Category: Feature

私塾界リーダーズフォーラム 2026 A/W

 10月2日(金)に御茶ノ水ソラシティカンファレンスセンターにて、「私塾界リーダーズフォーラム2026 Autum / Winter Team It」を開催いたします。 季節講習や新年度の募集を時代のニーズに合わせたスタイルにするための方法を、皆さまとともに考えてまいります。 今回のフォーラムのテーマは「Team It」は、「団結する」「連携する」などの意味もあります。V U C A ( Volatility 、Uncertainty 、Complexity 、Ambiguity)の時代、本会が御社のTeamingの助けとなれば幸いです。
 今回のA/Wですが、前回まで行っていたAFMを一旦おやすみさせていただきます。ご了承ください。

お申し込み

・お申し込みは参加者1名につき1件ずつお願いいたします。複数名で参加される場合も、お手数ですが参加者ごとにお申し込みください。
・お申し込みいただいた参加者情報(氏名・所属・連絡先等)は、出展企業へ提供する場合があります。あらかじめご了承ください。

Session1(トークセッション)11:00〜11:50
あと一歩の保護者の”本音”
──迷いはどこで生まれ、何が後押しするのか

 体験授業の評判も良く、面談も手応えがあったのに、最後の「検討します」で止まってしまう保護者がいる──多くの塾経営者が抱えるこの”あと一歩”の壁を、3つの異なる視点から解き明かすトークセッションです。

 覆面調査を通じて全国の塾の現場を見てきた菊地香江氏が、断り文句の裏にある保護者の本音を解剖。学習塾経営とAI活用の両輪で成果を出す小泉正太氏が、その本音に応えるための”根拠のある提案”の作り方を提示。そして数々の企業ブランディングを手がけてきた的場一成氏が、そもそも保護者を迷わせないための設計思想を語ります。

 モデレーターは『月刊私塾界』編集長・山田未知之。3名の連載でおなじみの視点が一つのセッションでつながる、またとない機会です。

会社名役職氏名連載タイトル
株式会社
ウーマンプラスアルファ
代表菊地香江「菊地のキクチカラ」
株式会社KOIZUMI
/ラボ寺子屋
代表/塾長小泉正太「現代学習塾経営概論」
株式会社
ターゲットマーケティング
代表取締役的場一成「One Target」

Session2(ショーケースセッション)11:50〜12:20

 新しい教材や教育プログラム、テクノロジーを活用した新しい学習方法など、多数の出展企業が参加予定です。 このセッションでは、最新の教育情報を一堂に集め、情報交換の機会を提供します。

【出展企業】

Session3(トークセッション)12:20〜13:10
少子化時代に生き残る塾のマーケティング戦略

塾業界マーケティングの最先端を紐解く
 Comiruのマーケターであり、学習塾のマーケティングコンサルタントでもある佐久間が、パネラーのマーケティング戦略を聞きながら分析を行っています。
 ディスカッションの中で、少子化時代に学習塾がとるべきマーケティング戦略を導きます。


会社名
役職氏名
株式会社POPERマーケティング部 部長佐久間 健太 氏
株式会社京進経営情報企画部 
Web開発課 上席課長
吉川 信幸 氏
株式会社コリレーション・ワン
(学習塾イノセント)
代表取締役井上 駿 氏

Session4(ショーケースセッション)13:10〜13:40

 新しい教材や教育プログラム、テクノロジーを活用した新しい学習方法など、多数の出展企業が参加予定です。 このセッションでは、最新の教育情報を一堂に集め、情報交換の機会を提供します。

Session5(パネルディスカッション)13:40〜15:00
「日本版DBS、施行まであと3カ月
── 線引きの現場で何が起きるか」

支配性・継続性・閉鎖性、その判断はどこまで固まったか
 日本版DBS(こども性暴力防止法)は、12月25日の施行まで残り3カ月を切りました。制度(国)、法律(実務)、業界団体(現場支援)という異なる立場から、「支配性・継続性・閉鎖性」という線引きの難しさにどう向き合うべきかを議論します。

会社名・所属役職氏名
登壇者こども家庭庁支援局参事官(こども性暴力防止担当) 吉田昌司 氏
登壇者公益社団法人全国学習塾協会事務局長中村 紘二郎氏
登壇者TMI総合法律事務所弁護士(こども家庭庁こども性暴力防止法アドバイザー)益原 大亮 氏
モデレーター『月刊私塾界』発行人 兼 編集長山田未知之


※登壇者およびプログラムは、都合により予告なく変更になる場合がありますので予めご了承ください。

会場

〒101-0062 東京都千代田区神田駿河台4−6 御茶ノ水ソラシティ 2F

sola city Conference Center

月刊私塾界2026年9月号(通巻545号)

