私塾界リーダーズフォーラム 2024 A/W 「Generate」...

【お申し込みは下記URLのフォームから受け付けております】 入力フォーム:https://biz.q-pass.jp/f/10459/Shijyukukai_Seminar_24AW  前回に引き続き私塾界リーダーズフォーラム2024 Autumn / Winterは御茶ノ水ソ...

月刊私塾界2024年9月号(通巻521号)...

巻頭言 日本の多文化共生を支える日本語教育の展望  文部科学省の調査によると、日本に住む外国籍の子どもたちの数は増加しており、多くが日本語教育の必要性を抱えているという。これは、公立学校に在籍する日本語指導が必要な子どもたちが過去最多を更新し、その数が6万9123人に達している...

月刊私塾界2024年8月号(通巻520号)...

巻頭言 2040年に向けた日本の高等教育の再編  文部科学省の最新試算によると、2040年頃には大学および短期大学の進学者数が毎年約2万3000人減少すると予測されている。これは少子化の進行によるもので、全国の大学・短期大学における新入生の定員に換算すると、約86・5校分の影響...

月刊私塾界2024年7月号(通巻519号)...

巻頭言 より安全な学習環境を目指して この夏、全国の教育サービス事業者は重要な節目を迎えることになる。子供と接する仕事に就く者の性犯罪歴を事業者が確認できる「日本版DBS」法案が参議院内閣委員会で可決され、近年増加している教育現場での性犯罪を防ぐための新たな歩みが始まろうとしている。...

月刊私塾界最新号

月刊私塾界2024年9月号(通巻521号)

巻頭言 日本の多文化共生を支える日本語教育の展望  文部科学省の調査によると、日本に住む外国籍の子どもたちの数は増加しており、多くが日本語教育の必要性を抱えているという。これは、公立学校に在籍する日本語指導が必要な子どもたちが過去最多を更新し、その数が6万9...

塾ニュース|塾・企業

セガXDとベネッセが開発したゲーム型英語学習アプリ「リズダム」登録者27万人突破 0.5周年記念で「東京ゲームショウ2024」に出展

 株式会社セガ エックスディー(東京・新宿区、谷 英高 代表取締役社長 執行役員 CEO)と株式会社ベネッセコーポレーション(岡山県・岡山市、小林 仁 代表取締役社長)が共同開発をしているゲーム型英...

塾ニュース|教育ICT

GMOメディア 生成AIを活用した問題生成技術「クイズGPT」が特許を取得

 GMOインターネットグループのGMOメディア株式会社(森 輝幸 代表取締役社長)は、問題生成装置、問題生成方法および問題生成プログラムに関する特許「クイズGPT」を取得した。(特許番号:特許第7546809号)「クイズGPT」は、目的に応じた情報ソースを読み込ませることで、生...

塾ニュース|地域教育

沖縄県教育委員会と「ブカツ・サポート・コンソーシアム」が学校部活動の地域連携・地域移行の推進に関する連携協定を締結

 沖縄県教育委員会と、スポーツデータバンク株式会社(東京・中央区、石塚 大輔 代表取締役)およびMS&ADインシュアランス グループの三井住友海上火災保険株式会社(東京・千代田区、舩曵 真一郎 取締役社長) ならびに日本郵政株式会社(東京・千代田区、増田 寬也 取締役兼...

塾ニュース|受験

EduLab 英検®準1級および2級の「要約問題」にも対応 英語ライティング学習サービス「UGUIS.AI」に新機能追加

 株式会社EduLab(東京・港区、廣實 学 代表取締役社長兼CEO)グループの株式会社教育測定研究所(西田 紀子 代表取締役社長)は、グループにおける採点業務の自動化に向けた研究・開発の実績に、自然言語処理技術とChatGPTを掛け合わせたAI自動採点ソリューションの技術を応...

