Archive for: 5月 2019

令和初の京都21世紀教育創造フォーラム、立命館にて開催

企業の業態や学校、教職員と学生・院生さらには地域の違いなどを越え、ともに交流し学び研磨し、そして情報発信する場作りを目指すことを目的に設立された「京都教育懇話会」。その主な事業の「京都21世紀教育創造フォーラム」が、去る5月26日(日)に立命館朱雀キャンパス大講義室にて催された。

 2007年から始まった本フォーラムは、今回で12回目。当初は京都の産学公とメディアで組織する本実行委員会が、時代を担う子供たちの教育と向き合い「大人社会は今、何ができるか」をテーマにして、京都からの提言として問題提起。それをもって全国に発信することを通じて、次世代教育への関心を高めるきっかけとなったのが事のはじまり。今回のテーマは「グローバル人材育成の要諦、次世代はその目を世界に開け」。まず、立命館アジア太平洋大学学長を務める出口治明氏による基調講演。エビデンスに基づいた国際社会で必要な人材の要件、大学の役割などについて出口氏は切切と語っていく。続いて元外務事務次官の薮中三十二氏によるグローバル人材育成についての問題提起後、同氏のファシリテーターのもと、堀場製作所の代表取締役会長の堀場厚氏、京都市長の門川大作氏、立命館アジア太平洋大学学長の出口治明氏によるパネルディスカッションを行った。当日参加していた高校生を中心に、予定時刻を過ぎるまで活発な質疑応答もあり、参加者一人一人の当事者意識の高さが伺えた。何はともあれ、京都から新たな次世代教育モデルの創造に向け、意義のある学びの場となったことは言うまでもない。次回の京都教育懇話会の例会は8月2日(金)。

英語学習AIロボットMusio、初心者向け英会話学習機能「LearnersChat」に連動した新機能を6月より提供スタート

人工知能エンジン及び人工知能ソーシャルロボットを開発しているAKA(アメリカ本社:AKASTUDY LIMITED 米国カリフォルニア州、日本法人:AKA Corp 東京・渋谷区、Raymond Jung 代表、以下AKA)は、Musioの初級レベル向け英会話学習機能「Leaners Chat(ラーナーズチャット)」と連動した専用アプリをアップデートし、一般向けと法人向けそれぞれに新機能を6月より提供開始する。

AKAが開発した英語学習AIロボット「Musio」(ミュージオ)は、自ら考えて会話ができ、その会話内容をだんだん覚えていくソーシャルロボット。主な学習機能として、アメリカのネイティブ英語を話し、自然な英会話ができるチャットモードや専用教材を使用しレベルや目的に合わせた英語学習ができるチューターモードや英会話の際に必要な単語や会話フレーズなどを発音しながら反復練習できるエデュモードがあり、英語学習の頼もしいパートナーになる。
また、英語学習ビギナー向けのラーナーズチャットでは、専用アプリに返答フレーズ例が提案されたり、会話のトピックやシチューションを選択したりでき、スムーズな会話が可能だ。

〈5/30アップデート内容〉
①リアルタイム会話表示での日本語訳表示(一般向け)
返答フレーズ例の日本語訳が表示されます。これにより、返答フレーズをより理解して活用し、会話を進めていくことが可能になります。

②リアルタイム会話表示(法人向け)
これまで一般向けに提供していたリアルタイム会話表示を法人向けにも提供します。これにより、英語の授業で生徒ひとり一人が、会話内容をテキストで見ることができ、きちんと発音できているかどうか各自確認できるようになります。

東洋英和女学院大学 AI面接サービス「 SHaiN 」を就職支援に導入

株式会社タレントアンドアセスメント(東京・港区、山崎 俊明 代表取締役)は、AI面接サービス「 SHaiN (シャイン)」を、東洋英和女学院大学(神奈川・横浜市、池田 明史 学長)キャリアセンターに就職支援を目的として試験導入する。

「 SHaiN 」は科学的根拠に基づく戦略採用メソッドをもとに、企業が求める人物像や採用基準に沿って、AIが人間の代わりに採用面接を行うサービス。今回、東洋英和女学院大学の学生50名を限定としたAI面接体験を実施する。学生の資質を見抜き、就職支援・キャリア教育をサポートする。

