Classiと熊本県多良木町が連携して中高生にAIを活用した夏休みの学習プログラムを実施

 SchoolTech事業を展開するClassi株式会社(東京・新宿区、加藤 理啓 代表取締役社長)は2023年8月1日から4日まで持続可能な地域づくりを目的として熊本県球磨郡多良木町100%出資により設立された、一般財団法人たらぎまちづくり推進機構(明石 照久 代表理事)と協働で、「中高生学び応援プロジェクト」を実施した。
 近年、少子高齢化と都市部への人口集中の進行に伴い、多くの地域で教育環境、特に塾などの学習環境の不足が深刻な課題として浮き彫りとなっている。熊本県球磨郡多良木町でも同様のことを課題視しており、教育の質を向上させるための取り組みが求められている。
 このような背景のもと、たらぎ財団とClassi株式会社が連携し、人吉球磨地域に在住している中高生を対象に、教育プラットフォーム「Classi」に搭載されているAI学習システム『学習トレーニング』を無料で提供する学習イベントを行った。地域リソースとClassiがもつ機能を掛け合わせて「地域の教育力」を強化し、勉強に対する向き合い方の変化と学力向上のきっかけ作りを目指した。

▼プログラム内容
実施日程:8/1(火)~8/4(金)
参加者:人吉球磨地方在住の中学・高校生 計19名
プログラム目的
-AIにより提供される個別最適な教材で学習理解を深め、苦手科目でも成功体験に繋げる
-ICTによる学びの楽しさに触れる
使用教材:教育プラットフォーム「Classi」に搭載されているAI学習システム『学習トレーニング』を利用
プログラムの進め方:以下内容を原則4日間かけて行った
① 生徒へヒアリングを行いながら教科、難易度を決定
② ①を踏まえてテストを配信
③ 課題結果を踏まえてAIが得意不得意を分析し、演習問題を出題
④ 最終参加日に最も復習したい単元を生徒に選んでもらった上で再度テストを行う

▼結果
【①】成績の変動
「最も復習したい単元」に関して、一回目のテストと二回目のテストの正答率は48%から80%と32ポイントの上昇が認められた。

【②】参加者満足度:約90%の生徒が「大変満足」または「やや満足」と回答し、その理由として「学習理解がすすんだ/わかりやすかった」が最多、次いで「楽しく学習できた」が上げられています。

<コメント>
タブレットを使って楽しく勉強することもできたし、最初と比べて正答率を上げることができたのでよかったです。
テストをして自分のレベルが知れたし、応用で難しい問題に挑戦できた
問題の解説がわかりやすかった
自分の苦手な教科をしっかりと振り返ることができ、自分の身に身についた

【③】AIを活用した個別最適な学びを体験した印象
[1.成績は伸びると思いますか]
90%以上の生徒が「とても思う」または「やや思う」と回答した。特に、「とても思う」を選択した生徒は、一回目のテストと二回目のテストの正答率が平均して52ポイント上昇しており(全体平均:32ポイント)、理解度の高まりが学習効果の実感に繋がっている。

[2.学習の習慣が身につきやすそうだと感じましたか]
80%以上の生徒が「とても思う」または「やや思う」と回答した。

【④】保護者 AIを活用した個別最適な学びに対する希望:「学校でAI学習教材を導入してほしい」が最多であり、次いで「自治体運営の塾でAI学習教材を利用できるようにしてほしい」、「家庭学習にAI学習教材を導入したい」が上げられている

▼過疎地域の学びにおけるニーズ
今回のイベントを通し、少子化が進む地方の学びに関して、以下のようなニーズがあることが浮き彫りになった。
学ぶ場とアクセス手段の必要性:地域内に自習スペースや塾が不足しており、また、移動手段も限られているため、環境整備が必要。
学校内の学力格差に対応する必要性:多様な背景や目標を持つ生徒が在籍する学校環境では、一斉指導のみでの教育は難しい側面が増えてきており、個別最適な学びを可能にする手段の導入が求められている。
モチベーションを上げるきっかけの必要性:人口減少に端を発する受験・就職の全入環境により学習にモチベーションをもつことが難しくなっている。

これらの必要性に対応し、生徒たちの将来の可能性を広げるためには、学校・行政と連携しながら「地域の教育力」を向上させていくことが不可欠だ。地域全体での取り組みを促進し、より良い学びの環境を実現することが求められている。

