NPOカタリバ、EdTech企業3社のデジタル教材活用 企業からの無償提供受け

 認定特定非営利活動法人カタリバ(東京・杉並区、今村 久美 代表理事)は、生活困窮・不登校・外国籍など、さまざまな環境にハンデを抱える子どもたちへの支援事業において、オンラインを活用した学習支援・伴走を行っている。これらの支援に賛同する複数企業から、各社のデジタル教材を無償提供を受けたことを発表した。

■教材ラインナップ(五十音順)

※これらの教材はすべて無償でカタリバの困難な環境の子どもたちに提供される。
これらのデジタル教材活用により、一人ひとりの学習レベルや速度に合わせた、個別最適された学習支援を実現し、子どもたちの未来の可能性を広げるサポートにつなげていく。

■教材提供会社からのメッセージ(敬称略)

〈atama plus株式会社〉代表取締役CEO 稲田大輔

atama plusは、教育を通じて社会を変え、自分の人生を生きる人を増やすことを目指しており、キッカケプログラムの理念に賛同しました。コロナ禍の影響も受け教育格差が広がる中、格差の是正に向けた取り組みに少しでも貢献したく、この度の無償提供を決定しました。カタリバとともに、多くの子どもたちに学びの機会を届けてまいります。

                                                         

〈株式会社COMPASS〉代表取締役CEO 小川正幹

全ての子供たちにより良い”学びの環境”を届けたい、そういった想いでQubenaを開発しています。この想いにいたったきっかけの一つが現場で目の当たりにした教育格差でした。
とは言え、一企業の努力だけでは様々な状況に置かれた子供たち全員により良い”学びの環境”を届けることは難しく、今回昨年度に続いてカタリバさんの活動に参加できることをとても嬉しく思います。
Qubenaでの”個別最適な学び”は、ハンデを抱える子供たちにこそ、より効果があると考えています。Qubenaの提供が少しでも日本における教育格差の解消に繋がればと思います。

                                

〈株式会社すららネット〉代表取締役 湯野川 孝彦

すららネットは、ICTを活用し「教育格差」という社会課題の解決を目指しています。「貧困」は教育格差を生み出す一つの要因と考え、国内外で経済的に困難な家庭への学習機会の提供に取り組んでいます。これまでも東日本大震災被災地域への「すらら」提供や、コロナ禍における学校休校時の無償提供も実施してきました。このたびカタリバ様が実施する子どもたちへの支援事業に賛同し「すらら」を提供することとしました。今後も、学習機会の提供を通じ、子どもの学力や生きる力の向上を目指し、格差是正に向け取り組んでまいります。

さくら社新刊「一人1台のルール 自由に情報端末(デジタル)を使えるようになるために」6月28日発売

 2021年6月28日にさくら社から新刊として為田裕行著「一人1台のルール 自由に情報端末(デジタル)を使えるようになるために」が発売される。

 著者の為田裕行さんは、月刊私塾界の『為田裕行の教育ICT行』を連載中だ。

 GIGAスクール構想に先駆けて、2018年から一人1台のiPad環境を実現している、さとえ学園小学校。その日常の姿と、保護者とも連携した、合理的で使いやすく、「禁止」ではなく、「レベルが上っていくごとにだんだんできることが増えていく」ルール運用を詳細に解説している。

 教育ICTの導入から教材開発、研修プログラムの構築等で数多くの学校現場を知り、専門的な視点を持つ著者ならではの、わかりやすい解説も特徴。

 為田裕行さんは「小中学校で一人1台の情報端末は配備されたものの、どのように使わせればいいのかということについては、まだ実践が始まったばかり。そのなかで、一人1台のルールを作って運用している事例は多くの学校のヒントになると思っています。学校で一人1台の活用が広がれば、それは家庭や塾での利用にも影響が出てくると思います。塾の現場でも、公教育のこれからのひとつの可能性として読んでみていただければと思います」と本誌に語ってくれた。

  • 一人1台のルール 自由に情報端末(デジタル)を使えるようになるために
  • 著:為田裕行
  • さくら社
  • 2021年6月28日発売予定
  • 定価:1980円(税込)
  • 文庫版/136ページ

