Category: Feature

私塾界リーダーズフォーラム 2025 S/S

 6月4日(水)に御茶ノ水ソラシティカンファレンスセンターにて、「私塾界リーダーズフォーラム2025 Spring / Summer Connect」を開催いたします。 季節講習や新年度の募集を時代のニーズに合わせたスタイルにするための方法を、皆さまとともに考えてまいります。 今回の「私塾界リーダーズフォーラム 2025 Spring / Summer」は、教育サービスの最新トピックを集めた5つのセッションで構成されています。

 新たな試みとして、私塾界リーダーズフォーラム終了後の懇親会を企画しています。出展社様、登壇者様、もちろん来場者様とともに、リラックスした中で軽食やアルコール、会話を楽しみましょう。ささやかながら軽食とアルコール、ソフトドリンクをご用意させていただきます。

お申し込み

※同じメールアドレスからの申込みは1回限りとなります。
重複登録はできませんのでご注意ください。

Session 1【トークセッション】11:00-11:50

人が採れない!!   ——教育業界・人材戦略の最前線

株式会社学びエイド代表取締役社長廣政 愁一 氏
株式会社ジンジブ代表取締役社長佐々木 満秀 氏
株式会社ルーチェ代表取締役社長文 水将 氏

教室はあっても、人がいない。
教えたい子どもたちはいるのに、教える人材が集まらない――。

 今、教育業界は未曾有の「人材採用難」の時代に突入しています。少子化、働き手の価値観の変化、教育現場の業務過多といった構造的要因が複雑に絡み合い、従来の採用方法ではもはや対応しきれない現実が浮き彫りになっています。
 本セッションでは、教育業界における人材採用の最前線で実践を重ねる3名の登壇者を迎え、課題の本質と打開策について多角的に議論します。
 登壇者は、映像授業の制作・配信、また学習を支援する教育プラットフォームサービスを提供する株式会社学びエイド(証券コード184A)の代表取締役社長・廣政愁一氏、全国の高卒新卒人材と地域企業を結びつける高卒採用支援と高校生のキャリア教育支援事業を展開する高卒領域のリーディングカンパニー株式会社ジンジブ(証券コード142A)の代表取締役社長・佐々木満秀氏、そして、教育業界に特化した採用支援・運用代行サービスを手がける株式会社ルーチェ 代表取締役社長・文水将氏。
 中途・アルバイトに依存しない新たな採用戦略、若年層の就労意識の変化、そして“選ばれる教育現場”になるための採用広報のあり方とは。
 制度や労働市場の変化を的確に捉え、採用難を突破するヒントを提示するセッションです。

Session 2【ショーケースセッション①】11:50-12:20

新しい教材や教育プログラム、テクノロジーを活用した新しい学習方法など、多数の出展企業が参加予定です。 このセッションでは、最新の教育情報を一堂に集め、情報交換の機会を提供します。

Session3【トークセッション】12:30-13:20

「マグニラーンを活用した画期的な英語学習法」

信学会東信エリア統括宮口 圭 氏
立命館アジア太平洋大学事務局次長・アドミッションズ・オフィス課長前田 真志 氏
株式会社AICエデュケーション英語教育事業部黒谷 雅俊 氏

 生成AIの活用が教育現場に広がるなか、英語学習においても「理解・定着・運用」を高度に支援するツールとして注目を集めているのが、AI型学習プラットフォーム「マグニラーン」です。
 本セッションでは、マグニラーンを実際に導入し、学校現場・塾・大学の各領域で先進的な英語教育の実践を展開している3名の登壇者を迎え、具体的な活用事例や効果、今後の展望について紹介・議論します。
 登壇者は、地域密着型の学習支援を行う信学会で現場指導と導入推進を担う宮口圭氏、グローバル人材育成の先進校として知られる立命館アジア太平洋大学(APU)で入試と英語教育の連携を進める前田真志氏、そしてAICエデュケーションにて英語教育全体のカリキュラム開発・導入を手がける黒谷雅俊氏の3名です。
 マグニラーンがもたらす新たな英語学習の可能性を、具体的な実践とともにお届けします。

Session4【ショーケースセッション②】13:20-13:50

新しい教材や教育プログラム、テクノロジーを活用した新しい学習方法など、多数の出展企業が参加予定です。このセッションでは、最新の教育情報を一堂に集め、情報交換の機会を提供します。

Session5【トークセッション】14:00-15:00

「子どもが学びたくなる社会とは  ―教育の意味を問い直す」

成基代表佐々木 雄紀 氏
一般社団法人School Transformation Networking代表理事 / 独立研究者山口 裕也 氏
公益社団法人 チャンス・フォー・チルドレン代表理事今井 悠介 氏

