Archive for: 10月 2014

知力の日本代表を世界へ 東進が米国大学留学を支援 1人あたり最大2000万円

株式会社ナガセ(東京都武蔵野市、永瀬昭幸代表)は9月30日、東進が米国大学留学支援制度を発足し、1人あたり最大2000万円(4年間累計)、年間最大2億4000万円を支援することを日本経済新聞の朝刊で発表した。

9月30日の日経新聞朝刊に掲載された東進の全面広告

9月30日の日経新聞朝刊に掲載された東進の全面広告

また、11月3日(月・祝)の全国統一小学生テスト(主催:四谷大塚、小1~小6生対象)、11月2日(日)の全国統一中学生テスト(主催:東進、中1~中3生対象)、10月26日(日)の「全国統一高校生テスト」(主催:東進、高1〜高3対象)をいずれも受験希望者を全員無料で招待し、小・中・高校生の日本代表を決める。

今回発表されたハーバード大学への留学を支援する規模は、日本の4年制大学への入学者を対象に、1人あたり年間で最大500万円を4年間、各学年で10名(全学年で40名)まで支援する。このほかに短期留学者には、1人あたり最大400万円を10名を支援する構えだ。これにより年間総額で最大2億4000万円の支援を行うことになる。選抜方法は、年に1回開催する全国統一高校生テストの決勝大会において、学力に加えて総合的な人間力を評価するという。

秀英予備校 2015年3月末に13校舎を閉鎖、7校舎を移転・統合へ

株式会社秀英予備校(静岡県静岡市、渡辺武代表)は、9月30日、不採算校舎の撤退及び移転を行うと発表した。それに伴い、2015年3月期 第2四半期(2014年4月1日~2014年9月30 日)に456百万円の特別損失を計上する。静岡県5校舎、愛知県3校舎、岐阜県3校舎、北海道3校舎、神奈川県2校舎、三重県2校舎、宮城県1校舎、山梨県1校舎の計20校舎のうち13校舎は、2015年3月末に閉鎖する予定で、残り7校舎は移転・統合する。

秀英予備校の渡辺武社長

秀英予備校の渡辺武社長

秀英予備校は生徒数約35000人、全国に240校舎を擁する東証一部上場の業界でも屈指の大手学習塾だ。今回の20校舎閉鎖の報は、27校舎中20校舎の閉鎖を発表した代々木ゼミナールの二の舞いと新聞各紙は報じているが、秀英予備校がこれまで独自に進めてきた拡大路線に待ったがかかった形だ。単純に縮小・撤退ということではなく、今後は映像授業をメーンにした「iD予備校」による校舎運営への切替とFC展開を軸に再発進をかける。

民間給与3年ぶり増  国税庁調査

国税庁の民間給与実態統計調査で9月26日、民間企業に勤める人の2013年の1年間の平均給与は、前年比1.4%増の413万6千円で3年ぶりに増えたことが分かった。雇用形態別にみると、正規労働者が1.2%増の473万円、パートや派遣社員など非正規労働者は0.1%減の167万8千円だった。給与総額は3.4%増の192兆1498億円。源泉徴収された所得税は13.6%増の8兆2907億円だった。1年を通じて勤務した給与所得者数は2.0%増の4645万4千人で2年ぶりに増加。うち女性は3.4%増の1891万9千人で、いずれも過去最多となった。

教育熱心だと思う?、7割の夫が妻を「熱心」、4割の妻が夫を「熱心」

不動産・住宅情報サイトのオウチーノ(東京)が、12歳以下の子供を持つ20~35歳の親482人に「配偶者を教育熱心だと思うか」と尋ねたところ、7割の夫が妻を「熱心」と答えたのに対し、夫を「熱心」とした妻は4割程度だった。自身についてはどうかを問うと、57%が「熱心と思う」と回答した。子供の教育で重視していることについては「礼儀・マナー」(57%)が最も多く、「コミュニケーション力」(43%)、「自分で考える力」(40%)が続いた。