TOEFL®テストを提供するETS  ETS Japan設立へ

 米国の非営利教育団体であるETS(米国ニュージャージー州プリンストン)は、2021年6月16日に一般社団法人 CIEE国際教育交換協議会が所有するTOEFL®のアセットを取得したことを本日発表した。非営利団体であるCIEE は、カントリーマスターディストリビューターとして、TOEFL ITP®テスト、TOEFL® Practice Online (TPO®)、Criterion®サービス、そしてTOEFL iBT®テストのアウトリーチサービスを、日本において提供してきた。今後は、新たに設立した子会社 ETS Japan合同会社(ETS Japan)が、本部で一元管理されるTOEFL iBTテスト(Home Editionを含む)およびTOEFL® Essentials™テストの日本でのサポートに加え、TOEFL ITPテストやTPOに関するTOEFLの運営を行う。TOEFL®アセットの取得は、ETSのプライベートエクイティ投資およびM&Aの執行部門であるETS Strategic Capitalの主導により行われた。前CIEE 代表理事の根本斉が、カントリーマネージャーとしてETS Japanを統括する。

 CIEEは70年以上にわたり、何十万人もの学生や教育者が、国際的に相互依存する、文化的に多様な世界で暮らし働くために必要な知識とスキルを習得することを支援してきた。CIEEは、1965年に東京に事務所を開設し、過去40年間、ETSと緊密に協働しながら、TOEFLテストの運営を行い、TOEFL ITP、TPO、Criterionサービスなどの様々なETSプロダクト・サービスの日本の代表として活動してきた。CIEEは引き続き、東京と京都において留学センターの運営を行っていく。

凸版印刷とJTB、修学旅行の事前学習プログラムを開発

 凸版印刷株式会社(東京・文京区、麿 秀晴 代表取締役社長)と、株式会社JTB(東京・品川区、山北 栄二郎 代表取締役 社長執行役員)は、両社が製作したオリジナル映像教材と、凸版印刷の遠隔体験技術「IoA仮想テレポーテーション」を活用した学習素材を組み合わせた、修学旅行の事前学習プログラム「修学旅行オンライン事前学習プログラム~テレポーテーションto沖縄~」を新たに開発した。
 具体的には、凸版印刷とJTBが新たに製作した沖縄の平和をテーマとするインタビュー形式の映像教材と、凸版印刷が提供する遠隔体験用デバイス「IoANeck™(IoAネック)」を装着した現地のファシリテーターが、遠隔地にいる生徒にその場にいるかのような感覚で同時体験を提供できる学習素材とで構成されたオンラインプログラム。修学旅行で訪れる場所に関する知識のインプットと同時に、現地訪問時の関心や理解を深め、学習効果を最大化させることを目指す。2021年7月1日から全国の学校に向けて提供を開始する。

■ 「修学旅行オンライン事前学習プログラム」の一例
テーマ 平和
所要時間 約80分
内容 ・STEP1: オリジナル映像学習(25分)
 戦争講話者の第一人者である中山きく先生にインタビューをした特別映像。

・STEP2: オンラインワークショップ(40分)
 「戦争と平和、現代の基地問題」を題材に、今の沖縄に関する知識を習得。

・STEP3: オンライン三線ライブ(15分)
 「IoANeck™」を通じて琉球舞踊を体験し、沖縄に行った時の様子をイメージ。
■ 価格
390,000円(税込み429,000円)~
※生徒101名以上より、1人あたり3,900円(税込み4,290円)追加となる。
※上記「修学旅行オンライン事前学習プログラム」の場合の価格。
※研修の内容によって別途見積もりが必要となる。

学生によるシビックテック開発コンテスト CCC U-22、ジュビロ磐田と防災・まちづくりをテーマに学生向け勉強会開催

 一般社団法人コード・フォー・ジャパン(Code for Japan、関 治之 代表)は、学生向け開発コンテスト「Civictech Challenge Cup U-22」において、Jリーグクラブチームジュビロ磐田とのコラボ勉強会として、防災・まちづくりをテーマに勉強会を開催する。

■防災・まちづくりをテーマに勉強会を開催
 6月18日の勉強会では、「防災」「まちづくり」「地域コミュニティ」「地域ブランドづくり」などテーマに、ホームタウン活動やシャレン!の取り組みで東海エリアの他のクラブチームと協働しながら防災プロジェクトに積極的に取り組まれているジュビロ磐田さんとコラボイベントを開始する。CCC U-22の参加学生だけでなく、参加を検討している学生や防災・空間情報の活用などに関心がある人の参加も募集している。
イベントページ:https://cccu22event2.peatix.com/