 学習指導要領の改訂や大学入試制度の見直し、さらには生成AIの登場といった社会構造の変化のなかで、「子どもにとって本当に意味のある学びとは何か」があらためて問われています。
 このセッションでは、民間教育、社会的支援、そして制度や枠組みにとらわれない「自由な学び」をそれぞれの立場で模索してきた3名の実践者をパネリストに迎え、「子どもが学びたくなる社会」の在り方を多角的に考えます。
 パネリストには、創業以来一貫して教育の本質を問い続けてきた成基コミュニティグループ 代表・佐々木雄紀氏、教育制度に依存しない自由な学びの可能性を探究する一般社団法人School Transformation Networking 代表理事・山口裕也氏、そして、経済的困難を抱える子どもたちの学びを支えるチャンス・フォー・チルドレン 代表理事・今井悠介氏をお迎えします。
 モデレーターは、『月刊私塾界』編集長の山田未知之が務め、現場の声と未来への展望を結びつける議論を展開します。

【主 催】株式会社私塾界/全国私塾情報センター 

【協 賛】(順不同)
株式会社AICエデュケーション 
株式会社学びエイド
株式会社サインウェーブ 
株式会社EVC
エデュ・プラニング株式会社
株式会社英俊社
株式会社バンザン
FLENS株式会社
oVice株式会社
株式会社カンリー

会場

〒101-0062 東京都千代田区神田駿河台4−6 御茶ノ水ソラシティ 2F

sola city Conference Center

お申し込み

※同じメールアドレスからの申込みは1回限りとなります。
重複登録はできませんのでご注意ください。

月刊私塾界2025年5月号(通巻529号)

巻頭言

「内定時に配属本部・職種を約束」「給与は担う職責に応じて決定」――。3月1日に解禁された富士通の新卒採用のウェブサイトには、こうした文字が踊る。
 富士通は「新卒一括採用」を廃止する。入社後の職種や人材要件をあらかじめ提示し、年間採用人数の計画を決めずに通年で募る。初任給の額も一律ではなく、職種や職務能力によってバラバラだ。
 新卒の定期一括採用は日本型経営の特徴の一つだ。
 多くの企業が実施しているこれを、富士通は「辞める」と宣言する。
 富士通は、2019年「IT(情報技術)企業からDX企業への転換」という経営方針を掲げ、主軸を従来のITシステム構築からコンサルティングなどを含めた事業へと、転換してきた。
 この間ジョブ型人材運用を広げ、最後に新卒採用にまで届かせた。世界の変化に合わせて人事制度を改変してきた。
 4月上旬、トランプ米大統領が、全ての国から輸入される実質的に全ての品目に10%の追加関税を課すベースライン関税と、米国の貿易赤字額が大きい国に対してより高い追加関税を課す相互関税を発表した。
 世界の自由貿易体制が大きく変化する先駆けかも知れない。変化するのであれば、それは経済体制だけにとどまらず、政治情勢、そして我々の日常生活にまで影響が及ぶ。
 勿論生徒への学習指導においても、だ。そして、学習塾にも変化が求められる。

(如己 一)

目次

  • 6 CatchUp1 株式会社やる気スイッチグループ やる気スイッチとサンリオがコラボレーション 英語で映画制作「We Act!」
  • 8 CatchUp2 株式会社ウイングネット 個別最適化をより深化させる校務支援新機能
  • 12 HOT TOPICS 浜学園の非認知スキル教育が新たなステージに突入! 今春、全塾生と卒塾生を対象に「非認知スキルトレーニングブック2025」を提供
  • 16 挑む私学 むさしの学園小学校
  • 19 目次・巻頭言
  • 20 NEWS ARCHIVES
  • 48 千里の道も一歩から ~編集長備忘録~
  • 49 【特集】 教育ICT考2025 S/S〈前編〉
  • 70 TOP LEADER Interview エネルギーを持った人材を育成し、 人間力を発揮できる強い企業に。 WEグループホールディングス株式会社
  • 80 企業研究(145) 株式会社EVC
  • 83 日本教育ペンクラブ・リレー寄稿(375)
  • 84 疾風の如く(189) オンライン中学受験支援 Three Stars(東京都) 代表 三浦 祐輝 さん
  • 86 現代学習塾経営概論(26)
  • 88 For Whom the 塾 Tolls(45)
  • 90 自ら動き出すチームにする方法(128) 中谷彰宏
  • 92 One Target(5) 的場一成
  • 94 PAPER REVIEW(14) 浅見貴則
  • 96 シン・ジュクジン(42)
  • 97 芸術見聞録(142)
  • 98 わが子、就学中(50)
  • 99 塾長の机
  • 100 為田裕行の「教育ICT行」(122)
  • 101 10¹⁵ PETA(49)
  • 102 キクチカラ(5) 菊地香江
  • 103 Opinion from School(70)
  • 104 林明夫の「歩きながら考える」(237)
  • 106 新・授業改革を目指して(144) 石川幸夫
  • 108 私塾界インサイト(86)
  • 112 塾はどこから来たか、塾は何ものか、塾はどこへ行くのか―そして私(42)
  • 114 咲かせよ桜(122) 小林哲夫
  • 118 論点2025(5) AO入試から総合型選抜へ 総合型選抜の現在は
  • 122 編集後記
  • 124 Book Review
  • 126 塾長のためのガジェット講座

