国立大の学部、入学定員が2年連続減 9万6258人 15年度

文部科学省は8月29日、国立大の2015年度入学定員を発表した。学部は前年度より177人減の9万6258人で、2年連続の減少となった。埼玉大や信州大は学科を改組するなどした上で、全体の入学定員を減らす。山口大と高知大は既存の学部の定員を減らし、新たな学部を設けるが、定員枠は維持する。大学院の入学定員も63人減の5万8729人。新潟大や鹿児島大など5校が法科大学院の募集を停止することが影響した。課程別では、修士課程と博士課程は増えた一方で、専門職学位課程が151人減った。

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