巻頭言

 創業時の経営者は謙虚さを持ち、努力家でもある。従業員の雇用を守っていかなければならないという使命と責任感で、自分自身が先頭を走り、会社を一生懸命に盛り立ててきた。その結果、会社は立派になり、利益が上がる。
 ここまでは誰もが到達する地点である。
 しかし、ここから大きく二手に分かれる。一つは、新たな成功を納める人。もう一方は、いわゆる「晩節を汚す」パターンだ。そして、後者が多い。また、目立つ。
 何が分岐点となるのだろうか。
 こうは考えていないだろうか。すべては自分が持っていた知識と技術だ。そして私は寝る間も惜しんで一生懸命に頑張り、現在を築いた。全部自分が成し遂げたものだから、少しくらい人より多くの報酬を得てもバチは当たらないのではないか。
 生徒、従業員や株主のために必死に働いていたのに、余裕が出てくると人間が変わってしまう。我々人間が持っているエゴが増大していくためである。
 自分の才能は、世のため人のため、社会のために使えといって、たまたま天が自分という存在に与えたのだ。その才能を自分のために使ったのでは、バチが当たる。エゴを増大させては身の破滅を招く。だから、そのエゴと闘う人生を歩いて行かなければならない。
 釈迦は、人間とはスタボン(stubborn、頑迷)なもの。ちょっとでも手入れを怠ると欲にまみれてしまうと知っていたので、「足るを知りなさい」と云われた。
 慢心すること勿れ。

(如己 一)

目次

6 CatchUp 01 学校法人文理 佐藤学園 文理佐藤学園が挑む、バイリンガル教育とAI時代の学校改革 ――安達原文彦理事長 × ペドロ・マルケス校長
8 CatchUp 02 株式会社 エイコス 東進部門で卓越した実績を生み出している理由とは
12 HOT TOPICS 寺小屋グループ×やる気スイッチグループ 愛媛松山に「番町スクエア」および 「エデュケーショナルハブ松山」開校
14 塾長の決断(12) 個別教育クラーク 子どもファーストを貫き「学び」と「居場所」の新たな形へ
16 挑む私学 暁星国際中学校・高等学校
19 目次・巻頭言
20 NEWS ARCHIVES
48 千里の道も一歩から ~編集長備忘録~
49 【特集①】  株式公開企業塾 2027年2・3月期  第1四半期(1Q)決算を読む
60 【特集②】 “知らなかった”で終わらせないために  こども性暴力防止法(日本版 DBS)、国・法律・現場の声
74 CatchUp 01 PAVLOV 入退室から保護者連絡までを一元化 PAVLOVが「FLENS School Manager」でつくる教室運営の新しい基盤
78 TOP LEADER Interview 時代と地域に必要とされ続ける 企業グループとして進化、深化へ。 株式会社 市進ホールディングス
90 特別連載企画 第4回(終) 日本の塾は何を学び、何を見極めるべきか ──中国の進化から問い直す教育ビジネスの事業構造
92 企業研究(160) ヒューリック株式会社
95 日本教育ペンクラブ・リレー寄稿(392)
96 疾風の如く(206) 灘個別指導学院 新宿校(東京都) 代表講師/奥本 拓さん
98 現代学習塾経営概論(42) 小泉正太
100 ぼくの糸島移住とプログラミング塾開塾史(4) 沢津橋紀洋
102 自ら動き出すチームにする方法(144) 中谷彰宏
104 One Target(21) 的場一成
106 PAPER REVIEW(29) 浅見貴則
108 シン・ジュクジン(58)
109 芸術見聞録(158)
110 わが子、就学中(65)
111 塾長の机
112 為田裕行の「教育ICT行」(138)
113 10¹⁵ PETA(64)
114 キクチカラ(21) 菊地香江
115 Opinion from School(86)
116 林明夫の「歩きながら考える」(253)
118 新・授業改革を目指して(152) 石川幸夫
120 私塾界インサイト(102)
124 塾はどこから来たか、塾は何ものか、塾はどこへ行くのか―そして私(58)
126 咲かせよ桜(138) 小林哲夫
130 論点2026(9)  中国が研究開発費で米国を逆転  「科学技術指標 2026」が映す 日本の研究力と教育の現在地
134 編集後記
136 Book Review
138 塾長のためのガジェット講座

月刊私塾界2026年8月号(通巻544号)

巻頭言

 経営者の決定力は、組織の強さに直結する。
 経営という営みは、意思決定と執行の2つのプロセスで成り立っている。「執行」は社員などにも委ねられるが、「意思決定」は経営者自身が下さなければならない。
 ある企業で、協調性に欠ける社員への対応が、長く棚上げになっていた。経営者は「本人から反発されるのでは」などといった様々な不安を抱え、身動きが取れない。
 経営者が動けない理由は、能力でも怠慢でもない。不安にあることがほとんどだ。だからこそ、不安そのものに対処する必要がある。
 ではどうするか。
 最初に不安を紙に書き出す。地味でありきたりな方法かもしれないが、意外と効果がある。人は、自分が何に不安を抱いているか、実は理解していないものだ。書き出すことで初めて、自分の不安にメタ認知(自分の状態を客観視する力)が働き、整理できるようになる。
 次に書き出した不安には、優先順位をつけていく。ここでよくあることが、大事なものから順番に並べようとして失敗するケースだ。経営者にとっては、すべてが大事。だから、大事な順に並べようとしても永遠に決まらない。
 コツは、手放すものから決めていくことである。優先順位を決めるとは、何かを諦めることと同義だ。何を諦めるかが決まれば、何を守るべきかが浮かび上がる。守るべきものが見えれば、動き方も自ずと決まってくる。
 経営者は、決定力を磨くことが重要である。

(如己 一)