兵庫県内企業のサイバーセキュリティ自衛力向上実現に向け兵庫県警察と協定を締結

 グローバルセキュリティエキスパート株式会社(東京・港区、青柳 史郎 代表取締役社長以下、GSX)と兵庫県警察(兵庫県警察本部)は、サイバー空間の脅威への対処能力の強化を目的に、サイバー犯罪被害等の相談・通報の促進、企業へのセキュリティ対策の意識の向上と対策の推進及び兵庫県警察のサイバーセキュリティ対処能力の向上等について連携・協力する協定を締結した。

今後の兵庫県警察との取り組み
 兵庫県内のサイバーセキュリティ対策を推進するために3つの取り組みを推進していく。

①サイバー犯罪被害の警察への相談・通報が促進されるための取組
GSXはサイバー犯罪被害に遭遇した県内企業に対し緊急対応支援を行った際、GSXから企業に兵庫県警察への相談や届出をするよう促す。

②県内企業へのセキュリティ対策の強化に向けた協働した取組
県内企業のサイバーセキュリティ意識を向上させるため、サイバーセキュリティ対策セミナーを実施する。前述の通り、県内各地の商工会議所と協働し、2022年度は県内9カ所で中小企業を対象とした無料セミナーを実施した。

③兵庫県警察のサイバーセキュリティ対処能力の向上に向けた取組への協力
兵庫県警察では、深刻化するサイバー空間の脅威に適切に対処するため、捜査官の育成等に力を入れており、サイバーセキュリティ教育カンパニーとして人材育成に実績を持つGSXのノウハウ提供を通じ、捜査官の育成や、将来的な人事交流による研修等を実現する。

桐蔭横浜大学 英国ウースター大学と学術交流協定を締結

 桐蔭横浜大学(神奈川・横浜市、森 朋子 学長)は、英国ウースター大学(University of Worcester, UK)と2016年に締結した学術交流協定を継続するため、改めて協定締結のための調印式を9月19日にオンラインにて行った。

 ウースター大学は、イギリス・ウースターシャー州およびヘレフォードシャー州に拠点を置く大学。大学教育の質の最新の評価では3位にランクインし、またジェンダー平等の推進においては国内の最新の大学評価で国内1位に輝いている。2013年には、イギリス国内初の公立・大学図書館として開館したハイブ図書館の開所式には、故エリザベス女王も来館した。同年、2,000人を収容するアリーナを開館し、現在はネットボールやバスケットボールのプロのチームも大学を拠点にして活動している。 
 特にスポーツ科学部は定評があり、なかでも障害者のスポーツ、インクルーシブ教育は2014年の英国評議会でも高く評価されている。 

 ウースター大学と桐蔭横浜大学は2016年大学間協定を締結して以来、学生の語学研修及び異文化交流プログラム、教員の研究交流などの派遣、招聘を通じ、関係性を培ってきた。今回の協定継続は10年の長期にわたるものであり、様々な活動において更にウースター大学との関係強化を図り、国際交流の意義をより一層深めていく。

小学生から応募可能 学生起業家No.1を決めるピッチイベント〈G-1 スタートアップグランプリ〉を開催

 Milk.株式会社(東京・港区、中矢 大輝 代表取締役/CEO)は2023年12月10日に、「世界を変えようという高い志を持つ若者を発掘する」スタートアップによるスタートアップのためのスタートアップピッチイベント〈G-1 スタートアップグランプリ〉を開催する。

 日本政策金融公庫の総合研究所は全国の18歳から69歳までを対象に、「2022年度起業と起業意識に関する調査」というアンケート調査を実施し、「起業に昔は関心があったが今は関心がない」と答えた割合は約14%であり、「起業に関心がある」と答えた人も同じく約14%だった。これは起業に関心がある方の半数は時間経過とともに企業をあきらめているということになる。2022年、日本政策金融公庫が発表した「2021年度新規開業実態調査」によると、起業年齢の平均は43.7歳であり、少子高齢化の流れを受け、この年齢は増加傾向にある。

 Milk.はこのような現状を危惧しており、若い人がいち早く起業にチャレンジし、成長できるエコシステムをつくることが日本の急務であると考えている。そこで若手起業家を発掘し、認知を高め、成長を促す「きっかけ」をつくることを目的としてこのイベントを開催することを決意した。