月刊私塾界2025年4月号(通巻528号)

巻頭言

奨学金支援と教育の未来

 近年、日本の労働市場において若者の定着率向上が課題となっている。その解決策の一つとして、企業や自治体が奨学金の肩代わり制度を導入し、若者を呼び込む動きが広がっている。この制度は、学生にとっては学費負担の軽減、企業にとっては人材確保という双方にメリットのある仕組みである。
 海外に目を向けると、ドイツや北欧諸国では大学の授業料が無償化されており、学びの機会が広く提供されている。一方、アメリカでは学生ローンの負担が大きく、債務問題が社会問題化している。
 日本も奨学金返済が若者の経済的負担となっている現状を踏まえれば、今回の奨学金肩代わり制度は、学びを支える新たなモデルとして期待される。
 とはいえ、課題も多い。企業や自治体による支援は、特定地域や業種に偏る可能性があり、支援を受けられる学生とそうでない学生の間で格差が生じる懸念がある。
 また、若者が奨学金返済の条件に縛られ、キャリアの自由度が制限されるリスクも指摘される。
 支援が真に教育機会の拡大につながるよう、制度設計の精緻化が求められる。
 奨学金の返済支援は今後の教育と労働市場を結びつける重要な施策である。と同時に、教育機関としては、学費負担の軽減だけでなく、学生がより広い視野でキャリアを描ける支援体制を整えることが求められる。学びと働くことが密接に関わる時代において、教育サービス業界もまた、若者の未来を支える役割を果たしていかなければならない。

(如乙 一)

目次

  • 6 CatchUp 株式会社ショウイン
  •   吉田松陰の志を受け継ぐ「萩明倫館高等学校」誕生 
  • 10 HOT TOPICS①
  •   人間力と学力を大巾に伸ばす 東進個別がいよいよ始動!
  • 12 HOT TOPICS② 【NEWS】2025年9月25日
  •  「浜学園 中高一貫 AO・推薦合格指導館 Since1988」を開校 株式会社浜学園 中高生対象の 総合型・学校推薦型選抜専門コースを新設
  • 16 挑む私学 瀬戸SOLAN小学校
  • 19 目次・巻頭言
  • 20 NEWS ARCHIVES
  • 50 千里の道も一歩から ~編集長備忘録~
  • 51 【特集】
  •    私塾界Outsight2025
  • 72 企業研究(144) リハコンテンツ株式会社
  • 75 日本教育ペンクラブ・リレー寄稿(374)
  • 76 疾風の如く(188) MIND UP(東京都) 代表取締役 佐田 マキ さん
  • 78 現代学習塾経営概論(25)
  • 80 For Whom the 塾 Tolls(44)
  • 82 自ら動き出すチームにする方法(127) 中谷彰宏
  • 84 One Target(4) 的場一成
  • 86 PAPER REVIEW(13) 浅見貴則
  • 88 シン・ジュクジン(41)
  • 89 芸術見聞録(141)
  • 90 わが子、就学中(49)
  • 91 塾長の机
  • 92 為田裕行の「教育ICT行」(121)
  • 93 10¹⁵ PETA(49)
  • 94 キクチカラ(4) 菊地香江
  • 95 Opinion from School(69)
  • 96 林明夫の「歩きながら考える」(235)
  • 98 塾ソムリエの講師研修指南 西村則康(名門指導会代表 塾ソムリエ)(60)
  • 100 私塾界インサイト(85)
  • 104 塾はどこから来たか、塾は何ものか、塾はどこへ行くのか―そして私(41)
  • 106 咲かせよ桜(121) 小林哲夫
  • 110 論点2025(4) 次期ICT環境整備
  • 114 編集後記
  • 116 Book Review
  • 118 塾長のためのガジェット講座

月刊私塾界2025年3月号(通巻527号)

