初の女性首相誕生が最注目ニュースに
進研ゼミ「高校生の意識・まなび調査2025」
ベネッセコーポレーションは、全国の高校生756名を対象に2025年の意識や学習行動を調査した。高校生が最も注目したニュースは「初の女性総理大臣誕生」で、若年層の政治関心の高まりが鮮明となった。一方、学習面ではAI活用が一気に一般化し、デジタル学習の定着が進んでいる。
高校生に広がるAI活用
「この1年でAI活用が増えた」と答えた高校生は43.1%。「動画・アプリなどデジタル活用が増えた」(27.9%)を合わせると約7割がデジタルシフトを実感している。勉強中にわからない問題がある際は「生成AIに質問する」が63.6%にのぼり、友人や教師への相談を上回った。学習でAIを使った経験は87.6%と定着し、解法の質問から勉強計画づくりまで、AIが学びの伴走者となっている。
相談相手として「生成AI」と回答した生徒も28.8%に達し、進路や不安整理の“第三の相談チャネル”として浸透している点が特徴的。
社会への関心と日常のトレンド
2025年に注目されたニュースは、1位「初の女性総理大臣誕生」、2位「大阪・関西万博」、3位「熊出没・被害」。政治・生活・地域課題という身近なテーマが上位に並び、生活実感と結びついた関心の高さが伺える。
また、2025年に流行した言葉は「〇〇界隈」が1位となり、SNSを起点にしたコミュニティ意識が広がった。推し活は約8割が実施し、Mrs. GREEN APPLEが最も支持を集めた。
2026年は「AIがさらに身近に」
高校生が予想する2026年は「AIがさらに身近になる年」(63.0%)がトップ。「政治・経済への関心が高まる年」(54.0%)も続き、社会参加意識の高まりが見て取れる。流行予想では生成AIによる創作、レトロブーム、そして“サナ活”など政治に関わる行動も挙がった。
ベネッセは、高校生の学習のデジタル移行とAI活用の浸透を受け、2026年度の高校講座リニューアルで個別最適な学習支援をさらに強化するとしている。




