株式会社イオレ調査 小学生の親800人に聞いた「学習塾・中学受験の意識調査」

 株式会社イオレ(東京・港区、冨塚 優 代表取締役社長)は、イオレが運営するグループコミュニケーションサービス「らくらく連絡網」を利用中の、小学生の子供を持つ子育て世帯833人を対象に、「お子様の学習塾・中学受験に対する意識調査」に関するアンケート調査を実施した。
 ここ数年、少子化が進んでいるにもかかわらず中学受験の受験者数は毎年増加傾向にある。またこの時期、夏休みを終え受験に向けて本格始動を始めるご家庭や入塾・転塾を検討し始める家庭も多く見られ、今後注目が高まると思われる。「塾に通っている理由は?」「入塾・転塾の時期について」などイオレで学習塾・中学受験について実施した調査結果の一部を公開した。

調査結果

  • 中学受験を予定している子どもは17.3%、塾に通っている子どもは28.0%
  • 最も入塾させたい時期は「5年生1学期」1年生から塾に通わせるご家庭も多い結果に
  • 授業形態で人気が高いのは「集団学習」!「個別学習」も3割近くにのぼる
  • 塾選びの決め手TOP3は「通いやすさ」「授業形態」「知人の口コミ」
  • 塾通いのお子さまのうち、2割近くが転塾を経験、あるいは検討している

「らくらく連絡網」の調査では、お子さまの中学受験に関して、全体の17.3%が予定している、19.2%が検討しているという結果となった。さらに塾に通っているかという質問では28%と、4人に1人以上の割合でお子さまを塾に通わせているという結果になっている。

 入塾させた、あるいはさせたいと思う時期についての質問では、「通わせる予定はない」が30.0%と最も高い一方で、人気の時期は「5年生1学期」「4年生1学期」「3年生3学期」という結果になった。新しい学年に上がるタイミングで入塾を検討する層が多い傾向になっているほか、高学年を控えたタイミングで塾に通わせたいと考える親が多いようだ。また意外にも、「1年生1学期」から塾に通わせているという方が7.0%という結果に。理由としては中学受験や学校の授業の補助的役割といった理由のほか、「幼稚園の頃から通っている」「子供の多い地域のため、1年生の時点で塾に空きがなくなるから」といった意見が見られた。

 子供を塾に通わせている理由については、最も多い回答が「中学受験を考えているから」であり、46.8%と約半数の方が中学受験を理由に子供を塾に通わせている一方で、過半数の親は中学受験以外の目的で子供を塾に通わせていることが明らかになった。次点で「学校の授業だけでは不安だから」「子どもが行きたいと言うから」などが上位にあがっている。

 現在通わせている塾に決めた理由として、「自宅からの距離や交通の便」が54.5%と最も高く、半数以上の方が通いやすさを理由に塾を決めている。その他、「授業形態」や「口コミの評判」も、子供を通わせる塾を選ぶ上で重要なポイントとなっている。また、人気の授業形態は「集団学習」が62.7%と最も高くなっている。

 すでに子供が塾に通っている方で、転塾を検討しているかについて質問したところ、5.5%が「すでに転塾した」、14%が「はい」と回答し、合わせて2割近くの方が転塾を経験あるいは検討していることがわかった。転塾の理由としては、「習ったことが身についていない」「授業のペースが合わない」「受験に特化した塾や中学に向けた勉強など、学びたい領域にマッチした塾に変更したい」などといった意見が見られた。

 子供の塾通いや習い事にかける年間の費用について質問したところ、「~10万」と答えた方が最も多く31.6%、次いで「10~20万」と答えた方が25.3%となり、塾や習い事にかける費用について過半数を超える方が20万円以下という結果となった。

 その他の調査結果を希望の方はイオレ広報(press@eole.co.jp)まで。

■「らくらく連絡網」とは
 イオレの運営する「らくらく連絡網」は、39万団体 699万人(※2021年6月30日時点)が登録する日本最大級のメーリングリストサービスです。団体の約22%は教育・学校に関する団体であり、PTAや学校の連絡網などの用途で子どもを持つ親世代にも広く活用されている。
 URL:https://www.eole.co.jp/contact/business/

【調査概要】
調査対象:小学生の子供を持つ「らくらく連絡網」の利用者
調査期間:2021年 9月28日~10月6日
調査方法:インターネット調査
有効回答数:839サンプル
※調査結果の構成比は小数点以下第 2 位を四捨五入しているため、合計しても必ずしも 100 とはなりません。

みんなが私塾界!