Archive for: 7月 2014

広島大学 「ひろしま医工連携・先進医療イノベーション拠点」

広島大学「ひろしま医工連携・先進医療イノベーション拠点」の「実車シミュレーター」はクルマの前方にスクリーンを吊り、運転風景を映す。一般的なシミュレーターと異なるのは、人間の生体情報を医学的に分析する点だ。現在進行中のある研究では、医学研究で使う脳波計をドライバーに装着してもらい、ブレーキ操作、歩行者の横断といった様々な要因によって生じる脳波の変化をデータとして蓄積する。感覚や感性を客観的な分析が可能なデータとして収集し、理論化することで、魅力的で運転しやすいクルマの設計につなげる。

小学生の女子45%化粧の経験がある JMR生活総合研究所調べ

JMR生活総合研究所(東京・千代田)が昨年5月、小学1~6年生の女子600人に「化粧の経験があるか」と聞いたところ、45.3%があると回答した。母親などから化粧について教わったことがあるのは38.8%だった。一方、日常的な化粧を始めるのにふさわしいと考える時期は、小学生の48.3%が「社会人になってから」と回答。母親(600人)は52.8%が「大学生から」と答えた。

一橋大、留学を必修科目に

一橋大は、卒業のために必要な必修科目に、海外留学を加えることを決めた。グローバル人材の育成がねらいで、2018年度以降の入学者を対象にする方針だ。約1千人の新入生全員に、主に英語圏の大学で約4週間の語学留学をさせる。在学中に留学しなければ原則卒業できない。帰国子女のように海外での滞在経験がある学生に対しては、別の言語が使われている国への留学などを検討する。費用は企業やOB、OGからの寄付金と、国の補助金で賄うが、一部は学生の負担になるという。このため、経済的な事情がある学生向けの奨学金制度も作る予定だ。

佐賀 ・武雄市 ICT教育など議論 研究会

武雄市の教諭や大学教授らがICT教育などについて議論を交わす研究会が7月25日、同市の武内公民館であった。研究会は3回目で、武雄市が今年度から全11小学校で始めた反転授業の検証や、今年10月に1年生を対象に行うプログラミング教育について議論が交わされた。研究会は武雄市や東洋大学(東京)などが参加し今年4月に発足した。メンバーは他にプログラミング教育に協力している「ディー・エヌ・エー」(DeNA、東京)など民間企業も加わり、産学官で連携し、ICT教育を研究している。

2014年8月の塾歴(じゅくごよみ)

(7月28日現在/敬称略)

7月19日(土)~9月23日(火・祝)
NHK、NHKプロモーション、朝日新聞社 主催
「SPACE EXPO 宇宙博 2014 NASA・JAXAの挑戦」
会場:千葉・幕張メッセ
お問い合わせ:☎03-5777-8600(ハローダイヤル)
8月6日(水)~8月7日(木)
東京大学 主催
「東京大学オープンキャンパス2014」
会場:東京大学本郷地区キャンパス(東京都文京区本郷7-3-1)
   ※集合場所は企画ごとに異なる。
対象:高校生および既卒生など(大学受験を予定している方)
お問い合わせ:☎03-3815-8345(事務局)
8月9日(土)~10日(日)
公益財団法人日本科学技術振興財団 主催
「青少年のための科学の祭典2014 松本大会」
会場:信州大学理学部 松本キャンパス(長野県松本市旭)
お問い合わせ:☎0263-37-2456(事務局)
8月20日(水)10:00 ─16:00
東進ハイスクール 主催
「2014年 大学学部研究会」
会場:東京国際フォーラム
お問い合わせ:
 http://www.toshin.com/hs/event/daigaku_gakubutaikou/
8月22日(金)~23日(土)
グローバル・コミュニケーション&テスティング(GC&T)主催
「TOEFL Juniorテストワークショップ」
[東京]22日(金)10:30 ─ 16:30 立命館東京キャンパス
[大阪]23日(金)10:30 ─ 16:30 公文教育会館
お問い合わせ:Email ▶ info@gc-t.jp(GC&T)
8月23日(土)~24(日)
東京大学 主催
中学生・高校生対象 ひらめき☆ときめきサイエンス
「アインシュタインの奏でる宇宙からのメロディ」
会場:東京大学柏キャンパス 宇宙線研究所6F
お問い合わせ:☎04-7136-5148(東京大学 宇宙線研究所 広報)
8月23日(土)~24日(日)
NPO法人 学びの支援コンソーシアム 主催
学び体験フェア「マナビゲート2014」
会場:東京国際フォーラム
お問い合わせ:☎03-3515-3540(事務局)
8月23日(土)~24日(日)
一般財団法人 東京私立中学高等学校協会、
東京私立初等学校協会、公益財団法人 東京都私学財団 主催
「2014東京都私立学校展 進学相談会」
会場:東京国際フォーラム
お問い合わせ:☎03-3263-0543
8月24日(日)10:00 ─15:30
神奈川県内の22校の私立中高一貫校が参加
「私立中高一貫校の集い in ひらつか」
会場:JR平塚駅ビル6階「ラスカホール」
お問い合わせ:☎046-23-3150(藤嶺学園藤沢中学校担当:荒・島貫)
8月29日(金)~30日(土)
NPO法人 CANVAS 主催
「ワークショップコレクション10 with モノづくり体感スタジアム」
会場:青山学院大学 青山キャンパス1号館・17号館
お問い合わせ:☎03-6456-1929(運営事務局)
9月14日(日)
 講演会 14:00 ─15:00 懇親会 15:30 ─17:00
高濱正伸・花まる学習会代表 主催
「高濱学級」~塾から日本の教育を変える
会場:花まる学習会 御茶ノ水教室
URL ▶ www.hanamarugroup.jp/takahama/
9月28日(日)13:00 ─18:00
全国私塾情報センター(株式会社私塾界)主催
「私塾界リーダーズフォーラム2014 season2」大阪大会
会場:グランフロント大阪ナレッジキャピタルカンファレンスルーム
お問い合わせ:☎03-3987-0838(担当:中古)
10月5日(日)11:00 ─18:00
全国私塾情報センター(株式会社私塾界)主催
「私塾界EXPO 2014 in 東京」&
「私塾界リーダーズフォーラム2014 season2」東京大会
会場:御茶の水ソラシティカンファレンスセンター
お問い合わせ:☎03-3987-0838(担当:中古)
11月22日(土)~24日(月)
明治大学、国連広報局 共催
「模擬国連ワークショップ(MUN Workshop in Tokyo Japan)」
会場:明治大学 駿河台キャンパス
お問い合わせ:☎03-3296-4403(模擬国連ワークショップ担当)