目次

16 HOT TOPICS 01 【NEA特別講演】 リーダーが変われば、退塾は止まる
18 HOT TOPICS 02 全国学習塾協会、令和8年度定時社員総会を開催 日本版DBS施行に向け業界一丸で対応
22 塾長の決断(11) 日本教育設計 株式会社 守るために広げ、広げた先で教育を問い直す
24 挑む私学 麗澤瑞浪中学・高等学校
27 目次・巻頭言
28 NEWS ARCHIVES
56 千里の道も一歩から ~編集長備忘録~
57 【特集】 教育経営用語集 2026
80 SPECIAL REPORT STUDYPLUS AGENDA 2026SS  人口減少とAI時代に、教育は何を再設計するのか
84 TOP LEADER Interview 全ての根源は「心の指導」にある、AIを使いこなす人財を育てる  株式会社 ナガセ
96 特別連載企画 第3回 中国型塾モデルの実像  ──「OMO」という新たな戦場と、生き残りを賭けた3つのビジネスモデル
100 企業研究(159) 株式会社 教育測定研究所
103 日本教育ペンクラブ・リレー寄稿(391)
104 疾風の如く(205) プロコベ塾リブライト(東京都) 塾長 鵜木 航平 さん
106 現代学習塾経営概論(41) 小泉正太
108 ぼくの糸島移住とプログラミング塾開塾史(3) 沢津橋紀洋
110 自ら動き出すチームにする方法(143) 中谷彰宏
112 One Target(20) 的場一成
114 PAPER REVIEW(28) 浅見貴則
116 シン・ジュクジン(57)
117 芸術見聞録(157)
118 わが子、就学中(65)
119 塾長の机
120 為田裕行の「教育ICT行」(137)
121 10¹⁵ PETA(63)
122 キクチカラ(20) 菊地香江
123 Opinion from School(85)
124 林明夫の「歩きながら考える」(252)
126 塾ソムリエの講師研修指南 西村則康(名門指導会代表 塾ソムリエ)(68)
128 私塾界インサイト(101)
132 塾はどこから来たか、塾は何ものか、塾はどこへ行くのか―そして私(57)
134 咲かせよ桜(137) 小林哲夫
138 論点2026(8) 外国人児童生徒への日本語指導 国のガイドライン整備が示すもの
142 編集後記
144 Book Review
146 塾長のためのガジェット講座

月刊私塾界2026年7月号(通巻543号)

巻頭言

 ビジネスの長期的な成功に創造性が不可欠であることは常識だが、多くのリーダーがその引き出し方に頭を悩ませている。
リーダーはどのようにして、自分自身やチームの発想力を引き出せばよいのか。
まず必要なのは、創造性に対する思い込みを捨てることだ。創造性は、アーティストやデザイナーなど、一部のクリエーターだけの特権ではない。
 また、孤独な時間や突然のひらめきに依存する「コントロール不可能なもの」でもない。人は誰もが本来、創造性を備えており、その力は意識的な訓練によって呼び覚まし、伸ばすことができる。創造性は日々の意思決定や戦略立案、イノベーションのプロセスに組み込める「実践的なスキル」なのだ。
 この創造性を養う上で、現代の課題に特に有効なのが「アナロジー(類推)思考」だ。これは、一見無関係に思える事象に構造的な類似点を見いだし、「発想の源」となる領域の知見を「発想の適用先」となる自社の課題解決に応用する手法である。
 アナロジー思考は単なるテクニックではない。人間の学習プロセスの中核をなすものである。ストーリーテリングからバイオミメティクス(生物模倣)、さらには科学的ブレークスルーに至るまで、多様な分野で活用されてきた。
 アナロジーを探る営みは、日常的な発想から距離を置き、一見無関係に見える事象のつながりに目を向けさせる。
 読者諸氏の思考法や如何に。


 (如己 一)

目次

  • 6 CatchUp 株式会社アイキューブ ブランド間が相乗効果を発揮する 理想的な塾の在り方とは
  • 10 HOT TOPICS 新たな高校教育改革と東京都の実践例
  • 14 塾長の決断(10) 株式会社 TricoLogic 世界へ羽ばたき日本の教育業界に恩返しを
  • 16 挑む私学 公文国際学園中等部・高等部
  • 19 目次・巻頭言
  • 20 NEWS ARCHIVES
  • 48 千里の道も一歩から ~編集長備忘録~
  • 49 【特集①】  進む通信制高校とサポート校の連携
  • 56 【特集②】 私塾界リーダーズフォーラム2026 S/S [Team It]
  • 72 TOP LEADER Interview 現場をよく見れば、まだヒントはある。 進学プラザグループ
  • 87 日本教育ペンクラブ・リレー寄稿(390)
  • 88 疾風の如く(204) 個別指導シェアスペース solve[株式会社勝木](東京都) 代表取締役CEO 勝木 啓文 さん
  • 90 現代学習塾経営概論(40)
  • 92 ぼくの糸島移住とプログラミング塾開塾史(2)
  • 94 自ら動き出すチームにする方法(142) 中谷彰宏
  • 96 One Target(19) 的場一成
  • 98 PAPER REVIEW(27) 浅見貴則
  • 100 シン・ジュクジン(56)
  • 101 芸術見聞録(156)
  • 102 わが子、就学中(64)
  • 103 塾長の机
  • 104 為田裕行の「教育ICT行」(136)
  • 105 10¹⁵ PETA(62)
  • 106 キクチカラ(19) 菊地香江
  • 107 Opinion from School(84)
  • 108 林明夫の「歩きながら考える」(251)
  • 110 新・授業改革を目指して(151) 石川幸夫
  • 112 私塾界インサイト(100)
  • 116 塾はどこから来たか、塾は何ものか、塾はどこへ行くのか―そして私(56)
  • 118 咲かせよ桜(136) 小林哲夫
  • 122 論点2026(7) 少子化で変わる塾の成長戦略 「教える場」から「学びを設計する場」へ
  • 126 編集後記
  • 128 Book Review
  • 130 塾長のためのガジェット講座

