スペースデータ、ISSと地球デジタルツインを連結した惑星スケール基盤を構築
株式会社スペースデータは、国際宇宙ステーション(ISS)のデジタルツインと地球デジタルツインをシームレスに連結し、宇宙と地球を統合的に再現する惑星規模のデジタルツイン基盤を開発した。高精度な軌道情報を地球のデジタルモデル上に重ね合わせることで、ISS視点と地上視点を自在に行き来できる点が特徴。防災、都市開発、教育、研究、メディアなど多分野での活用を見込む。
OmniverseによるUSD形式でのデータ連携やリアルタイム更新、Unreal Engineによる宇宙・大気描画の高精度レンダリング、観測位置の同期などの技術を統合し、ISSから見える地球や地上から見上げるISSの位置関係を同時再現。HDR国際規格BT.2100により光環境のリアリティも高めた。
ユーザーインターフェースには自然言語応答機能を備え、「ISSは今どこ」と問いかけるだけで3D空間上に現在位置を表示するなど、直感的な操作性を実現。宇宙教育や地球観測シミュレーション、メディア制作まで幅広い用途を想定する。
同社は今後、月・火星など他天体のデジタルツインも連結させる「Planetary Scale Integration」を推進し、宇宙基地運用や惑星探査の設計基盤となる宇宙デジタルインフラの構築を進める方針だ。