東京大学での「幼児教育に関する大規模縦断調査」をNTTタウンページ・NTTカードソリューションがSMSと電子マネーギフトで支援

 NTTタウンページ株式会社(東京・港区、村田和也 代表取締役社長)、株式会社エヌ・ティ・ティ・カードソリューション(東京・品川区、赤星 賢太 代表取締役社長)、東京大学大学院教育学研究科附属発達保育実践政策学センターは、幼児期と小学校接続期における教育・保育の経験が子どもの発達に及ぼす影響を明らかにすることを目的とした「幼児教育に関する大規模縦断調査」(2024年5月から開始)における調査協力謝礼の配信業務において、SMSと電子マネーギフトの活用によって利便性の向上を実現した。

 東京大学CEDEPでは、文部科学省から委託を受け、「幼児教育に関する大規模縦断調査」研究事業を実施している。この事業では、全国の幼児教育・保育施設に通う5歳児を小学4年生になるまで継続して調査し、幼児期と小学校接続期における教育・保育の経験が子どもの発達に及ぼす影響を実証的に明らかにすることをめざしている。調査は子どもの保護者や園・小学校の先生方を対象にWEBアンケートで行い、アンケートに回答された保護者には謝礼として電子マネーギフトを送付している。
 この事業の調査協力謝礼の配信業務においては、NTTカードソリューションが提供する、さまざまな電子マネー等の中から自由に選び交換できる電子マネーギフト「EJOICAセレクトギフト」と、本人認証機能を搭載したNTTタウンページのSMS配信サービス「SMSソリューション」を活用することで配信のセキュリティを高め、利便性の向上を図った。

≪大学および各社の役割≫
東京大学CEDEP
対象保護者へのアンケートの実施、
及びその謝礼の送付先携帯電話 番号・本人認証情報の収集
NTTタウンページ
「SMSソリューション」の提供、配信代行・管理
NTTカードソリューション
電子マネーギフト「EJOICAセレクトギフト」の発行

沖縄県教育委員会と「ブカツ・サポート・コンソーシアム」が学校部活動の地域連携・地域移行の推進に関する連携協定を締結

 沖縄県教育委員会と、スポーツデータバンク株式会社(東京・中央区、石塚 大輔 代表取締役)およびMS&ADインシュアランス グループの三井住友海上火災保険株式会社(東京・千代田区、舩曵 真一郎 取締役社長) ならびに日本郵政株式会社(東京・千代田区、増田 寬也 取締役兼代表執行役社長)が設立した「ブカツ・サポート・コンソーシアム」は、「学校部活動の地域連携・地域移行の推進に関する連携協定」 を締結した。

 沖縄県には、「2024 年度スポーツ庁の地域スポーツクラブ活動への移行に向けた実証事業」に参画する地方自治体が複数あり、沖縄県教育委員会が主体となって、積極的に学校部活動の地域連携・地域移行に取り組んでいる。
 一方で、コンソーシアムは、企業・団体等が連携し、人材・物資・財源の確保や運営・管理ノウハウの提供等、それぞれの専門性を最大限に活かしたサポートを行うことにより、社会課題の解決・解消に向けて継続的に貢献していくことを目的としている。両者が協働することで沖縄県における部活動の地域連携・地域移行のさらなる促進が期待できることから、この協定の締結に至った。

本協定に基づく連携内容
(1) 人材(地域指導者)の確保に関すること
(2) 指導者研修および資格発行による指導者の質の向上等に関すること
(3) 資金循環および運営管理の仕組み構築に関すること
(4) 部活動の地域連携・移行推進における地域課題への対応に関すること
(5) その他、必要と認められること
本協定締結日
2024年9月12日(木)
本協定に基づく具体的な取り組み(予定)
 今回の沖縄県教育委員会との本協定の締結は、本コンソーシアムの全国展開の第一弾と
なるものです。具体的には、本コンソーシアムは沖縄県教育委員会からの支援要請内容を整
理した上で、以下の6市村について、3社および今後、会員として本コンソーシアムに加わ
る企業・団体や大学・研究機関等が有するリソースを有効活用し、実証事業を行います。現
時点では、スポーツデータバンクが実証事業全体のマネジメントを行い、三井住友海上が指
導者向けの教育プログラム「リスク対策eラーニング」の提供および活動中のけがや賠償責
任を補償する「スポーツ安全保険」の加入を促進し、日本郵政は「【特別協賛:日本郵政株
式会社】JSPO 公認スポーツコーチングリーダー養成講習会」の受講および資格取得の促進
や指導者・運営支援者等の配置を検討している。
<2024年度スポーツ庁委託事業の重点施策の取り組みを行う6市村>
(1) 宜野湾市
(2) 石垣市※
(3) うるま市
(4) 糸満市
(5) 南城市
(6) 宜野座村
※ 石垣市については、県が総合型地域スポーツクラブに直接委託して実施予定

