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バンザン、全事業を停止 自己破産申立てへ オンライン家庭教師「メガスタ」も終了

 オンライン家庭教師サービス「オンラインのメガスタ」などを展開する株式会社バンザン(東京都新宿区、山田博史代表取締役社長)は2月13日、同日付で全事業を停止し、自己破産を申請する準備に入ったと発表した。
 同社が公表した「事業停止のお知らせ」によれば、2026年2月13日をもってすべての事業を停止し、今後速やかに裁判所へ自己破産の申立てを行う予定としている 。これに伴い、「オンラインのメガスタ」を含む全サービスが停止となる。
 同社は、これまでオンライン家庭教師事業を中心に展開し、難関校対策やプロ講師による個別指導を強みとして全国規模で事業を拡大してきた。特にコロナ禍以降、オンライン学習需要の高まりを背景に存在感を高めていた。
 一方、同社が教師向けに送付した通知によれば、昨今の経営環境の悪化により事業継続が困難な状況に至ったとしている。今後、未払いの委託報酬については破産手続において破産債権として取り扱われる予定であり、既に予約済みの授業についてはすべて休講扱いとなる。
 生徒および教師に対しては、今後の手続きや詳細についてホームページやメール等を通じて案内するとしている。
 オンライン家庭教師市場は参入企業の増加や広告費の高騰、人材確保競争の激化などにより競争環境が一段と厳しさを増している。今回の事業停止は、オンライン専業モデルの収益構造の持続可能性に改めて課題を投げかける事例とも言える。
 同社の動向は、オンライン教育サービスの今後の再編や業界構造にも影響を与える可能性があり、注視が必要だ。