月刊私塾界2026年6月号(通巻542号)

巻頭言

「自分にはできる」という自信は原動力となる。これは多くのビジネスパーソンが直感的に理解しているだろう。ただし、組織を動かすには、個々人が持つ自信あるいは信念とは別に、もう一つの力が求められる。「このチームならできる」という集合的な信念、すなわち「集団的効力感」である。
 複数の要因の因果関係を統計的に検証する共分散構造分析を用いた結果、プロアクティブ行動(自ら率先して組織に良い影響を与える自律的な行動)を促す主要因が3つに絞られた。フォロワーシップ、自己効力感、集団的効力感だ。
 自己効力感という個人の信念は、成果を創出する上で確かに重要な土台となる。しかしその効果はあくまで個人の範囲にとどまる。フォロワーシップも同様だ。
 他方、集団的効力感は際立った特徴を示した。個人のプロアクティブ行動に加え、チーム全体のプロアクティブ行動に対しても、より強い影響を与えていた。
 集団的効力感は、チームに直接効くだけでなく、個人を経由する経路でも波及する。要するに二重の経路で組織を動かすのだ。これこそが集団的効力感を「組織変革のエンジン」と呼ぶべき理由だ。
 集団的効力感を高めるポイントを3つ提示する。
①小さな成功を「チームの物語」として言語化する
②世代を超えた相互の代理体験を設計する
③目標を「自分たち事」に翻訳する対話の場を設ける
 である。貴塾の集団的効力感や如何に。

(如己 一)

目次

  • 6 CatchUp 01 株式会社英俊社 次世代のリーダーを育む「知の作法」とは ──公立最難関校突破の決定版『偏差値70突破シリーズ』誕生秘話
  • 8 CatchUp 02 株式会社AICエデュケーション 成績管理を 成績管理を 「集める 集める」 から から 「活かす 活かす」 へ 「FLENS School School Manager Manager」 が変えた、 塾と家庭のコミュニケーション
  • 10 CatchUp 03 株式会社ウィザス 子供の主体性を引き出し 自己肯定感も向上する「PLS」(Positive (Positive Learning Learning System)
  • 12 HOT TOPICS 塾業界の未来を創る熱狂の1日「塾フェス2026FINAL」レポート
  • 14 塾長の決断(9) 岡崎塾「増やすこと」が目的ではない ──岡崎塾・岡崎正忠塾長が貫く、教室展開と人材育成の決断
  • 16 挑む私学 駿台甲府学園
  • 19 目次・巻頭言
  • 20 NEWS ARCHIVES
  • 48 千里の道も一歩から ~編集長備忘録~
  • 49 【特集①】  株式公開企業塾2026年 2・3月期決算を読む
  • 60 【特集②】 教育ICT考2026〈後編〉
  • 75 特別連載企画 政策転換が促した進化 ──中国・民間教育の現在地
  • 80 HOT TOPICS② 私塾ネット設立25周年記念大会 「第23回 全国塾長職員研修大会」を開催
  • 82 HOT TOPICS③ 興学社 第43期入社式・年次総会を開催
  • 87 日本教育ペンクラブ・リレー寄稿(388)
  • 88 疾風の如く(203) ウラヤスプレイラボ(千葉県) 代表 佐原 光 さん
  • 90 現代学習塾経営概論(39)
  • 92 For Whom the 塾 Tolls(58)
  • 94 自ら動き出すチームにする方法(141) 中谷彰宏
  • 96 One Target(18) 的場一成
  • 98 PAPER REVIEW(27) 浅見貴則
  • 100 シン・ジュクジン(55)
  • 101 芸術見聞録(155)
  • 102 わが子、就学中(63)
  • 103 塾長の机
  • 104 為田裕行の「教育ICT行」(135)
  • 105 10¹⁵ PETA(62)
  • 106 キクチカラ(18) 菊地香江
  • 107 Opinion from School(83)
  • 108 林明夫の「歩きながら考える」(250)
  • 110 塾ソムリエの講師研修指南 西村則康(名門指導会代表 塾ソムリエ)(67)
  • 112 私塾界インサイト(99)
  • 116 塾はどこから来たか、塾は何ものか、塾はどこへ行くのか―そして私(55)
  • 118 咲かせよ桜(135) 小林哲夫
  • 122 論点2026(6) 私立大学250校削減案 少子化時代の高等教育を考える
  • 126 編集後記
  • 128 Book Review
  • 130 塾長のためのガジェット講座