「ふるなび」で、千葉県南房総市が介護福祉士養成学校の学習環境改善を目的としたクラウドファンディングプロジェクトへの寄附受付を開始

 株式会社アイモバイル(東京・渋谷区、野口哲也 代表取締役社長)が運営するふるさと納税サイト「ふるなび」が、千葉県南房総市のクラウドファンディングプロジェクトへの寄附受付を開始した。
 南房総市の和田地区にあった旧中学校の校舎を活用し開校した、安房医療福祉専門学校南房総校の学習環境整備を支援するプロジェクト。
【プロジェクト名】廃校を再生し誕生した専門学校の学習環境を整えて高齢化社会の未来を変えたい!~介護福祉士養成学校の学習環境改善プロジェクト~

プロジェクトページ:https://fcf.furunavi.jp/Project/Detail?projectid=624


《支援の概要》
 南房総地域にある「社会福祉法人太陽会」が、南房総市の和田地区にあった旧中学校の校舎を活用し、令和6年4月に安房医療福祉専門学校南房総校を開校した。
 これは、地域で活躍できる人材を育成する場を作り、南房総市が抱える介護人材不足解消を目指すもの。
もともと中学校の校舎だったため、空調設備やトイレのほとんどが当時のまま。特に夏は蒸し暑い教室で授業を受けることもしばしばあり、授業にも支障が出ていることから、学習環境の改善を目指している。

《寄附金の使い道》
このプロジェクトでいただいた寄附金は、介護福祉士養成学校の学習環境改善に活用される。

セガXDとベネッセが開発したゲーム型英語学習アプリ「リズダム」登録者27万人突破 0.5周年記念で「東京ゲームショウ2024」に出展

 株式会社セガ エックスディー(東京・新宿区、谷 英高 代表取締役社長 執行役員 CEO)と株式会社ベネッセコーポレーション(岡山県・岡山市、小林 仁 代表取締役社長)が共同開発をしているゲーム型英語学習アプリ「Risdom(リズダム)」(https://risdom.benesse.co.jp/)のリリースから0.5周年を迎え、ユーザー数は27万人を突破した。
 リリース0.5周年を記念して、9月26日から29日まで開催される「東京ゲームショウ2024」に、「リズダム」のブースを出展する。東京ゲームショウには、ベネッセとして初の出展となり、ブースでは実際にアプリを体験いただける他、新機能「リスニング」が体験できる。また、葉一さんやみおりんさんなどの人気インフルエンサーに「リズダム」アンバサダーに就任いただき、「リズダム」を通じた楽しい学びを盛り上げる。
 なお、アプリ内では9月26日までの期間限定で「ハーフアニバーサリー4大キャンペーン」も実施し、「リズダム」を楽しむ機会を提供していく。

▼「リズダム」のアプリはこちらよりダウンロードください
(スマートフォンから、無料ダウンロードできます)https://app.adjust.com/1fwo6sxo

<Risdom(リズダム)概要>
名称:英語攻略リズムゲーム「Risdom(リズダム)」
対象:小学生~社会人
提供開始日: 2024年3月12日(火)
利用環境:スマートフォン(iOS, Android)、iPad、タブレット
価格:基本プレイ無料(月額 980 円で、全ての問題と機能が無制限が利用できる)

桑名市 × eiicon スタートアップとの共創を戦略的に推進する「くわなスタートアップ・オープンフィールド戦略」にて教育スタートアップ LX DESIGNが連携協定を締結

 日本最大級のオープンイノベーションプラットフォーム「AUBA(アウバ)」を運営する株式会社eiicon(エイコン(東京・文京区、中村 亜由子 代表取締役社長)は、2024年9月13日(金)、桑名市と、教育スタートアップの株式会社LX DESIGN(東京・千代田区、金谷智 代表取締役社長)が、スタートアップとの戦略的な共創推進を目的に2024年3月に桑名市が策定した「くわなスタートアップ・オープンフィールド戦略」に基づく連携協定を締結したことを発表した。
 eiiconは昨年より、桑名市初の取り組み「スタートアップ・エコシステム共創戦略構築等支援業務」の運営を同市より受託。「桑名スタートアップ・オープンフィールド戦略」の策定支援、運営をはじめ、桑名市役所内でのワークショップや、『くわなスタートアップサミット「開国~KAIKOKU~」(「桑名スタートアップ・オープンフィールド戦略」機運醸成イベント)』の企画・運営など、桑名市とスタートアップとの共創推進に積極的に取り組んでいる。