巻頭言

教育の無償化と未来への課題

 日本政府は、高校授業料の無償化を拡大し、大学では第3子以上の授業料を無償とする新たな政策を打ち出した。これにより、教育の機会均等がさらに進み、家計負担の軽減が期待される。一方で、この制度が持続可能な形で機能するのか、政治と教育の関係についても考える必要がある。
 教育無償化の恩恵は、すでに海外の事例からも明らかである。ドイツや北欧諸国では大学の授業料が無料または低額に抑えられており、高等教育の普及率が高い一方で、イギリスのように大学無償化を実施した結果、財政負担の増大により後に授業料が引き上げられた例もある。教育費の公的支援拡大には、単なる費用負担軽減だけでなく、学習の質や就職との接続をどう確保するかが重要な視点となる。
 国内では、大阪府や東京都が独自に授業料支援制度を強化し、教育の格差是正に取り組んでいる。特に東京都は、私立高校の授業料も含めた無償化を進め、より多くの学生に学びの機会を提供している。これらの取り組みは、公教育の充実だけでなく、民間教育機関にも大きな影響を与えている。
 教育の無償化が進む中で、民間教育の役割は変化していく。単なる学習補助ではなく、個別最適化された教育支援や探究型学習の提供が求められる時代である。公教育と民間教育が相互補完しながら、社会全体の学力向上を目指すことが、これからの教育界にとってさらに重要な課題となる。

如乙 一

目次

  • 10 HOT TOPICS① 学習塾の課題解決に貢献する全国組織「NEA」の最新動向
  • 12 HOT TOPICS②【特別掲載】約40年間の研究を経ていよいよリリース 偏差値に代わる「新指標」がニューノーマルになる時代
  • 16 挑む私学 岩田中学校・高等学校
  • 19 目次・巻頭言
  • 20 NEWS ARCHIVES
  • 48 千里の道も一歩から ~編集長備忘録~
  • 49 【特集①】株式公開企業塾2025年2・3月期  第3四半期決算を読む
  • 60 【特集②】『学習塾白書2024』を読む
  • 74 TOP LEADER Interview 九州地方に学びの選択肢と場の提供を。  株式会社 個別教育舎
  • 84 企業研究(143) 株式会社アグニス
  • 87 日本教育ペンクラブ・リレー寄稿(373)
  • 88 疾風の如く(187) リザプロ株式会社(東京都) 代表取締役 孫 辰洋さん
  • 90 現代学習塾経営概論(24)
  • 92 For Whom the 塾 Tolls(43)
  • 94 自ら動き出すチームにする方法(126) 中谷彰宏
  • 96 One Target(3) 的場一成
  • 98 PAPER REVIEW(12) 浅見貴則
  • 100 シン・ジュクジン(40)
  • 101 芸術見聞録(140)
  • 102 わが子、就学中(48)
  • 103 塾長の机
  • 104 為田裕行の「教育ICT行」(120)
  • 105 10¹⁵ PETA(48)
  • 106 キクチカラ(3) 菊地香江
  • 107 Opinion from School(68)
  • 108 林明夫の「歩きながら考える」(235)
  • 110 林明夫の「歩きながら考える」(234)
  • 112 私塾界インサイト(84)
  • 116 塾はどこから来たか、塾は何ものか、塾はどこへ行くのか―そして私(40)
  • 118 咲かせよ桜(120) 小林哲夫
  • 122 論点2025(3) 次期学習指導要領に向け振り返る
  • 126 編集後記
  • 128 Book Review
  • 130 塾長のためのガジェット講座

月刊私塾界2025年2月号(通巻526号)

巻頭言

信頼される教育サービスの構築に向けて

 年始早々に明らかになった大学受験予備校ニチガクの経営破綻は、受験生やその家庭に多大な不安と困難をもたらした。特に受験直前期という時期の選択は生徒第一の教育現場として極めて遺憾である。このような事態を二度と繰り返さないためにも、教育サービス業界全体として透明性と経営の健全化を徹底することが求められる。

 一方で、次期学習指導要領の改定が見込まれる2030年に向けて、文部科学省に諮問する中央教育審議会が動き出した。具体的な議論はまだ先になるが、「新しい学習モデルの共創」に応じ、民間の教育機関としても柔軟で創造的な対応が求められる。

 不確実な時代に求められる教育は、知識の習得だけでなく、課題解決能力や主体的な学びの姿勢が重視される。そのため、塾や予備校は従来の指導スタイルを見直し、探究型学習やICTを活用した新しい学びの形を取り入れることが不可欠である。

 子供たちの未来を支える教育サービスには、信頼性と先進性が同時に求められる。透明性を高めた運営体制を整えつつ、新しい学習の潮流に即したサービスを提供することで、子供たちや保護者の信頼を得ることが業界の成長に繋がる。教育サービス業界が一丸となり、未来を切り拓く学びを共に創り上げるべきである。

(如乙 一)