■サッカークラブチームとのコラボレーションの背景
 CCC U-22は、エントリーした学生がチームを組成し、自分たちの身近にある地域課題や解決したい社会課題を解決するアイディアを考え、実際にその解決に向けたサービスのプロトタイプを開発する実践的な開発コンテスト。そして、優秀な成果を収めた学生の開発チームは、ファイナリストとして最終審査会でプレゼンテーションを実施し、国内外の大手IT企業の会社名やサービス名を冠した賞やCCCから大賞が授与される。学生が開発実績を積むことで、単なる開発コンテストではなく、若年層の就職機会の減少という社会課題の解決を目指すのがCCC U-22の特徴だ。

■「Civictech Challenge Cup U-22」今年度の特徴
1. 複数の社会課題を共有・検討するための勉強会・アイデアソン・ワークショップを展開
 身近な地域課題だけでなく、昨今社会で取り組まれている活動や注目が集まっているトピックについて、実際に取り組んでいる実践者や当事者から話を聞く機会を勉強会として設定、人の暮らしや社会生活に関する「マイノリティーイシュー(ジェンダー・発達障害・言語の壁・移民難民・貧困)」、防災や生涯教育などを含む「まちづくり」、より広い地域に相互作用をもたらしている「環境問題」などを取り上げ、ゲストを招いた勉強会を実施する予定。

2. 地方在住学生への積極的な声掛け
 昨年度も完全オンライン開催で実施したため、物理的制約がないこともあり、首都圏や都市部に比べてコンテストや発表会などへの参加機会が少なくなりがちな地方在住の学生への応募案内を積極的に発信していく予定。また、女子学生などプログラミングや開発に触れる機会が少ない学生向けにも他団体などへの協力を仰ぎながらアプローチしていく。また、彼らのフォローアップにもなるよう昨年度に比べ勉強会の開催回数自体も増やして、参加後の学習機会やキャッチアップのサポートをしていく。

3. コンテスト後の開発継続にも機会を提供
 昨年度のCivichatのように、コンテスト出場で終えるのではなく、その後もサービスとしてあるいはシビックテック活動として取り組みを継続したいと考えるチームに対しては、今年度からCode for Japanが実施する日本初のシビックテック特化型アクセラレータープログラム「Civictech Accelerator Program」へのエントリーも案内することができるので、より社会実装に向けた伴走を長期的に行うことが可能な環境を整えている。

■Civictech Challenge Cup U-22
主催:一般社団法人 コード・フォー・ジャパン
公式サイト:https://ccc2021.code4japan.org/ 
募集人数:200名
募集対象:

  • 解決したい社会課題(分野や内容は問わない)があり、それに対するアイデアを持っている方
  • 自分の持つスキル(プログラミングやデザインを含むがこれに限らない)を、社会課題の解決に活かしたい方  ※未経験で、これから学びながら開発に参加していく人も含むので、応募時点でのレベルを問うものではありません。

応募資格

  • 1999年4月2日以降生まれの方、または学生の方(大学の場合学部4年まで。社会人学生のぞく)
  • 現在の自身のスキルレベルにかかわらず、チームに意欲的に参加し、開発を通じてスキルアップする意思のある方
  • Code for Japan の Code of Conduct と プライバシーポリシー に同意いただける方

株式会社 明日葉、たのしく英語を習得できる「フォニックスカード」を開発

 株式会社明日葉(東京・港区、⼭下 ⾼明 社長執行役員)は、英語の正しい読み方・発音を同時に身につけられる学習法「フォニックス」を、遊びながらたのしく学べるオリジナルのカードゲームを開発した。7月より、明日葉が運営する全国の学童・児童館で使用を開始する。

■フォニックスとは
 フォニックスとは、アルファベットと発音を結びつける学習法で、ネイティブの子どもたちが最初に習得する基礎的なルール。例えば「B・ビー」をフォニックスでは「ブ」と発音します。アルファベット26文字を全て覚えると、例えば「D O G」の文字列を見ただけで「ド オ グ」と発音できるようになる。このようにフォニックスを習得すると英語の正しい書き方と読み方、発音を同時に覚えられるという利点がある。

■塗り絵や動画でたのしく学ぶ
 明日葉が運営する全国の学童・児童館では昨年の6月から、児童たちがたのしくフォニックスを学べるよう、塗り絵や動画を取り入れてきた。
 児童は塗り絵を行いながら、26文字のアルファベットと英単語を学ぶ。出来上がった塗り絵は、掲示をしたり、26枚束ねてアルバムとしてプレゼントしたりして、児童や保護者から好評だ。また、塗り絵に紐づけられた動画を視聴し、動くキャラクターとともに、アルファベットや英単語の発音を学ぶ。

