J PREP株式会社が運営する小学生英語塾「J PREP Kids」は8月4日から7日まで、山形県庄内地方で塾生向けの「J PREP Kids English Camp in Yamagata」を開催した。対象は小学3〜4年生。教室で身につけた語彙や表現を、実際の生活や体験の中で使うアウトプットの場として企画した。
キャンプでは、4日間の全行程を英語で過ごす「オール・イングリッシュ」の環境を設けた。中心となったのは、チームで制作する英語劇である。子供たちは3日間にわたって、小道具や背景の制作、せりふの練習に取り組み、役割を分担しながら最終日の発表に備えた。単に用意された英文を読むのではなく、仲間と相談し、英語で表現する共同作業として実施した。
地域の自然や施設を活用した体験活動も組み込んだ。鶴岡市の全天候型児童教育施設「BahnFusion SORAI」では工作や遊具遊びに取り組み、「東北エプソンアクアリウムかもすい(鶴岡市立加茂水族館)」ではチームで課題を解くミッションを実施した。遊佐町の海岸では磯遊びやカニ釣りを体験したほか、天体観測、料理教室、スカベンジャーハント、スポーツ、サイエンスプロジェクトなどにも取り組んだ。
ブルーベリーマフィンを作る料理教室や、手掛かりを探して課題を解決する活動では、英語で相談しながら作業を進めた。最終日の夜には英語劇を発表し、キャンプファイヤーを囲んで、アメリカのキャンプで親しまれている菓子「スモア」作りも体験した。
参加者の中には、保護者のもとを離れて宿泊行事に参加するのが初めての児童もいた。同社によると、当初は緊張していた児童も、プログラムが進むにつれて自ら発言するようになり、うまくいかない場面では仲間と相談し、役割を分担しながら解決策を考える姿が見られたという。集団生活と課題解決を通じ、自分の考えをどのように伝えるかを考えながら、教室で学んだ英語を実際のコミュニケーションにつなげる機会とした。
J PREP Kidsは小学1〜4年生を対象とし、日本語母語講師によるフォニックスなどの指導と、英語母語講師によるCLIL教材を使った授業を組み合わせている。通常授業は週1回、日本語母語講師と英語母語講師が各1時間を担当し、30分の宿題確認や音読練習も実施する。東京都内7校、神奈川県内2校の計9拠点を展開しており、小学5年生からは「J PREP」のカリキュラムへの接続を目指す。