目次

  • 6 CatchUp① セナミ学院 東進が新設する「東進個別」で学力中間層の生徒ニーズに応える
  • 8 CatchUp② 翔栄学院 現場で欲しかった教材を手早く、カタチに!
  • 12 HOT TOPICS 【先行情報公開】教育業界の新しい職業「AOエキスパートPRO」で激変する塾経営
  • 16 挑む私学 松本秀峰中等教育学校
  • 19 目次・巻頭言
  • 20 NEWS ARCHIVES
  • 50 千里の道も一歩から ~編集長備忘録~
  • 51 【特集】Seminar Report
 私塾界PREMIUM SEMINAR 2024
  • 62 TOP LEADER Interview「ステキな大人が増える未来をつくる」 人の一生を支援する企業へ。 株式会社 京進
  • 72 企業研究(142) 株式会社インターエデュ・ドットコム
  • 75 日本教育ペンクラブ・リレー寄稿(372)
  • 76 疾風の如く(186)尾形塾(兵庫県) 塾長 尾形 一夫さん
  • 78 現代学習塾経営概論(23)
  • 80 For Whom the 塾 Tolls(42)
  • 82 自ら動き出すチームにする方法(125) 中谷彰宏
  • 84 One Target(2) 的場一成
  • 86 PAPER REVIEW(11) 浅見貴則
  • 88 シン・ジュクジン(39)
  • 89 芸術見聞録(139)
  • 90 わが子、就学中(47)
  • 91 塾長の机
  • 92 為田裕行の「教育ICT行」(119)
  • 93 10¹⁵ PETA(47)
  • 94 キクチカラ(2) 菊地香江
  • 95 Opinion from School(67)
  • 96 林明夫の「歩きながら考える」(234)
  • 98 塾ソムリエの講師研修指南 西村則康(名門指導会代表 塾ソムリエ)(59)
  • 100 私塾界インサイト(83)
  • 104 塾はどこから来たか、塾は何ものか、塾はどこへ行くのか―そして私(39)
  • 106 咲かせよ桜(119) 小林哲夫
  • 110 論点2025(2) 今後の教育課程、学習指導、学習評価の在り方
  • 114 編集後記
  • 116 Book Review
  • 118 塾長のためのガジェット講座

月刊私塾界2025年1月号(通巻525号)

巻頭言

公教育の底力と民間教育の支え

 新年を迎え、謹んで新年のご挨拶を申し上げます。本年も教育に携わるすべての方々と共に、子供たちの成長を支え続けていただききたい。

 先日、日本の小中学生の理数分野における国際学力調査の結果が発表された。そこには「世界トップ層を維持」という輝かしい成果が示されていた。日本の公教育が持つ底力が、依然として健在であることを証明した結果である。しかし一方で、理数分野に対する「苦手意識」が根強く残っていることも浮き彫りになった。

 この「苦手意識」の払拭こそが、次の課題である。日本の公教育は基礎学力の養成においては確かな実績を積んできたが、個別の理解度や学習速度に応じたきめ細かな対応には限界がある。そこで学習塾をはじめとする教育サービス企業が、学びを補完する重要な役割を果たしている。公教育が全体の底上げを担う中で、学習塾は生徒一人ひとりに寄り添い、個々の理解や苦手克服に焦点を当てることができる存在である。

 AI(人工知能)やICTの導入が進む一方で、対話を通じた学びの価値も見直されている。塾の先生方は、単に知識を伝えるだけでなく、生徒の学びへの苦手意識や興味関心を引き出す「教育の最前線」に立つ存在である。その力量こそ、子供たちの学力向上の鍵となる。

 公教育の強みと学習塾の支えが連携し合うことで、日本の教育はさらに進化するはずである。本年も教育の現場に新たな価値を提供し、次世代の子供たちに確かな未来を築く一助となることを願っています。

(如乙 一)

目次

  • 16 CatchUp① 教育アライアンスネットワーク(NEA)学習塾業界の未来を支えるNE
  • 18 CatchUp② 株式会社Avalon Consulting大学入試の未来を拓く「年内入試ナビ」の挑戦
  • 20 HOT TOPICS 1『SNSで生徒は集まるのか?』学習塾団体合同会議が研修会を開催
  • 22 HOT TOPICS 2【塾・予備校経営者の皆様へ】 今、塾・予備校経営者が本気で考えなければならない喫緊かつ最大の命題あなたの塾は、誰に承継するのか?「WEBSTAR倶楽部 事業承継コース」誕生!
  • 24 挑む私学 広尾学園小石川中学校・高等学校
  • 27 目次・巻頭言
  • 28 NEWS ARCHIVES
  • 56 千里の道も一歩から ~編集長備忘録~
  • 57 【特集】 編集部が選んだ 2024年重大ニュース 注目のキーワード2025
  • 74 Special Report Studyplus Agenda 2024AW ~いま考えるべき教育と経営の論点~
  • 82 TOP LEADER Interview 学びが多様化する中で、 もう一度立ち戻って塾の在り方を模索。 株式会社 日能研東海
  • 92 企業研究(141) 株式会社affluent
  • 95 日本教育ペンクラブ・リレー寄稿(371)
  • 96 疾風の如く(185) 個別指導塾Growy(株式会社Grabit)(東京都) 代表 ユウシン さん
  • 98 現代学習塾経営概論(22)
  • 100 For Whom the 塾 Tolls(41)
  • 102 自ら動き出すチームにする方法(124) 中谷彰宏
  • 104 One Target(新連載) 的場一成
  • 106 PAPER REVIEW(10) 浅見貴則
  • 108 シン・ジュクジン(38)
  • 109 芸術見聞録(138)
  • 110 わが子、就学中(46)
  • 111 塾長の机
  • 112 為田裕行の「教育ICT行」(118)
  • 113 10¹⁵ PETA(46)
  • 114 キクチカラ(新連載) 菊地香江
  • 115 Opinion from School(66)
  • 116 林明夫の「歩きながら考える」(233)
  • 118 新・授業改革を目指して(142) 石川幸夫
  • 120 私塾界インサイト(82)
  • 124 塾はどこから来たか、塾は何ものか、塾はどこへ行くのか―そして私(38)
  • 126 咲かせよ桜(118) 小林哲夫
  • 130 論点2025(1) 国際卓越研究大学とは
  • 134 編集後記
  • 136 Book Review
  • 138 塾長のためのガジェット講座