■「くわなスタートアップ・オープンフィールド戦略」
 桑名市では、国や各自治体の動向、桑名市の現状等の背景を踏まえ、目指すべき方向性などを明確にし、スタートアップとの共創を戦略的に推進していくことを目的とした「くわなスタートアップ・オープンフィールド戦略」を2024年3月に策定した。
 戦略に基づき、桑名をフィールドとした課題の解決や新たなチャレンジを通じて、スタートアップとの共創を生み出し続けることを理念とした、「くわなスタートアップ・オープンフィールド」の構築を目指す。


□LX DESIGNの桑名市における連携実施について
 近年、政府や各自治体では、スタートアップの革新的なアイデア・技術を活用し、今まで解決できなかった課題へのアプローチを試みたり、新たな価値創造の実現を目指したりと、スタートアップの創出・育成や協業が活発化している。桑名市でも、2024年1月にはスタートアップとの共創に関する機運情勢イベント「くわなスタートアップサミット開国〜KAIKOKU〜」が行われ、その折にLX DESIGN社の金谷代表がピッチ登壇した。その後、2024年3月には「くわなスタートアップ・オープンフィールド戦略」が策定され、スタートアップとの共創について本格的に取り組みが開始された。
 LX DESIGN社は教育現場に特化した外部人材活用サービス『複業先生®︎』をはじめ、教育現場のさまざまな課題を、総合的に解決するサービスを展開している。この協定締結により、桑名市とLX DESIGNは、外部人材を活用した教員の働き方改革はもちろんのこと、それにとどまらず、スタートアップとの共創やその先にある「地域全体のアントレプレナーシップの醸成」にも邁進していく。

□桑名市とLX DESIGNによる連携協定締結内容
(1) 教員の働き方改革・教員不足に関すること
(2) 外部人材を活用した、児童・生徒一人一人の多様なニーズに応じた教育、これからの時代を生き抜くために誰一人取り残さない教育の実現に関すること
(3) AIやICT環境を活用した児童・生徒のデータ利活用による21世紀型スキル・汎用的スキル・非認知スキル向上に関すること
(4) その他双方が協議して必要と認める事業に関すること

2024年8月度 アルバイト平均時給調査 全国の平均時給は1,367円

 ディップ株式会社は、2024年8月のアルバイト時給データを発表した。この調査は、アルバイト・パート求人情報サイト「バイトル」に掲載されたデータをもとに集計したもの。

 8月のアルバイト・パートの平均時給は1,367円(前年比48円増、前月比3円増)、また「バイトル」に掲載された求人件数は約297,000件となり、前年比6.3%増、前月比1.0%減となった。

■概要
【エリア別】九州エリアは過去最高時給を更新
関東エリアの平均時給は1,435円(前年比108円増、前月比9円減)、東海エリアの平均時給は1,229円(前年比73円減、前月比1円増)、関西エリアの平均時給は1,342円(前年比38円増、前月31円増)、九州エリアの平均時給は1,432円(前年比97円増、前月比14円増)となった。

【職種別】販売の職業は過去最高時給を更新
事務的職業は1,288円(前年比21円増、前月比14円増)、専門的職業は1,820円(前年比308円増、前月比8円減)、飲食の職業は1,140円(前年比50円増、前月比2円減)、販売の職業は1,187円(前年比77増、前月比4円増)、サービスの職業は1,298円(前年比71円増、前月比6円減)、運搬・清掃・包装等の職業は1,205円(前年比167円減、前月比1円減)、建設の職業は1,423円(前年比56円減、前月比53円増)、製造・技能の職業は1,162円(前年比311円減、前月比12円減)、教育の職業は1,917円(前年比337円増、前月比80円増)となった。

■調査概要
 2018年3月より、職種カテゴリを厚生労働省開示の9職種へ変更。なお、前月比・前年比は、2016年1月以降の平均時給を9職種の新カテゴリで再抽出し表記。