■オリジナルのカードゲームで遊びながら学ぶ
 今回明日葉では、新たにオリジナルのカードゲーム「フォニックスカード」を開発した。7月から全国の学童・児童館で使用を開始する。アルファベットのカードと、キャラクターがかかれた英単語のカードがペアになっており、「絵合わせ」や「ジジ抜き」、「大富豪」などさまざまな遊び方ができる。

学究社 全職員を対象に職域接種決定

 株式会社学究社(東京・渋谷区、河端 真一 取締役会長 兼 代表執行役社長)は、6月8日(火)の政府による新型コロナウイルスワクチンの職域接種受付開始後、初日に受付され、認可を受けた事を發表した。

 学究社では全職員 2,500 名を対象に、代々木本部に特設会場を設け、ワクチン接種を行う。夏期講習会を万全の態勢で実施するために、開講日である7月 22 日(木)までに2回の接種を完了させ、今後は希望する生徒、保護者様、更には校舎周辺地域の方々への無料接種も社会貢献の一環として行う予定だ。(※今のところモデルナ製ワクチンは18才未満は接種対象ではない。)

京都や滋賀、大阪、東京などで実施 京進グループが職域接種決定

 京進グループは、学習塾や保育、介護事業などのグループ社員や全従業員(社員・パート・アルバイト・FC加盟店等)やその「家族」、「留学生」に対し、新型コロナウイルスワクチンの職域接種を決定した。
 この接種は、京進グループの従業員、顧客である留学生等約8700人とその家族を対象として、希望者を募り接種を行う予定。ワクチン接種場所として京都、滋賀、大阪、東京の会場を設けるよう調整中。京進グループは、職員やその家族の方などグループに関わるすべての方が安心できる環境を提供することを目的に希望者への接種を進めていく。

【ワクチン接種概要】
■対象者
以下の対象者の中で接種を希望する人
・学習塾や介護、保育事業など京進グループに勤める全従業員(約7,500人)とその家族
・京進ランゲージアカデミー(日本語学校)に通う留学生(約1200人)
※家族の範囲は、同居している家族(配偶者・子)と父母・祖父母・兄弟姉妹を想定

■スケジュール
・医療関係機関と調整中。完了次第ワクチン接種を開始

全国学習塾協会 理事・監事を新たに選任

 公益社団法人全国学習塾協会では、2年間の役員任期満了に伴い、令和3年6月13日に開催した「令和3年度定時社員総会」にて理事・監事を新たに選任し、同日開催した「理事会」において、役職理事を選定し、発表した。(任期は2年間)

会長安藤大作
副会長稲葉 秀雄
筒井 俊英
山下 典男
今村 明広
中村 建吾
祖父江 準
西本 雅明
専務理事常石 博之
常任理事木村 吉宏
田中 良典
地福 武史
千島 克哉
清水 秀樹
内藤 潤司
理事荒川 雅行
國立 拓治
永井 博
畑山 篤
藪木 章雄
小野寺 和行
鈴木 正之
中垣 量文
三谷 修司
渡辺稔
川畑 卓也
豊川 忠紀
中村 実穂
柳田 浩靖
監 事青沼隆酒井真紀子仲野十和田

東進リスニングアプリ(iOS・Android)に新講座

 株式会社ナガセは、東大志望者向けにリスニングアプリ「東大二次試験対策 Listening」を 6 月 11 日(金)にリリースする。

 東大二次試験における英語リスニングは、英語 120 点満点のうち 30 点を占める合否を左右する重要な分野だ(配点は推定)。話者が一人のモノローグ形式から、会話などのダイアローグ形式まで、長い英文で出題される。問いはすべて内容一致問題で深い内容理解が必須となる。特に、2018年度以降は選択肢が4択から5択に変更となり難度がアップしている。アメリカだけでなくイギリスやインド、オーストラリアなどの多様な話者が登場するのも東大リスニングの特長。大教室での一斉放送のため、座席位置や雑音による聴こえ方の違いまで再現している。

【東大二次試験対策Listening 提供方法】
App Store・Google Play で提供中の「東進リスニングアプリ」内のコンテンツとして提供している。東進在籍者で東大志望の生徒であれば、生徒情報を入力すれば、利用可能となる。6 月 18 日(金)時点で東進に在籍している東大志望者には無償提供としている。

<東進リスニングアプリ> 東大二次試験対策だけでなく大学入学共通テスト対策も可能。東進生向けのアプリだが、どなたでもデモ問題を体験することができる。
App Store: https://apps.apple.com/gb/app/id1495619079
Google Play:https://play.google.com/store/apps/details?id=com.toshin.ListeningApp