月刊私塾界2024年12月号(通巻524号)

巻頭言

過去最多倒産件数となる塾業界の今後 
 2024年、学習塾の倒産件数が過去最多水準で推移している。東京商工リサーチと帝国データバンクの両社が調査結果を発表した。それによると、今年1月から10月の倒産件数は前年同期比で28%増加し、通年では19年の過去最多水準に並ぶ可能性がある。少子化による生徒数の減少、保護者の教育費負担増、無料オンライン学習コンテンツの普及が競争を激化させている。特に中小規模塾が打撃を受け、大手も含む業界全体で淘汰が進行しているという。
 主な要因の一つは、生徒数の減少とそれに伴う授業料収入の減少である。6歳から18歳の人口はこの10年間で約9%減少しており、少子化の影響が顕著である。
 今年の出生数は70万人を割り込むとも見られており、あと10年足らずで性との対象年齢となる子供の数は現在より2割以上減少するのは確実だ。
 さらに、コロナ禍での支援策終了後に訪れる融資返済負担が中堅塾を圧迫している。これにより、負債を抱えた事業者は倒産や他社への事業譲渡を余儀なくされている。
 このような厳しい環境下で、生き残りをかけた業界再編が加速することは避けられない状況である。しかし、子供の学びに対するニーズが多様化していることも事実で、学習塾がいち早くその変化を的確に捉え、柔軟に対応することで、新たな成長機会を創出する可能性が広がることには期待したい。

(如乙 一)

目次

  • 6 CatchUp① 志學舎 生徒だけではなくスタッフの夢志を育む重要性
  • 8 CatchUp② 熊本ゼミナール 地域で根強い人気を獲得する理由とは
  • 10 CatchUp③ 英俊社 オンデマンド教材作成の現場を探る   
  • 18 HOT TOPICS 1 小学校高学年の英語教育 ICT活用の重要性
  • 20 HOT TOPICS 2 「塾の日シンポジウム2024大阪大会」が盛大に開催
  • 22 HOT TOPICS 3 ウイングネット秋セミナー2024
  • 24 HOT TOPICS 4 浜学園のDX推進とWebスクールの未来展望
  • 26 HOT TOPICS 5 ★塾・予備校経営者必読!教育ビジネスの新領域〈シリーズ第3回〉 AI特許エンジン「H100」による新次元の教育は「生き方の発明」にあり
  • 32 挑む私学 開星中学校・高等学校
  • 35 目次・巻頭言
  • 36 NEWS ARCHIVES
  • 64 千里の道も一歩から ~編集長備忘録~
  • 65 【特集①】 株式公開企業塾 2025年2・3月期 第2四半期(2Q)決算を読む
  • 76 【特集②】 塾の研修
  • 88 Special Report 全国模擬授業大会 in 名古屋 教育の力 2024
  • 92 TOP LEADER Interview この先、塾業界が生き抜くために 塾講師の社会的立場の向上を。
  • 株式会社 日能研関西
  • 102 現代学習塾経営概論(21)
  • 104 企業研究(140) 産経ヒューマンラーニング株式会社
  • 107 日本教育ペンクラブ・リレー寄稿(370)
  • 108 疾風の如く(184) 松下理数教室(大阪府) 代表 松下 周二 さん
  • 110 PAPER REVIEW(9)
  • 112 For Whom the 塾 Tolls(40)
  • 114 自ら動き出すチームにする方法(123) 中谷彰宏
  • 116 シン・ジュクジン(37)
  • 117 芸術見聞録(137)
  • 118 わが子、就学中(45)
  • 119 塾長の机
  • 120 為田裕行の「教育ICT行」(117)
  • 121 10¹⁵ PETA(45)
  • 122 Opinion from School(65)
  • 124 林明夫の「歩きながら考える」(232)
  • 126 塾ソムリエの講師研修指南 西村則康(名門指導会代表 塾ソムリエ)(58)
  • 128 私塾界インサイト(81)
  • 132 塾はどこから来たか、塾は何ものか、塾はどこへ行くのか―そして私(37)
  • 134 咲かせよ桜(117) 小林哲夫
  • 138 論点2024(12) どうなる? 公立学校教員の給与
  • 138 編集後記
  • 144 Book Review
  • 146 塾長のためのガジェット講座