 該当月、アルバイトの求人情報サイト「バイトル」、採用ページ制作サービス「採用ページコボット」に掲載されたデータより、下記除外対象データを除く、給与が時給制の仕事情報より算出。なお「2.大職種別平均求人件数」に記載の平均求人件数はアルバイトの求人情報サイト「バイトル」に掲載されたデータより算出。

・除外対象データ:雇用形態「派遣」の仕事情報、接待を伴うアルコール主体の飲食店
・サンプル数が10件未満のものは“-”と表記
・集計対象エリア
(全国)47都道府県
(関東)東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県、群馬県、栃木県、茨城県
(東海)岐阜県、静岡県、愛知県、三重県
(関西)滋賀県、京都府、大阪府、兵庫県、奈良県、和歌山県
(九州)福岡県、佐賀県、長崎県、熊本県、大分県、宮崎県、鹿児島県、沖縄県

みんがく、旺文社のデータに基づき歴史上の人物と対話ができる生成AIアプリ「歴史人物シミュレーター」の実証実験モデル校の募集を開始

 株式会社みんがく(東京・目黒区、佐藤 雄太 代表取締役)は、学校法人玉川学園(東京・町田市、小原芳明 理事長)の玉川大学教育学部濵田研究室(濵田英毅教授・日本史学/STEAM教育)との間で、生成AI技術を活用した歴史教育アプリ「歴史人物シミュレーター ~対話を通じて歴史を紐解く~」を開発し、実証実験モデル校を募集する。


■アプリの特長
 データベースには旺文社の書籍を採用。Microsoft Azureの厳格なセキュリティ基準に準拠したChatGPT環境を搭載し、生徒の利用履歴の確認、データ出力も可能。

・生成AIを使って歴史上の人物と会話することで歴史の理解が深まる。
・テキストや動画だけでは得られない、リアルな対話型の学習体験を提供する。
・生徒自ら、疑問を解消しながら進めることができる。

■ 共同開発の背景と目的
 現代の教育現場において、学習者のエンゲージメントを高める手法としてテクノロジーの導入が進んでいる。特に生成AIは、パーソナライズされた学習体験を提供することにおいて、その可能性が注目されている。この共同研究は、生成AI技術を用いて学生たちが歴史をより深く学習する方法を探ることを目的としている。生成AIを活用することで、歴史上の人物との対話を可能にし、教育の質を向上させることを目指す。

■ 共同開発の概要
 この共同研究プロジェクトでは、濵田教授の専門知識を活かし、歴史上の人物を歴史的事実に基づきモデル化したチャットボットを開発。これにより、学生は任意の歴史人物に質問することが可能となり、教科書だけでは、学びにくかった該当人物の視点を対話的に学ぶことができる。学校でも利用可能な教育ツールとして提供する。


■実証実験協力校
 福島県立光南高等学校 鈴木博幸先生の協力のもと、「歴史総合」「日本史探究」の授業において、「歴史人物シミュレーター」を活用した授業を実践する。

■実証実験モデル校募集
 今回、先着10校限定で「歴史人物シミュレーター」を導入いただけるモデル校を募集する。
 歴史人物シミュレーターは、生徒が歴史上の人物とその時代の出来事や選択を体験しながら学べる革新的な教育ツール。従来の教科書学習に比べ、より深く歴史を理解し、実際の歴史の流れを体感することで、記憶に残りやすい学びを提供する。
【お申し込み方法】
 申し込みは、 「歴史人物シミュレーターモデル校応募」と記載の上、info@mingaku.net へ

ベネッセ 2025年から「AIストライク」「プログラミン講座」の新講座リリースを開始

 ベッセコーポレーションは、今年から学習塾向けに「AIストライク(高校生向け)」と、「プログラミング講座(小学生向け)」のコンテンツ提供を開始した。導入した塾からは、双方のコンテンツに対して高い評価が得られていることから、さらに開発を進めて2025年から学齢を広げて新講座のリリースすることを決めた。

■「AIストライク」…現行の高校生向けに加え、中学生向けが25年4月から提供開始される。AIストライクはプロ講師の授業動画視聴とAIの個別演習ができる「講義も演習も充実したオールインワンアプリ」。塾向けに生徒個別最適の宿題配信がしやすい仕様になっており、中学生向けは25年4月から英数国の3教科、7月に理社が追加される予定。