【AI面接体験概要】
日程  :2019年6月1日(土)~6月9日(日)
会場  :スマートフォン保持者は任意の場所
対象者 :東洋英和女学院大学3年生50名(事前にキャリアセンターに応募した学生に限る)

日本アクティブラーニング協会 “みんなの教育改革”イベント 東京・大阪で開催 「アート」&「SDGs」を、生徒も大人も探究する。

日本アクティブラーニング協会(東京・千代田区、安西 祐一郎 会長、相川 秀希 理事長)は、教育における重要テーマを、分断的にではなく、統合的に、世代を超えて考える場をつくることを目的として、6月12日に大阪・高槻現代劇場にて、6月22日に東京・草月ホールにて、「アート&SDGs体感型探究プログラム」と題する教育イベントを開催する。本プログラムでは、日本の伝統芸術である「いけばな」、演劇・歌唱・ダンスが融合する総合芸術「ミュージカル」、全世界の共通目標となっている「SDGs」がひとつの舞台に。東京では山脇学園の中高生200人、大阪では早稲田摂陵の高校生300人が、これらのつながりや可能性について探究する。このプログラムは、一般の教育関係者も見学が可能。

■実施概要東京会場
日 時:6/22(土)17:30-20:00(開場 17:00)
場 所:草月ホール(東京都港区赤坂7-2-21)
対 象:教育関係者
定 員:40人[先着順]
参加費:5,400円(税込)

大阪会場
日 時:6/12(水)17:30-20:00(開場 17:00)
場 所:高槻現代劇場(大阪府高槻市野見町 2-33)
対 象:教育関係者
定 員:50人程度[先着順]
参加費:5,400円(税込)

■参加方法
下記のサイトよりお申込みください。
https://minkyo.peatix.com/

■協力
一般財団法人草月会
http://www.sogetsu.or.jp/

山脇学園中学校・高等学校
https://www.yamawaki.ed.jp/

早稲田摂陵中学校・高等学校
http://www.waseda-setsuryo.ed.jp/

■主催
日本アクティブラーニング協会
http://www.activelearning.or.jp/

■共催
音楽座ミュージカル
http://www.ongakuza-musical.com/

駿台予備学校とZ会が新サービスを開始 第1回東大入試実戦模試、第1回京大入試実戦模試 共催

「駿台」、「Z会」が、東大・京大前期入試に完全準拠した「第1回東大入試実戦模試(8/10・8/11)」「第1回京大入試実戦模試(8/25)」を今年度より共催する。

■第1回東大入試実戦模試、第1回京大入試実戦模試を駿台とZ会が共催
東大・京大独自の出題内容・入試問題を徹底的に分析・研究した良問を出題し、実際の東大入試、京大入試に近い受験母集団により本番さながらに実施する。
<試験科目>
文系:英語、数学、国語、地理歴史 理系:英語、数学、国語、理科

■共催新サービス「ブラッシュアップ講座」を開講(添削指導+WEB講義)
共催模試受験者を対象に、発展問題についての添削指導(Z会)とWEB講義(駿台)を行う「ブラッシュアップ講座」を新規開講する。受験生の東大合格、京大合格に必要な論理的思考力、応用力、論述力のさらなる向上を図る(8月受付予定、有料)。
<発展問題添削指導(Z会担当)>英語(自由英作文)1題、現代文1題
<WEB発展講義(駿台担当)>文系数学、理系数学 各60分

■第1回東大入試実戦模試、第1回京大入試実戦模試のWEB解説授業
駿台講師陣による解説授業(差がつきやすい問題、頻出テーマ、今後の学習方法などの講義)を、校舎以外でも視聴することが可能になった(一部科目を除く、無料)。