月刊私塾界2024年11月号(通巻523号)

巻頭言

増加する学校外教育費
 ソニー生命保険が今年3月に発表した子どもの教育資金に関する調査によると、子供1人あたりの学校外教育費が過去最高を記録した。特に未就学児の習い事への支出が増加しており、9年前の約2倍に達している。物価上昇に伴う月謝の値上げや複数の習い事の掛け持ちが要因として挙げられている。保護者の約8割が教育資金に不安を感じており、家庭の負担は年々増加している。
 物価上昇の影響で保護者の教育資金への不安が広がる中、早期教育や学習塾に多額の費用をかけることがリスクであると、専門家は警鐘を鳴らす。特に中長期的な視点での資金計画が必要であり、過度な出費は将来的な経済負担を招きかねない。教育サービス業界においては、よりコストパフォーマンスの高い学びを提供することが急務である。
 加えて、公共サービスの充実が不可欠である。一部の自治体や地域では、スタディクーポンなどの取り組みがスタートしているが、学校外教育に高額な費用をかけられない家庭の子供が不利にならないよう、地域や自治体による無料または低コストの学びの場を提供する仕組みが必要とされる。民間教育業界もこの課題に応じ、柔軟な料金体系や新たな学習支援プログラムを展開することで、様々な家庭に対応できるサービスを提供することが求められる。

(如乙 一)

目次

6 CatchUp 株式会社NOVAランゲージカンパニー GoogleMapに掲載する情報を充実させクチコミ集客向上に成功
14 Special Report 1 FLENS株式会社 FLENSカンファレンス2024 「塾生保護者のファン化」と「業務効率化」の実現に向けた  FLENS School Manager 活用事例共有会
18 HOT TOPICS 1  第12回ニュース作文コンクール・東京の部表彰式
22 HOT TOPICS 2 濱名山手学院創立100周年記念式典 新たな教育ミッションと次世代への挑戦
24 HOT TOPICS 3 新たな10年への挑戦が始まる 第31回興学社大学
28 HOT TOPICS 4 ★塾・予備校経営者必読!教育ビジネスの新領域〈シリーズ第2回〉 元祖AO・推薦合格指導館で開業メソッド大公開!
32 挑む私学 香里ヌヴェール学院中学校高等学校
35 目次・巻頭言
36 NEWS ARCHIVES
66 千里の道も一歩から ~編集長備忘録~
67 【特集】私塾界リーダーズフォーラム2024A/W
 【Generate】
86 TOP LEADER Interview 夢は、大学教育の星野リゾート。日本の英語教育全体の底上げに尽力。株式会社 J Institute
94 日本心理学会 第88回大会  学習塾におけるⅠCT活用と 心理支援の現場視点の研究発表
96 偏差値では測れない力の育成に学習塾が挑む! 「TanQゼミ甲子園2024」特別取材レポート
100 企業研究(139) 株式会社iGO(アクティメソッド)
103 日本教育ペンクラブ・リレー寄稿(369)
104 疾風の如く(183) 東大式個別指導塾 スタディコーチ(神奈川県) 代表 伊澤 航太郎 さん
106 現代学習塾経営概論(20)
108 For Whom the 塾 Tolls(39)
110 自ら動き出すチームにする方法(122) 中谷彰宏
112 シン・ジュクジン(36)
113 芸術見聞録(136)
114 わが子、就学中(44)
115 塾長の机
116 為田裕行の「教育ICT行」(116)
117 10¹⁵ PETA(44)
119 Opinion from School(64)
120 林明夫の「歩きながら考える」(231)
122  新・授業改革を目指して(141) 石川幸夫
124 私塾界インサイト(80)
128 塾はどこから来たか、塾は何ものか、塾はどこへ行くのか―そして私(36)
130 咲かせよ桜(116) 小林哲夫
134 論点2024(11) 幼児教育の在り方とは
138 編集後記
140 Book Review
142 塾長のためのガジェット講座