お詫びと訂正

『月刊私塾界』6月号掲載内容に関するお詫びと訂正
『月刊私塾界』6月号の表2対向ページに掲載いたしました「私塾界 PREMIUM SEMINAR 2026」の開催日程につきまして、誤りがございました。
誌面では、
2026年12月4日(木)
と掲載しておりますが、正しくは、
2026年12月3日(木)
です。
読者の皆さまならびに関係各位には、ご迷惑とご混乱をおかけしましたことを深くお詫び申し上げます。
なお、「私塾界 PREMIUM SEMINAR 2026」は、2026年12月3日(木)開催にて準備を進めております。詳細につきましては、決まり次第、本誌およびウェブサイト等でご案内いたします。
今後は確認を徹底し、再発防止に努めてまいります。

2026年6月
『月刊私塾界』編集部

月刊私塾界2026年5月号(通巻541号)

巻頭言

 ストレスマネジメント。
 貴社は取り組んでいるだろうか。
 厚生労働省の「令和5年 労働安全衛生調査(実態調査)」によると、仕事や職業生活に強い不安やストレスを感じている労働者は約8割いるという。いうなれば、働く人は「ストレスを抱えているのが当たり前」という状況だ。もちろん、このまま放っておくわけにはいかない。なぜなら、ストレスを原因とした心の病につながってしまうからである。
 心の病が増え、休む人が出てくると、その仕事を他の誰かがカバーする必要があるが、問題はそれだけにとどまらない。注目すべきは「プレゼンティーズム」という概念。これは「疾病就業」、つまり勤務はしているものの病気を抱えた状態のことを指す。このケースでは思うような生産性が発揮できず、周りの人がカバーする必要が出てくる。結果として他の人々の負担も増え、生産性が低下する。
 プレゼンティーズムによる損失は、年間7兆3000億円に上るというデータもある。一方、病気で欠勤する「アブセンティーズム」の損失は3000億円で、プレゼンティーズムの方がはるかに大きい。
 では、このような事態を引き起こさないために、どうすればよいのか。次の五つの要素が挙げられる。
「心理的安全性の確保」、「適切な業務の質と量」、「職場のコミュニケーション」、「働き方の柔軟性」、「サポート体制」である。
 如何だろう。貴塾の実態は。

(如己 一)

目次

  • 6 CatchUp 01 株式会社ウイングネット 変える。でも、ウイングネットらしさは変えない──新社長・田中麻沙枝氏らに聞く、新体制の狙い
  • 8 CatchUp 02 株式会社アイトップ 東大合格者を数多く輩出し続ける秘密とは
  • 10 CatchUp 03 株式会社成基「地域の学びを止めない」 成基が語る、松浦塾 西山天王山校の事業譲受の意味
  • 14 塾長の決断(8) 学習教室サクセス 地元で愛されてきた塾が大切にしてきたもの
  • 16 挑む私学 京都産業大学附属中学校・高等学校
  • 19 目次・巻頭言
  • 20 NEWS ARCHIVES
  • 48 千里の道も一歩から ~編集長備忘録~
  • 49 【特集】 教育ICT考2026〈前編〉
  • 74 TOP LEADER Interview 対話を軸に、自立学習を再定義する。 株式会社 明光ネットワークジャパン
  • 84 企業研究(157) 株式会社エデュコン
  • 87 日本教育ペンクラブ・リレー寄稿(387)
  • 88 疾風の如く(202) 上杉塾(東京都) 代表 斉藤 誠亮 さん
  • 90 現代学習塾経営概論(38)
  • 92 For Whom the 塾 Tolls(57)
  • 94 自ら動き出すチームにする方法(140) 中谷彰宏
  • 96 One Target(17) 的場一成
  • 98 PAPER REVIEW(26) 浅見貴則
  • 100 シン・ジュクジン(54)
  • 101 芸術見聞録(154)
  • 102 わが子、就学中(62)
  • 103 塾長の机
  • 104 為田裕行の「教育ICT行」(134)
  • 105 10¹⁵ PETA(61)
  • 106 キクチカラ(17) 菊地香江
  • 107 Opinion from School(82)
  • 108 林明夫の「歩きながら考える」(249)
  • 110 新・授業改革を目指して(150) 石川幸夫
  • 112 私塾界インサイト(98)
  • 116 塾はどこから来たか、塾は何ものか、塾はどこへ行くのか―そして私(54)
  • 118 咲かせよ桜(134) 小林哲夫
  • 122 論点2026(5) 高等専門学校(高専)とは? 再評価が進むもう一つの進路
  • 126 編集後記
  • 128 Book Review
  • 130 塾長のためのガジェット講座

私塾界リーダーズフォーラム 2026 S/S

 6月2日(火)に御茶ノ水ソラシティカンファレンスセンターにて、「私塾界リーダーズフォーラム2026 Spring / Summer Team It」を開催いたします。 季節講習や新年度の募集を時代のニーズに合わせたスタイルにするための方法を、皆さまとともに考えてまいります。 今回のフォーラムのテーマは「Team It」は、「団結する」「連携する」などの意味もあります。V U C A ( Volatility 、Uncertainty 、Complexity 、Ambiguity)の時代、本会が御社のTeamingの助けとなれば幸いです。
 昨年に引き続き、リーダーズフォーラム終了後、テラスルームで「After Forum Meeting」を開催いたします。軽食とアルコール、ソフトドリンクをご用意いたしました。
 ニコライ堂を望みながら、来場者の皆様と出展企業様とともに、お酒を片手に経営や教育について語り合えたらと存じます。