■「プログラミング講座」…現行の小学生向けに加え、25年7月から中学、高校生向けに「プログラミング講座 アプリ開発」と「プログラミング講座 Web制作・AI入門」がリリースされる予定。この講座でも、ベネッセ特有の「情報レッスン」と「プログラミングレッスン」のダブルレッスンで、プログラミングだけでない、「情報Ⅰ」の全分野を網羅した内容になっている。

 現在ベネッセが行っている「入試・教育環境変化を塾運営・集客に活かす方法」のオンラインセミナーの中でも、二つのコンテンツについて知ることができる。

 同セミナーは9月前半実施後の参加者アンケートで満足度92.1%(大変満足+まあ満足の割合)を得ており、商品についてだけではなく、ベネッセのデータや知見を元に、
*新課程1期生入試情報(6月共通テスト模試結果など)
*近年の高校入試や中学校の変化(観点別評価など) について解説する。

 参加者からは、「今日から生徒への説明に使える内容だった」「具体的なデータに基づいた内容で大変参考になった」といった声が寄せられているという。

《ベネッセ取材のオンラインセミナー開催概要》
開催日程:9/17(火)、9/24(火)、9/29(日)、9/30(月)
開催時間:いずれも12:00~13:30 
※各回同一内容です。(ご都合がよい日程をお申込みください。アーカイブでの配信はございません。)
※13:00~13:30は弊社商品(AIストライク・プログラミング講座)のご紹介・ご質問への回答を中心に行います。

▼参加申込みフォーム
https://enquete.benesse.ne.jp/forms/o/we86f8888e/form

※開催はオンラインで行います。
※お申込みは開催日の3営業日前を締切とさせていただきます。 
※info-forj@mail.benesse.co.jpのアドレスからご連絡させていただきます。info-forj@mail.benesse.co.jpからメールが受け取られるように設定をお願いします。
 
★参加者2大特典★
 ①当日の講演資料(抜粋版)
 ②面接・入会に向けてのお役立ち資料

生徒との面談や、塾内での情報共有に利用できる資料をダウンロードいただけます。

※今回のセミナーのために用意した特別な資料を参加当日のアンケートに回答された方に進呈いたします。

小松菜を使ったソーセージを 市立船橋高校の生徒が小川グループのFarm plusで製造 「αドッグ」として同校の文化祭で販売

 昭和13年(1938年)創業の老舗食肉卸 小川畜産食品株式会社(東京・品川区、小川 晃弘 代表取締役社長)は、同社のグループ企業でハム・ソーセージなどの製造・販売をするFarm plus株式会社(千葉・旭市、小川 晃一郎 代表取締役社長)の工場を市立船橋高校の生徒有志が訪問し、Farm plusの技術支援の元、船橋市特産の小松菜を使ったチキンソーセージを製造したことを発表した。なお、製造したチキンソーセージは、9月13日(金)、14日(土)に開催される同校の文化祭(α祭 文化の部)にて、「α(アルファ)ドッグ」として数量限定で販売される予定。
 市立船橋高校商業科では、①資格取得、②インターンシップ・高大連携、③実践教育を3つの柱として掲げている。今回のFarm plusでのチキンソーセージ製造は、③実践教育の中の「企業と連携した商品開発」の取り組みとして行われ、同校商業科1年の生徒4名が参加した。
 商品開発にあたって、一般的にソーセージは豚肉で製造をするが、スポーツ強豪校としてしられる同校こだわりのポイントとして良質なタンパク質をヘルシーに摂取できる鶏肉を使用している。また、地産地消でSDGsに貢献したいとの思いを受け、有限会社ケイアンドティーが船橋市産の小松菜パウダーの調達およびスパイスの監修で参画。船橋市産の小松菜のパウダーを配合した、緑色が鮮やかなオリジナルのソーセージが出来上がった。
 なお、このソーセージは船橋市内の「入母屋珈琲 津田沼店」にてホットドッグに加工され、同校の文化祭(α祭 文化の部)にて、「α(アルファ)ドッグ」として数量限定で販売される予定だ。