シティグループ 沖縄県の子育て世帯向け支援活動を継続

シティグループは、沖縄県で2016年から開催している「子育て世代のくらしとお金の教室」を、今年度(2019年度)も継続する。

「子育て世代のくらしとお金の教室」は、経済的困難に直面する若い子育て世帯を対象に、生活環境の改善や問題の解決に必要な情報や知識を提供する教育活動。シティグループの慈善基金であるシティ・ファウンデーションが全費用を拠出している。

これまで沖縄県外の団体に運営業務を委託してきたが、今年度は公益社団法人沖縄県母子寡婦福祉連合会(沖縄県那覇市)を運営業務委託先に指定した。同連合会は、沖縄県内のひとり親家庭などへの支援を行う非営利団体で、県内全域に組織網を有し、現地特有の問題や課題に精通している。同連合会は、これまでも協力団体として活動に関与してきた。沖縄県内に拠点を持つ地元団体と提携することで、より直接的な地域社会への還元が可能となる。今年度も、沖縄県と生活協同組合コープおきなわが後援する。

TOEFL®テストを英語教育に活かす 2019年開催 英語教員対象ワークショップ申込受付開始

TOEFL®テスト開発・運営元の米国非営利教育団体Educational Testing Service(ETS)(本部米国ニュージャージー州プリンストン)とTOEFLテスト日本事務局を務める国際教育交流団体の一般社団法人CIEE国際教育交換協議会(東京・渋谷区、上原 ケイシー トーマス代表理事)は、2019年7月から9月にかけて、英語教員対象「TOEFL iBT®テストPropell®ワークショップ」(Propell® Workshop for the TOEFL iBT® Test)を開催する。

  • 2019年は仙台、東京、大阪、沖縄の4都市にて開催

TOEFL iBT®テストPropell®ワークショップは、TOEFL®テスト開発・運営元の米国非営利教育団体Educational Testing Service(ETS)が世界中の英語教員向けに開催しているワークショップ。4技能の英語力を測定するTOEFL iBTテストの問題や採点体験、他の教員とのディスカッション等を通じて、アカデミック英語についての理解を深め、今後の指導に役立てていただくことが主な目的。
日本では2011年よりETSとTOEFLテスト日本事務局のCIEE国際教育交換協議会(CIEE Japan)が共同で実施している。
2019年は7月から9月にかけて、スピーキングとライティングに特化した半日ワークショップと4技能を取り扱う1日ワークショップを開催する。詳細は下記「ワークショップ概要」へ。

  • ワークショップ概要

[スケジュール]
■半日ワークショップ(2技能 Speaking & Writing)

都市日程時間場所講師
(ETS Authorized Propell Facilitators)
東京7/27(土)13:00~
17:00
東京八重洲
ホール 
津田 信男先生
(甲南大学)
仙台8/21(水)13:00~
17:00
東北大学※宇佐美 修先生
(栄光学園中学校・高等学校)

■1日ワークショップ(4技能)

都市日程時間場所講師
(ETS Authorized Propell Facilitators)
沖縄8/12(月)9:30~
16:45
名桜大学※横川 綾子先生
(明治大学)
東京9/7(土)9:30~
​16:45
東京八重洲
ホール
五十峰 聖先生
(立命館アジア太平洋大学)
大阪9/21(土)9:30~
​16:45
新大阪
丸ビル別館
田岡 千明先生
(神戸女学院大学)

  ※仙台は東北大学、沖縄は名桜大学との共催で実施される。

対象英語教員(小・中学校、高校、大学、専門学校、語学学校等)
定員各30名
内容(2技能)TOEFL iBTテストにおけるSpeakingおよびWritingセクションの採点基準・方法、クラスでの学習活動や学習者への指導方法等の紹介
(4技能)TOEFL iBTテスト(Reading、Listening、Speaking、Writing)の概要説明、SpeakingおよびWritingセクションの採点基準・方法、クラスでの学習活動や学習者への指導方法等の紹介
使用言語ワークショップは英語で行われます。
参加費(2技能)2,000円(ワークショップ使用ETS作成Propell kit代含む)
(4技能)3,000円(ワークショップ使用ETS作成Propell kit、昼食代含む)
参加特典ワークショップに参加いただいた皆様には、参加後、TOEFLテスト日本事務局運営「TOEFL®テスト公式教材ショップ」の教材を特別割引価格でご利用いただける案内を差し上げます。
申込方法下記Webサイトより申込フォームに必要事項を入力し送信してください。
https://www.toefl-ibt.jp/propell/index.html
お問合せ先 TOEFL iBTテストPropell ワークショップ担当
E-mail:ctas@cieej.or.jp

