株式会社博報堂(東京・港区、水島 正幸 代表取締役社長)と株式会社 博報堂アイ・スタジオ(東京・千代田区、神戸 純 代表取締役社長)は、CGアーティストTELYUKAの制作する3DCG女子高生Sayaとの会話が可能となる機能「Talk to Saya」を開発した。 11月28日に学校法人鎌倉女学院高等学校にて「Talk to Saya」を使って、AI技術を学ぶことができる、高校生向け授業プログラム「1日転校生Saya」を実施した。
Saya Virtual Human Projectは、CGアーティストTELYUKAと博報堂DYグループを中心メンバーとする、3DCGや自然言語処理などのテクノロジーで17歳の女子高生を再現する「バーチャルヒューマンプロジェクト」。 2019年1月より博報堂アイ・スタジオが技術開発に参画し、TELYUKAが制作する超高精細3DCGでのリップシンクによる発話機能「Talk to Saya」を新たに付加することで、Sayaとリアルタイムに「会話」することが可能になった。
■「Talk To Saya」リップシンクの仕組み: 1. マイクを通して生徒の声を取得 2. 音声データをテキストデータに変換(Speech to Text) 3. テキストデータを解析し返答文章を生成 4. 返答文章を音声データに変換(Text to Speech) 5. 返答文章および音声データを元に口の動きを生成 6. 生成した口の動きと音声データを組み合わせて発話
■『QS STARS』について~世界の大学が活用する絶対評価の評定サービスを日本で展開~ 今回日本で展開する『QS Stars』は世界40ヶ国600大学で活用される、他に類のない世界標準の個別大学評定サービス(有料)。8分野50項目を超える指標で評定された結果は、全体および項目毎に「(星)」1~5+を付与する絶対評価として提供。結果は各大学が公表し、大学広報の一環に活用できる※。詳細かつ絶対評価の指標を使うことで、世界大学ランキング(QS World University Ranking)だけでは見えづらい、各大学それぞれの魅力を浮き彫りにし、世界中の受験生に自校のアピールが可能となる。 ※『QS Stars』は広報活動に加え、自校の強み・弱みを分析する資料として、組織改善や戦略設計にも活用できる。