに職業教育により適したAI教材へと改善・改定

※1 FSGカレッジリーグ5校・・・国際ビジネス公務員大学校、国際アート&デザイン大学校、国際情報工科自動車大学校、国際医療看護福祉大学校、国際ビューティ&フード大学校

※2 AI STUDIO・・・株式会社dottが開発したAIを“使う力”と“作る力”の両方を育成できる次世代型教材

JQA『カンボジア 子ども環境教育』を5年ぶりに開催

 一般財団法人日本品質保証機構(東京・千代田区、石井 裕晶 理事長)は、2011年より、世界文化遺産“アンコール遺跡群”があるカンボジア・シェムリアップ州にて、アプサラ機構、シェムリアップ州教育青年スポーツ局、および上智大学アジア人材養成研究センターの協力のもと実施している『カンボジア 子ども環境教育』を、このたび5年ぶりに開催した。

『カンボジア 子ども環境教育』とは、観光と環境保全を同時に進めるシェムリアップ州に暮らす小学生を対象とした環境教育プログラムで、ISO 14001の基礎となるPDCAの考えを取り入れた環境教育を行うことで、子どもたちが生活する村や学校における環境上の課題に気づき、自らその課題に向き合い、改善できるようになることを目指している。2018年からは、小学校のカリキュラムに同プログラムを取り入れるための試行活動を始めた。

 現地での教育はコロナ禍により一時中断していたが、2024年11月、5年ぶりに開催。Kok Kreul 小学校、Daun Euv小学校、Trapeang Svay小学校に通う4~6年生の児童382名を対象に実施し、その後、約6カ月間にわたり、小学校教員指導のもと、児童たちはグループに分かれて環境活動に取り組んだ。

 2025年5月29日には、優秀な取り組みを行ったグループに対して表彰式を行い、表彰状と記念品を授与。出席した、リ・ブンナ氏(シェムリアップ州 教育青年スポーツ局長)からは、「本教育プログラムの実施は非常に重要です。子どもたちが“ライフスキル”を身に着ける場になっているだけでなく、社会において知識、技能、そして高い倫理観を備えた人材育成を促進するという国家教育政策にも合致しています。」との謝辞もあった。

 なお、表彰式の様子は、国営テレビ・シェムリアップ (Television of Kampuchea: TVK, TV Siemreap)、国営ラジオ(Radio National of Kampuchea)、アプサラ機構、シェムリアップ州情報局(Siem Reap Provincial Department of Information in Cambodia)など、現地メディアおよび関係機関にて高い関心をもって紹介された。