お申し込み

https://biz.q-pass.jp/f/13381/Shijyukukai_Seminar_26SS

Session 1【トークセッション】11:00-11:50

“受験じゃないのに人が集まる塾”は何が違うのか
──小学生市場を再定義する集客戦略

 中学受験を前提としない小学生市場において、「選ばれる塾」と「選ばれない塾」の差が拡大しています。本セッションでは、「習い事化する小学生市場」「学力以外の価値(読解力・思考力・体験)」「“通いたくなる塾”の設計」といった観点から、受験に依らない小学生集客の本質を明らかにします。

会社名役職氏名
株式会社理究ことばの学校 事務局 リーダー須藤 孝行 氏
株式会社城南進学研究社教育事業本部 法人事業部 部長村上 潤 氏
株式会社やる気スイッチグループ

株式会社サンリオやる気エデュテイリング 
執行役員 教育第2事業本部 副本部長

取締役 副社長
奥村 晋也 氏

Session 2【ショーケースセッション①】11:50-12:20

 新しい教材や教育プログラム、テクノロジーを活用した新しい学習方法など、多数の出展企業が参加予定です。 このセッションでは、最新の教育情報を一堂に集め、情報交換の機会を提供します。

【出展企業】(順不同)
FLENS株式会社
株式会社城南進学研究社
EEO株式会社
株式会社 理究 ことばの学校
GMOメディア株式会社
株式会社サインウェーブ
株式会社スタディラボ
atama plus株式会社
ラクスル株式会社

Session3【トークセッション】12:30-13:20

通信制高校・サポート校が拓く新しい高校生市場
──多様化時代の生徒募集と成長モデル

 少子化の進行により高校生市場は縮小しているように見える一方、通信制高校やサポート校の拡大により、新たな層へのアプローチが進み、市場構造は大きく変化しています。本セッションでは、通信制高校・サポート校を軸に、生徒募集に成功している事例やその要因、塾との連携の可能性について議論し、従来の枠組みでは捉えきれない高校生市場の新たな可能性を探ります。

会社名役職氏名
スピーカー日本航空高等学校 [通信制課程]校長向井 理恵 氏
スピーカー興学社高等学院校長 佐藤 純平 氏
スピーカー中央高等学院スクールマネジメント事業部 教務ディレクター 兼 さいたま校 教頭龍崎 雄太 氏
モデレーターmanabi代表原 卓也 氏

Session4【ショーケースセッション②】13:20-13:50

 新しい教材や教育プログラム、テクノロジーを活用した新しい学習方法など、多数の出展企業が参加予定です。 このセッションでは、最新の教育情報を一堂に集め、情報交換の機会を提供します。

Session5【トークセッション】14:40-15:40

高校教育改革の方向性と進路選択の在り方
──2040年に向けた学びと評価の再構築

 高校教育は今、制度レベルで大きく変化しています。文科省「N-E.X.T.ハイスクール構想」、「都立高校改革(モデル校・探究・国際教育)」「私立高校・大学の高度化」「多様な選抜方式の拡大」本セッションでは、国家(政策)、自治体(制度)、学校・大学(実装)、塾(現場)の各視点から、「高校受験は何を評価し、どこへ向かうのか」を議論します。

会社名役職氏名
文部科学省 初等中等教育局 高等学校振興課 高校教育改革室長 浅井 雅司 氏
東京都教育庁 教育改革推進担当部長小林 靖 氏
学校法人 昌平学園学園長城川 雅士 氏
学校法人 信学会理事 学び事業部 事業部長栗林 聖樹 氏

※登壇者およびプログラムは、都合により予告なく変更になる場合がありますので予めご了承ください。

会場

〒101-0062 東京都千代田区神田駿河台4−6 御茶ノ水ソラシティ 2F

sola city Conference Center

月刊私塾界2026年4月号(通巻540号)

巻頭言

 読者諸氏は生徒の進路指導に際し、高等専門学校(高専)を念頭に置いたことがあるだろうか。
 高専は高度経済成長期の1962年に産業界の要請を受け、実践的な技術者養成を目的に創設された。実際に手を動かす中で技術を身に付ける場とした。
 従来、高専生の就職先といえば、地元の製造業やインフラ企業などが中心だった。学校側も長年の付き合いがある地元企業への推薦枠を重視し、学生もそのルートに乗って、手堅く就職を決めるのが一般的な高専生のキャリアだった。ここに学習塾が高専を視野の外に置いてきた理由がありそうだ。
 しかし、ここ数年で状況は一変している。
「好奇心、チームワーク、論理的思考力、そして手触り感のある現場経験。これらを高い水準で備えており」と。台湾積体電路製造(TSMC)の日本法人・人事責任者の声である。
 さらに、ここに来て外資系企業の参入が目立っている。学歴よりも実務スキルを重視する外資系の人事思想と、理論と実践を両輪で鍛える高専教育との相性は良い。グローバル基準の報酬を提示できる外資系の参入は、採用競争の構図を根本から変えつつある。
国内には計58校の高専があり、約5万6000人が学ぶ。各地域の技術者供給機能を担うと同時に、近年はAIなどの先端技術に精通した、より高度な教育機関へと進化してきた。その「進化した高専」が今、改めて見直されている。
 如何だろうか。一度高専を研究してみては。

