
巻頭言
人財獲得は上手く行っているだろうか。
「能力が高い人を採用できない」、「欠員をなかなか補充できない」などの声をよく聞く。
アメリカで構築された人材獲得の手法(ジョブ型雇用)を真似することが、一時期提唱された。しかし、多くの企業で導入が進んでいない。
ではどうするか。
ポテンシャル採用を検討してみてはどうだろうか。
「伸びしろ(=ポテンシャル)」を評価するのである。経験・知識・スキルやコンピテンシー(好業績者に共通する行動特性)よりも深く人に埋め込まれている、「人間の器」のようなイメージだ。
ポテンシャルは好奇心・洞察力・共鳴力・胆力という四つの因子から構成される。中でも好奇心は最も重要な役割を果たすとし、他の三つの因子を育む土壌となる。
ただしポテンシャルを評価することは難しい。
一つの解決方法は、人の素の姿が現れているエピソードを面接で引き出すのだ。例えば小学校低学年頃の話を聞き出すこと。面接の場で、小野壮彦氏が著書「世界標準の採用」で薦める質問は、「将来役に立たなさそうなのに、すごく熱中したことは何ですか?」だという。
日本企業に特徴的なメンバーシップ型雇用とポテンシャル評価との親和性は高く、この手法を磨き上げれば、独自の強みとなる可能性がある。
如何だろうか。一度検討してみていただきたい。
(如己 一)
目次
- 6 CatchUp1 SoRaStars株式 地域に根ざす学びが未来をつくる──〝まち〟と子どもをつなぐ塾の挑戦
- 10 【新連載】塾長の決断 学習塾PEG 塾長 永濱 茂夫 氏 優れた先見性で自立学習を一早く導入
- 12 挑む私学 明星Institution中等教育部
- 15 目次・巻頭言
- 16 NEWS ARCHIVES
- 44 千里の道も一歩から ~編集長備忘録~
- 45 【特集】国語教育の多様な形を一望する
- 62 TOP LEADER Company 社員がまず本気になって、生徒の本気を引き出す。株式会社 早稲田アカデミー
- 72 企業研究(150) 株式会社オトバンク
- 75 日本教育ペンクラブ・リレー寄稿(380)
- 76 疾風の如く(194)社会科専門塾sky(東京都)塾長 道向 洋平 さん
- 78 現代学習塾経営概論(31)
- 80 For Whom the 塾 Tolls(50)
- 82 自ら動き出すチームにする方法(133) 中谷彰宏
- 84 One Target(10) 的場一成
- 86 PAPER REVIEW(19) 浅見貴則
- 88 シン・ジュクジン(47)
- 89 芸術見聞録(147)
- 90 わが子、就学中(55)
- 91 塾長の机
- 92 為田裕行の「教育ICT行」(127)
- 93 10¹⁵ PETA(54)
- 94 キクチカラ(10) 菊地香江
- 95 Opinion from School(75)
- 96 林明夫の「歩きながら考える」(242)
- 98 塾ソムリエの講師研修指南 西村則康(名門指導会代表 塾ソムリエ)(63)
- 100 私塾界インサイト(91)
- 104 塾はどこから来たか、塾は何ものか、塾はどこへ行くのか―そして私(47)
- 106 咲かせよ桜(127) 小林哲夫
- 110 論点2025(10)学習指導要領改訂 論点整理素案
- 114 編集後記
- 116 Book Review
- 118 塾長のためのガジェット講座