G-1スタートアップグランプリの特徴
1)小学生から応募可能
小学生~35歳までの起業家もしくは起業志望者を対象として選考を行います。ビジネスアイデアレベルからの応募が可能。
選考対象としては、現役学生の方はもちろん、学生時代から事業や研究開発を継続している学生以外の方々も対象としている。

2)最大賞金50万円
優勝者には賞金50万円が与えられる。2位と3位の方にもそれぞれ10万円、3万円が授与される。そのほかスポンサー企業による特別賞も用意している。
特別賞受賞者は渋谷センター街の大型モニターで30秒の動画広告を流すことができる。そのほか、Milk.株式会社が主催するハンズオンセミナーの無料受講券などスポンサー企業からの特典がある。

3)オーディエンスによる完全投票形式
選考はオンラインシステムによる視聴者および参加者の投票形式にて行われる。結果は大会中に集計され、表彰式も行われる。

4)MCに ”ゆうたろう” が登場

MCには石原裕次郎のものまね芸人でおなじみのゆうたろう。さらに10組のファイナリストによるプレゼンテーション終了後の集計時間には、お笑い芸人3組によるお笑いステージも予定している。

▼▼応募・詳細はこちらから▼▼
https://g1startup.com/

アイロボットジャパン プログラミングロボット Rootを世田谷区へ100台寄贈

 アイロボットジャパン合同会社(東京・千代田区、挽野元 代表執行役員社長)は、プログラミングロボットRootを世田谷区へ100台寄贈する。それに伴い、9月14日世田谷区立下北沢小学校にて寄贈式が行われ来日中のコリン・アングルCEOから保坂世田谷区長にRootが手渡された。寄贈されたRootは世田谷区立下北沢小学校を中心に、その他希望する学校で活用される予定だ。

■Root製品概要

・製品名:プログラミングロボットRoot rt1
・価格:29,800円(税込)
・付属品:USB充電ケーブル、折り畳み式ホワイトボード、デコレーションシール 
ホワイトボードマーカー2本、拭き取りクロス

・製品名:プログラミングロボットRoot rt0
(rt1からマグネットやカラーセンサーなどの機能を省いた簡易バージョン)
・価格:24,800円

光村図書×フジテレビ 初コラボ 宮沢賢治の「やまなし」を「デジタル紙芝居」で配信開始

 光村図書出版株式会社(東京・品川区、吉田 直樹 代表取締役 社長)は、株式会社フジテレビジョンがコロナ禍におうち応援プロジェクトとして開始した「デジタル紙芝居」の制作に協力。光村図書出版の発行する小学6年生向け国語の教科書で教材として採用している「やまなし」が、シリーズ第9弾(教科書コラボバージョン第1弾)として、9月15日より配信開始された。紙の教科書で親しんだあの物語が、アナウンサーの音読とオリジナル作画のデジタル映像で再現される。

URL : https://www.fujitv.co.jp/csr/kamishibai/index.html

読 み 手 :全体ナレーション 内田 嶺衣奈(フジテレビアナウンサー)
      かに父    立本 信吾 (フジテレビアナウンサー)
      かに兄    西山 喜久恵(フジテレビアナウンサー)
     かに弟    三上 真奈 (フジテレビアナウンサー)
挿  絵:杉山宏樹(フジテレビ美術制作局)
企  画:フジテレビアナウンス室&CSR・SDGsプロジェクトチーム
制作協力:フジクリエイティブコーポレーション 光村図書出版


「やまなし」は宮沢賢治の短編童話。宮沢賢治が生前発表した数少ない童話の1つであり、1923年に岩手毎日新聞に掲載された。光村図書出版では、1971年より国語の教科書で教材として採用し、現在は小学6年生の国語の教科書に掲載している。
 物語は、五月と十二月の2つの章に分かれており、谷川に住むかにの兄弟が、かわせみや山梨などの自然の現象に出会う様子が描かれている。「クラムボン」などの不思議な表現が使われており、幻想的な情景描写から、宮沢賢治の人生観や哲学などを感じさせる作品だ。