(如己 一)

目次

  • 6 CatchUp 01 喜望ゼミナール 子どもが夢中で学ぶ「そろタッチ」で 塾への入口を広げる喜望ゼミナール
  • 8 CatchUp 02 寺小屋グループ  やる気スイッチグループ参画から1年 再び成長軌道に乗った寺小屋グループ
  • 14 塾長の決断(7) 大和塾・髙橋尚一塾長が守り続ける〝手を差し伸べる教育〟
  • 16 挑む私学 洗足学園小学校
  • 19 目次・巻頭言
  • 20 NEWS ARCHIVES
  • 50 千里の道も一歩から ~編集長備忘録~
  • 51 【特集】 私塾界 Outsight 2026
  • 64 CatcHup03 野田塾 atama+を使った新業態で不採算校を黒字化へ
  • 68 TOP LEADER Interview 先進的な私学の取り組みをリリース 中学受験マーケットを拡大 株式会社 日能研関東
  • 80 企業研究(156) 株式会社新興出版社啓林館
  • 83 日本教育ペンクラブ・リレー寄稿(386)
  • 84 疾風の如く(201) 学習塾BOND(東京都) 教室長 島田 大和 さん
  • 86 現代学習塾経営概論(37)
  • 88 For Whom the 塾 Tolls(56)
  • 90 自ら動き出すチームにする方法(139) 中谷彰宏
  • 92 One Target(16) 的場一成
  • 94 PAPER REVIEW(25) 浅見貴則
  • 96 シン・ジュクジン(53)
  • 97 芸術見聞録(153)
  • 98 わが子、就学中(61)
  • 99 塾長の机
  • 100 為田裕行の「教育ICT行」(133)
  • 101 10¹⁵ PETA(60)
  • 102 キクチカラ(16) 菊地香江
  • 103 Opinion from School(81)
  • 104 林明夫の「歩きながら考える」(248)
  • 106 塾ソムリエの講師研修指南 西村則康(名門指導会代表 塾ソムリエ)(66)
  • 108 私塾界インサイト(97)
  • 112 塾はどこから来たか、塾は何ものか、塾はどこへ行くのか―そして私(53)
  • 114 咲かせよ桜(133) 小林哲夫
  • 118 論点2026(4) 次期学習指導要領の論点整理 ― 情報教育・評価改革・教育課程の「余白」が示す学校改革 ―
  • 122 編集後記
  • 124 Book Review
  • 126 塾長のためのガジェット講座

月刊私塾界2026年3月号(通巻539号)

巻頭言

 社員が育たない、と嘆かれる塾長は多い。何が課題なのだろうか。
 中部地方の某大手塾を、ストアコンパリゾンの一環で訪ねたときのこと。
「午後3時にA塾長と面会のお約束で訪問いたしました」「はい、聞いております。塾長は隣の喫茶店におりますので、そちらへ行ってください」。
 向かうと、件の塾長は店の片隅に座り、赤のサインペンを持ち、新聞折込広告の校正をしていた。
「えっ!? ここまでご自身でやられるのか」と驚くと同時に、「これでは部下が育たない」と感じた。
 何でも自分でやらなければ気が済まない塾長は多い。しかし、それでは社員は成長しない。自らの仕事を手放すための最大のポイントはやはり人財の育成と指導だ。
 初めに、どうしたら動機付けできるのか。まずはある一定の待遇が必要だ。「給料も休日も少ないけれど、仕事を頑張ってくれ」と言っても無理な話である。
 次に、安心して働けるようにする。仕事をするときに不安だと成長する気になれないので、マニュアル化や仕事の標準化を進めよう。
 さらに、上司が安全基地になること。温かく見守り、「失敗してもフォローする」といった姿勢を示すことだ。
 加えて、人事評価制度の構築も必要である。頑張っても頑張らなくても評価が同じでは、意欲的には働けない。制度に留まらず、日常的に褒め、叱る。しっかり話を聞く。そして、仕事を任せること。権限委譲は、社員からすると最大の動機付けになる。

(如己 一)

