株式会社増進会ホールディングス(Z会グループ)のグループ会社である株式会社栄光が運営する栄光ゼミナールは、「小中高生の家庭の英語学習・海外留学に関する調査」を実施し、小学1年生から高校3年生までの子どもを持つ保護者2,094人から回答を得た。調査期間は2026年1月10日から20日まで。
学校の授業以外で英語学習や習い事に取り組んでいると回答したのは、小学生保護者で53.7%、中学生保護者で74.1%、高校生保護者で62.4%。過去の経験者を含めると、小学生では約8割、中学生・高校生では9割以上が授業外での英語学習を経験していることが分かった。現在取り組んでいる内容は「学習塾・学習教室」が各学齢層で最多で、特に中高生では約9割に上った。小学生では「英会話教室(ネイティブ講師)」も3割を超え、英語学習アプリの活用は各層で約1割だった。
英語学習の目的は学齢によって差が見られた。中学生保護者の69.9%、高校生保護者の77.5%が「受験対策」と回答したのに対し、小学生保護者では「将来役立つから」が58.2%で最多となった。英語4技能のうち、特に身に付けさせたい力は全学齢で「話す力」が最多で、小学生76.4%、中学生69.2%、高校生67.1%だった。
海外留学やホームステイについては、高校生保護者の30.2%が「すでに経験あり」と回答。一方、未経験だが「今後経験させたい」としたのは小学生保護者で70.2%に達した。留学開始時期は「中学生」「高校生」とする回答が大半で、期間は「1週間~1か月未満」が最も多かった。
進学先選びにおける英語教育の重視度では、「とても重視する」「やや重視する」との回答が小学生保護者で77.3%に上り、中学生67.5%、高校生59.5%と、子どもの年齢が低いほど重視する傾向が明らかになった。魅力を感じる取り組みとしては、「ネイティブ教員による授業数が多い」「希望者が参加できる海外研修制度がある」といった国際志向の施策が上位に挙がった。
調査からは、早期段階では将来を見据えた英語力育成への期待が強く、学年が上がるにつれて受験対策としての実利的ニーズが高まる構図が浮かび上がった。学校に対しては、英語4技能、とりわけ発話力の強化と、実体験型の国際教育プログラムの充実が求められている。