2023年8月度派遣求人 3大都市圏の平均時給は1,574円 3ヵ月連続で過去最高時給を更新

 ディップ株式会社は、2023年8月度 3大都市圏の派遣時給データを発表した。この調査は、社員・派遣・パートの求人情報サイト「はたらこねっと」に掲載された派遣・紹介予定派遣の求人広告データをもとに集計したもの。 
全国版 派遣時給レポートはこちら: https://www.dip-net.co.jp/files/1820

 8月の派遣平均時給は1,574円(前年比29円増、前月比4円増)となった。また派遣・紹介予定派遣の求人件数は約165,000件となり、前年比4.5%増、前月比7.8%増となった。

【エリア別】 関東は2ヵ月連続、関西は5ヵ月連続で過去最高に
 各エリアの平均時給について、関東エリアは1,665円(前年比20円増、前月比5円増)、東海エリアは1,398円(前年比18円増、前月比3円減)、関西エリアは1,453円(前年比45円増、前月比±0円)となった。

【職種別】4職種の大カテゴリが前年比プラス IT・エンジニア系は3ヵ月連続で過去最高に
 4職種の大カテゴリで前年を上回った。職種別の平均時給について、「事務・オフィス系」は1,544円(前年比33円増、前月比9円減)、「販売・営業・飲食・サービス系」は1,483円(前年12円増、前月比2円増)、「WEB・クリエイター系」は1,810円(前年比14円減、前月比1円減)、「IT・エンジニア系」は2,327円(前年比101円増、前月比3円増)、「医療・介護・研究・教育系」は1,526円(前年比14円減、前月比15円増)、「工場・軽作業・物流・土木系」は1,338円(前年比28円増、前月比8円増)となった。

■調査概要
集計対象
 ディップが運営する社員・派遣・パートの求人サイト「はたらこねっと」に掲載された求人情報より、雇用形態「一般派遣」「紹介予定派遣」を抽出し、募集時の平均時給を集計した。サンプル数が10件以下未満のものは”-”表記となっている。

対象エリア
(関東)東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県、茨城県、群馬県、栃木県、山梨県
(東海)愛知県、岐阜県、三重県、静岡県
(関西)大阪府、兵庫県、京都府、滋賀県、奈良県、和歌山県

集計対象職種
・事務・オフィス系
└一般事務、営業事務、データ入力、テレフォンオペレーター、英文事務、金融事務、経理・会計・財務、総務・人事・法務、秘書、貿易事務など
・販売・営業・サービス系
└アパレル販売、携帯・家電販売、テレマーケティング・テレアポインター、営業・ラウンダー、接客・ショールームカウンター、旅行関連など
・WEB・クリエイター系
└DTPオペレーター、WEBディレクター、WEBデザイナー、制作、映像・音響、制作・編集・校正・ライターなど
・IT・エンジニア系
└CAD、SE・プログラマ、ネットワークエンジニア、ヘルプデスク、運用管理・保守、設計、評価・テストなど
・医療・介護・研究・教育系
└介護系、看護系、保育系、医療事務、研究・開発・検査、薬剤師・栄養士など
・工場・軽作業・物流・土木系
└ドライバー、軽作業、食品製造、製造(組立・加工)など

「地域別最低賃金」改定によるパート・アルバイトの募集時時給への影響に関する調査

 総合人材情報サービスの株式会社アイデム(東京・新宿区、椛山 亮 代表取締役社長)は、「地域別最低賃金」改定によるパート・アルバイトの募集時時給への影響を調査・分析し、その結果を発表した。
 この調査は、各地域の地方最低賃金審議の答申により改定が決定した2023年度の「地域別最低賃金」と、アイデム運営の求人メディア『イーアイデム』・採用ホームページ構築サービス『Jobギア採促』を利用して公表されたパート・アルバイトの時給データをもとに調査・分析した。これにより、新たに設定される「地域別最低賃金」が、パート・アルバイトの募集時賃金にどの程度影響を与えるかの予測をまとめている。

※ データは2023年6月から8月までにおける当社運営の求人メディア『イーアイデム』・採用ホームページ構築サービス『Jobギア採促』のデータベースから集計。対象は東京都・神奈川県・埼玉県・千葉県・茨城県・群馬県・栃木県・静岡県・滋賀県・京都府・大阪府・兵庫県・奈良県・和歌山県・岡山県・福岡県の16地域