目次

  • 6 CatchUp 01 ガゼット School Managerで保護者との信頼関係がより強固に
  • 8 CatchUp 02 教育開発出版株式会社 「先生の代わり」ではなく、先生の〝活躍どころ〞を増やす ──教育開発出版のAI採点「KSAI」とDX思想
  • 10 CatcHup03 徳島第一ゼミ 小中高の一貫指導で県内トップレベルの合格を実現
  • 14 塾長の決断(6) 学習塾FRONT 塾長 植田 剛仁 氏 〝塾っぽさ〟を捨てる─。 選んだのは、拡大ではなく「塾の常識」の更新
  • 16 挑む私学 江戸川学園取手小学校
  • 19 目次・巻頭言
  • 20 NEWS ARCHIVES
  • 48 千里の道も一歩から ~編集長備忘録~
  • 51 【特集①】株式公開企業塾2026年2・3月期  第3四半期決算を読む
  • 60 【特集②】『学習塾白書2025』を読む
  • 70 HOT TOPICS 【中学受験】浜学園生が夢中 「正解のない問いが自分の言葉を育ててくれた」 非認知スキル教育プログラムの魅力
  • 75 【特別企画】Yoreo Paritto
  • 80 企業研究(155) 株式会社タイミー
  • 83 日本教育ペンクラブ・リレー寄稿(385)
  • 84 疾風の如く(200) TSUYO JUKU(東京都) 塾長 安本 剛史 さん
  • 86 現代学習塾経営概論(36)
  • 88 For Whom the 塾 Tolls(55)
  • 90 自ら動き出すチームにする方法(138) 中谷彰宏
  • 92 One Target(15) 的場一成
  • 94 PAPER REVIEW(24) 浅見貴則
  • 96 シン・ジュクジン(52)
  • 97 芸術見聞録(152)
  • 98 わが子、就学中(60)
  • 99 塾長の机
  • 100 為田裕行の「教育ICT行」(132)
  • 101 10¹⁵ PETA(59)
  • 102 キクチカラ(15) 菊地香江
  • 103 Opinion from School(80)
  • 104 林明夫の「歩きながら考える」(247)
  • 106 新・授業改革を目指して(149) 石川幸夫
  • 108 私塾界インサイト(96)
  • 112 塾はどこから来たか、塾は何ものか、塾はどこへ行くのか―そして私(52)
  • 114 咲かせよ桜(132) 小林哲夫
  • 118 論点2026(3) 調整授業時数制度とは
  • 122 編集後記
  • 124 Book Review
  • 126 塾長のためのガジェット講座

月刊私塾界2026年2月号(通巻538号)

巻頭言

 貴塾ではAIを導入しているだろうか。
 世間では、AIが人間の仕事を奪う、と言われることがあるようだ。
 大規模な技術革新では、仕事の性質は変化するのが常だ。自動車の登場で、馬車の御者が自動車の運転手になったように。AIの普及でも同様の変化は避けられない。
 一方で、AIが多くの職種を完全に代替できるとは考えられない。
 LLM(大規模言語モデル)は主にテキストデータを学習するが、仕事の大半はマニュアル化できるものではない。ノウハウは上司と部下、社員同士の信頼関係に基づくものだ。人間同士のつながりを、インターネット上のテキストデータで学習したAIが完全に代替することはできない。
 AIを使えば、過去の取引情報を要約し、営業担当者がより多くの知識を持って商談に臨める。重要なのは、顧客は機械ではなく人間と話したいという点である。
 人間の社員は会社のために働くが、LLMは誰のためにも働いていない。単なるソフトウエアに過ぎない。これは非常に重要なポイントだ。私たちが人財を採用するのは、その人が会社のために働いてくれるからである。
 AIは生産性を高めるが、仕事そのものはできない。「タスク」は「作業」であり、「ジョブ」は「仕事」に近い概念だ。AIはタスクに適しているが、人の仕事を担うことはできない。仕事とは、人と人との関係性に基づくからである。
 如何だろうか。読者諸氏が塾内でAIを活用する際の指針になりはしないだろうか。 

(如己 一)

目次

  • 6 HOT TOPICS 注目のRobloxを使ったプログラミング教育とは?
  • 10 Special Report カンリー×私塾界 共同オフラインセミナー デジタル時代における 新たな入塾生獲得戦略と未来展望
  • 14 塾長の決断(5) 株式会社育星舎 代表取締役 村東 慎右 氏 引き継いだ塾を立て直し、本領発揮へ
  • 16 挑む私学 京都光華中学校・高等学校
  • 19 目次・巻頭言
  • 20 NEWS ARCHIVES
  • 50 千里の道も一歩から ~編集長備忘録~
  • 51 【特集】Seminar Report
 私塾界PREMIUM SEMINAR 2025
  • 68 企業研究(154) 株式会社SAMURAI
  • 71 日本教育ペンクラブ・リレー寄稿(384)
  • 72 疾風の如く(199) Tkechiyo塾(愛知県) 塾長 守田 浩規 さん
  • 74 現代学習塾経営概論(35)
  • 76 For Whom the 塾 Tolls(54)
  • 78 自ら動き出すチームにする方法(137) 中谷彰宏
  • 80 One Target(14) 的場一成
  • 82 PAPER REVIEW(23) 浅見貴則
  • 84 シン・ジュクジン(51)
  • 85 芸術見聞録(151)
  • 86 わが子、就学中(59)
  • 87 塾長の机
  • 88 為田裕行の「教育ICT行」(131)
  • 89 10¹⁵ PETA(58)
  • 90 キクチカラ(14) 菊地香江
  • 91 Opinion from School(79)
  • 92 林明夫の「歩きながら考える」(246)
  • 94 塾ソムリエの講師研修指南 西村則康(名門指導会代表 塾ソムリエ)(65)
  • 96 私塾界インサイト(95)
  • 100 塾はどこから来たか、塾は何ものか、塾はどこへ行くのか―そして私(51)
  • 102 咲かせよ桜(131) 小林哲夫
  • 106 論点2026(2) 令和8年度 文部科学省 概算要求のポイント
  • 110 編集後記
  • 112 Book Review
  • 114 塾長のためのガジェット講座