※1日ワークショップの主要部分は前回(一昨年)と同様の内容となる。また半日ワークショップにおいては1日(4技能)ワークショップで取り扱うSpeaking & Writingセクションの内容が中心となる。

次世代教育アプリMaria@homeプレオープン記念「Maria@home β版」 無料体験キャンペーン開始

Maria Project株式会社(東京・渋谷区、奥野 友美 代表)は、次世代教育アプリ「Maria@home」のサービスを2019年6月27日(木)に開始する事を決定した。
これに先駆け、公式サイト(URL:https://mariaproject.com/)の開設と、2019年5月24日(金)から6月23日(日)までの期間に、プレオープン記念として、「Maria@home β版」の無料体験キャンペーンを実施する。

 Maria@homeは世界中の子供達が、個人のバックボーンに左右されることなく、未来で輝かしく活躍できるスキルを身につけるためのカリキュラム提供を目的に開発された、次世代教育アプリ。
 3〜6歳の子供を対象に、数々の研究論文とこれまでのMaria@homeでの検証結果に基づき設計した教育カリキュラムを盛り込んだコンテンツを届ける。
子ども達が「将来必要になるスキル」を身に付けた、という結果が出たコンテンツのみを提供するため
Maria@homeでは3つのルールを定めて開発を行なっている。

Rule1: 実証実験にて明確な結果が出たサービスのみを提供する
Rule2: 仮説→実装→検証→改修→実証→公開のサイクルの徹底
Rule3: 公式サイト「mariaproject.com」にて随時検証結果の公開を行う

ヒューマンリソシア ミャンマー・ヤンゴンに「GIT Training Center」を開設し、日本で即戦力となるITエンジニアの育成をスタート

人材サービス事業を運営するヒューマンリソシア株式会社(東京・新宿区、御旅屋 貢 代表取締役)は、ミャンマー・ヤンゴンに、日本での就業を希望するITエンジニアに向けに、日本語などのトレーニングを提供する「GIT Training Center」(GITトレーニングセンター)を開設した。海外ITエンジニアを採用し日本の国内企業に派遣する「Global IT Talent(GIT)サービス」におけるミャンマーからの採用を強化し、さらなるサービスの拡大を図る。

所在地: Building 5, Room 10-11, MICT Park, Hlaing Township, Yangon, Myanmar
対象者: 日本語基礎レベルを持つIT・BIMエンジニア(参加には当社による事前選考があります)
受講料金: 無料
受講期間: 2~3カ月 (1日8時間)※期間および学習時間は個々のスキルレベルに応じて調整

今後の展開は今回のトレーニングセンター開設により、年間100名のミャンマーからのITエンジニアの採用を計画している。また将来的には、同様の取り組みをミャンマー以外にも展開することで、GITサービス全体において2019年度末にITエンジニア1,000名体制構築を目指す。

N高等学校「N高投資部」 を設立 特別顧問に村上世彰氏

 N高は、子どもに向けた金融教育に力を入れている一般財団法人村上財団のバックアップを受け、実際の株式投資を通して“生きた金融教育”を提供する課外活動「N高投資部」を設立した。
 「N高投資部」の部員はネットコース・通学コース問わず全校生徒から希望者を募り、書類選考ののち、審査を通過した50名程度で活動する。50名は5名1チームを組み3月の最終成果発表ではチームごとの成績を報告する。公開株の買い付けを行うための運用資金は一人当たり20万円を村上財団から支給を受け、生徒にはリスクのない投資の機会を用意する。
 特別顧問には、多くの中高生を対象に投資教育を行っている投資家の村上世彰氏を迎え、投資のプロとして世界で活躍してきた村上氏が、生徒一人ひとりの運用報告について直接フィードバックをする。