GMOメディア 生成AIを活用した問題生成技術「クイズGPT」が特許を取得

 GMOインターネットグループのGMOメディア株式会社(森 輝幸 代表取締役社長)は、問題生成装置、問題生成方法および問題生成プログラムに関する特許「クイズGPT」を取得した。(特許番号:特許第7546809号)
「クイズGPT」は、目的に応じた情報ソースを読み込ませることで、生成AIによってキーワードを抽出し、そのキーワードに関連するクイズを1分間で約5問の問題を作成することができる技術。この技術は、GMOメディアが運営するクイズプラットフォーム「まいにちクイズボックス byGMO」や、小テスト作問ツール「コエテコStudy byGMO」に活用している。

■本特許技術(「クイズGPT」)の仕組み
「クイズGPT」は、1分間で約5問の問題を作成することができる技術。システムの操作者が、作問したいテーマを「クイズGPT」へ入力すると、生成AIエンジンが目的に応じた情報ソースから取り込んだ情報を管理している外部記憶データベースより、テーマの情報を入手する。「クイズGPT」は、その中から抽出されたキーワードを元に問題とその解答、解説文を作成する。
 従来、問題を作成するためには、豊富な知識だけでなく、問題文や解説文といった文章を作成するスキルを持った作成者の存在が不可欠だった。そのため、問題を大量に作成するためには、多大な人的コストが必要だったが、この「クイズGPT」を用いることで、問題作成にかかる人的コストの削減をすることができるようになる。

【「クイズGPT」の活用実績】

■5,000問のクイズ作成に対するコストを95%以上削減
 インターネットクイズゲームにおいてユーザー数が日本一のクイズプラットフォーム「まいにちクイズボックス byGMO」において、「クイズGPT」で生成したクイズを5,000問導入した。「クイズGPT」の活用で、少ないコストで質の高いクイズを生成できるようになり、クイズ作成にかかる費用を95%以上削減することができる。

<「クイズGPT」で作成された問題と解説の一例>
 今までも、生成AIを活用した問題生成は行われていましたが、人間が作成するような自然な文章での生成には限界があった。しかし、今回の「クイズGPT」では、人間が作成する問題に見劣りしないクオリティでの生成が可能となり、高品質の問題を生成することができるようになった。

問題① 〇×クイズ
「クイズGPT」へ入力したテーマ/キーワード:コンコルド効果 /概要
問題文:「コンコルド効果」は、投資を続けることの有効性を証明する心理効果である。
正解:×
解説:「コンコルド効果」は、実際には投資効果が薄れているにもかかわらず、既に投じた資金を無駄にしたくないという心理から更なる投資を続けてしまう現象を指します。投資の有効性を証明するものではありません。
問題② 〇×クイズ
「クイズGPT」へ入力したテーマ/キーワード:ビートルズ/楽曲
問題文:2023年には、ジョン・レノンの未発表楽曲「ナウ・アンド・ゼン」がビートルズの最後の新曲として発売された。
正解:〇
解説:「ナウ・アンド・ゼン」はジョン・レノンの未発表楽曲で、ビートルズの最後の新曲として2023年にリリースされました。この曲は、ジョージ・ハリスンの録音やポール・マッカートニーとリンゴ・スターの新しいオーバーダビングが加えられ、最新技術でミックスされました。
問題③ 〇×クイズ
「クイズGPT」へ入力したテーマ/キーワード:源氏物語/各帖
問題文:『雲隠』は源氏物語の中で唯一題名だけが残っている巻である。
正解:〇
解説:『雲隠』は源氏物語の中で唯一、題名だけが残っている巻です。本文は伝存しておらず、この巻の内容については多くの補作が試みられています。

■小テスト作問ツール「コエテコStudy byGMO」で教務DXを支援
「コエテコStudy byGMO」とは、科目「情報I」の教科書内容に沿った問題を「クイズGPT」で3,000問以上作問し、簡単に小テストを作成することができるツール。教育現場では、プログラミング教育の専門知識を持つ教員の不足や、学習教材の準備など、様々な課題を抱えている。これらの課題を解決するため、「クイズGPT」を通じた教務DXの支援に貢献する。

【今後の展望】
 今回、特許を取得した「クイズGPT」は、「まいにちクイズボックス byGMO」や「コエテコStudy byGMO」における取り組みに大きな成長機会をもたらすものと考えている。今後は、外国語での問題作成や各種資格検定の対策講座など、活用の幅を広げていきたいと考えている。
 GMOメディアでは、今後もAI技術の進化を取り入れながら、特許技術を活用してサービスの拡充や、社会課題解決への貢献に努めていく。