「生活の豊かさ」日本は17位に UNDP2014年版「人間開発報告書」

国連開発計画(UNDP)の2014年版「人間開発報告書」が7月24日発表され、平均余命や教育水準、所得などのデータを基にした「生活の豊かさ」で、日本は17位だった。前年の16位から順位を下げたものの、報告書は東日本大震災を経験した日本などを参考に、災害に強い社会整備の必要性を強調した。都内での発表会見に出席した安倍首相は、「我が国は防災分野でリーダーシップを発揮していく」と述べた。「生活の豊かさ」の上位3か国はノルウェー、オーストラリア、スイスで、主要国では米国5位、ロシア57位、中国が91位だった。

静岡県教委、来春実施の要項発表

静岡県教育委員会高校教育課は7月25日、来春の公立高校入試の実施要項を発表した。各校が独自基準で生徒を選抜する「学校裁量枠」は、全日制93校170科のうち85校151科で採用する。学校裁量枠は募集定員の50%以内で各校が設定し、文化やスポーツの活動実績、中学校における学習状況、学科適性などが重視される。願書受け付けは来年2月17〜19日、志願変更は同25、26日、試験は3月4、5日、合格発表は同13日にある。海外から帰国した生徒や外国人を含む特別選抜も日程は同じ。

工学院大が先進工学部 来春新設

工学院大学(東京・新宿)は2015年4月、「先進工学部」を新設する。薬学や農学、物理学などを学ぶ学科を設置。工学系に強い同大学の特長を生かし、医薬品の量産化技術の開発などを目指す。海外体験をしやすいように授業期間も4学期に区切る。創薬などを学ぶ生命化学科、バイオサイエンスについて学ぶ応用化学科など5つの学科を設ける。初年度は合計で365人を募集。グローバルエンジニアリング学部など既存の一部の学部・学科は、機能を先進工学部に集約し廃止する。

省庁の女性 働きやすく 文科省が省内改革案

女性が働きやすい職場づくりを目指し、文部科学省は7月20日までに、17項目の省内改革案を策定した。在宅勤務を1時間単位で認めることやワークシェアリングの推進などが柱で、いずれも中央省庁では異例という。女性の社会進出を成長戦略に掲げる政府方針を受け、「女性職員の活躍推進プログラム」としてまとめた。勤務管理に関わる内規を変更し、今年度中に順次具体化する。他省庁と比べて、女性の採用・登用数の多い同省は「改革を急ぎ、霞が関の見本となりたい」としている。

目黒区の待機児童 最多247人 4月1日時点

東京都目黒区は7月15日、今年4月1日時点の区内の待機児童数が247人と過去最多になったと発表した。昨年4月は132人で9割近く増えた。就学前の子どもの人口が増えたほか、待機児童の計算方法を見直したことも影響したという。2014年度予算では来春に向けた保育サービスの新規定員を210人増やす計画だった。しかし、待機児童が大幅に増えたことで、補正予算の編成を含め追加の対策を検討する。区内の就学前の子どもの人口は今年4月時点で1万2307人。昨年4月の1万1961人から346人増えた。