私塾界プレミアムセミナー・パーティー 2024

一年間の感謝を込めて

ご挨拶

日に日に秋の深まりを感じる今日この頃、いかがお過ごしでしょうか。
2024年も残すところ、あとひと月あまりとなりました。
そこで、日頃からお世話になっているみなさまに感謝を込めまして、
12月5日(木)に池袋メトロポリタンホテルで
「私塾界プレミアムセミナー2024」を開催いたします。

私塾界プレミアムセミナー

■時間:14:30受付開始 15:00〜17:00

■会場:ホテルメトロポリタン池袋 3F富士の間

 この日だけ特別に開店する「BAR私塾界」では、リラックスした雰囲気の中で、経営者と共に2024年を振り返り、今後の教育業界の展望を議論します。

株式会社サクラサクセス代表取締役社長岩田 佳晃
株式会社リソー教育 代表取締役社長天坊 真彦
VisualVision取締役社長井沢 隆
進学プラザグループ代表阿部 孝治

受講料金

セミナー受講料金

私塾界会員:無料 一般:5,000円

パーティー参加料金
※パーティーの参加費については、原則的に後日ご請求させていただきます。
 当日ご精算をご希望の方は受付にてお申し出ください。

正会員:10,000円 準会員:20,000円 一般:30,000円

【定 員】セミナー会場:150名/パーティー100名

※先着順となります。ご了承ください。

※講師や内容などが変更になる場合もございますので、あらかじめご了承ください。

私塾界プレミアムパーティー

■時間:17:30 受付開始 18:00〜20:30まで

■会場:ホテルメトロポリタン池袋 4F桜の間

会場

  • 〒171-8505 東京都豊島区西池袋1丁目6−1
  • ホテルメトロポリタン池袋 3F富士の間・4F桜の間
  • JR池袋駅メトロポリタン口より徒歩1分
  • 池袋駅西口より徒歩3分

次世代経営幹部養成セミナー【中谷彰宏のマナー・教養講座】を開催中

次世代経営幹部養成セミナー【中谷彰宏のマナー・教養講座】の第1回「見た目で、選ばれている。─教養としての『見た目』」が9月26日、ヒルトン東京で開催された。講座は受講者が抱える日々の悩みや疑問をテーマに、講師の中谷彰宏氏と受講者がディスカッションを重ね、自らの課題を解決していく形で進められた。挨拶や立ち振る舞い、名刺交換といった所作を通して、どのような〝気づき〞があったか、互いに意見を出し合いながら、新たな視点や観察眼を研ぎ澄ます時間となった。

名刺交換を例にした所作のポイントは、
「名刺交換の時の目線は名刺を見るか、顔を見るか」
「名刺交換の時の話題は何か」
「自社のメンバーが複数名いる時は、個々に紹介したほうがいいか」
「相手側が複数名いる時、どれくらいの会話の長さで、切ればいいか」
「間に机があって、前に進めない時は、どうすればいいか」
などだ。

名刺交換ひとつとっても、身につけておくべき所作や知っておくべき知識は多い。日々接している生徒の保護者は、様々な業界で活躍している。マナーは、条件反射で無意識にできるようになってはじめて、そのほかのこと細かいことまで配慮できるようになる。無意識にできるようになるためには、まず基本を知ることが大事。それがこの講座で身につけてもらうスキルだ。

第2回以降の開催日程は以下の通りです。
申し込みは随時受け付けておりますので、申込書をダウンロードのうえ、FAXもしくはメールでお申し込みください。

>>申込書のダウンロードはこちらから

開催日程

第2回 2024年10月31日(木)14:00-17:00「マナーで、選ばれている。─教養としての『マナー』」
第3回 2024年11月28日(木)14:00-17:00「会話で、選ばれている。─教養としての『会話』」
第4回 2024年12月26日(木)14:00-17:00「美術で、選ばれている。─教養としての『美術』」
第5回 2025年1月30日(木)14:00-17:00「日本文化で、選ばれている。─教養としての『日本文化』」
第6回 2025年2月27日(木)14:00-17:00「メンタルで、選ばれている。─教養としての『メンタル』」

開催概要

対象:経営幹部候補、マネージャー、リーダーシップを担う社員の皆様
内容:中谷彰宏氏によるマナーと教養に関する基本的な知識と実践ビジネスシーンで求められる正しい振る舞いとコミュニケーションスキルの向上経営層として必要な教養を深め、企業文化の向上を目指す
会場:ヒルトン東京(東京都新宿区西新宿6丁目6−2)変更する場合もございます。
参加費:各回10万円(税込11万円)。複数回まとめての受講をご希望の際はご相談ください。
※最少催行人数は3名、定員は20名とさせていただきます。
参加特典:各回終了後、中谷彰宏氏の著書や参考資料を配布参加者同士のネットワーキング
参加方法:ご参加希望の方は、メールまたはFAXにてお問い合わせください。定員に達し次第、締め切らせていただきますので、お早めにお申込みいただくことをお勧めします。