令和5年度地域別最低賃金の改定による影響が最も高い地域は神奈川県
改定の影響を受けやすい業種は「飲食業」、「ビル管理・警備業」、「小売業」
改定の影響を受けやすい職種は「飲食・フード」、「販売・接客サービス」、「清掃・警備・ビルメンテナンス・家事代行」

◆都府県別集計結果
 2023年6月から8月の募集時時給データのうち、令和5年度地域別最低賃金額よりも低い募集時時給データの割合(以下、改定影響率)を求めた。
 東日本の集計地域では、改定影響率が最も高い地域は神奈川県の57.3%、次いで埼玉県の41.7%、東京都の39.7%となった。改定後の金額が1,000円を超える地域は、特に改定影響率が高くなっている。
 西日本の集計地域では、改定影響率が最も高い地域は京都府の51.1%、次いで大阪府の43.8%、和歌山県の39.2%となった。京都府は今回の改定で時給1,000円では出せなくなるが、この影響が大きく出ているようだ。

◆業種・職種別集計結果
 都府県ごとに、業種別・職種別改定影響率を求めた。
 業種別改定影響率が4割以上に上る地域が多かったのは、「飲食業」(12都府県)、「ビル管理・警備業」(12都府県)、「小売業」(11都府県)となった。「製造業」については、改定影響率が5割以上の地域が4か所あった。
 一方で、改定影響率が1割未満の地域が多かった業種は「教育、学習支援業」(13都府県)だった。募集時の時給が他の業種より高めのことが多いため、大きく影響は受けない予想となった。
職種別改定影響率が4割以上に上る地域が多かったのは、「販売・接客サービス」(11都府県)、「飲食・フード」(11都府県)、「清掃・警備・ビルメンテナンス・家事代行」(10都府県)だった。「ファッション・アパレル」や「ドライバー・配達」においては、改定影響率が5割を超える地域が4か所あった。
 一方で、改定影響率が1割未満の地域が多かった職種は「教育・保育」(12都府県)だった。

<調査概要>
 2023年10月以降に改定される地域別最低賃金が、パート・アルバイトの募集時賃金にどの程度影響を与えるのかを予測するため、アイデム運営の求人メディア『イーアイデム』・採用ホームページ構築サービス『Jobギア採促』を利用して公表されたパート・アルバイトの時給データをもとに、改定前パート・アルバイトの募集時時給額を当該年度に改定される地域別最低賃金と比較した。
・集計対象データ
(1) 対象地域:東日本エリア(東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県、茨城県、群馬県、栃木県、静岡県)
         西日本エリア(大阪府、兵庫県、京都府、奈良県、和歌山県、滋賀県、岡山県、福岡県)
(2) 集計期間:2023年6月~8月
(3) 雇用形態:パートまたはアルバイト
(4) 賃金分類:時給
(5) 業種:掲載件数の多い業種を記載
サービス業(他に分類されないもの)、医療・福祉業、教育、学習支援業、飲食業、小売業、製造業、運輸業、ビル管理・警備業
(6) 職種:掲載件数の多い職種を記載
オフィスワーク・事務、医療・介護・福祉、ファッション・アパレル、教育・保育、飲食・フード、販売・接客サービス 、軽作業・製造・物流、ドライバー・配達、清掃・警備・ビルメンテナンス・家事代行
(7) 他条件:「深夜ワーク」を除く
・集計対象データ数
(1) 東日本エリア:237,864件
(2) 西日本エリア:129,837件
・ 集計項目
(1) 平均時給:対象のデータを集計し、単純平均値を小数第一位で四捨五入した値。単位は円。
(2) 切上げ平均時給:対象データのうち、令和5年度地域別最低賃金を下回るデータを、
    令和5年度地域別最低賃金と同額に切上げたのち集計し、小数第一位で四捨五入した値。単位は円。
(3) 差額:切上げ平均時給から平均時給を引いた値。切上げたことで上昇した時給額。
(4) 改定影響率:対象データのうち、令和5年度地域別最低賃金の改定により、賃金の引き上げが必要となる(改定により地域別最低賃金を下回ってしまう)賃金データの割合。単位は%。

調査の詳細はホームページへ
https://apj.aidem.co.jp/wage/list/1/

Z会 大学生・社会人向けTOEIC(R)テスト対策講座「Adaptie」に「単語」の学習機能を追加しバージョンアップ

 株式会社増進会ホールディングスのグループ会社である株式会社Z会は、9月14日に大学生・社会人向けキャリアアップコース『TOEIC(R)テスト対策講座 Adaptie』のバージョンアップを行い、「単語」の学習機能をリリースした。

 Z会の大学生・社会人向けキャリアアップコース『TOEIC(R)テスト対策講座 Adaptie』は、2016年の開講以来、その名の通り、“Adaptive Learning”の先駆けとして、学習者の英語力向上・目標スコア達成を支え、講座の改良を重ねてきた。
 今回要望の多かった「単語」の学習機能を追加したことで、本番に強い「実践重視」のコンセプトはそのままに、「基盤学習」も充実させ、ハイスコアを狙う方はもちろん、初めてTOEICを受験される方に活用できる講座へと進化した。

「単語」の学習機能の特長

  1. TOEIC頻出単語を分析し、約1000語の必修単語・上級単語を厳選
  2. レベル別・Part別に学習が可能
  3. 「単語チェック」と「単語テスト」で、インプットから確認まで万全
  4. すべての見出し語にTOEIC本番レベルの例文+音声付きで、実践力に直結
  5. Adaptieの問題と関連性の高い例文で、復習・定着効果大

「必修」と「上級」の2つのレベルで学習できる。
「単語チェック」で単語の知識を身につけ、「単語テスト」で覚えられたかを確認できる。

【単語チェック】
付箋を外しながら、TOEIC本番レベルの例文の文脈ごと、単語を覚えていく。音声も活用することで、単語知識だけではなく、リーディング力・リスニング力も含めた実践力も引き上げる。

【単語テスト】
4択の問題形式で、単語の知識を確認できる。ここでも、例文形式なので、単語力・実践力の両方を高めます。苦手な方は、先に訳を表示して解くこともできる。

■「単語」の学習機能リリース日
第1弾:2023年9月14日
第2弾:2023年12月中旬予定

価格:2,900円(税込)/月(個人受講・12カ月一括払いの場合)

「英検ESG祭り」 開催 全国の小学5・6年生が対象

 公益財団法人 日本英語検定協会は、実用英語技能検定(英検)の準会場登録された全国の塾を対象に、第3回「英検ESG祭り」を開催する。  この企画は、英検Support Program 「英検ESG」を、英検準会場登録をされている、全国の塾に無償で提供し、その塾を試験会場として、所属児童に限らず、近隣の小学5、6年生を対象に、「英検ESG」を全国一斉で実施する。 (挑戦したい小学3年生、4年生も参加可能) 


 第3回「英検ESG祭り」は小学校の指導要領に準拠しており、合格/不合格ではなく学習到達度を、客観的指標(CSEスコア=数値)を用いて評価するアセスメント。友達との比較ではなく、「自分は英語を使って何ができるのか?」「どうしたら英語を使ってできることが増えるのか?」を子ども達自身で確認できる。また、英検と同じCSEスコアも付与されるので、英検への指導にも役立てられる。技能数は2技能(リスニング、リーディング)で、試験時間は30分となっている。

■第3回英検ESG祭りの概要

申込期間 2023 年 8 月 14 日(月)〜 9 月 29 日(金)
申込方法 ウェブサイトから団体責任者による申し込み(https://www.eiken.or.jp/eiken-esg/festival/
実施日時 2023 年 11 月 18 日(土)~ 11 月 26 日(日)
※開催時間は各団体が自由に設定可能
※複数日程での実施可、1日の実施回数も各団体にて自由に設定可能
受験料 無料 ※試験後の解答用紙等の返送費は試験実施団体の負担。
技能数 / 試験時間 / 出題範囲 技能数:2技能(リーディング、リスニング)
試験時間 30分 ※問題配布・回収時間除く
出題範囲 小学校の教科化された外国語学習指導要領に沿う
第1回、第2回英検ESG祭りで使用した問題にて実施。
受験対象団体 英検団体登録・準会場登録をしている塾/英会話教室
受験対象者 / 対象学年 団体に通われている生徒、ならびに地域の子どもたち
対象学年は2023年度小学5年生、6年生
最少受験人数 10名以上(現時点で貴団体に所属していない地域の子ども達も受け入れ可能)